【ご連絡】更新休止のお知らせ3

管理人のジャンです。

申し訳ありませんが、
「感想において、まだその域に達していない」ため、
しばらく、更新についてお休みいたします。
※本当は、業務多忙のためです。

今期は更新再開の目処が立っておりません。

アニメを見て、感想を書くのが
良い気分転換になっていたのですが、
なかなかその時間が取れなくなってきました。

感想を楽しみにされている皆様にも申し訳ありませんが、
宜しくお願い致します。

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【ご連絡】更新休止のお知らせ2

管理人のジャンです。

申し訳ありませんが、体調不調のため
下記の更新についてはお休みいたします。

・鉄のラインバレル #05

次回更新は「鉄のラインバレル #06」を予定しております。

せっかくの連休なのに、風邪を引いてしまいました。
皆様も体調管理にはお気をつけ下さい・・・。

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【ご連絡】更新休止のお知らせ

管理人のジャンです。

申し訳ありませんが、業務都合(出張)のため
下記の更新についてはお休みいたします。

・鉄のラインバレル #04

次回更新は「鉄のラインバレル #05」を予定しております。

申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。

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鉄のラインバレル #03

#03「蒼の戦慄」

8.5点(女の戰い)

 たび重なる戦いがもたらしたものは・・・「破壊」のみ。
 施設の破壊、設備の破壊、人々の生活の・・・破壊。
 正義の味方を名乗る「早瀬浩一」は自分を認めようとしない社会に、報道に、怒りを募らせていく。
 「どうして・・・誰も俺を認めてくれないんだっ!」

 一方、重なる損害を良しとしない「JUDA」は、エース「森次玲二」投入を決意する。
 「浩一」の自発的意志による「ラインバレル」取得、戦力拡充を諦め強制確保後の説得へと切り替えたのだ。
 「あの子なら、やれるはずなんだけどねぇ。・・・仕方ない、森次くんが帰り次第、片付けて貰うか。早瀬くんには、可哀想なことになるかもしれないね

 正義の味方「浩一」の包囲網は、確実に狭まりつつあった。

 ついに「あなた・・・最低です」発動!
 まあ確かに今までの被害とは違い、彼の行動は「駄々っ子」にしか見えませんでしたから、仕方がないところでしょうか。
 多分に超法規的活動(あるいは各国家間による密約)で活動している「JUDA」も、一応は民間企業。収益の上で活動しているのがわかったのは興味深いです(かつて地球防衛企業ダイ・ガードという作品もありましたね)。

 一方、解せないのは「加藤機関」。
 あれほど「ラインバレル」を欲しがっており、今回「JUDA」が本気を出すのがわかっていれば、戦力投入の規模を増やしても良いところ。
あまりに仕えないファクターを嫌がって、手に入れるのを諦めたのでしょうか?
 それとも、一度「JUDA」に確保した後の方が、接収しやすいと考えたのか?

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鉄のラインバレル #02

#02「疾走する正義」

9.0点(究極のパシリッ!)

 疾風怒濤、空前絶後、鬼神のごとき俺の活躍・・・は世間に知られることなく終わった。
 正確には「特自開発中のアルマ暴走」という、日常の1ページに組み込まれた。

 「想像せよ、平和に溺れる人類よ・・・来る破滅を、大いなる脅威を・・・」
 各地で繰り広げられる「加藤機関」によるテロ行為。「アルマ」による破壊行為は世界各国の軍隊を容易に蹴散らし、同じ「アルマ」、または高度な機体「マキナ」を保持する「JUDA」への救援要請がひっきりなしに訪れていた。

 「派手に動き始めたな・・・二面同時攻撃とは」
 陽動作戦。狙いは「ラインバレル」のみ。それがわかっていても、動かざるを得ない。

 「正義の味方」とは、そのようなものだ。

 しかし、ここに世間の評判など意に介さず「己の正義」を貫く漢が居た。
 それが、「ラインバレル」を操る「ファクター」として生まれ変わった「早瀬浩一」。

 「あなたは既に・・・死んでいるんです。ごめんなさい、ラインバレルと私が・・・あなたの上に・・・」
 ブラックアウトした意識、それが意味するのは「死」。
 人としての生命を終えた「浩一」は、「ラインバレル」の「ドレクスラーソイル」によって修復され「ラインバレル」と命を共有する「ファクター」としての生命活動を開始したのだ。

 「人にあらざる能力・・・か。何だっていいさ、力が手に入ったのなら」

 その能力がもたらすのは、悲劇であることを・・・彼はまだ知らない。

 この間見てきた映画「ハンコック」を思い出しました。
 自己の都合しか考えない巨大な力・・・それが何を生み出すのか。
 現在は「痛さ」120%の主人公「浩一」は、果たして気がつき、成長していくのか!?
 ・・・成長しなかったら、それはそれで歴史に残るアニメになりそうです。(^^;)。

 で、魅力的な「能登麻美子」さんの罵倒セリフは、いつ耳に出来るのでしょうか。

 「あなた・・・最低ですっ!」

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鉄のラインバレル #01

#01「クロガネと少年」

9.0点(ナイスな展開だぜっ)

 その日、俺「早瀬浩一(柿原徹也)」は死んだ。

 朝から冴えない一日だった。
 いつものようにパシリを命じられ、その姿を「新山理沙子(下屋則子)」や「矢島英明(四宮豪)」に目撃され、同情され、哀れみを受け・・・。
 あいつらは何時も俺を守ろうとする、俺を助けようとする、俺を格下の男だと哀れむ!
 だが違う・・・俺は「正義」だ。
 俺には隠された能力がある。いつかそれが明らかになる、奴らの方から跪くっ!

 その時までの辛抱の時。今は修行期間中だと思えば良い。10分でカレーパンを買いに行くのだって、経路を判断する冷静な頭脳と、自転車を漕ぎきる体力を養う「訓練」なんだ。
 そう思い、ペダルを踏む足に力を入れ直したとき・・・「あいつ」が降ってきた。
 「アルマ(ARMA)」と呼ばれる人型決戦兵器。市街地戦闘用に造られた、巨大なロボット。
 見たこともないシルエットを持った「あいつ」の顔が目前に迫った瞬間・・・意識が飛んだ。

 そして、目が覚めた俺の傍らには、一糸纏わぬ美少女の姿があった。

 その日、今までの俺「早瀬浩一」は死んだ。
 その時は、そう思っていたんだ・・・。

 「コードギアス反逆のルルーシュ」の監督として有名な「谷口悟朗」がクリエイティブ・プロデューサーを務める本作
 私の中では「谷口悟朗が関わった作品に外れ無し(舞-HiMEやSoltyReiも含む)」と絶対的な信頼を持っているクリエイターのひとりなのですが、果たして本作はどのような展開を見せるか。
 原作は「チャンピオンRED」にて連載中(単行本も10巻くらいまで発売中)なのですが、現在のところは未読。
 この展開がオリジナルなのか原作通りなのかすら、私は知りません。

 さて第壱話。
 ロボットアニメでは避けて通れない「何故、主人公は機体に乗るのか」。

 「機動戦士ガンダム」時代から脈々と受け継がれている「壁」をどのように乗り越えるのか(「新世紀エヴァンゲリオン」では「逃げちゃダメだ」で乗せていましたね)」。
 本作では(「城崎 絵美(能登麻美子)」に導かれてはいますが)自らが呼び、自らの意志で載るという熱血主人公タイプ。
 もともと今の自分、その殻を破りたかったのですから、納得の乗り方です。
 あまり「悩み苦しむ」タイプの主人公は好きではないので、これは好みですね。

 そして目立った主人公の「痛さ」。まあでも、きっとこれこそが作品の「味」。
 彼にはこのまま丸くならずに、「痛い」まま突っ走って欲しいものです。(^^;)。

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<今期(08年9月)終了アニメ私的評価>3/3

「ゲームやアニメについてぼそぼそと語る人」さんのところで
好評に尽き、今回も企画された今期(2008年9月)終了アニメ私的評価です。
前回に引き続き、私もいくつか参加してみようと思います。
※ネタバレを多分に含んでいる可能性があります。
 未視聴の方、現在視聴中の方はご注意下さい。

1/3はこちら
2/3はこちら

★二十面相の娘

 ストーリー  :4
 盗賊、探偵、冒険活劇。
 いささか詰め込みすぎの気もしますが、
 幕の内弁当的な楽しさがありました。
 終盤にかけて奇抜な設定が増えるのは難点ですが、
 古き良きアニメといった印象です。

 キャラクター性:3
 私の一番のお気に入りは、
 スーパーマン「二十面相(内田夕夜)」でもなければ
 聡明なヒロイン「チコ(平野綾)」でもありません。
 忠実で優秀なメイド「トメ(新井里美)」こそが一番のお気に入りです。
 いやぁ~、「新井里美」はメイドをやらせたら天下一品ですね!
 あとは「明智(浜田賢二)」のキャラさえ、もう少し立っていれば・・・。

 画      :4
 シンプルなキャラクターですが、それがスタッフの狙いか。
 動かしやすい彼等は、華麗なアクションを見せてくれます。
 目的に沿った良いデザインと言えるでしょうね。

 演出     :3
 ストーリーの点でも触れましたが、
 徐々に奇抜な設定が増えていくのがマイナスポイント。
 大正ロマンに超科学・・・という組み合わせは嫌いではありませんが、
 本作では行き過ぎのように感じました。

 音楽     :3
 作品世界にあった良いBGMとは思いますが、
 もう少し華を感じさせる曲があると良かったかも。
 せっかく、可愛い少女達が画面を飛び跳ねていることですしね。

 総合的な評価 :4
 肩の力を抜いて楽に見られるアニメでした。
 土曜日深夜よりも、日曜日の夕方に似合う作品だったと思います。
 ちょっとバイオレンスだったから、夕方は難しかったのでしょうか。

 総合点    :21

★夏目友人帳

 ストーリー  :4
 主人公「夏目 貴志(神谷浩史)」の周囲に起こる怪異な事件を
 相棒の「ニャンコ先生(井上和彦)」の助けを借りながら解決していきますが、
 冒険活劇というよりは現代の「まんが日本昔話」のようです。

 キャラクター性:4
 「夏目 貴志」が実に素朴で良い。
 彼の友人達も、いわゆる「嫌な奴」はほとんど居ないのに、
 それでいて「嘘っぽくない世界」を造り上げているのはお見事。
 「井上和彦」を始めとして、演技力が高い声優陣が
 しっかりとキャラクター達を立てていきます。

 画      :4
 物語にあったリアルな登場人物と、
 誰の心にもある「田舎の風景」を
 華美な装飾無く、丁寧に描き出しています。

 演出     :5
 見る人を心地よくさせる「夏目友人帳」の世界。
 「退屈」にもならず「過剰」にもならない、
 その演出力、バランス感覚が素晴らしいです。

 音楽     :4
 作品世界を構築する音楽においても隙は無し。
 好みの問題はあるでしょうが、世界観にあった音楽、
 名残惜しさを感じさせるエンディングは見事なものです。

 総合的な評価 :5
 声優ファンとしては、「神谷浩史」が「ニャンコ先生!」と
 叫ぶだけでも見る価値はありますが、アニメとしても良作だったと思います。
 私は単なる時間つぶしではない「何か」を感じることが出来ました。
 老若男女に勧められる、希有な作品ではないでしょうか。

 総合点    :26

★秘密~トップシークレット~

 ストーリー  :3
 良い意味で「B級」。
 映画になっても日本公開はされず、
 レンタルDVDで、その存在を知る・・・
 だが、それが良いっ!!(おい

 キャラクター性:5
 主人公達「第九」メンバーも良いのですが、
 なんといっても犯人達の狂気が素晴らしい。
 隣には居て欲しくない人達ばかりですが、
 画面の向こうであれば、娯楽として楽しめます。

 画      :3
 主に殺人事件ばかりを取り扱うからか、
 劇画タッチで描かれている人物達。
 その影響か、崩れたときの表情が怖い怖い。
 味があるとも言えますが、深夜に見ていると夢に出そうです。

 演出     :5
 まさかあの人物が亡くなるとは・・・。
 という演出の繰り返しは、ちょっとどうかと思いますが、
 不満点はそれだけ(おい。
 これは、本当に好みとしか言いようがありません。
 なんとも強引すぎるのですが・・・大好きです。(^^;)。

 音楽     :4
 こちらも映像に負けず劣らず「B級」テイスト満載(誉めています)。
 今時、XXサスペンス劇場でも使わないような音楽が
 深い(?)味わいを出しています。

 総合的な評価 :4
 「夏目友人帳」とは真逆に、人を非常に選ぶアニメです。
 好きな人は好きでしょうが、つまらないと思う人も多いはず。
 でもたまには、こんな作品も良いですよ。
 健康食ばかり食べていては、人生の楽しみ全ての理解は出来ない
 ・・・私はそう思います。

 総合点    :24

★RD 潜脳調査室

 ストーリー  :5
 81歳の主人公「波留真理(森功至)」が
 15歳の少女「蒼井ミナモ(沖佳苗)」と結ばれる話。
 ・・・と書くと色々な意味で誤解されそうです。(^^;)。
 一部「攻殻機動隊」と重なった世界観で、
 海底にも似た深層意識に潜り、事件、事故を解決する
 「波留」さんが格好良いという、珍しい「お爺ちゃん萌え」アニメ。
 ・・・これも間違っているかなぁ。
 何にせよ、様々な物語を見せて戴きました。

 キャラクター性:4
 やはり主人公の「波留」が凄い。
 「森功至」さんもTVアニメの主人公は久しぶりなのでは?
 そして、ぽっちゃりヒロイン「ミナモ」がまた愛らしい。
 彼女の動きを見ているだけで、幸せになれます。

 画      :4
 繊細なキャラクターを見事に動かしている様は
 「贅沢」の一言に尽きます。
 繊細だからこそ、動かしていてもデッサン力、演出力が問われる本作。
 一部の作画の乱れはありましたが、堂々の「4点」です。

 演出     :4
 難しい話が多いように思いますが、意外と単純なのは物語の本筋。
 環境アニメにもなり得る美しい風景、ダイブの描写、
 キャラクターの動きが楽しめますので、
 よくわからなかったあなたは、再度DVD等で視聴してみて下さい。

 音楽     :5
 物語のスケール感を支えきった音楽。
 主題歌、エンディング曲共に世界観にあっており、
 見る人をぐいぐいと引き込んでゆきます。

 総合的な評価 :5
 電脳化電脳化による人と人の繋がりがより深くなった時代に、
 何故か多発する深層意識の問題。
 まだ電脳化をしておらず、「言葉」というコミュニケーションしか持たない
 「ミナモ」がどうして誰よりも早く回答に辿り着くのか・・・。
 最終回までしっかりと視聴すれば、答えは自ずと見えてきます。

 深夜アニメでしたが、ゴールデンタイムに放送しても
 充分に評価される作品だと私は感じました。
 「皆さんも宝物を見つけて下さい」

 どうでも良いですが、タイトルを見ていると
 「秘密」と間違えそうになりますよね。「潜脳調査室」って。(^^;)。

 総合点    :27

ベストキャラクター賞
 「ジェレミア・ゴットバルト」
(コードギアス 反逆のルルーシュR2)
 主人公でもなければ、ライバルでもなく、敵役でもない彼。
 しかし、あの格好良さ、インパクトは最高です。
 単なるネタキャラだった前作から、大いに飛翔した彼を称えて、
 ベストキャラクター賞を贈りたいと思います。

ベストOP賞
 「トライアングラー」

 (作曲:菅野よう子、歌:坂本真綾、マクロスFRONTIER )
 初めて見た時、背中に電気が流れました。
 音楽、作画、演出・・・名作の予感を、ここで感じました。

ベストED賞
 「わが﨟たし悪の華」

 (歌:ALI PROJECT、コードギアス 反逆のルルーシュR2)
 マクロスFRONTIER、またコードギアスの前半ED・・・と悩んだのですが、
 CLAMPの1枚絵と曲のコラボレーション(総合演出)をとって、
 コードギアス後半のEDをベストEDとして選出しました。

ベスト声優賞(男性)
 「福山潤」(ルルーシュ役:コードギアス 反逆のルルーシュR2)。
 あのテンション、あのセリフ量、あの迫力。
 難しい役を1年間(前作とあわせて)、実に見事に演じきりました。
 間違いなく、彼の代表作のひとつとなりましたね。

ベスト声優賞(女性)
 「遠藤綾」(シェリル・ノーム:マクロスFRONTIER、
  アンジェリーク役:ネオ アンジェリーク Abyss -Second Age-)
 上記にあるように、「アンジェリーク」込みで「遠藤綾」さんを選出。
 まったくテンションの違う役を、同時期に見事に演じられていました。
 「ゆかな」「小清水亜美」等も考えましたが、
 彼女の方が1ランク上と判断致しました。

以上で、今期の私的評価は終了です。
皆様の感想は如何でしたでしょうか。

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<今期(08年9月)終了アニメ私的評価>2/3

「ゲームやアニメについてぼそぼそと語る人」さんのところで
好評に尽き、今回も企画された今期(2008年9月)終了アニメ私的評価です。
前回に引き続き、私もいくつか参加してみようと思います。
※ネタバレを多分に含んでいる可能性があります。
 未視聴の方、現在視聴中の方はご注意下さい。

1/3はこちら

★コードギアス 反逆のルルーシュR2

 ストーリー  :4
 神根島の決戦で終了した前作は、ある意味未完成の作品でした。
 ルルーシュとスザクの決着、ブリタニア帝国への復讐、
 優しい世界の構築・・・。
 残された問題を一挙に解決するためにスタッフは苦心を重ねたと思います。
 2クールの中に詰め込めるだけ詰め込み、盛り上げるだけ盛り上げ、
 飛ばせるだけ飛ばす。
 ・・・それらは圧倒的なテンポ、疾走感と引き替えに、
 一部の視聴者を置き去りにする強引さも生み出してしまいました。
 私は非常に大好きなストーリーですが、満点をつけるのは難しい。
 それが「コードギアス 反逆のルルーシュR2」です。

 キャラクター性:5
 使い捨てにするにはもったいないキャラクター達。
 時間をかけ、丁寧に描ききった彼等、彼女たち脇役こそ、
 「コードギアス」の奥深さを示しています。
 「ルルーシュ」や「スザク」、「C.C.」に「カレン」・・・
 名前を挙げればきりがない主要なキャラクター達に、
 名も無き脇役を加えて、満点をつけさせて頂きます。

 画      :5
 前作もCLAMPデザインをTV用に上手くリファインしていましたが、
 今作はそこに+αが付け加えられたように思いました。
 EDの一枚絵とは明らかに異なる登場人物。
 それでも絵になる美しさに、感動を覚えました。

 演出     :5
 私は期待する作品ほど、外部からの情報を遮断する傾向にあります。
 その理由は、ひとえに演出を作品自身から知りたいからです。
 本作は人気作が故に、様々な公式、非公式の情報が発信されていました。
 それらをシャットダウンするのは、なかなか疲れましたが、
 疲労に見合う成果を与えてくれたように思います。

 音楽     :4
 「谷口 悟朗」作品には欠かせない「中川幸太郎」が、
 その魅力を遺憾なく発揮した前作。
 そして続編という固定されがちなイメージの中、再び実力を見せた本作。
 前作の音楽の方が好みではありますが、今作も見事な出来栄えでした。

 総合的な評価 :5
 小さな不満、いやむしろ鑑賞中に疑問すら抱くこともあった本作。
 それでも、鑑賞後のエンディングシーンでは
 「もう一度見たい」「続きを見たい」という
 偽りのない想いが胸一杯に広がっていました。
 飢餓感にも似た「欲求」を作品に感じさせた本作に、
 ためらいもなく満点を差し上げます。

 総合点    :28

★To LOVEる

 ストーリー  :2
 私は原作未見派ですので、原作のストーリー展開は知りませんが、
 アニメに限って言えば、ストーリーを重視していないことが明白です。
 限られたリソースをどのように配分するかがスタッフの腕の見せ所ですので、
 本作品の見せ場はストーリー以外にあると判断した結果でしょう。

 キャラクター性:4
 女性キャラクターだけで考えると「5点」をつけても良いのですが、
 男性キャラクターが主人公の「結城 梨斗(渡辺明乃)」意外に
 「猿山」しか目立っていない点が「4点」をつけた理由です。
 いわゆる「ハーレムアニメ」ですから主人公の以外は
 男性キャラクターが不要という意見もあるかとは思いますが、
 狂言回しとしてのキャラクターがもうひとり居た方が
 よりストーリーの幅も広がったと思います。
 「ザスティン」がその役割になるかな・・・と思ってみていたのですが。

 画      :3
 前半は文句なしだったのですが、
 後半になって息切れが目立つようになっていました。
 ラスト2話で盛り返しましたが、作画重視になるはずの作品ですので、
 トータルとしては平均点でしょうか。

 演出     :3
 新キャラクターが次々と登場する序盤はテンポが良く楽しめました。
 中盤以降、演出のみで勝負する回は、
 楽しめた回と楽しめなかった回が混在しています。
 ラスト2話で「うる星やつら」に持って行こうとしたのは、
 スタッフの「ハーレムアニメ」元祖に対するオマージュもあるのでしょうか。

 音楽     :4
 ポップな音楽が作品に良くあっていました。
 特に主題歌は、キャラクターの魅せ方とあいまって好印象です。

 総合的な評価 :3
 序盤は頑張っているなぁと感心していたのですが、
 やはり中盤以降、ストーリー、演出にキレが感じられず
 評価を落としてしまいました。
 「おジャ魔女」以来の「千葉千恵巳」ファンということもあり、
 第20話「爆熱少女マジカルキョーコ炎」は非常に楽しめたのですが、
 これは特殊な例でしょうね。収録話数のDVDは購入してみようかな・・・。

 総合点    :19

★魔法遣いに大切なこと ~夏のソラ~

 ストーリー  :3
 ネタバレになりますが「鈴木ソラ(花澤香菜)」の不治の病という設定を
 うまく生かし切れていないように感じました。
 それまで(多少の伏線はあったにしても)
 「健気」で「前向き」な主人公「ソラ」が、
 ラスト数話で「目前に迫った死」に向かうことになる。
 (もちろんソラ自身は以前から向かい合っていたのでしょうが、
  視聴者には伝わっていない)
 1クールで描き切るには難しい題材と思いますし、
 結果としては失敗したように思えます。

 キャラクター性:2
 メインで話に関わるキャラクター以外(特に研修生)に個性が感じられず、
 皆が「魔法遣い」を目指す理由の描かれ方に不満があります。
 周りを取り囲む大人達は(小山力也を始めとした声優陣の演技もあり)
 印象的なキャラクターが多かったのですが、
 やはり若者のキャラクターに重点を置くべきと考えました。

 画      :3
 これは評価に迷いました。
 実写のような背景(トレースではなく模写のようですが)を
 どのように評価するか・・・。
 私は「演出」の一環と考えて、作画評価からは外して考えます。
 背景以外で捉えてみると、好き嫌いはあれ標準的かなと評価しました。

 演出     :4
 魔法の見せ方は前作の方が好みですが、
 依頼者との関係は丁寧に描かれていたように感じます。
 また背景については、正直驚きましたのでプラスポイントと考えました。

 音楽     :4
 内容、またキャラクターデザインにあった良い音楽
 (BGM、主題歌とも)でした。
 絵を思い出すとBGMも頭に浮かぶ・・・
 それくらい組み合わせは良かったと思います。

 総合的な評価 :3
 前作の「魔法遣いに大切なこと」が放映されてから5年。
 まったく違ったアニメになって帰ってきました。(^^;)。
 まあ続編とは言っても、作品の世界観こそ同じですが
 主人公などは別人ですので、
 別作品として評価するのが正しいのでしょう。
 色々と文句を言いつつも、しっかりと毎週チェックしていたので、
 何か心に残る作品だったと思います(本当にダメなら視聴を止めますので)。
 ただそれが何だったか・・・すぐには浮かばないのが残念です。

 総合点    :19

★鉄腕バーディー DECODE

 ストーリー  :3
 原作ファン(それも「あ~る」時代の頃から)の私が
 大好きなキャラクター「ゴメス」、
 そして仇敵「クリステラ・レビ」、さらに強敵だった「氷川 省吾」。
 彼等がほとんど登場しなかった本作に、
 私はどうしても物足りなさを感じてしまいます。
 これがいわゆる悪い意味での「原作ファン」だろうとは思うのですが。

 キャラクター性:3
 オリジナルキャラクターとして敵役を担った「サタジット・シャマラン」。
 彼は「バーディー」の敵と言うより「千川つとむ」の敵として描かれます。
 友達から恋人、愛する人へと昇華する「中杉 小夜香」を奪った男。
 そのことが影響しているのか、
 「敵」としては小粒な印象を受ける「シャマラン」。
 「鉄腕バーディー」の相手には、いささか力不足でした。

 画      :4
 独特な柔らかさを持ったデザイン。それが良く動くオープニング。
 戦闘シーンを見ても、動きが魅力となる絵と感じました。
 それだけにもう少し戦闘シーンが見たかったです。

 演出     :3
 1クール作品の割には分散した印象を受ける本作。
 事件をもう少し絞り込んで、
 ひとつひとつをしっかりと描いた方が良かったかな・・・と、
 終わった後だから言える感想を書いてみました。(^^;)。

 音楽     :3
 絵の印象が強いオープニングですが、主題歌もなかなか好印象。
 本編中のミュージックも同じベクトルを向いており、統一感は取れています。
 もう少し、あと1クールは聞いていたかったですね。

 総合的な評価 :3
 当初から「オリジナル」と聞いてはいましたが、
 ここまで変わるとまさに「DECODE」。
 「ゆうきまさみ」版「鉄腕バーディ」を符号化したデータと捉え、
 ポイント、ポイントを集めてスタッフによる解釈を行い、
 作品世界へと描き出す。
 その試みを実行に移すのに、1クールではいかんせん短かった。
 続編も予定されているようですし、
 キャラクターが固まった2クール目を期待したいです。

 総合点    :19

長く書いてきた今期の評価ですが、次回が最後の予定です。
もうしばらくおつきあい下さい。

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コードギアス反逆のルルーシュR2 #25 最終話

#25 最終話「Re;」

10点(ゼロレクイエム、完遂)

 「8年ぶりにお兄様の顔を見ました。それが人殺しの顔なのですね・・・恐らく、私も同じ顔をしているのでしょうね・・・。お兄様にフレイヤを・・・このダモクレスのカギをお渡しすることは出来ません。・・・お兄様がギアスを使われたとしても
  予想とは希望の写し。
  推測とは絶望の鏡。

 こうあって欲しくはないと考える・・・その最悪な出来事が目前で起きていた。
 全てを殺し尽くす朱い光、その引き金を引いていたのは最愛の妹「ナナリー」。
 推測していたからこそ耐えられるが、同時にそんな推測をしてしまう自分に反吐が出る。

 『今ならナナリーにギアスをかけて・・・いや、だめだ。ナナリーの意志までねじ曲げたら、俺は・・・

 「カレン・・・俺とルルーシュにはやらねばならぬ事がある」
 「そう・・・そんなに力が欲しいの?・・・あなたはここにいてはいけない。あなたを倒し、ルルーシュを止めるっ!」
  機体性能では「カレン」が操る「紅蓮聖天八極式」。
  操縦技術では「スザク」が操る「ランスロット・アルビオン 」。

 想いの強さでは・・・互角。
 鬼神と化した二人のパイロットによる接近戦闘は、互いのエナジーフィラー限界点まで達していた。
 バリヤーシールドも底をつき、輻射波動も撃つことが出来ない。それでも彼等の戦いは続き・・・。

 「戦争は発明の母・・・て言うよね
 「認めないよ。プリン伯爵はその先にある人間ってやつを見ていないから
  戦争とは最大の経済活動。
  戦闘とは人と人の殺し合い。

 直接的に戦いあう軍人も居れば、彼等が使う兵器を作る技術者も居る。
 人を再び殺すために治療を施す医者、そしてその命を越え、傍観者となった存在も居る。

 「人の心をねじ曲げ、尊厳を踏みにじるギアスは卑劣なのです
 「ではダモクレスはどうだ?強制的に人を従わせる、卑劣なシステムではないのか?」
  人としての器を越えたギアスという能力。
  人が扱える兵器ではなくなったフレイヤ。

 「ダモクレスは・・・憎しみの象徴になります。・・・憎しみはここに集めるのです、皆で明日を迎えるために」
 合点がいった。目の前の存在をあらためて見つめ直す「ルルーシュ」。
 俺はこの言葉を待っていたのではないか・・・足りない時間の中、互いに言葉を交わす意味を、ここで見つけた。

 そう、ギアスとはこのためにこそ存在するのだ。だから今、愛する「ナナリー」へと唱える。
 「ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアが命じる・・・ダモクレスのカギを渡せ」

 自らの想いをねじ曲げられ、伸ばす手を戻そうとする「ナナリー」。
 だが違う。それは誤解。彼女の意志をねじ曲げてなどいない。

 兄の罪を自らが背負い、贖罪しようとする「ナナリー」。
 だが違う。お前の目指すものと私の目指すものは・・・。

 「・・・どうぞ、お兄様」
 障害は全て、取り除かれた。

-----------------
 まずはひと言、お疲れ様でした。
 スタッフ、キャストの皆様、様々な関係者の皆様、そして我らが視聴者一同・・・本当に、お疲れ様でした。

 最終的に、「ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア」という本作の主人公は、死を迎えました。
 肉体としての彼は死に、そのことにより「ゼロレクイエム」は完遂を迎えます。

 人々の憎しみの象徴は「ルルーシュ」個人に背負わされ、後世の歴史家は彼を「独裁者」と呼び、あげつらうでしょう。
 しかし、数人の人達は彼の本当の想いを知っています。「ゼロレクイエム」に託された彼の希望を知っています。
 人々が愚かであれば、いつの日か「ルルーシュ」への憎しみは薄れ、再び世界は争いの日々を迎えるでしょう。
 それを止める力は、もはや「ルルーシュ」にはありません。
 彼は世界を壊し、世界を創造したのです。その行く末は、その世界で生きる人々が決めるべきなのです。

 希望として残った「ゼロ」、託された友人達、そして世界に生きる人々達・・・。
 明るい未来を紡ぐ道は平坦ではありませんが、きっとやり遂げてくれると「ルルーシュ」は信じて亡くなったのではないでしょうか。
 この結末がベストかどうかは私にはわかりませんが、私は最終話に10点を上げたいと思います。
 2クール(前作から数えれば4クール)も楽しませて頂き、本当にありがとうございました。

 【最終話視聴で解けた疑問。新情報】
 ・ナナリーの想い
  血は争えないと言いますか、彼女はやはりルルーシュの妹。
  与えられた選択肢の中で彼女が選択した答えは
  ダモクレスを憎しみの象徴に打ち立てること。
  その想い、その信念をくみ取ったルルーシュによって、
  彼女はギアスをかけられ、救われたのです。

 【最終話視聴後の私的疑問】
 ・カレンの兄ナオト
  エンディングの止め絵が1枚提示されたのみのカレンの兄ナオト。
  最終回でもちょっとだけ触れられては居ましたが、
  彼を理解するには足りなすぎる情報。
  きっと設定は用意されていたのでしょうから、
  CDドラマ、特典映像などで、もう少し取り上げて欲しいです。
   ※実は取り上げられていたら、ごめんなさい。
  何しろ彼の影響でカレンが黒の騎士団に入ったのでしょうから。
 ・セシルの想い
  彼女はプリン・・・もといロイド伯爵のことを想っていたのか?
  また、彼女がスザクに重ね合わせていた誰かとは?
  と、朴念仁の私は疑問に思うわけです。
 ・アーニャの記憶
  ギアスキャンセラーによって開放された・・・のですよね?
  その後の描写があまり無かったので、気になります。
 ・後日談
  扇は首相になり、ジェレミアはオレンジ農家(笑)となった、
  またミレイはレポーターを続け・・・と垣間見える人もいますが、
  重要メンバで取り上げられていない人も多いですよね?
  玉城・・・はどうでも良いけれど、
  黎星刻は? ロイドは? ジノは? 他にもいっぱい!
  ※見逃している可能性も大ですが・・・。(^^;)。

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<今期(08年9月)終了アニメ私的評価>1/3

「ゲームやアニメについてぼそぼそと語る人」さんのところで
好評に尽き、今回も企画された今期(2008年9月)終了アニメ私的評価です。
前回に引き続き、私もいくつか参加してみようと思います。
※ネタバレを多分に含んでいる可能性があります。
 未視聴の方、現在視聴中の方はご注意下さい。

★マクロスFRONTIER

 ストーリー  :4
 今までのマクロスと上手く融合している・・・と思いますが、
 逆に、今までのマクロスを全く知らない人は、魅力減かもしれません。
 これを機会に、初代や7、プラス、ゼロを鑑賞するのが良いかと。
 え、マクロス2?何ですか、それは。(^^;)。

 キャラクター性:4
 一押しは「ミハエル・ブラン(神谷浩史)」。
 それだけに「5点」はつけられませんでした・・・。
 あの退場の仕方は、奇跡の復活もあり得るかと考えていましたが、
 最終回も復活ならず(ですよね?見逃していたりして)。
 まあ、復活していれば、ストーリーでマイナスポイントかもしれませんし、
 難しいところです。

 画      :5
 一部、作画が乱れたような気もしますが、
 第1話の戦闘シーンに感動したので満点。
 私がBlu-ray版を購入しようと決意したのも、あの戦闘シーンでした。

 演出     :4
 前半と後半は最高。ただ中盤にちょっと失速も感じました。
 (私の中では)三角関係の見せ方が、もう少しだったような・・・。
 全体的な演出は高レベルと感じましたので、あくまで個人的な感想ですが。

 音楽     :5
 流石、「菅野よう子」。「6点」が許されるなら差し上げたい出来です。
 久しぶりにアニメのサウンドトラックCDを購入しました。

 総合的な評価 :5
 前半だけで言えば、今期No.1。
 「コードギアス 反逆のルルーシュR2」よりも
 こちらが好きな人という人も多いと思います。
 トータルで考えると、今期No.2でしょうか。
 良きにつけ悪しきにつけ、作品の波(テンション、作画、内容)が特徴的な作品だったと思います。

 総合点    :27

★ネオ アンジェリーク Abyss -Second Age-

 ストーリー  :3
 「Second Age」単品で見ると「3点」、
 前作をあわせると「4点」というのが私の評価。
 今作から見始めた人(ほとんど居ないでしょうが)には、ちょっと不親切かと。
 でも、毎週楽しみにしていた作品のひとつです。

 キャラクター性:5
 よくもまあ美形キャラクターにこれだけ幅を持たせることができるなぁ・・・
 と感心。
 原作がゲームですから、コーエーを誉めるべきかもしれませんが、
 アニメとして見ても、良いキャラクター性を持たせたと思います。
 恐らく制作側が力を入れているポイントではないでしょうか。

 画      :4
 ほとんど破綻は無し。だからこそ、作画が乱れたときの印象が強いです。
 DVDで修正されるのでしたら、その時に「5点」をつけても良いと思います。
 それぐらい、カット割りやキャラクターの見せ方は良い出来でした。

 演出     :3
 意表を突いた展開を見せるよりは、王道を選択した作品。
 それだけに視聴者を驚かせるような演出には不足していました。
 ただ、好きな人には、これが良いとは思いますが。

 音楽     :4
 BGMとして上手く作品を盛り上げていたように感じます。
 これもゲーム音楽とか使われているのでしょうか?

 総合的な評価 :4
 正直、あまり期待せずに流し見しようと思っていましたが、
 予想以上に楽しめました。
 私は男性ですので、ゲームも未購入ですし、
 他のネオロマンスシリーズも未見ですが、
 なるほど人気が出るものだと感じました。

 総合点    :23

★スレイヤーズREVOLUTION

 ストーリー  :3
 1クールにしてはよくまとめたものと思いますが、
 ちょっと前半に無駄が多いかなぁ。
 第1話を見た時に「これぞスレイヤーズ」という想いと、
 「スレイヤーズの時代はこうだったなぁ」という想いの両方を感じました。

 キャラクター性:4
 完成された5名「リナ」「ガウリィ」「ゼルガディス」「アメリア」
 「ゼロス」に並ぶキャラクター作りは難しいと思います。
 あれ以上に破天荒なキャラクターは作品世界を壊しかねないですし、
 無難に作れば埋没してしまう。
 スタッフ泣かせだったかもしれません。

 画      :4
 昔はもっと破綻していたなぁ・・・と、
 最近のアニメを視聴する際、作画のレベルの高さを感じていました。
 その分、昔のアニメは「破綻」をも「勢い」に変えていましたので、
 「スレイヤーズ」を今の時代に作り直すのは、難しいかな?と。
 しかし、「スレイヤーズREVOLUTION」は上手に昔の勢いを残しつつ、
 今の作画レベルまで持って行こうとした作品だと思います。

 演出     :3
 何しろ昔の「スレイヤーズ」そのままですから、後は好き嫌いと思います。
 私は「時々見るのには喜ぶが、1クール見るには飽きが入るという、
 視聴者としては難儀なタイプ」ですので、「3点」とさせていただきます。

 音楽     :3
 こちらも演出と同様の理由で「3点」とさせていただきます。

 総合的な評価 :4
 テンポ、笑いのツボ、展開・・・
 どれをとっても「スターチャイルド」黄金時代の作品。
 今の時代に、あえてそのままを持ってきたスタッフには感心しました。
 ただ、それが100%あっているかと問われると・・・。
 現在のアニメを視聴している中学生、高校生は、
 この作品を見て新しく感じるのか、
 それとも古くさく感じるのか・・・ちょっと興味があります。

 総合点    :21

恐らくあと2回、続きます。

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