うえきの法則_TV10
第10話「むくわれぬ正義の法則」
私が見ている2005年春アニメ、10話一番乗りはこの「うえきの法則」です。
さて、最近、バトルが週をまたぐことが多いのですが、今回も前回のバトルの続きから。
9thステージ -2-
「究極のエコロジスト VS 雨の日は戦えない男」
全長数十メートルのクレイマン、数十体はいる分身黒影・・・。
すっかり特撮ものの体をなしてきましたが、ガリバー並みに巨体へ立ち向かう我らが「植木耕助」。
それでもやはり追いつめられて、あわやという場面をむかえます。
そこへ登場したのが「BJ」。危機一髪で助けられた「植木」はひとまず「森あい」、「黒影の弟」と身を隠します。
※神候補の手助けはNGだけれど、他の人に助けられるのはOK・・・なのかな。
「兄貴は変わってしまった・・・」と語り出す「黒影の弟」。
1年前、バスケ部のキャプテンだった「黒影」。彼の率いるバスケ部は地方大会の決勝を迎えます。
しかし、スポーツマンシップ・・・そんな言葉がむなしくなるような仕打ちを受ける「黒影」のチーム。
・試合前に呼び出され、ケガを負わされるチームメイト
・なんとか勝利をつかみ取ったものの、控え室での乱闘騒ぎ
・先に手を出した相手チームへ渡された全国への切符
そうした事件が「黒影」を、優しかった兄から、平気で人を傷つける能力者へと変えたのでした。
※ちょっとここの演出というか、流れは説得力を欠きますね・・・。なんでだろう、あまりにもベタな展開だからかな。
「正義というものは何も意味を持たないのだよ」冷たい眼で語りかける「黒影」
※この作品のキーワード「正義」。「正義」・・・難しい言葉です。口に出すのはたやすいが、出した瞬間、嘘に聞こえてしまう。
圧倒的な物量に押される「植木」。それを見つめる「よっちゃん」と「ロベルト十団の一人?」。
※なんと、「黒影」を差し向けるよう進言したのは「よっちゃん」。うぬぬ・・・卑怯者めぇ!(>_<)!
「正義なんて報われない・・・無くなってしまえばいい」
「報われる・・・そんなの関係ない。それが俺の生き方なんだ」
その瞬間、太陽は雲に覆われ、姿を消すクレイマン。それをチャンスと攻撃することはなく、あくまで正々堂々の戦いを挑む「植木」。
それに対して、卑怯にも「ロベルト十団」の支援も受け、攻撃を繰り返す「黒影」。
あまりにも対照的な二人、それは二人の生き方なのか、いや違う、それは二人のとらえ方・・・感じ方なのだ。
たとえ同じ人生を歩んだとしても、「植木」と今の「黒影」は違う道を歩む・・・そのことに気がついたとき、「影」は「光」の生き方に憧れました。
「正々堂々と戦い、勝利したとき、俺は昔の・・・あの頃の俺に戻れるかもしれない」
二人の決着が、正に今、つこうとした瞬間!・・・「ロベルト十団」の一人「カムイ・ロッソ」に「黒影」は気絶させられてしまいました。
「そいつはバトル終了。そいつが悪いんだよ。ロベルト十団はいかなる手段を用いても勝ちを優先させないといけないのにさ・・・使えないロボットはいらないよ」
「カムイ・ロッソ」の言葉に「植木」の怒りが頂点に達しました!
前回怪しいと書いた「子供」。本当に「黒影の弟」でしたねぇ・・・スマナカッタ。<(_ _)>
それはともかく、こういうバトルの決着になるとは思いませんでした。なるほど、「植木」に倒されてしまったら「才」が一つ「植木」に渡ってしまいますからね。せこいようですが、効果的なやり方です。
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