創聖のアクエリオン_TV12
第12話「琥珀の時」
水底に沈む、戦いの歴史、その遺跡から、一つの組成が発掘されました。
「この組成は約80%の炭素、10%の酸素を有する有機化合物、いわゆる琥珀です。・・・およそ1万2千年前の」
その中心には「羽」が収まっていました。※「サクラ」の記憶! (違
その「羽」を指し示すような詩が、「創世の書」に記述されていました。
※つまり、堕天翅族にかかわるもの・・・らしい。
今日は珍しい、学生達の休日。「ジュン」は「つぐみ」とデートをし、他の者も思い思いに過ごしています。
女っ気がないと寂しい「ピエール」は「麗花」に声をかけますが、相手にして貰えず、「シルヴィア」は「シリウス」と一緒にウインドウショッピングをしてご機嫌。
そこへ飛びかかるは「アポロ」。「シリウス」に隙あればと挑んだのですが、デートの邪魔をされた「シルヴィア」はつむじを曲げます。
※「シルヴィア」が思わず取り上げて「シリウス」に叱られた、羽のような物のついた彫像は一体なんでしょう?
どうやら、「羽」は堕天翅族にとって「思いを込める特別なもの」のようです。
その封印を解かれたことを知り、「トーマ」は老賢翅「夜翅(ヨハネス)」へ奪還の許可を願い出ます。
許可する「ヨハネス」ですが、DEAVAの封印は並大抵の物ではなく、「トーマ」は一つの策を練ります。
まさに「羽」の封印が解かれる瞬間、「アポロ」達、生徒も皆その場に呼ばれていました。
琥珀から抜き出される羽、その時、「シリウス」と「リーナ」のみが感じます。
「生命の樹・・・記憶に留めよ・・・すぐわき・・・生命の樹・・・世界の始まり」
司令「不動」によって、「羽」への接触を禁じられる生徒達。
その頃、「シリウス」の体内に忌まわしき物が息づいていました。「シルヴィア」を気遣うために「私に近づくな」と叫ぶ「シリウス」でしたが、彼女はそれを「拒絶」と受け止め、一人、心を傷めます。
そんな「シルヴィア」に「らしくない」と声をかける「アポロ」。※こちらは彼なりの気遣いでした。
「一緒に羽を見に行こう」と誘う「アポロ」。そこには「バロン」のことが書かれているかもしれない。「アポロ」は只一人の友達と「バロン」のことを呼びますが、「シルヴィア」はそれ聞いて哀しく思います。
そして、出撃を決めた「トーマ」が一緒に連れて行こうとしたもの、それもまた「バロン」。
茶室にて語り合う大人の男と女。それは司令「不動」と「ソフィア」。
「君は、誰かに思いを伝えたことはあるかね・・・」「不動」の言葉に動揺する「ソフィア」。
「・・・司令は?」「・・・ある」思わず茶をこぼす「ソフィア」。
「茶に溶けた心を飲まれたくない・・・女は永遠に、男には理解できんものだ・・・」
その二人の上を「羽」を探して歩く「アポロ」と「ソフィア」。
※施錠された自動ドアを殴りつけて開けようとする「アポロ」に対して念力(ピッキピッキドカーン・・・古っ)能力で開ける「ソフィア」。その代わり、赤外線も知らずに焼けたイオンの臭いでセンサーをかわす「アポロ」。良いコンビです。(´ー`)
ようやく見つけた「羽」・・・それには「アポロ」がどこかで(過去生?)かいだ臭いがありました。
思い出そうとした瞬間、頭に浮かぶのは「ちぎられ、血を滴らせた翼」。思わず右肩を押さえ苦しみ出す「アポロ」。その背中に翼の跡が金色に浮かび上がります。
跡へと手を伸ばす「シルヴィア」・・・そのとき、二人の「過去生」が交差します。
「アポロニアス・・・あなたに出会わなければ良かった」「セリアン・・・君に出会わなければ良かった。そうすれば、殺戮の天翅でいられたのに」
「出会ってしまった不幸・・・」「・・・そして出会った幸せ」
堕天翅と人間・・・禁断の恋・・・禁断が故に、翼を打ち付けられ拘束される「アポロニアス」。その処刑を命じられたのは「トーマ」。
そして、無謀にも「アポロニアス」の救出に参じ捕らえられる「セリアン」。「アポロニアス」は「モロハ」によって処刑されようとした「セリアン」を、自らの翼がもがれるのも構わずに救います。
「それほどまでに・・・」と悲しみ叫ぶ「トーマ」。その時から、「アポロニアス」と「セリアン」による堕天翅族との戦いが始まったのです。
思わず抱きあっていた「アポロ」と「トーマ」。二人は先ほどの「過去生」の夢を、記憶を憶えていました。
その時、襲撃に来る「トーマ」。出迎えたのは「アポロ」「シルヴィア」「ピエール」によるアクエリオン・・・今、運命の闘いが、始まる。
「琥珀の時」、「羽」に込められた特別な思いは、記録には残っていない「アポロニアス」と「セリアン」による禁断の恋でした。
うわぁお・・・。思わず赤面です。(*~▽~*)※「トーマ」は横恋慕?
来週は1万2千年の思い人に会いに来た「トーマ」との戦いですから、只事では済まなそうですよ!
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