かみちゅ_TV01
2005夏アニメの第1弾は「R.O.D」メンバが制作するアニメ「かみちゅ」です。
※ハッピー牛乳、ちらりと映る読子に、その要素が少し見えますね。
いきなり「神様」になってしまった女子中学生「一橋ゆりえ」が主役のようです。
※もっとも、自分が何の神様かもわからない状態ですが。
親友の「四条光恵」とのお弁当タイム、突如「ゆりえ」が、神様になったと言い始めます。相手にしない「光恵」でしたが、「ゆりえ」は本気。そこに実家が神社の「三枝祀」が絡んできます・・・というか、たきつけています。(^_^;)。
まずは何の神様かを調べないと・・・というわけで、学校の屋上で「恥ずかしい儀式」を始める「ゆりえ」。見守る「光恵」はあきれるだけです。儀式の途中、天上から一枚の紙が降ってきます「お前はもう死んでいる」。内容はともかく、その筆で書かれた書体をみた「ゆりえ」はピンと来て、屋上のさらにはしごを登った場所へ。
そこには、書道部部長(といっても部員は一人)「二宮健児」の姿がありました。
危うくはしごから落ちそうになった「ゆりえ」の左手を掴んで助ける「二宮」。彼に感謝する「ゆりえ」でしたが、自分の名前・・・どころか、存在すら知られていないことにちょっと哀しくなってしまいます。
※「ゆりえ」は「二宮」にラブラブですね。赤くなるほっぺが可愛いです。それから、「二宮」くんに握って貰った左手をハンカチで結んでおくのも愛らしい。(´ー`)。
「風の強い日に学校の屋上で告白すると、その恋は実る」という怪しげな「祀」の言葉を信じ、教えられた呪文「かみちゅ(=神様で中学生)」を唱える「ゆりえ」。
当然のように何も起こらない・・・かと思いきや、遠く離れた海上で風が吹いた模様。
放課後、「祀」の実家「来福神社」へやって来た「ゆりえ」「光恵」「祀」。巫女様の衣装を着て、太鼓を打ち鳴らし、シャクを降り、準備万端で奇跡を待ちます。
そして、びびびっと「ゆりえ」に震え(足のしびれと寒気でした)が来ます。期待する「祀」。次の瞬間、「ゆりえ」は派手なくしゃみ!そして、呼応するかのように突風が神社の境内に吹き荒れます。
思ったような奇跡は起きず、ショックのあまり寝ていた「ゆりえ」。
しかし、テレビの気象ニュースに慌てて飛び起きます「徳之島沖に発生した台風「ゆりえ」は・・・」。なんと、あの昼休みの「かみちゅ」が起こしたものでした。
※台風の画像に「ゆりえ」の顔が。ニュースでも「画像に加工は一切無く」と解説していましたから、これは本物。凄い!
事態の解決を図って台風の目的地、学校へ集まる「ゆりえ」たち。その道すがら、「ゆりえ」は転がる空き缶、吹き飛ばされないように踏ん張る木の葉などに、顔や手足があるのを見ます。
※まるで「千と千尋の神隠し」。あの時からこうなったのか、「ゆりえ」に見えるようになっただけで、前からこうだったのか・・・。
「来福神社」の全面協力により、しめ縄、お札による結界を作成する「ゆりえ」「光恵」「祀」。
「お願い・・・台風さん、消えて」「ゆりえ」のお願いでしたが、お昼のようにはいきません。逆に、屋上にテントで設置した書道部の部室を守るため、その場所へ来ていた「二宮」が風に飛ばされ、舞い上がっていきます。
「二宮くん・・・お願い・・・二宮くんを助けたい・・・か・み・ちゅ~」その必死な願いは、奇跡を呼び起こしました。髪の毛が伸び、風の妖怪につかまって上空へ舞う「ゆりえ」
「台風の目(=「ゆりえ」の怒った顔のアップ」の中で、対峙する二人。
「二宮くん・・・健児くん・・・」今度は「ゆりえ」が「二宮」の腕を掴みました。見つめ合う二人。その瞬間、怒っていた「台風の目」は笑い顔になります。
消えてゆく風の妖怪達、そして台風。二人はゆっくりと落ちながら、手をつなぎあっています。「風の強い日に・・・告白したら・・・」との言葉を思い出した「ゆりえ」は「好きです」と顔を真っ赤にしながらも告白するのでした。
残念ながら告白は失敗(というか、また「誰?」と言われちゃいました)したけれど、今日の出来事は夢ではなく全て真実。
世界初の女子中学生神様としてデビューし、近所のおばさんにも知られてしまった「ゆりえ」の生活はどうなっちゃうの?
初回の印象としては、30分もののOVAを見たような感じです。ここで完結したとしてもおかしくなさそうな流れ。勢いがないと見るべきか、それだけ1話ものとしての完成度が高かったのか。
答えを出すためにも「ゆりえ」の神様っぷりを見ていきたいと思います。
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