創聖のアクエリオン_TV17
第17話「食べたくて合体」
以前、「川上とも子(ファンです!)」さんが「インターネットラジオ うさぎのみみたぶ」内で仰っていましたが、ようやく「創聖のアクエリオン」へ登場されます。楽しみ~。
いきなりのエロい視線・・・ではなく、女性であれば誰でも気になるダイエット。
成長期で食欲満載の「つぐみ(15才)」は、見事なプロポーションを持つお姉様「麗花(15才・・・見えない!)」に体重コントロールの大切さを教えられます。
※ふたりって同い年ですか、びっくり。先輩、先輩と言うものだから「麗花」の方が1~2才、年上だと思っていました。
ダ、ダ、ダ、ダ、ダーイエット・・・というわけで、野菜中心の食事を始めた「つぐみ(15才)」と「麗花(15才)」。その前に栄養バランスの偏った、多量の食事を持ってくる「シルヴィア(14才。見事だ・・・。)」でしたが、「リーナ(11才。永遠の・・・かな)」におなかをぷにんと摘まれます。
「見えるわ・・・おなかいっぱい食べ過ぎて、ぶくぶく太ったお姫様が、愛しのお兄様に捨てられる哀れな末路が」
愛しのお兄様「シリウス(16才)」に嫌われてはかなわないと、「シルヴィア(14才)」もダイエットを決意。
※あのとき以来、結構うち解けてきたようですね、「リーナ(11才)」。良かった良かった。(^_^)。
翌日から、彼女たちの孤独な戦いが始まりました。
※「ちょっとふっくらしている方が可愛い」という「ピエール(17才)」に賛成~。若い頃からダイエットをしていると、育つ所も育ちませんよ。(^_^;)。
「完全なるダイエットを成功させるためには、空腹によって生じるストレスを如何にうまく処理するかということ」
なるほど、らしく聞こえます。さすが「ジュン(14才)」。
チョコモナカ、メロンパン、アップルラッキー(?)、果てはこんにゃくゼリーまで禁止する3人は、ストレス溜まりそう~。
そして、ダイエットに一番危険な時間、夜中がやって来ます。
・自ら身体を拘束し「我慢」の札を貼り付ける「つぐみ(15才)」
・全身、その周りまで中国のお札で結界を作る「麗花(15才)」
・お兄様のぬいぐるみ他と眠る「シルヴィア(14才)」は思わずお兄様をガブリ
こんな3人が見る夢は当然、食べ物の事ばかり。
・ケーキの山にドレス姿でかぶりつくお姫様「シルヴィア(14才)」「うま~」
・「ジュン(14才)」がお客となっているレストランで食事も出さずに食べ続けるウェイトレス「つぐみ(15才)」「しあわせ~」
・「ピエール(17才)」他が用意する「満漢全席」をチャイナドレスで食する「麗花(15才)」「・・・」
そして、そんな彼女たちの夢を見つめる堕天翅族「小天翅 双翅(フタバ)」と「情報翅 智翅(シルハ)」。
「羽無し達って本当、気色悪いね。聖なる口は大気の精を吸い込み、星の言葉を謡うためにあるのにね」
※堕天翅族の身体はアストラル体でできているから食欲は不要ということでしょうか。だとしても、人生の楽しみの一つを味わえないのは可哀相な気も。
やはり罪悪感があるのか、夢の中での暴飲暴食をそれぞれ禁じてしまう3人。
「食べ物なんか・・・みんな消えちゃえ~」
「フタバ」は羽無し達を懲らしめるために、この願いを叶えてあげることにしました・・・とさ。(怖
その夜、目に見えないほどの小さな神話獣が多量に降り積もります。結界すら抜ける小さな身体を持ち、食べ物という食べ物を消化し尽くしていく彼らに、町は覆われ保存食や缶詰類も中身を消失してしまいます。そして、彼らの手は町だけではなく森など野外へも伸びるのでした・・・。
空腹に耐えきれず目を覚ましてお菓子をあさる「シルヴィア(14才)」「つぐみ(15才)」「麗花(15才)」。しかし、その手に掴めるのは抜け殻ばかり。
半径5キロ内の食べ物が全て分解され、補給源も絶たれた今、彼らに残されたのは「水」、ただそれだけでした。
7日後、惨憺(さんたん)たる状況を見せるDEAVA周辺。
補給できるのは水分のみという環境下でふくれる腹(水ぶくれ・・・(;´д⊂))、縮むバスト(乳房は脂肪ですからエネルギーとして吸収されたのでしょう)。
もはや、乙女にとって切実というだけではなく、生きるか死ぬかの問題となり、手をこまねいている状況ではなくなっていました。
「出撃だ!・・・神話獣の場所くらい、自分で探せ」
司令「不動(年齢不詳!)」の無茶な言葉に出撃を決める「シルヴィア(14才)」「つぐみ(15才)」「麗花(15才)」。
「私たち、おなかいっぱい食べたいです!」
※げっそりしたその顔が痛々しい。「シルヴィア(14才)」怖いし・・・。
食欲とバストのために、合体して探索精度向上を図る3人。しかし、アクエリオンルナのエレメントである「シルヴィア(14才)」も他のふたりもおなかがすいて動くことができません。
※合体シーンを貧乳モードで描きおこして頂けたら素晴らしかったのですが・・・。
むなしく基地内へと鳴り響く3人の腹の音 (恥ずかしい
「食べたいと思うから腹が減る。空腹と腹ぺこは違う。己の腹の中の空を知るとき、誠の力が現れる!」
叱咤する司令「不動(年齢不詳)」。断食によりとぎすまされた感覚、匂いで神話獣を探し始めるアクエリオン。
助っ人「アポロ(13才。なるほどガキです)」も乗り込み、その卓越した嗅覚で「くんくん」するアクエリオン (笑。
4人の嗅覚が一体となったとき、ついにアクエリオンは神話獣の居所を掴むことができました。
「食べ物の恨み、思い知れ!求食爆裂矢!」
見事神話獣を打ち抜いたかに見えた矢でしたが、まるで煙状に変化した神話獣はそのままアクエリオンを覆い尽くし、その身体を食してゆきます。
「かかった、かかったぁ!」
「さあ、味わうが良い、太陽の翼よ。喰われるものの痛みを」
「フタバ」「シルハ」の策略にかかり、その身体を神話獣に消化されていくアクエリオン。表皮、筋肉組織、骨までもが消化され、分解されてゆきます。
「いい音・・・食べたり・・・食べられたり」そのとき、「リーナ(11才)」がどこかへテレポーテーション。
「食べられて、食べ尽くされて・・・大地へ帰る」アクエリオンとともに大地へ沈んでいく「アポロ(13才)」他のエレメント達。
もはや、打つ手なしと落胆し、悲鳴さえも聞こえる基地の中、司令「不動(年齢不詳)」が皆の心を鼓舞します。
「しずまれい!聞こえるぞ、空なる力の目覚めの歌が、空なる大地の眠りの歌が!」
響き渡る「リーナ(11才)」の歌声。アクエリオンの上空で謡う彼女の声により大地へ根を伸ばし神話獣さえも取り込んで成長してゆく木々。
余計なことに女性陣の服装までも復活して (おい 、大地と合体し、復活を遂げるアクエリオン。鮮やかな太陽光のもと、世界中の木々が集まり、巨大な樹木(生命の樹?)へと成長します。
「これがトーマの言っていた太陽の翼を生命の樹のさらなる進化に用いる・・・わけか」
※第14話「光る影」の台詞から・・・かな?
「あぁ・・・美味しい」
その樹に育った果物を食べた「シルヴィア(14才)」のとろける笑顔で、幕。
人は只食べる、食べ尽くすだけではありません。「リーナ(11才)」の言葉通り「食べたり・・・食べられたり」といった合体(=食物連鎖)にてその命を育んでいるのです。
安易なダイエットや飽食は、大地の営みを馬鹿にしているのではないか(私の一感想です)という、「河森正治」監督の声だったり・・・するのかな。
結構考えさせられるお話でもありますね。もちろん、何も考えずに楽しめますし、考えた結果が正解とは限らないのですが。
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