フルメタル・パニック!TSR_TV03
Scene03「迷宮と竜」
平和な日本、放課後の学校にて、お気に入りの時代劇を楽しむ「千鳥かなめ」。
その目に突然入ってきたニュース速報。番組が中断され不満な「かなめ」でしたが、そのニュースを見つめる「相良宗介」の目は真剣でした。
通信の後、2,3日戻ってこないと話し、学校を離れる「宗介」
「なるべくまっすぐに帰宅しろよ」
※今日の「かなめ」ちゃんの出番はここまで。シリアス編は出番が少ないです・・・。(T_T)。
ニュースで伝えられた状況、それは中国の南京に現れた重装備の武装グループについての情報でした。先頭を走る「ゲイツ」、そう、戦闘集団「アマルガム」がその正体です。
北中国の外交団5名(中に夏玉蘭(シャ・ユイラン)」がいますね。うーん、罠の匂い)が人質となり、トンネルへと潜っていきます。
これに対し、「ミスリル」は「アンドレイ・カリーニン少佐」の元、作戦会議を実施。
迷路のようなトンネルの中へ、歩兵部隊、AS3機(「メリッサ・マオ」「クルツ・ウェーバー」「宗介」が搭乗)を突入させて人質を救出するというものです。
なお、トンネル内での通信確保のため、情報部の「ビンセント・ブルーノ大尉」が現地で合流することになります。
※なんとも怪しい「ブルーノ大尉」。色々と細工をしているようですが・・・。
出撃前に「カリーニン少佐」に相談をしている「宗介」。
1つは、自分が搭乗する機体を「アーバレスト」から格下の「M9」に変更したいとの要望。
もう1つは、自分が不在時の「かなめ」の警護を行っている「レイス」についての具申。
しかし、一つは理由が明確でないこと、もう一つは管轄が異なることから、「カリーニン少佐」に却下されてしまいます。
※「宗介」は自分が搭乗する機体に「ブラック・ボックス」があるのが気に入らないのでしょうね。
恐らく、前回の「盗撮魔」・・・もとい「監視者」が「レイス」なのでしょう。
現地に到着し、中継機器の説明を行う「ブルーノ大尉」。彼は高機能揚陸潜水艦「トゥアハー・デ・ダナン」への中継も問題ないと保証しますが・・・。
「ダナン」本部にて戦況を見つめる「テレサ・テスタロッサ大佐」達の前で突入を始める「宗介」。
機体の性能が異なるということもありますが、妙に順調すぎる作戦行動。不審に思う「テッサ」と「カリーニン少佐」でしたが、現時点で打つ手はありません。
※確かに、好調すぎるのを問題にしても、改善の方法はないでしょうねぇ。
そして、「ミスリル」の作戦行動を見ながら余裕の表情を見せる「ゲイツ」は、そろそろだと「夏玉芳(シャ・ユイファン)」「ユイラン」に作戦の準備を指示します。
※いい性格をしていますねぇ、「ゲイツ」もですが、「ユイファン」も。実に個性的です。
特に障害もなく、敵の兵士も見かけることのないまま人質グループに合流した「マオ」達。
罠の存在をうすうす感じ始めますが、トラップの痕跡はどこにもありません。
※こういうのはイライラするでしょうねぇ。第六感が囁(ささや)くけれど、何も見つからないというのは。
人質に合流との連絡を受け、コマンドを叩く「ブルーノ大尉」。
その頃、手応えのない敵に不審を抱いた「クルツ」がASを調査、機体が無線操縦だったことが判明します。
その報告が届く前に切られる無線、「ダナン」本部でも次々と通信が不調に陥ります。
そして、ついに本性を現した「ユイラン」が「ミスリル」の団員に牙をむき、「マオ」さえも窮地へ陥ります。
さらに、「ブラックテクノロジー」を有したAS「ベノム」と対峙する「宗介」。
もはや疑う余地もない罠に「宗介」は、「ミスリル」はどのように対応していけるのか・・・。
フルメタルパニックの部隊では、我々が住む現実の社会情勢とは異なる情勢下です。
今日放映された情報だけを見ても、南北に分断している中国や、既に解体されたソビエト連邦が確認できました。
南北の民族紛争よりは東西冷戦の形の方が、「宗介」達「ミスリル」が活躍できるということでしょうか。
※現実の世界も結構、物騒になってきましたが・・・。
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