ツバサ・クロニクル_TV19
第19話「生きるカクゴ」
「小狼」との記憶を思い出そうとすると頭の中に落ちる雷。たとえこのまま「羽」を全て手に入れたとしても「サクラ」の中に「小狼」との想い出は戻ってこないのでしょうか。(T_T)。
「サクラちゃんが小狼くんにしてあげられることは、笑顔を見せてあげることだよ」
「ファイ」の助言により精一杯「小狼」へ笑顔を見せる「サクラ」。
今日だけは「鬼児狩り」も「黒鋼」と「ファイ」に任せて、「小狼」と「サクラ」はふたりで喫茶「猫の目」を切り盛りします。
レベルの高い「鬼児」に苦戦する「黒鋼」と「ファイ」。「黒鋼」は「ファイ」を助けるために必殺剣を打ち込みます。その威力は、自らの刀をボロボロにするほどでした。
「さっすが黒様。・・・なんか足が変みたいだけど、このくらいじゃ死なないから」
「死なないのではなくて、死ねないのだろう、お前は。・・・俺はまだ命数も尽きていないのに自分から生きようとしない奴が、この世で一番嫌いなんだよ」
「じゃあ俺、君の一番嫌いなタイプだね」
※「おっきいワンコ」・・・もとい「黒鋼」は強いですねぇ。そして、この場面、実に格好いい。
「お前がちっこいワンコか、お前、強いんだってな」
知り合いの「鬼児狩り」、「草薙」と「譲刃」が連れてきた「龍王」と「蘇摩」。強いという話しを「草薙」から聞いていた「龍王」はいきなり店で斬りかかってきますが、「小狼」は見事に太刀をかわします。
「久しぶりに本気を出せそうだ」とさらに太刀を向ける「龍王」でしたが、そこは「蘇摩」がストップをかけて、この戦闘はお終い。楽しいカフェタイムの始まりです。
※あれだけの戦闘で「小狼」の右目の秘密に気がつく「龍王」もなかなかのものですね。
戦いの後、新種の「鬼児」の情報を求めて歌声ラウンジ「白詰草・四」を訪れた「ファイ」と「黒鋼」。
「カルディナちゃん、俺たち、新種の鬼児に会ったという人の話を聞きたいんだ」
しかし、残念ながら先ほどまで美声を聞かせていた歌姫こそが目撃者と伝える「カルディナ」。ここで目撃者に会うことはできませんでした。
一方、盛り上がったカフェタイムもそろそろ終了。こちらでも「鬼児」の新種についての話題が上がります。
そして、タイミングを合わせるように、喫茶「猫の目」の外に現れた怪しげな白装束の男。「小狼・・・」とつぶやき、念を込め「鬼児」を召還します。
「モコナ」や「鬼児狩り」が感じた悪寒の通り、襲い来る高レベルの「鬼児」達。
その中に1体、明らかに今までとは違う「鬼児」が存在しました。「龍王」の一撃にも耐え、形態を変化させる「鬼児」。
このレベルの「鬼児」相手に素手では太刀打ちができないと聞かされる「小狼」ですが、「サクラ」の危機に身を挺して守ります。
なんとか「草薙」と「譲刃」、「龍王」と「蘇摩」の手助けで退治することができましたが、「鬼児」の行動には不可解な点が多すぎました。
「あの鬼児、形を変えた・・・それに鬼児狩りではなく、一般人を襲うなんて」
そして、桜の花と共に消えていく白装束の男。
「右からの攻撃に、まだ弱いんだな。小狼」
※今までの世界のルールから外れた、新種の「鬼児」。狙うのは「小狼」一行なのでしょうか?
「たっだいま~」
帰ってきた「ファイ」と「黒鋼」。足をケガした「ファイ」は「黒鋼」に肩を抱かれての帰宅です。
そして、「蘇摩」の存在に驚く「黒鋼」。それもそのはず、彼が元々居た世界、日本国で「知世」姫に仕えていた忍者「蘇摩」とうりふたつなのでした。
※「桃矢」とか「雪兎」とかと同じなのですね。・・・一瞬、ナンパでもしているのかと (おい
「黒鋼さん。鬼児を倒すために・・・俺に、剣を教えて貰えませんか」
「それは、お前が生きるためか」
「生きて、やると決めたことを、やるためです」
一人、表に座っていた「黒鋼」の元にきた「小狼」彼の申し出に、その目の真剣さを見つめる「黒鋼」。
そして、やってきた「ファイ」は自分が言われたことを「小狼」へと伝えます。
「きれい事じゃあ済まないかもよ、小狼くん。・・・黒りんに教えを請うなら、自分に向かってくる奴とか、生涯守ると決めたものを奪おうとする奴を、全て倒す覚悟がないとね。・・・でも、きっとできるはずだよ。小狼くんは自分から生きる人だから」
「自分から生きる人」その言葉が「黒鋼」に最後の決断をさせました。
「・・・面倒くせえ・・・死ぬ気で来い」
蹴り技中心で戦いを乗り切ってきた「小狼」ですが、「黒鋼」に剣術を教わることによりレベルアップが図れるのでしょうか。
そして、白装束の男の正体は?(ちょっと声が太いんですよね・・・あの人ではないのかな)
「桜都(おうと)国」編はますます盛り上がっていきそうです。(^^)/
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