エレメンタルジェレイド_TV19
第十九唱「石ころの想い」
「石ころ」というのは「エディルレイド」や「スティンレイド」のことを指しているのでしょうねぇ・・・なんだか切なくなるタイトルです。
さて、切ないと言えば、自らとどめを刺した「マイア」の遺品を眺め、思いを寄せている「シスカ」の表情もこれまた切ないです。
移動ばかりでは身体が持たないと、一時、湖そばに宿泊の準備を始める「シスカ」一行。
夕飯の準備をしている「クー」と「フィロ」は、まるで新婚さん。
二人を冷静に見つめる「レン」ですが、いつもと違うような気もするのは、前回の放送を見たからでしょうか。いやいや、それだけではないようですよ。
「クーといるの・・・いや」
※自分の気持ちを考える時間を作るため、胸の熱さの意味を考えるため・・・ですが、「クー」にとってはショックだったでしょうねぇ。
一方、禁断の恋へと目覚めてしまった「フィロ」は、「クー」とリアクトについての感想を率直に話し合います。
※あいかわらずふたりの会話はエロいっす。ほら、目をつむって聞いてごらん・・・(^^;)。
急接近する「クー」と「フィロ」に対して、自らの気持ち、その正体にも気がつかずに悩む「レン」。
そして、「レン」の本当の気持ちを知らず、誤解したままの「クー」。
さらに、「エディルレイド」への夢と、恋心の狭間で揺れ動く「フィロ」。
※それぞれの想いを抱え、夏の夜を過ごす3人。青春ですねぇ・・・ああ、若き日のあの想いはどこへいったのか。(T_T)。
一応、話の主題は「エディルガーデン」への道。
それを邪魔する2つの団体のひとつ「カオスクアイア」では、「フィロ」を使った「良からぬたくらみ」が進行中でした。
※この3人、どういう名前だったかなぁ・・・。
翌朝、車の修理で手が離せない「クー」と「ローウェン」、食料確保に出かけると言う「シスカ」と「キーア」を残し、「フィロ」は「レン」を泉での水浴びに誘います。
「水着をお貸ししますね。・・・ああ、誰も見る人なんていないから、裸でもいいんですけどね」
※ほら、そんなことを言ったら「クー」が自動車の下から出られなくなりますよ、若いですから!(下品
結局、「シスカ」と「キーア」も来ることになりますが、残念ながら「護衛」ということで、泉には入らず。
黄色のワンピースタイプを着た「フィロ」と、貸して貰ったピンクのビキニを着た「レン」が水浴びを始めます。
※カナヅチで貧乳・・・がんばれ「シスカ」!最近は、そういうのも流行っているし。(おい 。それにしても、ビキニは「レン」の方ですか、結構スタイルが良いのですねぇ・・・。(^^)/。
対岸で最近の「アークエイル」についての忸怩(じくじ)たる思いを「キーア」に相談する「シスカ」。
「どうして、アークエイルは変わってしまったのでしょう・・・」
内向的な、らしくない「シスカ」を励ますために、「キーア」はそのまま「シスカ」を泉へと突き飛ばします。
「パーッと行こうよ」
※文章にすると酷いことをやっているようですが、そんなことはありませんから。「キーア」姉さんは格好良いです。
「レンさんは、クーさんとはキスをしたりする恋人同士なんですか?そうでなければ、私が恋人になってもいいですか!?」
恋人の定義がわからない「レン」でしたが、キスはしたことがないからと、「クー」と恋人ではないことを認めます。そして・・・。
「・・・クーがいいのなら。・・・でも、クーもフィロの方が良いのかも・・・」
※「フィロ」に対して、自分に向ける表情とは別の表情を見せる「クー」。その表情がまた、「レン」には魅力的に映ったのでしょうか。結構自信を失っています。
夕食の時間、「クー」と「フィロ」に仲の良さを見せつけられ、「レン」は、食欲もなくその場を立ち去ります。
そんな「レン」と「クー」を見た「ローウェン」は、人生の先輩として「クー」の相談に乗ります。
「クー、前に君は言っていたじゃないか、レンも少しはヤキモチを焼いてくれたら良いのにって。レンちゃんのその態度はどう考えてもヤキモチだよ。どうして良いかわからない、だから一緒に居たくないのさ」
※おおっ、普段は影が薄いですが (失礼 、いい仕事しますねぇ「ローウェン」は!
一方、「カオスクアイア」の「アジェンダ」に「エディルレイドになれたら結婚式をしてあげるから、刺客を利用してうまくクーとくっつきなさい」と言われた「フィロ」。
その言葉通り、夜中、怪物が「クー」と「レン」、「フィロ」の居場所へと襲いかかります。
「クーさん、一緒にリアクトを・・・」
「フィロ」が振り返ったとき、「クー」の瞳は「レン」だけを見つめていました。そして、眼前でリアクトする「クー」と「レン」。その二人の息のあった戦いに、自分との距離を感じる「フィロ」。
※「クー」とリアクトしたからこそ、自分との違いを感じとれた「フィロ」。それは不幸と呼べることかもしれません。
戦闘後、すっかり仲直りをした「クー」と「レン」。いつになく積極的な「レン」は、昼間に水浴びした泉へと「クー」を連れてきます。
そして、二人で月を眺める「クー」と「レン」。話し出そうとするタイミングがぶつかったりと、まるで初々しい恋人同士のよう。
「あのさ・・・これからも、よろしくな」
「同じ事を言おうとした・・・。なんだろう、どうしてかな・・・」
見つめ合った二人は、何度か視線を逸らし、また合わせながら、ゆっくりと手を握り、唇をかわすのでした。
※うわぁ・・・キスしちゃいましたよ、このふたり。幼稚園レベルの恋愛が、一挙に中学生あたりまでジャンプしましたね。
「・・・私はフィロ・・・フィロは・・・石ころ・・・私は・・・」
流石にもう、「フィロ」の逆転はありえないでしょうね。
それにしても、「カオスクアイア」の作戦は、なかなかしたたかだと思いました。
【カオスクアイアの作戦】
成功:「クー」と「フィロ」がくっつく。「レン」は孤独となり狙いやすくなる。
失敗:「クー」と「レン」がくっつく。「フィロ」はかわいさ余って憎さ百倍。二人に対する良い刺客へと変貌する。
失敗しても、「アジェンダ」の言葉ではありませんが、損失は「フィロ」一人で済むわけですし。来週の展開が気になりますねぇ~これは。
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