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ガン×ソード_TV09

ep.IX「カルメン故郷に帰る」

「フルネームはR・高峰秀子」というネタを書こうとしたら、放蕩オペラハウスさんで既に書かれていました。ああ、「究極超人あ~る」は面白かったなぁ・・・。

雨、怪しげな馬車が1台。
晴れ、「カルメン99」、山頂で「ヴァン」達を拾う (笑。
「おう、やっぱりお前だったか」
※これ、どうしてわかったのでしょうか。ちょっと不思議。異様に目がいいのかなぁ・・・。

見事ヒッチハイクに成功した3人。前回手に入れたボードの解析に「トリノリア」に向かいたいという、その言葉は、彼女にとって懐かしい響きを持っていました。
「・・・たまには里帰りもいいかもね」

無事に到着した一行。6年ぶりの故郷は、花が咲き乱れ、「カルメン99(本名?カルール)」にとって記憶よりも美しい町へと変わっていました。
「カルメンさんって人気あるんですね」
あまりの歓迎ぶりに怪訝な表情を浮かべる「カルメン99」。あまり故郷に良い想い出はないようです。

「カルメン99」の幼なじみ「ハエッタ」、その父親である「フィンドレイ」にボードの解析を依頼する「ヴァン」。
「おじさんの腕を貸して欲しいの」
しかし、「ハエッタ」はすぐにはOKを出しませんでした。
「父さんは、身体を壊してしまって・・・。今は私が花の栽培を請け負って食べているのよ」
※町に花があふれているのも同じ理由とのこと。儲かるんですねぇ

結局、話を聞いていた「フィンドレイ」は仕事を請け負ってくれましたが、元気な頃の姿を知っている「カルメン99」は、「フィンドレイ」の今の姿にちょっと驚きます。

6年ぶりに帰ってきた実家を掃除する「カルメン99」。懐かしい品々が次々に見つかり、なかなか掃除が進みません。
それを見た「ウェンディ」と「ジョシュア」が掃除を替わってくれることとなり、暇をもてあました「カルメン99」は「ヴァン」と一緒に町の探索へと向かいます。
「故郷でも偵察してしまうのは、情報屋の癖ね」
※ありますよね~、こういうこと。特に昔の本とかはつい読んでしまいます。

今は倉庫となってしまったかつての小学校へと来た「カルメン99」。「ヴァン」に「ハエッタ」との関係と孤立していた過去を話します。
「・・・私たちの家は町で孤立していたの。怖そうな男達と妙な機械・・・情報屋って怪しいから」
※町へ来たときの歓迎ぶりに怪訝な表情を浮かべていた理由ですね。

家の地下にて解析作業へ勤しむ「フィンドレイ」へと薬を運ぶ「ハエッタ」。生返事しかしない「フィンドレイ」に対して、思わず声を上げてしまいます。
「父さん、薬ちゃんと飲んでいる?その仕事、断っていいのよ。・・・無理して父さんが倒れたら、私、なんのために、こんなことをしているのかわからないもの」
※ずいぶんと真剣。そして「こんなこと」とは花の栽培のことでしょうか。

翌日、すっかり花が気に入った「ウェンディ」は朝から鉢植えとにらめっこ。正しい育て方を「ハエッタ」に聞いてみるかという「ジョシュア」の言葉に「ウェンディ」は自分で調べるからいいと返します。
そこへ尋ねてくる「ハエッタ」。彼女はボードの解析に時間がかかると話し、焼きたてのパイをおみやげに置いて行きます。
「・・・秘密の花園!?・・・皆にイジメられて、よくここに隠れたわね。・・・その、ここはもう枯れてしまって、行かない方がいいわよ」
どうにも「ハエッタ」は怪しくなってきましたね。花の栽培に秘密が隠されているようですが。

雨上がりの夜、走るのは冒頭に登場した馬車。
翌日、「ジョシュア」が「ハエッタ」の家に見学に訪れたとき、その馬車が家の前に止まっていました。

「・・・2週間後、また訪れます。あなた方ふたり分の報酬とお薬を置いていきますから。・・・その代わり、改良品種だけでも同志に届けておきたいのですが
「あの、カギ爪の人ですか?」
思わず聞き耳を立てた「ジョシュア」の耳に入ってくるキーワード「カギ爪の男」。馬車の乗客「ファサリナ」は、その男の知り合い、そして、その依頼で「ハエッタ」は花の栽培を行っていたのです。そして、薬・・・。

その頃、百科事典を片手に鉢植えの花の種類を調べていた「ウェンディ」。開きかけた花弁に鼻を近づけたときに思わずくしゃみ・・・。
「おい、どうした」
ソファーで寝ていた「ヴァン」が亀に起こされてみると、「ウェンディ」が床に倒れていました。

一方、「ジョシュア」から事情を聞いた「カルメン99」。流石に表情を引き締めて「ハエッタ」の元へ向かいますが、本人は不在。
「ハエッタ」の居所を聞くために「フィンドレイ」の元へ行ってみると、彼はその場に倒れていました。
「あの花のせいだよ・・・あいつの花粉は抗体なしで一定量吸うと人体をむしばむ。ハエッタはそれを町の奴らへ伝えていなかった。そして、たとえ抗体を使ってもいずれ副作用が出る。体力が弱っているものからな。・・・俺が自分の身体で実験をした」
「フィンドレイ」に花を散らしてくれと頼まれた「カルメン99」は、秘密の花園へと向かいます。予想通り、満開の花に囲まれた「ハエッタ」がそこにいました。
「ようこそ、秘密の花園へ・・・もうすぐ満開よ。みんな喜ぶわ・・・」

まるでワライダケでも食べたかのように、おなかを抱えて笑い転げる「ウェンディ」
事の重大さに気がついた「ジョシュア」は「ヴァン」に全てを話します。
「フィンドレイ」の元へ急ぐ「ヴァン」。「フィンドレイ」は解析途中のデータを渡し、「ヴァン」に一つ頼み事をします。

「私はね、あなたが居ない間に少しずつ、少しずつとけ込んでいったのよ。・・・私にとってやっと掴んだ日常なのよ!」
相対する「ハエッタ」と「カルメン99」
「私・・・この町に帰って驚いたの。こんなに綺麗なところだったのかって・・・。でも違った。私が望んでいただけなのよ。故郷は美しく穏やかでいて欲しかった。・・・本当は私が出て行ったときから何も変わっていなかったのよ。ハエッタ、あなたもね」
やっと正直に言えるという「カルメン99」。お互いが後ろ手に武器を隠し持ちながらも、ふたりは本音をぶつけ合います。
「私、あなたが大好きで・・・大嫌いだった。優しいあなたが大好きで、でも私を哀れんでいたあなたが大嫌いだった」
「私も。・・・あなたが大好きで、大嫌いだったわ。かばってくれるあなたが大好きで、私の父さんに褒められるあなたが大嫌いだった」
「・・・ここはもう花園ではない。こんなに花があっても・・・心の花は枯れているわ・・・」

争い始める二人。その時、「ハエッタ」は実家の方から火の手が上がっていることに気がつきます。
急ぎ帰ると、一面火の海となった実家と、中にたたずむ「フィンドレイ」
「父さん、どうして、どうして逃げないの」
「・・・父親だからだってよ。自分が重しなら、いなくなるってさ。あとは自由に生きろと言っていたよ」

火をつけたのは「ヴァン」でしょうか。ここらへんから見ているのが苦しくて。救いがない話は見ていて辛いです。(>_<)。

ソードを振り上げ、「カギ爪の男」の居場所を聞き出そうとする「ヴァン」。それを「カルメン99」が身をはって守ります。
「・・・友達なの。子供の頃から・・・たった一人の・・・」

結局、「ハエッタ」も「カギ爪の男」に会ったことはありませんでした。
手がかりは「フィンドレイ」がプロテクトを解除したボードひとつ。それを「カルメン99」に託して、旅を続ける「ヴァン」一行。
落ち合うは「ゾーネット」の町。そこへ「ヴァン」達が到着する頃には、解析は完了しているはずです。

そして、自由に生きる選択肢を与えられた「ハエッタ」の決断。
それは秘密の花園と一緒に燃え尽きること
でした。ちらりと花園を見やる「カルメン99」。彼女にはこの結末はわかっていたのでしょう。そして、止めようがないということも・・・。
「カルメン99」の一枚絵をバックに、まるでレクイエムのように流れていく、いつもと違うエンディング。

今日は「カルメン99」の名に恥じない活躍でしたよね (そこかよ。
あんなスタイルを毎日目にしていたのですから「ハエッタ」も「大嫌い」になるわけです (おい。
・・・とか書いてみたり。
「創世のアクエリオン_TV22」といい、重い話しの連続です。とくにこの話しは辛いですねぇ・・・。

Turn in next time for more action and adventure! Are you ready?

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創聖のアクエリオン_TV22

第22話「見えない翼」

さらば「シリウス」。前回、「DEAVA」を裏切り、仲間を裏切り、人間を裏切り、堕天翅族「聖天翅 頭翅(トーマ)」の元へと走った「シリウス」。優秀なパイロットとベクターマシンを1機失った「DEAVA」の明日はどっちだ。

ここは「アトランディア」、堕天翅族の都。仲良く談笑する「トーマ」と「シリウス」を険しい顔で見つめる「音楽翅 音翅(オトハ)」。
「老賢翅 夜翅(ヨハネス)」に「シリウス」が悪しき者であると訴えますが、「ヨハネス」は「トーマに任せておけばよい」と応え取り合ってはもらえません。
「我らの子が失われた。もはや残された望みは、生命の樹の花が散る前に、聖なる受粉をさせ、創世の実を結実させることのみ・・・」
※「シリウス」の顔に後悔の念は浮かんでいませんね。すっかり心は「堕天翅族」なのでしょうか。

一方、「シリウス」を失った「シルヴィア」の悲しみは深く、「シリウス」の部屋にて想い出の品々を前に一人涙します。
そして、その場に現れた「麗花」もまた、深く悲しみを感じている一人でした。
※他のメンバに比べて、このふたりが感じる悲しみの深さは尋常ではないでしょうね・・・。(T_T)。

司令解任との話も持ち上がっている「不動」。しかし、彼の行動はいつも通りです。その姿を茶屋に見つけた「ソフィア」は抱えていた疑問を尋ねてみました。
「不思議だったんです。なぜこの基地がアリシア王国の修道院跡にあるのか、なぜその王家の人間がここに居るのか・・・。彼らはリストバンドの下に何を隠しているのですか」
その疑問に直接は応えず、茶屋の畳を持ち上げて隠し通路を開く司令「不動」。「ついて来なさい。真実を知る覚悟があるのなら」

いつも以上に沈痛な面持ちで歩く「麗花」を「アポロ」は「冴えない匂いがしている」と言います。
「無理言わないで!グレンもシリウスも・・・私のせいで不幸になったのよ」
「・・・んなわけ、ねえじゃん。シリウスだって、つまんないこと気にしてバカやっただけだろう」
リストバンドの秘密を知っていた「アポロ」に驚く「麗花」。「なら、どうして、あなたは普通にしていられたの」と問う「麗花」に、今度は「アポロ」が不思議そうな顔をして応えます。
「えっ、どうかしなきゃ・・・いけなかったのか?」
その回答は「麗花」を驚愕させると同時に、得心もさせるものでした。
「・・・本当ね。不幸になる人間って、自分で自分を不幸にするんだわ・・・私は・・・自分で不幸を選び取った」
泣き崩れる「麗花」に手を焼いた「アポロ」は、彼女の手を引っ張り、とある場所へと案内します。
目を見開いた「麗花」。今まで「私のせいで不幸になる」と思考停止していたのが、回答を得たということでしょうか。

「見たまえ、これが王家を滅ぼしてまで手に入れたかったものだ」
司令「不動」が「ソフィア」を案内したのは地下深く、長い鍾乳石が連なる洞窟でした。
かつての人類の都、シャングリアだ。・・・1万2千年前、アポロニアスとセリアンによって建国された・・・ここで人類は堕天翅に対抗する手段を初めて手に入れた。様々な技術が考案され、人に近い堕天翅、堕天翅に近い人さえ生み出されたという
「この地の地脈を利用するために・・・それだけのためにシリウスたちの王家を?」
「ふたりのリストバンドの下には堕天翅の羽根がある。ふたりは子孫なんだ。・・・アポロニアスとセリアンの」
王家を滅ぼしたのは「DEAVA」(あるいはその前身)。この事実を「シリウス」と「シルヴィア」は知っているのでしょうか。そして、ここで手に入れた技術が今も対堕天翅戦の源となっている・・・。

「アポロ」が「麗花」を連れてきた場所、それは森に湧く美しい泉
「不動のおっさんが言っていた。泉は誰にも見つけられなくても湧き続けるって・・・よくわからないけれどな」
笑顔を見せた「麗花」に嬉しそうな表情を見せる「アポロ」でしたが、妙な匂いを感じ、その顔を曇らせます。
「アポロ」にとって「DEAVA」のメンバは既に「仲間」なのでしょうね。それにしても「不動」の言葉は難しい・・・。(^_^;)。

泣き疲れ眠っている「シルヴィア」。そこへ「シリウス」の呼ぶ声が聞こえてきます。左手のリストバンドの下から姿を現す「シリウス」の左手は「シルヴィア」を仲間に引き込もうとするものでした。
そこへ窓を破り突っ込んでくる「アポロ」。間一髪、「シルヴィア」が連れ去られるのを阻止することができました。
「行くな!お前は行っちゃダメだ!」
「シルヴィア」を連れ去ることに失敗した「シリウス」は自ら出撃し、その手に「シルヴィア」を手に入れようとします。
かつての仲間と戦えるのかと問う「トーマ」に冷静に応える「シリウス」。
「仲間?そんなもの始めから居ませんでした」
「シリウス」の言葉は「アポロ」の態度とは対照的です。彼はもう、仲間を手に入れることはできないのでしょうか。

ベクターマーズの襲来に「シリウス」の出撃を確信する「麗花」。あわせて出撃した「アポロ」の目の前で、冷酷にも「シリウス」は「麗花」を撃墜します。
そして、「ケルビム兵」と合体した「シリウス」は自らの予告通り、「アポロ」も3秒で撃破。
「そこで見ていたまえ、DEAVAが壊滅する様を」
DEAVA基地へと攻撃を開始する「シリウス」。そこへ突如、3機のベクターマシンが来襲します。
その波動にかつての友を感じた「シリウス」。ベクターマシンは合体し「強攻型アクエリオン」となり「シリウス」と相対します
「シルヴィア、そして皆も見るがいい。人が天翅に何をしたか、自分たちの仲間に何をしたか」
「シリウス」の言葉の後に映し出される「強攻型アクエリオン」のコクピット。そこには堕天翅の羽根をはやした「グレン」の姿が。
これこそ、「シャングリア」の技術、「堕天翅に近い人」なのか・・・

恐らく「グレン」につけられたのは「小天翅 双翅(フタバ)」の羽根でしょう。前回、「麗花」が見た悪夢「堕天翅の羽がグレンに襲いかかり酷く苦しめている」はこれを指していたものと。
それにしても重い展開です。予告だって重くなりますよ、うん。さてさて、次週はどういった展開になるのか。

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うえきの法則_TV22

第22話「犬丸の法則」

全て明らかになった「佐野清一郎」入団の秘密。
「どうして自分の正義を曲げてまでロベルト十団への入団を決意したのか」と問う「犬丸」に対し、「佐野」は半年前、自分が「犬丸」に誘われた日のことを思い出せと言います。
「あの日、火事に見舞われた銭湯に子供を救いに飛び込んだとき、これは俺の性分だから、あんたは来るなと、来たらバトルの話しは断ると俺は言った。だが、あんたは来た
その時、「犬丸」はこのように話したと「佐野」は言います。
「命が危ない人を目の前にして見過ごす事なんて、僕にはできない。たとえ、どんな理由があったとしても」
そしてその時以来、「佐野」に取って「犬丸」は担当神候補ではなく、親友であったと「佐野」は話しました。
「親友の命一つ守れない正義に、何の意味があるんや!」
※「佐野」のこの言葉に尽きますね。いかにも彼らしい理由です。

事態を笑いながら見つめる「カルパッチョ」。彼はもう一つ、重大な事実を「植木耕助」達に突きつけます。
「お前達のしている腕輪の毒は、天界人には効かない。だから佐野よ、植木に勝てば、犬丸は助かるぜ」
この言葉に、「犬丸」と「森あい」、「鈴子・ジェラード」の命を天秤にかけるのかと怒鳴る「佐野」。
そして、この天秤は「植木」にも突きつけられているのです。
「つまり、俺が勝てば犬のおっさんが、俺が負ければ森と鈴子が犠牲になるってことかよ。そんなの、どっちも選べるわけがないじゃないか」
う~ん、卑怯。流石に「ロベルト・ハイドン」の参謀だけあって「カルパッチョ」は考えることが違います。厳しい~。

切迫した状況の中、突如大声で笑い出す「犬丸」。皆が、「カルパッチョ」さえもが何事かと見つめる中、彼は重大な決意をしていました。
「はっはっはっ・・・全くなんてことだ。僕のせいで佐野くんや植木くんが苦しみ、森さんと鈴子さんの命が危険にさらされているなんて。危うく僕はとんでもない過ちを犯すところだった。・・・カルパッチョ、君が言うとおり答えは簡単。だが、君の望む答えには断じてさせない。僕の答えはこれだ!
なんと右手を差し出し、「森あい」に向ける「犬丸」。その手から発せられたオーラは、かつて「犬丸」に授けたのと同様、中学生に力を与える行為。
一人の神候補が二人の人間に力を与えることは、このバトルの最上級の禁止事項となっている。だから、このルールを犯した神候補は自動的に地獄に堕ちる。そう神候補の身体にインプットされているんだ」
自らが地獄へ堕ちることで「カルパッチョ」の仕掛けたデスペンタゴンを無力化した「犬丸」。しかし、それは自らの命を絶つことに他ならないのです。
「止めろワンコ!俺はお前に生きていて欲しいんや!」
「佐野」の叫びにも決意を変えない「犬丸」。
「もう十分です、佐野君。君は自分の信念を曲げてまで十団に入った。君のその気持ちだけで、僕は君に会えて良かったと思えるんだ
そして、「皆が安らぐ温泉を見つける才を手に入れる」という「佐野」の夢を見せてもらった時のことを語る「犬丸」。
「君の夢を聞いて僕は思ったんだ。もし空白の才がこの殺伐とした世の中を変えるためにあるのならば、例えささやかでも人に幸福を与えるものに使われてこそ、価値があると。さあ、これでお別れです」
※最大のタブーを犯してまでも「佐野」を助けた「犬丸」。「植木」に言われるまでもなく、彼の姿はあのときの「コバセン」に重ね合わさります。

「植木くん、佐野君のことを頼んだよ。君は僕の親友、そして・・・僕の誇りです」
※これが「犬丸」の最後の言葉となりました。。・゜・(/Д`)・゜・。うわぁぁぁぁん。

「はっはっはっ・・・俺が笑ったのは犬丸の間抜けさにだよ。どうでもいい人間のために命を捨てるなんて本物のアホだべ
ルパン笑い (笑 をする「カルパッチョ」に本気で切れる「植木」。
バトルの相手として「カルパッチョ」を指名し、「佐野」と入れ替わりにバトルフィールドへ呼び出されます。

26thステージ -VS 新・ロベルト十団-
 プレイヤー:究極のエコロジスト「植木」
 エネミー :謎の能力、軽めの参謀司令官「カルパッチョ」
 ステージ :「なわとびフィールド」
 仕掛け  :場外は溶岩地帯。落ちるとマジヤバ。
       両端に巨大な人型。ステージの振動で巨大な縄跳びを回し出す。
       縄には100万ボルトの高圧電流。触れると痺れる~。
 勝利条件 :場外への落下、もしくは対戦者の気絶。

五つ星の神器「百鬼夜行(ピック)」を出現させた「植木」に対して、(懐かしい)「ドン」の能力「指輪をロケットに変える力」で避ける「カルパッチョ」
彼は続いて「明神」の能力「口笛をレーザーに変える力」を出し、邪魔な縄跳びマシンをなぎ払います。
俺の能力は他人の能力をコピーする能力。そして既に十団の能力はコピー済」
※うわっ、卑怯!

自らの厳しい限定条件「コピー対象者の半径10メートル以内に24時間以上居ること」、そして個々の能力の限定条件を知ることを、「ロベルト十団」の参謀司令官としてクリアした「カルパッチョ」
※はっきり言って「ロベルト・ハイドン」よりも強いのでは?
圧倒的不利な状況を六つ星の神器「電光石火(ライカ)」にてかわし続ける「植木」
「俺は負けない。俺が犬のおっさんにしてあげることができるのは、もうそれだけだから」
果たして「植木」は「カルパッチョ」に勝利できるのか!?

燃える展開に思わず長文となってしまいました。ちょっとだけ冷静に振り返ってみると、「植木」と「佐野」の決着には物語の展開の巧みさを感じさせますね。
恐らく将来的に「佐野」は「植木」の仲間として一緒に戦わせたい、しかし、能力者同士の戦いに決着がつくと、能力が失われてしまうかもしれない
この矛盾を上手に解決していますし、合わせて今後の戦いにも参加させたい「森あい」に能力(どんな能力だろう)を無理なく与えることにも成功しています。
結構長期的に見た戦略ですね。

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ツバサ・クロニクル_TV19

第19話「生きるカクゴ」

「小狼」との記憶を思い出そうとすると頭の中に落ちる雷。たとえこのまま「羽」を全て手に入れたとしても「サクラ」の中に「小狼」との想い出は戻ってこないのでしょうか。(T_T)。

「サクラちゃんが小狼くんにしてあげられることは、笑顔を見せてあげることだよ」
「ファイ」の助言により精一杯「小狼」へ笑顔を見せる「サクラ」。
今日だけは「鬼児狩り」も「黒鋼」と「ファイ」に任せて、「小狼」と「サクラ」はふたりで喫茶「猫の目」を切り盛りします。

レベルの高い「鬼児」に苦戦する「黒鋼」と「ファイ」。「黒鋼」は「ファイ」を助けるために必殺剣を打ち込みます。その威力は、自らの刀をボロボロにするほどでした。
「さっすが黒様。・・・なんか足が変みたいだけど、このくらいじゃ死なないから」
「死なないのではなくて、死ねないのだろう、お前は。・・・俺はまだ命数も尽きていないのに自分から生きようとしない奴が、この世で一番嫌いなんだよ
「じゃあ俺、君の一番嫌いなタイプだね」
※「おっきいワンコ」・・・もとい「黒鋼」は強いですねぇ。そして、この場面、実に格好いい。

「お前がちっこいワンコか、お前、強いんだってな」
知り合いの「鬼児狩り」、「草薙」と「譲刃」が連れてきた「龍王」と「蘇摩」。強いという話しを「草薙」から聞いていた「龍王」はいきなり店で斬りかかってきますが、「小狼」は見事に太刀をかわします。
「久しぶりに本気を出せそうだ」とさらに太刀を向ける「龍王」でしたが、そこは「蘇摩」がストップをかけて、この戦闘はお終い。楽しいカフェタイムの始まりです。
※あれだけの戦闘で「小狼」の右目の秘密に気がつく「龍王」もなかなかのものですね。

戦いの後、新種の「鬼児」の情報を求めて歌声ラウンジ「白詰草・四」を訪れた「ファイ」と「黒鋼」
「カルディナちゃん、俺たち、新種の鬼児に会ったという人の話を聞きたいんだ」
しかし、残念ながら先ほどまで美声を聞かせていた歌姫こそが目撃者と伝える「カルディナ」。ここで目撃者に会うことはできませんでした。

一方、盛り上がったカフェタイムもそろそろ終了。こちらでも「鬼児」の新種についての話題が上がります。
そして、タイミングを合わせるように、喫茶「猫の目」の外に現れた怪しげな白装束の男。「小狼・・・」とつぶやき、念を込め「鬼児」を召還します。
「モコナ」や「鬼児狩り」が感じた悪寒の通り、襲い来る高レベルの「鬼児」達
その中に1体、明らかに今までとは違う「鬼児」が存在しました。「龍王」の一撃にも耐え、形態を変化させる「鬼児」
このレベルの「鬼児」相手に素手では太刀打ちができないと聞かされる「小狼」ですが、「サクラ」の危機に身を挺して守ります。

なんとか「草薙」と「譲刃」、「龍王」と「蘇摩」の手助けで退治することができましたが、「鬼児」の行動には不可解な点が多すぎました。
「あの鬼児、形を変えた・・・それに鬼児狩りではなく、一般人を襲うなんて
そして、桜の花と共に消えていく白装束の男。
「右からの攻撃に、まだ弱いんだな。小狼」
※今までの世界のルールから外れた、新種の「鬼児」。狙うのは「小狼」一行なのでしょうか?

「たっだいま~」
帰ってきた「ファイ」と「黒鋼」。足をケガした「ファイ」は「黒鋼」に肩を抱かれての帰宅です。
そして、「蘇摩」の存在に驚く「黒鋼」。それもそのはず、彼が元々居た世界、日本国で「知世」姫に仕えていた忍者「蘇摩」とうりふたつなのでした。
※「桃矢」とか「雪兎」とかと同じなのですね。・・・一瞬、ナンパでもしているのかと (おい

「黒鋼さん。鬼児を倒すために・・・俺に、剣を教えて貰えませんか
「それは、お前が生きるためか」
生きて、やると決めたことを、やるためです
一人、表に座っていた「黒鋼」の元にきた「小狼」彼の申し出に、その目の真剣さを見つめる「黒鋼」。
そして、やってきた「ファイ」は自分が言われたことを「小狼」へと伝えます。
「きれい事じゃあ済まないかもよ、小狼くん。・・・黒りんに教えを請うなら、自分に向かってくる奴とか、生涯守ると決めたものを奪おうとする奴を、全て倒す覚悟がないとね。・・・でも、きっとできるはずだよ。小狼くんは自分から生きる人だから
「自分から生きる人」その言葉が「黒鋼」に最後の決断をさせました。
「・・・面倒くせえ・・・死ぬ気で来い

蹴り技中心で戦いを乗り切ってきた「小狼」ですが、「黒鋼」に剣術を教わることによりレベルアップが図れるのでしょうか。
そして、白装束の男の正体は?(ちょっと声が太いんですよね・・・あの人ではないのかな)
「桜都(おうと)国」編はますます盛り上がっていきそうです。(^^)/

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フルメタル・パニック!TSR_TV07

Scene07「とりのこされて」

前回のScene06「エッジ・オブ・ヘヴン」(感想は夏休み中につき未記述)の最後は重かったです。というわけで、今回も重い話なんだな、これが。

様々な思惑が絡み、「千鳥かなめ」の護衛任務を解かれてしまった「相良宗介」
これはもう一人の護衛「レイス」の仕業に違いないと考えた「宗介」は、未だ接触もない「レイス」を呼び出すためにベランダで「軍事機密」を大声で、感情の赴くままに叫び出します。
「出てこいレイス!俺は相良宗介軍曹、ミスリル作戦部、トゥアハー・デ・ダナン所属・・・」

※いつもの「宗介」からは考えられない行為です。それほど今回の処置に頭に来たということ、そして、「かなめ」との関係の深さを示していますね。

「貴様、正気か!・・・ウルズ7、お前のしていることは・・・」
なんとか「レイス」にアクセスができた「宗介」。作戦部と情報部という、決して仲の良いとは言えない部署同士ということもあり、「かなめ」の護衛に対する不満をぶつける「宗介」に「レイス」は冷たい反応をします。
「千鳥かなめの今までの危機は、取るに足らないチンピラの仕業だ。相手が彼女の持つ知識を狙って来ない限り、私が出る必要はない
重要なのは「かなめ」ではなく、彼女が抱える「ウィスパード」としての「知識」。「レイス」の本音を聞き出せた「宗介」ですが、事態の解決には繋がりません。
「この半年、お前は日本社会にまったく適応できなかった。お前の存在はむしろ彼女を不必要に危険にさらしている。お前は護衛官として3流以下だ」
※つきつけられた事実、何もできないふがいなさ、軍隊の犬としての自分の立場、もしかしたら、「相良宗介」が初めて自分の立っている位置に疑問を憶えた時かも・・・。

翌日、昨日の夜のことなど何も知らない「かなめ」はいつもと同じように朝を迎えます。
いえ、むしろ「宗介」の散髪を手伝い、「信頼している」との言葉を伝えた翌日の朝、今日はいつも以上に素晴らしい朝に感じられたかもしれません
「おっはよ、恭子」
「かなちゃん元気そうだね、何かいいことでもあったの?」
※「宗介」の現状を知っている視聴者にとって、「かなめ」の元気さが痛々しいところです。(;´д⊂)。

教室に入り、まっさきに「宗介」の姿を探す「かなめ」。
当然ながら、彼の姿はなく、次々に登校する同級生の中にも、その姿を見つけることはできずちょっと不満顔。
「・・・何やってるんだろ」
誰も座っていない「宗介」の席を見つめる「かなめ」。その目はちょっと不安そうに、雨の降る空へと移っていきました。

そして、その頃、「宗介」は黙々と撤収の準備に取りかかっていました。
もともと私物の少ない彼は、応援を呼ぶでもなく、段ボールへ自分で梱包し、(恐らくミスリルの)トラックへと積み込んでゆきます。
うつむいてはいますが、淡々と作業をこなす「宗介」。そんな彼の手が止まったのは「退学届」に押印を行うときでした。
※今までの学園生活、とくに「かなめ」との出来事が浮かんでは消えてゆくのでしょうね。

突如、なり始める携帯電話。ディスプレイには「千鳥かなめ」の文字が。手を伸ばそうとはしますが「かなめ」との接触が禁じられている今、「宗介」にその電話に出ることは許されません
「・・・命令・・・くそっ・・・」
※乱暴に閉じられるトラックのドアに、「宗介」の気持ちが込められています。(T_T)。

学校からの帰り、テストの結果にショックを憶えている「常盤恭子」に対し、理数系はできたと話す「かなめ」。
彼女自身もこれが「ウィスパード」の能力によるところを理解しているため、素直に喜ぶことはできません。
それでも、ようやくテストの充実から解放されたふたりは、これからの遊びの予定に夢中。
しかし、そこへ1本の毒矢「夏玉蘭(シャ・ユイラン)」の視線が打ち込まれます。顔は知らないながらも、その突き刺すような視線に恐怖を憶える「かなめ」
振り返ってもその姿は確認できませんが、恐怖から全身が震え、「恭子」の言葉にも曖昧な返事しかできません。そして、頼りの「宗介」へも連絡は付かず・・・。

さきほどまでの浮かれた気分は吹っ飛び、足早に帰宅する「かなめ」。ドアにチェーンをかけ、バラエティ番組を音量最大で流しても、その気分は晴れません。
むしろ、かかってきた無言電話に不安を増大させた「かなめ」は、自分の家すら安全には感じられなくなっていました。
「どうしたら宗介に連絡が・・・そうだ、通信機。ミスリルが使っているのはスペクトラム拡散の・・・きっといける」
※こうした知識がすらすらと出てくる「ウィスパード」。本当、その正体は何でしょうか?「フルメタルパニック」最大の謎かも

ミスリルの通信機が設置されている「宗介」のマンションへ向かった「かなめ」は合い鍵で部屋を開けますが、玄関に自分が貸していた古文のノートを見つけます。
「私のノート・・・どうしてこんなところに」
電気すらつかないことに驚く「かなめ」は、それでも部屋の奥へと向かいますが、そこは何もなく、まさしくもぬけの殻でした。
「・・・うそ・・・」

「信頼しているから」と伝えた翌日の悲劇。「かなめ」は果たしてどうなるのか、「宗介」もまたどうなっていくのか。
気になる続きですが、なんと次回は2週間後。ああ、気になる気になる・・・。

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アニメ感想率調査2005夏へ参加しました

光希桃 様の Anime Station にて開催されている、アニメ感想率調査2005夏へ参加致しました。

前回も参加したのですが、集計結果と、皆様の感想が非常に興味深かったです。
今回も結果が楽しみです。
※光希桃 様は集計など大変でしょうが、今後もぜひ続けて欲しいです。

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かみちゅ_TV07

第7回「太陽の恋人たち」

今回の序盤はエッチでしたねぇ・・・そう「四条光恵」。最近、神様「八島様」も憑依しないし、「三枝祀」に比べて地味かも、とか思っていたのですが、あのボディラインは正直やられました。(^_^;)。
そんな眼福の第7回ですが、涙腺の方も刺激されるかも。

夏といえば海、海といえば水着。神様も休養が必要と近くの海岸へ遊びに来た「一橋ゆりえ」「光恵」「祀」の3人。
人の多さにうんざりしますが、昔は人が多かったという海岸の裏側に回るとガラガラ。そこには怪しい海の家?が1件あるだけでした。
早速、水着に着替えて水遊びを楽しむ3人。
※こ、更衣室もないということは、野外お着替えですか!(・_*)\バキッ

【今時(ではないよう)な中学生の水着事情】
 ゆりえ:ピンクのフリルつき。泳げないのか、水玉模様の浮き輪もセット。
 光恵:黄色のワンピース・・・どうしても水着よりもスタイルに目が・・・。
 祀:オレンジとホワイトの横ストライプ。

ビーチボールで遊んだり、波間に揺られたり・・・と楽しいひとときを過ごしますが、そこへ結構激しいにわか雨が。
仕方なく、海の家に避難する3人。「ゆりえ」レーダーに反応がないので、物の怪などはいないようですが、ちょっとした肝試し。

そこには、浮き輪代わりに使っていたタイヤ、古いボムボート、オート三輪、ビン専用の自動販売機、曲がったレコードと古いアンプ、ぼろぼろになったビート板、そして、何枚もの昔の写真が残っていました。

楽しかった海水浴ですが、やはり夏の日差しは強いもの。全身日焼けをしてしまった「ゆりえ」は服が触れるたびに「痛ぃ」と声を漏らします。
晩ご飯の一橋家では、夫婦なれそめの昔話が少し。なんでも「ゆりえ」のパパとママもあの海岸で出会い、つきあうようになったとか・・・。

部屋で日焼け跡を「タマ」に仰いでもらいながら、うつぶせに寝ていた「ゆりえ」。
そこへ「チームしあわせ」が「ゆりえ」の神様就任歓迎会「ゆりえ様歓迎会神様だよ全員集合!!」の連絡を持ってやって来ます。
※それにしても見事な日焼け跡。水着の跡が痛々しいですが、ちょっとエロティックでもあり。(^_^;)。

まさに八百万(やおろず)の神様が集合という感じの歓迎会。果たして何の神様なのか、姿形からは想像もできないのがゴロゴロいます。
早速始まった歓迎会、まずは神様協会会長からの認定証授与と、衣装のプレゼント。きらびやかな衣装に喜ぶ「ゆりえ」が可愛らしいですね。
続きましては、就任のご挨拶。凄く緊張している割には、なかなかの挨拶をして、神様一同にも喜ばれる「ゆりえ」。
※ポップなデザインの神様達。菅原道真がいらっしゃったらどういった格好なのでしょう「八島様」と同様に普通の人間タイプかな。

挨拶が終わりましたら、しばしご歓談を。というわけで船上の宴にて、神様方へ挨拶回りをする「ゆりえ」。そこで、いわゆる「九十九神(つくもがみ)」の集団に出会います。
タイヤの神、ビート板の神、ボートの神、焼きそばの神・・・そう、あの海の家「はまかぜ」の神様達です。
「後悔はないが、気になっていることがある」と語る神様達。
「ある男の子と女の子、男の子は写真好きではまかぜに写真を飾っていた。女の子は3つ年下でよくタイヤを浮き輪代わりにして泳ぎを憶えていた、あの二人は幸せになったのだろうか・・・」
衣装をもらった恩返しというわけではありませんが、「はまかぜ」の写真を並べ呪文を唱える「ゆりえ」
「か~み~ちゅ~(ひゃ~?)」

その言葉が力を持ち、空へ次々にうち上がる花火。それを見上げたかつての少年、少女達は、どうしてか「はまかぜ」に行きたくなりました。
「ここに来ないといけないような気がしたんだ」
「ゆりえ」のパパとママもやってきて、まずはこの二人をご案内。会長に聞いた特別な呪文「おでこにチュ」を実行し、パパとママをあの頃の姿に戻した「ゆりえ」。
「はまかぜ」もすっかり当時の姿へと生まれ変わります。

軽快なミュージックが流れる「はまかぜ」に入った二人は、昔のままの姿に、あの頃のラムネの味に、あの頃の焼きそばの味に驚きます。
「男の子と女の子って、お父さんとお母さん!?」
これぞ神が導く不思議な縁、プロのカメラマンにこそなれませんでしたが、この町と人が好きなパパは今でも趣味で写真を続けているといいます。
そして、神様の質問に二人は答えます「ええ、とっても幸せです」と。

「光恵」と「祀」、そして、町の人々もいっぱい「はまかぜ」へとやって来ました。
今日はあの頃の同窓会。「皆にも見せてあげなさい」との会長の言葉により、全員に「おでこにチュ」の呪文を実行することになった「ゆりえ」ですが・・・。
「ごめんね光恵」と、ここは親友にその権利を譲ってあげます。
(^_^;)。

そして、楽しい日は終わり、またいつもの廃墟と化してしまった「はまかぜ」。しかし、そこには新しい写真が飾られているのでした。

今回は良かったです。第1回以来・・・いや、この第7回が私にとって、「かみちゅ」のベストになりました。日にちをおいて、もう一度見たいものです。

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エレメンタルジェレイド_TV21

第二十一唱「明かされた真実」

グッバイ「フィロ」(T_T)/
というわけで、先週、光と共に天に召された「フィロ」ですが、「クー」達はそれでも「エディルガーデン」への旅を止めるわけにはいきません。

「フィロ」の墓を前にしたたずむ「シスカ」達5人。悲しみをこらえ、「エディルガーデン」に向かって出発しますが、そこに今までの明るさはありません。

一方「カオスクァイア」では3人の「エディルレイド」達が「フィロ」亡き後の算段を始めていました。
どこかの洞窟か、薄暗い通路を歩く3人。そして、通路の先、見上げた場所には玉座に座る1人の「エディルレイド」の姿が。
「今しばらくのご辛抱を・・・」
※どこか「レン」に似ているような・・・。もしかして「イヴ」かなぁ(?_?)

「お願い・・・私を助けて・・・早く、早く」
旅の途中、自分を呼ぶ「イヴ」の声に悩まされる「レン」。いつもの事ではありますが、こんなに大きく頭に響いたことはありませんでした。
とりあえず「レン」を休ませるために「フィロ」が帰ろうとしていた村へ向かう「シスカ」達一行。

「急がなければ・・・私たちに残された時間は少ない
こちらは、先ほどの場所にて怪しげな呪文を唱える「カオスクァイア」の「エディルレイド」達。
その呪文に反応し玉座の「エディルレイド」が叫び、同時にいくつかの水晶柱が砕け、何人もの「スティンレイド」がその姿を現します。
※わぁお、ますます怪しいです。「レン」の頭に響く声と同様に「助けて」という感じですし。

そして、ようやく村へと到着した「シスカ」達一行。しかし、村は既に廃墟と化し「レン」を休ませることができそうな場所は高台の1件のみ。
とりあえず見晴らしの良いそこで「レン」を休ませることに。
※「フィロ」はここに帰ってどうしようとしていたのでしょうか。この様子では昨日、今日に廃墟になったようではありませんし。廃墟に一人たたずむ「フィロ」。その姿は悲しいものがあります・・・。(T_T)。

「まさか、エディルガーデンが・・・そこまでの事態は想定していませんでした」
「クルス補佐官」の言葉に頷く「ファルク総監」。そこへ入院していた「サンウェルド」も現れます。
何やら危急の事態が発生した「アークエイル」本部
彼らの話の端々を聞いた限り、例の「マイア」も所属していた「シュナーベイル」部隊で「エディルガーデン」へ襲撃を行うとか?
※場面が飛びまくって書きにくいよぉ・・・(T_T)。それにしても事態が大きく動き出したのは間違いないようです。

「武器がこれだけでは心許ないですね」
「シスカ」がつぶやいたように、手元にあるのは煙幕用のロケット弾が1つ。これで「カオスクァイア」に渡り合うのはちょっと厳しい。
とはいえ、だからといって敵が手を抜いてくれるはずもなく、夜になって数名の「スティンレイド」と「ジルテイル」と名乗る1人の「エディルレイド」が襲いかかってきます
「ここは僕たちに任せて、先輩とクーはレンさんを連れて逃げてください」
「ローウェン」と「キーア」のリアクトに対し、数名の「スティンレイド」とリアクトする「ジルテイル」。

一方、逃げた先には「アジェンナ」と名乗る「カオスクァイア」の「エディルレイド」と、十数名の「スティンレイド」が待ちかまえていました。
「この人は私が相手します。クーさんはレンさんを連れて逃げてください」
今度は「シスカ」が「アジェンナ」と対決。なんと「スティンレイド」を銃弾代わりに撃ってくる「アジェンナ」。「石ころだから」との言葉にムッと来た「シスカ」も本気モードで対戦!

なんとか村から逃げ出した「クー」と「レン」でしたが、そこへ「カオスクァイア」の「オーファス」と名乗る「エディルレイド」が登場
レンと俺はエディルガーデンに行くんだ。お前らの思い通りになるものか」
「クー」の言葉にリアクトを決意する「レン」。無理な身体を押してのリアクトですが、二人の精神は今まさに一つとなっています。

三者三様の戦いを繰り広げる「ローウェン」、「シスカ」、「クー」。

【バトル1】ローウェン&キーア VS ジルテイル
 「スティンレイド」を身に纏い隙のない攻撃を繰り広げる「ジルテイル」
 しかし、その容赦ない攻撃は「スティンレイド」の寿命を削って得たもの
 無理に突っ込もうとせず状況を見極めた「ローウェン」
 「スティンレイド」が尽きた時点で攻撃。
 見事に谷底まで「ジルテイル」を落とすのでした。

【バトル2】シスカ VS アジェンナ
 弾数が1発しかない「シスカ」は相手の攻撃を避けることに専念します。
 一方、「アジェンナ」は有限である「スティンレイド」を使いながらも
 無駄弾が多く、その攻撃は雑
なだけ。
 手持ちの「スティンレイド」を使い切った時点で勝負はありました。
 「スティンレイドを使い捨てにしてあなたは楽しいですか、
  捨てられるスティンレイドの気持ちをあなたは考えたことがありますか!」

【バトル3】クー&レン VS オーファス
 「七煌宝樹」の攻撃をまともに喰らえば即時敗北することを知る「オーファス」は
 「スティンレイド」を盾に攻撃をかわします。
 そして「スティンレイド」を光の矢と変え、「クー」へ攻撃。
 これもまた「スティンレイド」の数だけ防げば勝利かと思いきや、
 「イヴ」の声によりリアクトが解けた「クー」へまともに攻撃が
着弾。
 倒れた「クー」をかばう「レン」の姿を見た「オーファス」はゆっくりと近づき、
 そのまま「レン」の前に跪く
のでした。

「あなたはイヴ様の跡を継いで、私たちの新しい女王となるお方です。イヴ様のお命はもう長くはありません」
「でも、イヴはエディルガーデンに・・・」
「その通りです。イヴ様はエディルガーデンの女王。そして、私たちカオスクァイアはその女王をお守りし、エディルレイドの世界を創るための組織。すなわちエディルガーデンとカオスクァイアは一つのものなのです」
バトルを終了させ、駆けつけた「シスカ」「ローウェン」「キーア」も「レン」と「オーファス」の会話を聞き、その事実に驚愕するのでした。

さて、途中からある程度予想はついていましたが、やはり天国とはほど遠かった「エディルガーデン」
「オーファス」も嘘はついていないかもしれませんが、「イヴ」の言葉を考えると、彼の言葉全てを信じるのは危険です。
それにしても、「アークエイル」の上層部は「エディルガーデン」=「カオスクァイア」と以前から知っていたのでしょう。
そして、それは調査を進めていた「サンウェルド」もきっと
だからこその第十五唱「大風車の村(エレ=ブランカ)」での「サンウェルド」の言葉「カオスクアイアという組織のことを、もう少し知っておいたほうがいい」なのでしょうし。

いやはや、最終回に向かって一気に動いた感があります。うまくまとめることができますでしょうか。

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ガン×ソード_TV08

ep.VIII「その絆に用がある」

(私の)夏休み中に唯一、前回の放送を見逃したのがこの作品
というわけで、オープニングのナレーション「最強の敵を退け」がわからない。ショック!。(T_T)。

断崖絶壁のかなり危険な山道を旅する「ヴァン」と「ウェンディ」。そこへ、なかなかに騒々しい若者「ジョシュア」が一人やって来ます。
「危ない!あなたも逃げてください」
その背後に迫りくるは巨大な竜の形をした「鎧」。なんとか割れ目へと逃げ延びますが、竜はしつこく周りを伺っています。
「あれはSドライブユニットを搭載した鎧の動きです。ここを通る者を無差別に攻撃しているようですが・・・」

逃げる際に置いてきた刀、それがないと「ヴァン」は白銀の鎧「DANN」を降臨させることができません。
「助ける代わりに注意を引け」と命じられた「ジョシュア」は怖いからと嫌がりますが、代わりに「ウェンディ」が命じられると慌てて、おとりの役目を引き受けます。
「女性は守るべき者ですから・・・」
※おっ、格好いいセリフ。ただ実際は、(プレートを発見したから?)途中で諦めて「ヴァン」に抱きついてかえって邪魔をするのですが・・・(^_^;)。

彼らの窮地を救ったのは「鎧」からの何発かの銃撃でした。
しかし、その鎧を確認した「ヴァン」は叫びます。そう、その鎧は宿敵と言っていいでしょう、「レイ」の鎧「ヴォルケイン」だったのです。
そしてさらに、もっと驚愕すべき事実。その鎧は「ジョシュア」も見知っていたのです。
「・・・ヴォルケインだ。僕です。探しました、一緒に帰りましょう、兄さん!」
※へぇ~。まあ、「レイ」も人の子ですから、兄弟がいてもおかしくはないですけれど、ちょっとビックリ

「兄さんはカギ爪の男に、しのさんを殺されて変わってしまいました。・・・僕は兄さんを止めたいのです。相手を殺しても傷が癒されるわけがないじゃないですか
※「ヴァン」にとって耳の痛い言葉ですねぇ。確かにそうです。でもそれを言ってしまうとこの物語の根幹が。(^_^;)。

2年前、カギ爪の男が二人の子供を連れて町にやってきました。その時から竜は山を越えようとする人を襲い続けている」
「鎧」について妙に詳しい「ジョシュア」は、竜の武装、外装について事細かに説明を始めます。

【ジョシュアによるレイを巡る人物関係】
 ・しの・・・ある鎧工房の設計責任者。レイの恋人。
 ・レイ・・・試作用の鎧乗り
 ・ジョシュア・・・工房へ出入りしているうちに鎧についての知識を得た。

竜を撮影した写真を見て一人悩む「ジョシュア」。
「あのプレート・・・設計ミスとしか思えないのだけれど・・・まさかな」

お互い気に入らない「ヴァン」と「レイ」。しかし「カギ爪の男」との関係が予想される竜の操縦者から情報を手に入れるために「レイ」は破壊ではなく止めるための協力を申し出ます。
話し合い中も命のやりとりを行うほどの緊張感に包まれた二人。しかし、延々と酒を飲みながら会話を続ける「レイ」に、「ヴァン」はそれでいいのかと尋ねます。
「呑んでいるのは水だ。俺は、もう全ての楽しみが味わえない」
二人は一応の協力を確認し、翌日に作戦行動を起こすことを申し合わせます。
※「ヴァン」と並ぶほどの腕を持つ鎧乗り「レイ」。彼もまた「ヴァン」と同様にその肉体に秘密を抱えているようです。

「DANN」と「ヴォルケイン」による共同作戦。それは「DANN」が竜の動きを止めている間に、「ヴォルケイン」が外装の隙間をねらい打つというもの。
一方、よもや二人が協力しているとは考えもしない「ウェンディ」と「ジョシュア」は慌てて「ヴァン」と「レイ」のもとへ駆けつけようとします。

「DANN」の攻撃にも容易に傷が付かない竜の外装。コクピットであろう頭を狙うこともできない「DANN」は苦戦をしますが、なんとか隙を作ることに成功します。
しかし、銃口の先に「ウェンディ」と「ジョシュア」の姿を確認した「レイ」は寸前で狙いを変え、銃弾は竜に弾かれてしまいます。
※ちょっと絵ではわかりにくいですが、「ジョシュア」は「ウェンディ」をかばったようですね。よしよし。(^_^)。

竜によって「DANN」の刀は遠くに飛ばされ、「ヴォルケイン」の銃も弾かれてしまいますが、まだ「ヴォルケイン」には必殺の銃が残されています。
威力が強すぎるその銃の使用をためらっていた「レイ」でしたが、背に腹は代えられず銃にエネルギーをチャージ。狙いを考えていたその時、丁度「ヴァン」から連絡が入ります。
「お前の弟が背びれを狙えってよ。えっと、ようはそこが外壁よりも弱いんだそうだ」
「ジョシュア」からの情報を伝えた「ヴァン」に、「余計なことを」つぶやく「レイ」。しかし、弟を信頼しているのか狙いをそこへ定めます。
あとは撃つだけという状況へと持ち込みますが、最後のあがきか、竜は「ヴォルケイン」に体当たりを行い、チャージ済みの銃が空中へ。
そこへ駆けつけた「DANN」。空中で銃をキャッチすると、慣れない武器ではありますが、見事に背びれを直撃!

※ちょっと「ヴァン」と「レイ」の協力という状況を作るために戦闘シーンがご都合主義な感じも。まあ、格好良いのでいいかな。

結局、苦労したものの操縦者はとっくに死んでおり、竜は自動追尾機能で動いていただけでした。
※プレートの配置がおかしく、エネルギーの溜め方がおかしいと見抜いていた「ジョシュア」。Aパート終わりのセリフはこのことです。なかなかの眼力ですねぇ。

「ウェンディさん、僕も一緒に行くことにします。お二人について行けば、また兄さんに会えるかもしれないので」
※珍道中に仲間が一人増えたようです。(^_^;)。これでまた一人、オープニングの影絵の正体が判明したのかな。

Turn in next time for more action and adventure! Are you ready?

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創聖のアクエリオン_TV21

第21話「紅い道」

前回、「川上とも子」演じる堕天翅族「小天翅 双翅(フタバ)」が捕らえられ、お亡くなりになったんですよね。
いくら敵であり、悪である(と人類側が考えている)、堕天翅族とはいえ、子供を殺害したという事実は、物語にどういった影響を与えていくのでしょうか

夢、それは願望。夢、それは希望。夢、それは・・・絶望。
起きて見る夢ではなく、睡眠の中で見る夢。それは叶えられなかった思いの代償行為であるとか、記憶の整理行動であるとか言われます。
そしてもうひとつ、夢は誰かからのメッセージであるとも。

蒼白き月夜に咲き初めし深紅のバラよ、したたるほど紅き花弁、たおやかな緑の葉、つややかなかぐわしき香り・・・。我が血をその唇で受けるがいい、その舌で味わうがいい、その喉を潤し、枯れて、散るがいい・・・いや、枯れてくれるな」
「シリウス」が見た夢、月へと続く「紅い道」。最後にバラから伸びてきた白き指先の正体は如何に。

最愛の子供を奪われた堕天翅族「聖天翅 頭翅(トーマ)」は同じだけの苦しみを与えるために「道をつけた」と語ります。
夢から覚めた「シリウス」が夜の庭を散歩していると両手いっぱいのリンゴを食べている「アポロ」へと出会います。
「あの甘ったるい匂い・・・。月に向かって真っ赤な道がふわぁって・・・なんか、呼ばれている気が」
※「アポロ」も夢みたか、あるいは直接見えたのか・・・。

「眠れるものなら、夢の続きを見たいものだ」眠れないのかと尋ねる「麗花」に「シリウス」はそう応えます。
一方、堕天翅族の子供を殺してしまったことに対して、「麗花」の方は「堕天翅の羽がグレンに襲いかかり酷く苦しめている」夢を見ると言います。
※堕天翅族の血を引く「シリウス」と、生粋の人たる「麗花」では感じ方が違うのか。いや、個々の感じ方の違いの方が大きいかな。

「もし、身内に堕天使が潜んでいたら、君はどうする」
タブーともいえる質問を「麗花」にする「シリウス」。返ってくる答えは分かり切っているというのに「麗花」だけは違うと信じたかったのでしょうか。
「もちろん、戦うわ。相手が誰であろうと、堕天翅だけは許せない

「麗花」の答えを思い部屋で考える「シリウス」。そこへ「シルヴィア」が尋ねてきます。彼女もまた、悪夢についての相談だったのです。
「アポロニアス」最後の出撃を過去生の記憶から夢みた「シルヴィア」。その姿と「シリウス」がだぶってみえると、彼女は不安を憶えます。
「案ずるな、私はいつも、お前と共にある」
※結構、大切かもしれません。この言葉。応えたときの「シリウス」の表情が見えないのが残念です。

「食事こそ一緒にはしないけれど、お兄様も最近うち解けてきた」と嬉しそうに話す「シルヴィア」
一方「どうだろうな」と返す「シリウス」の表情は明るくはありません。
食事をする姿は美しくない。貴族である「シリウス」が言いそうなことですね。確かに一番本性が現れる行為ではありますが。

「常々私は、この部屋・・・いやDEAVAに存在するものに心底惹かれぬ理由を考えていた」
※この孤独感。価値観が違う、その理由は、やはり種族の違いにあるのかと思い悩んでいたのでしょうか。

お前はどうしていつも食べている。満たされぬ思いを食欲を満たすことで補っているのか。・・・アポロ、一つ聞かせて欲しい。お前が感じる私の匂いは・・・いや、止めておこう」
※タブーである質問をしたのに、ここでは質問を途中で止める「シリウス」。「アポロ」の回答が怖かったのか。いっそここで聞いていれば、後の行動は変わったかもしれません。

翌日、「ソフィア」から「紅い道」についての話しを聞かされた司令「不動」は、それになぞらえた特訓プログラムを思いつきます。
その道を見た「リーナ」はある言葉を思い出すのでした。
「太古の昔、天空へと続く紅き道あり。太陽の翼、これをもって我が道となす。・・・紅い道は呼んでいる。太陽の翼を」
太陽の翼といえば「アポロ」。皆も「アポロ」の方を見ますが、今呼ばれているのは「シリウス」でもあります。

道を外れし者が敗者となる。アポロとシリウス、始めろ!」
剣術の訓練を「紅い道」にて始める「アポロ」と「シリウス」。いつにない気迫の「シリウス」に押された「アポロ」が足を踏み外し、道から落ちそうになります。それに対して剣を向ける「シリウス」。その時、敵襲を告げる警報が・・・。

今までにないパワーを持った黒い「ケルビム兵」の出現に慌てる「DEAVA」。
ベクターマシンにて出撃した「シリウス」「アポロ」「シルヴィア」は「シリウス」をヘッドに合体し、剣技にて対抗します。
※ここまで発進プロセスが明らかになったのは初めてでしょうか。格好いいですね。

「ケルビム兵」の攻撃に「トーマ」の搭乗を確信する「シリウス」
「久方ぶりだな、太陽の翼よ」「トーマ」の声が響き、夢を思い出す「シリウス」。明らかにいつもとは様子が異なります。
覇気がない「シリウス」にいらだつ「アポロ」「あいつらはバロンを奪った奴らだ」と鼓舞しようとしますが、「ならば人は、堕天翅から子供を奪った」と返されてしまいます。
※この言葉は「シリウス」の言葉なのか、「シリウス」を通した「トーマ」の言葉なのか・・・。

敵の狙いが「太陽の翼」の取り込みにあると気がついた「DEAVA」の面々。
「アポロ」を取られまいと考える「シルヴィア」の脳裏に夢での映像がフィードバックします。
その思いの深さからか、戦闘不能に陥る「シルヴィア」に対し、司令「不動」は「麗花」とテレポートチェンジを命じます。
※ここでチェンジを行うのであれば、後のシーンで「シリウス」を・・・というのはダメかなぁ。

「麗花」の参戦で再び戦う力を取り戻すアクエリオンでしたが、「トーマ」の追及の手は止まりません。
「欲しい・・・太陽の翼」と「シリウス」に対して手を伸ばす「トーマ」。
ついに和らいだ表情へと代わり、堕天翅との戦いもままならなくなる「シリウス」。「麗花」に戦いの理由を問われても確固足る決意は消えていました。
「争いのない創世の時代を作るため。美しい理想の時代・・・」
※まあ、恨み辛みで戦うよりはマシかも。恨みは恨みを呼び憎しみは憎しみを呼びますからねぇ。(^_^;)。

果たして夢に出てきた白い指先の持ち主は「トーマ」なのか、その問いを剣に込めて「ケルビム兵」と差し違える「シリウス」。
「ケルビム兵」の肩口から湧き出る紅い血は、バラの花弁の用に空中を舞いながら天に道を創ります。
※この回答を見て、「シリウス」は夢に現れた白い手の持ち主が「トーマ」だと確信したわけですね。

合体を解かれたベクターマシンに乗ったまま「紅い道」へと足を進める「シリウス」
止めに行く「麗花」に一度は振り返りますが、手と手を伸ばし触れ合う瞬間、「シリウス」の手首から紅い羽根がこぼれ落ち、堕天翅族の証である羽根を形作ります。思わず手を引いてしまった「麗花」。その後、もう一度差しのばしますが、時既に遅く「シリウス」の姿は「紅い道」へと消えていくのでした。
「麗花・・・君だけは・・・信じたかった。・・・もう迷わん。許せ、シルヴィア。もとよりそこに我が道はなかった」

天上界にて「トーマ」の前で跪く「シリウス」。
「ようこそ、翼咲き初めしアトランティアへ」

果たして本当に「太陽の翼」が「シリウス」であったのか。どうも、「太陽の翼」に対する憧れを利用されただけのような気がします。
とはいえ、過去に「トーマ」が「太陽の翼」に対して言及していたときも「アポロ」だけではなく「シリウス」も搭乗していたのもまた事実。
うーん、来週には回答が出るのでしょうか。

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うえきの法則_TV21

第21話「佐野清一郎の法則」

(私が)お休み中の前回、「カバラ」が「鈴子・ジェラード」に負けてしまい、能力者から脱落。
というわけで、「植木耕助」チームの2勝1分と圧倒的有利の中、いよいよ登場するライバル「佐野清一郎」
彼はいったいどうして「ロベルト十団」に入団したのか、その謎が明かされようとしている・・・のか?

「お前とは戦いたくない。俺はこの戦い、引き分けようと思っている
もともとは「佐野」を「ロベルト」の手から救い出すために始めた「ドグラマンション」での攻防。「植木」には「佐野」と戦う理由などありません。
それに対して、引き分け後の「森あい」や「犬丸」の参戦の危険性を指摘し、バトルを行うと主張する「佐野」
結局、二人は戦わなければならない運命なのです。
※確かに「佐野」の言葉に一理あり。「佐野」や「カルパッチョ」相手に「森あい」や能力者へ攻撃できない「犬丸」が勝てるとは思えませんしね。
「自ら進んで入団した」と宣言する「佐野」。その言葉に「植木」も本気でのバトルを決意し、いよいよバトル開始です。

25thステージ -VS 新・ロベルト十団-
 プレイヤー:究極のエコロジスト「植木」
 エネミー :地味な能力、バランス命!?「佐野清一郎」
 ステージ :「なわとびフィールド」
 仕掛け  :場外は溶岩地帯。落ちるとマジヤバ。
       両端に巨大な人型。ステージの振動で巨大な縄跳びを回し出す。
       縄には100万ボルトの高圧電流。触れると痺れる~。
 勝利条件 :場外への落下、もしくは対戦者の気絶。

迫りくる縄に対して、二つ星の神器「威風堂堂(フード)」を出現させて縄の断絶をもくろむ「植木」。しかし、予想以上の頑丈さに「フード」の方が破壊されてしまいます。
ならばと「佐野」に対して一つ星の神器「鉄(くろがね)」を放出する「植木」でしたが、戦闘巧者の「佐野」は、懐から出した手ぬぐいを鉄の盾と変えて「くろがね」の軌道を逸らします。
その後も、「鉄の槍」や「スプリング」、「巨大な楔(くさび)」を次々と出現させ、「植木」の攻撃を封じ、反撃を行う「佐野」
「息を止めている間だけ手ぬぐいを鉄に変える能力」を持つ「佐野」。他の能力者に対して地味な能力ではありますが、いやはや侮れません

対する「植木」も、この勝負は最初から全開。出し惜しみはせずに、五つ星の神器「百鬼夜行(ピック)」、四つ星の神器「唯我独尊(マッシュ」を登場させますが、ある意味、単調ともいえる攻撃を読み切った「佐野」はハチマキ一つで難なくしのぎます。
そして、集中する暇を与えない縄、それを利用した電撃攻撃。序盤戦は明らかに「佐野」に軍配が上がります。

「おもろい勝負をしようやないか」
息つく暇もなく、「鉄のブーメラン」で攻撃する「佐野」。「植木」も「マッシュ」の改良型をぶつけ、いよいよ中盤戦のスタート!
自在に手ぬぐいを鉄に変え、再び戻す「佐野」。「植木」の口を塞いだり、両手を塞いで殴り合いに持ち込んだりとその攻撃はバリエーションに飛んでいます。
ならばと「植木」は神器に改良を加え、「ピック」の軌道を変えられないよう樹木で包んだり、反動を利用して地面に叩きつけたり・・・。
※いつもの相手なら頭脳戦に持ち込めば勝利が見えましたが、「佐野」も頭脳戦の巧者。この戦いは、見ていてワクワクしてきます!

「植木の弱点は空中戦にあり」
縄を避けたところへ多数の「鉄のブーメラン」を飛ばす「佐野」。重量のある神器が空中では思うように出せないことを見越しての攻撃が「植木」に襲いかかります。
そして、振動を与えるごとにスピードアップする「縄跳び」。ますます神器を出すチャンスを失う「植木」は不利な状況へと追い込まれていきます。

なんとか「佐野」よりも上空へ飛び、「くろがね」を上空からぶつけたい「植木」は棒高跳びのように樹木をしならせますが、「佐野」の「鉄のブーメラン」により破砕されて失敗
しかし、この攻撃は失敗したものの「植木」には光明が見えていました。
続けて出した「ピック」は棒高跳びよりも早く出現し「植木」を頭上へと持ち上げます。それを破砕する「佐野」。
着地した「植木」は三つ星の神器「快刀乱麻(ランマ)」で縄と「ランマ」の二段攻撃を狙います。その攻撃も「佐野」の大ジャンプの前に失敗。
もはや万策尽きたかと思われましたが、なんと、ここまでの攻撃は「植木」による伏線だったのです。
「縄をジャンプして避けるから隙が生まれる」
「ピック」の本意は地面に「植木」が隠れる穴をうがつことでした。穴に潜んだ「植木」はじっくりと「佐野」を待ち受け「くろがね」を発射!
空中で避けることのできない「佐野」は「くろがね」をもろにくらい、あわや場外へと転落しそうになります。
さっすが「植木」。勉強はできなくても戦いの遺伝子を持っていますねぇ~。(^_^)。

「流石や植木、俺は最初からわざと場外負けするつもりやった。けど、お前は強すぎて、わざと負ける暇なんて無かった。ほんまに俺の負けや」
「植木」到着前に場外負けを計る「佐野」。しかし、その行動を押しとどめたのは「カルパッチョ」の一声でした。

「ここでわざと負けたら、あいつの命は無い」
その言葉に戦いを一時中断する「植木」。地面にうずくまり振動を止めて「縄跳び」を止めた「植木」は「カルパッチョ」の次の言葉を待ちます。
「犬丸の首の後ろを見てみな。五角形のほくろが見えるだろう。それこそ、天界の吸血生物、デスペンタゴン!」
「犬丸」の命と引き替えに「ロベルト十団」へ入団していた「佐野」。その言葉は「犬丸」を驚愕させ、「植木」を憤怒の表情へと変えるのでした・・・。

盛り上がってきました「うえきの法則」!
夏休み中にためていた前回の放送を昨日見たためか、私のテンションも上がりっぱなしです。
次回、「植木」は「犬丸」は「佐野」はどういった選択をするのでしょうか。まさしく見逃せませんよ~。(^^)/

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ただいま帰りました

うっ、ぎりぎり8/21(日)かな。
先ほど戻って参りました。
これからためていたテレビ番組をいっぱい見ます。
それでは。

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夏期帰省のご連絡

8/13(土)~8/20(土)まで、帰省のためアニメ感想の更新はお休み致します。
※アニメやっていない地方なのですよ。悲しいっす。(T_T)。

申し訳ありませんが、トラックバックやコメントもお返しできないかと思います。

なお、次回の更新は8/21(日)の予定です。

よろしくお願いいたします。

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フルメタル・パニック!TSR_TV05

Scene05「うるわしきシチリア」

すっごい久しぶりに「千鳥かなめ」を見た気がします。いや、実際はそうでもないのですが。
で、いきなり「かなめ」にハリセンで叩かれたのが、最近シリアスモードの「相良宗介」。
※ハリセンで叩かれて「痛いじゃないか」と聞くと、「究極超人あ~る」を思い起こさせます。(T_T)。

叩かれた理由は、(テロで話題の)車爆弾を疑い、「神楽坂先生」の新車を律儀にばらしてしまったため。
さて、どうやって元に戻すかと思案していたところへ、「ミスリル」から連絡が入り、再び学校を離れることになった「宗介」
※これでは中間テストも受けられませんね。本当、単位ってどうなっているのでしょう。

「メリダ島」にてテレビ会議ならぬ、立体映像を用いた多地点会議を行っている「ミスリル」
我らが「テレサ・テスタロッサ大佐」も会議には参加しており、前回裏切った「ブルーノ大尉」への対応と今後の対策や、「千鳥かなめ」の護衛についてなどが話し合われています。
もっとも、内容はといえば、情報部と作戦部(実行部隊)の糾弾合戦が主であり、あまり建設的な意見は出ていない様子。
※恐らく「ウィスパード」であろう「テッサ」の兄、「レナード」の話も出てきました。

さて、話題に上った「ブルーノ大尉」。シチリアのマフィアの元へ身を隠しているようです。
ある意味、謹慎中なのですから、おとなしくしていればいいものを、黒髪の美女(素晴らしいスタイル!)を誘い、大人の時間を楽しもうという魂胆
なかなかにいいムードのまま、ベッドインを行う「ブルーノ大尉」でしたが、実は変装をした「メリッサ・マオ曹長」。
※見事に化けたものです。私でも、変装中の魅力には、いちころです。変装を解いた後はちょっと手に負えない印象ですが。

首尾良く「ブルーノ大尉」を押さえた「マオ」と「クルツ・ウェーバー軍曹」は、早速その場を脱出
逃走の準備は万端、ルートも押さえ、うまく逃げられると思ったその時、不慮の事態に襲われ、マフィアに追いつめられてしまいます。
そこへ長駆日本から馳せ参じた「宗介」。逃走ルートの変更を知らせるため、また、応援のためにやってきた彼は自動車に多量の武器を持ち込んでいました。
これでようやく本領発揮、「ロックンロール」と叫んで銃撃戦を開始する「マオ」とその僕(しもべ) (笑

平和な市街へ響きあう銃声。火器の量、兵隊の質では負けませんが、いかんせん10倍以上の敵を相手に速攻で片づけるというわけにはいきません。
なんとか村を抜けた「マオ」一行、その様子を見張る怪しい男が一人。そう、「アマルガム」の「ゲイツ」手下の一人です。
「ブルーノ大尉」の身柄を押さえられては「アマルガム」の情報が漏れかねないため、どうやら「ゲイツ」が「ブルーノ大尉」を押さえる手はずだったよう。
当然、その矛先は「マオ」一行へ。

おっとこちらは(現時点でシチリアに比べて)平和な国、日本の陣代高校2年4組「かなめ」の教室。
出て行ったきり連絡も取れない「宗介」に対して不満ばかりの「かなめ」ですが、「常盤恭子」が「宗介」の携帯電話にかけたところ、なんと見事に繋がります。
※電話代が凄そうだ・・・。

ちょっと頬を赤らめつつ電話に出る「かなめ」。実際の地理以上に離れた二人の立場と会話のアンバランスさが面白いところ
 かなめ:中間テスト、「神楽坂先生」の新車問題、運転中の携帯電話利用、高校の単位について・・・
 宗介:銃撃戦の真っ最中。それでも単位は大切。※
この状況でまともに運転ができるだけでもたいしたものです。

ようやくマフィアを撃破・・・と思いきや、AS「サベージ」が3機登場。撃ってくる銃弾の太さも、走行スピードも桁違いな相手に対し、まさに絶体絶命
しかし、そこへ登場したのが、全身真っ黒の「M9」と呼ばれる「ミスリル」主力のAS1機。AS乗りである「マオ」や「クルツ」、「宗介」も驚きの操縦術にて瞬時に3機のASを撃破して見せます。

なんとか救われたものの「M9」の操縦者については「アンドレイ・カリーニン少佐」も教えてくれず、また「宗介」の負担の大きさ、自身の身の振り方も考えていない無頓着さもあわさって、いらつく「マオ」
※そうか、「宗介」は17才ですか。まあ、高校2年生ですから当たり前といえば当たり前ですが。こう、雰囲気が落ち着いているので、年齢不詳な感じはしますよね。

自身の未来について思いはせる「宗介」・・・。というところで今回は終了。

今回はシリアスとコメディのバランスが取れていて、見ていて痛快でした。
どうしてもシリアスによりがちな原作部分ではありますが、来週もちょっと息抜きな予告でしたし、今のうちに目一杯楽しみたいですね。

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かみちゅ_TV06

第6回「小さな決心」

最近「一橋ゆりえ」が「木之本さくら」に見えることがあります。「はにゃ~ん」とか言わせたいなぁ・・・。ジャンです。

女子中学生の悩みといえば「恋の悩み」。「三枝祀」が企画した、夏休み前の一大イベント「ハッピーサマー女子限定 ラブラブ 占い相談室」は大人気。
「ゆりえ」もどんどん耳年増になっていきます (笑 。※それにしても「恋愛相談」とは。本人が一番相談したいところでしょうね。

相談者の一人に「字が汚い」と言われてしまった「ゆりえ」。ちょっとへこむも、事実だから仕方がありません。
「祀」には、「ゆりえ」が恋する「二宮健児」に手ほどきを受ければと言われますが、「四条光恵」の言うとおり、余計緊張するだけでしょう。

そして、事件はある恋愛相談から始まります。
「好きな人がいるんです!」と相談してきたのは「能登きよみ (声は「広橋涼!」大、大ファンです!)」。まずは相手を聞いてみないと・・・と確認したところ、なんと片思いの相手は「二宮健児」
そう、恋のライバル出現です。

「犬から助けてもらった」から恋をしてしまった「きよみ」。「光恵」はその恋の出会いに「?」ですが、「ゆりえ」は「いいなぁ」とうらやましがります。
「神様は困った人を助けるのがお仕事だから」と、思わず恋のお手伝いを言い出してしまった「ゆりえ」。
本音は「きよみ」から「健児」を守るためかもしれませんが、二人揃って「健児」が部長を務める(そして、部員は彼一人の)書道部へ入部することになりました。

部室が貰えないため、屋上を部室代わりにしている書道部。「祀」と「光恵」もついてきて、4人で屋上へと上がります。
「部室が屋上なんて・・・ワイルドですね」と感激している「きよみ」は、おいておいて、声をかけても返事がない「健児」を探すためにはしごを登った「ゆりえ」。
その眼前に映ったモノは、・・・愛しい彼の大胆な姿でした。そう、上半身ヌード!まさにワイルド!(笑

思わずはしごから落ちてしまう「ゆりえ」。「祀」と「光恵」も巻き込んで大騒ぎ。でもそのお陰で「健児」も目を覚まし、いよいよ二人とご対面。
「俺、書道以外、注意力も記憶力もほとんどなくてさ・・・」と「きよみ」との出会いを全く憶えていない「健児」。もっとも、「ゆりえ」も未だに名前を覚えてもらっていませんが。
※「ガン×ソード」の「ヴァン」といい、「倉田英之」先生の書く男性キャラには記憶力が欠けている。(^^;)。

何事も体力が大事・・・?グラウンドで怪しいかけ声をかけあいながらランニングをする「健児」「きよみ」「ゆりえ」
夏休み前の暑いさなかではありますが、「ゆりえ」にとっては今の状況もラブラブ妄想タイム。懐かしの青春ドラマのように、海岸沿いの砂浜を駆ける男女を自分たちに当てはめています。
一方の「きよみ」も常人には理解不可能な「健児」の行動を「素敵!」と感じるところ、「ゆりえ」のライバルの素質十分です。
「健児」の良さは「電波」を感じる女子でないとわからないのでしょうか?(^_^;)。

「ゆりえ」の態度から、なんとなく「健児」のことを「ゆりえ」も好きなのではないかと思い始めた「きよみ」。
二人の仲はギクシャクしたところもありますが、それでも「健児」と過ごす部活動は楽しく、書道部中心の生活を数日間楽しみます。

そんなある日、バレー部のいない体育館を勝手に使って書道に励む3人。真摯に書道へ取り組み「健児」は、綺麗に書くことができた書を破いてしまいます。
「俺、心の中がそのまま紙に出たような、そんな字が書きたいんだ」※なるほど、書道に対してだけは本当に真剣なのですね。
そして、「健児」は、「きよみ」と「ゆりえ」に書道部へ入部した理由を聞いてみます。
 きよみ:先輩みたいな字が書けたらと思って。
 ゆりえ:もう少し字が上手になりたいと思って。

二人の言葉を聞いた「健児」は技術的なことなら教えられると、「ゆりえ」に書道の手ほどきを始めます。
緊張しまくって上手な字を書けない「ゆりえ」でしたが、その字を「健児」は、「いい字だよ」と褒めてくれました。
※書いた字が「男女交際」なのは笑えます。その字を見て「きよみ」は「ゆりえ」が「健児」を好きだと確信したのかな。

「光恵ちゃん、私、嘘ついちゃった・・・神様なのに・・・どうしたらいいのかな」
「きよみ」に「健児」のことが好きなのではと問われた「ゆりえ」は、「そんなことはない」と応えてしまいます。
そして、相談された「光恵」は「誰にもどうにもできないことだと思うから、正直にしたいことをすれば良い」とアドバイスをします。
※こればっかりは神様でも無理ですか。そうかもしれませんね~本当、化学反応みたいなものだし。

翌日、「退部届」を握りしめて部室へ向かう「ゆりえ」。そこには「先輩」「好きです」と習字を「健児」に見せる「きよみ」の姿がありました。
「いい字だね・・・でも、ごめん」
初恋は甘いものではなく、苦く切ないもの。でも、何年も経ってから思い出したとき、きっと甘く感じられる。頑張れ、「きよみ」ちゃん。(T_T)。

「今度は神様の番ですよ」と、背中を押された「ゆりえ」でしたが、自分の思いを伝えるまでは行かず、今は只「退部届」を出すだけです。
そんな「ゆりえ」の心情を察した「祀」と「光恵」は、「夏休みを楽しもう」と持ちかけるのでした。

名前が数字に関係のない「能登きよみ」は、きっと今回だけのゲストキャラでしょうね~。残念。
今回の収穫は、「二宮健二」が只の変人ではなく、「1本芯が通った男子」とわかったところでしょうか。少なくとも書道に対しては真剣なところを見せたわけですし、ね。

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エレメンタルジェレイド_TV19

第十九唱「石ころの想い」

「石ころ」というのは「エディルレイド」や「スティンレイド」のことを指しているのでしょうねぇ・・・なんだか切なくなるタイトルです。
さて、切ないと言えば、自らとどめを刺した「マイア」の遺品を眺め、思いを寄せている「シスカ」の表情もこれまた切ないです。

移動ばかりでは身体が持たないと、一時、湖そばに宿泊の準備を始める「シスカ」一行。
夕飯の準備をしている「クー」と「フィロ」は、まるで新婚さん。
二人を冷静に見つめる「レン」ですが、いつもと違うような気もするのは、前回の放送を見たからでしょうか。いやいや、それだけではないようですよ。
「クーといるの・・・いや」
※自分の気持ちを考える時間を作るため、胸の熱さの意味を考えるため・・・ですが、「クー」にとってはショックだったでしょうねぇ。

一方、禁断の恋へと目覚めてしまった「フィロ」は、「クー」とリアクトについての感想を率直に話し合います。
※あいかわらずふたりの会話はエロいっす。ほら、目をつむって聞いてごらん・・・(^^;)。

急接近する「クー」と「フィロ」に対して、自らの気持ち、その正体にも気がつかずに悩む「レン」
そして、「レン」の本当の気持ちを知らず、誤解したままの「クー」
さらに、「エディルレイド」への夢と、恋心の狭間で揺れ動く「フィロ」
※それぞれの想いを抱え、夏の夜を過ごす3人。青春ですねぇ・・・ああ、若き日のあの想いはどこへいったのか。(T_T)。

一応、話の主題は「エディルガーデン」への道
それを邪魔する2つの団体のひとつ「カオスクアイア」では、「フィロ」を使った「良からぬたくらみ」が進行中でした。
※この3人、どういう名前だったかなぁ・・・。

翌朝、車の修理で手が離せない「クー」と「ローウェン」、食料確保に出かけると言う「シスカ」と「キーア」を残し、「フィロ」は「レン」を泉での水浴びに誘います。
「水着をお貸ししますね。・・・ああ、誰も見る人なんていないから、裸でもいいんですけどね
※ほら、そんなことを言ったら「クー」が自動車の下から出られなくなりますよ、若いですから!(下品

結局、「シスカ」と「キーア」も来ることになりますが、残念ながら「護衛」ということで、泉には入らず。
黄色のワンピースタイプを着た「フィロ」と、貸して貰ったピンクのビキニを着た「レン」が水浴びを始めます。
カナヅチで貧乳・・・がんばれ「シスカ」!最近は、そういうのも流行っているし。(おい 。それにしても、ビキニは「レン」の方ですか、結構スタイルが良いのですねぇ・・・。(^^)/。

対岸で最近の「アークエイル」についての忸怩(じくじ)たる思いを「キーア」に相談する「シスカ」。
「どうして、アークエイルは変わってしまったのでしょう・・・」
内向的な、らしくない「シスカ」を励ますために、「キーア」はそのまま「シスカ」を泉へと突き飛ばします。
「パーッと行こうよ」
※文章にすると酷いことをやっているようですが、そんなことはありませんから。「キーア」姉さんは格好良いです。

レンさんは、クーさんとはキスをしたりする恋人同士なんですか?そうでなければ、私が恋人になってもいいですか!?
恋人の定義がわからない「レン」でしたが、キスはしたことがないからと、「クー」と恋人ではないことを認めます。そして・・・。
「・・・クーがいいのなら。・・・でも、クーもフィロの方が良いのかも・・・」
※「フィロ」に対して、自分に向ける表情とは別の表情を見せる「クー」。その表情がまた、「レン」には魅力的に映ったのでしょうか。結構自信を失っています。

夕食の時間、「クー」と「フィロ」に仲の良さを見せつけられ、「レン」は、食欲もなくその場を立ち去ります。
そんな「レン」と「クー」を見た「ローウェン」は、人生の先輩として「クー」の相談に乗ります。
「クー、前に君は言っていたじゃないか、レンも少しはヤキモチを焼いてくれたら良いのにって。レンちゃんのその態度はどう考えてもヤキモチだよ。どうして良いかわからない、だから一緒に居たくないのさ」
※おおっ、普段は影が薄いですが (失礼 、いい仕事しますねぇ「ローウェン」は!

一方、「カオスクアイア」の「アジェンダ」に「エディルレイドになれたら結婚式をしてあげるから、刺客を利用してうまくクーとくっつきなさい」と言われた「フィロ」
その言葉通り、夜中、怪物が「クー」と「レン」、「フィロ」の居場所へと襲いかかります。
「クーさん、一緒にリアクトを・・・」
「フィロ」が振り返ったとき、「クー」の瞳は「レン」だけを見つめていました。そして、眼前でリアクトする「クー」と「レン」。その二人の息のあった戦いに、自分との距離を感じる「フィロ」
「クー」とリアクトしたからこそ、自分との違いを感じとれた「フィロ」。それは不幸と呼べることかもしれません。

戦闘後、すっかり仲直りをした「クー」と「レン」。いつになく積極的な「レン」は、昼間に水浴びした泉へと「クー」を連れてきます。
そして、二人で月を眺める「クー」と「レン」。話し出そうとするタイミングがぶつかったりと、まるで初々しい恋人同士のよう。
「あのさ・・・これからも、よろしくな」
「同じ事を言おうとした・・・。なんだろう、どうしてかな・・・」

見つめ合った二人は、何度か視線を逸らし、また合わせながら、ゆっくりと手を握り、唇をかわすのでした。
※うわぁ・・・キスしちゃいましたよ、このふたり。幼稚園レベルの恋愛が、一挙に中学生あたりまでジャンプしましたね。

「・・・私はフィロ・・・フィロは・・・石ころ・・・私は・・・」

流石にもう、「フィロ」の逆転はありえないでしょうね。
それにしても、「カオスクアイア」の作戦は、なかなかしたたかだと思いました。
【カオスクアイアの作戦】
 成功:「クー」と「フィロ」がくっつく。「レン」は孤独となり狙いやすくなる。
 失敗:「クー」と「レン」がくっつく。「フィロ」はかわいさ余って憎さ百倍。二人に対する良い刺客へと変貌する。

失敗しても、「アジェンダ」の言葉ではありませんが、損失は「フィロ」一人で済むわけですし。来週の展開が気になりますねぇ~これは

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ガン×ソード_TV06

ep.VI「ハートに火をつけて」

「ガン×ソード」のオープニングを聞いていると夏祭りを思い出しませんか?なんかこう、祭囃子(まつりばやし)のような。
そういえば、このオープニング。未出の登場人物がシルエットになっていて、劇中で姿を現すと、絵がつきますよね。見たところ、あと2,3人はいそうです。楽しみ楽しみ。

さて、本編。珍しく舞台全体ではなく、今回の背景をナレーションが担当されています。
港町「ハーバーパレード」でかつてない衝撃のビッグウェーブが二人に打ち寄せる・・・とのことですが、さて。

ちょっと洒落た海の家、そこに熱々カップル (古っ 、「マスカット」と「ハニーチェリー」の二人がいました。ふたりの正体は「ボニー&クライド」。
白銀の鎧「DANN」をよこせと食事をしている「ヴァン」と「ウェンディ」へ銃口を突きつけます。
※手が震えちゃっていますが。(^_^;)。

「マスカット」と「ハニーチェリー」の二人は「DANN」を鎧マニア「トニー」に売り渡し、そのお金で結婚式を挙げるとか。

「命あっての物種?いいや、あれが俺の命だ。俺たちは一心同体なんだ
※ふーむ、ep.IV に引き続き、「ヴァン」が気になることを言っていますよ。

余裕綽々で二人を追っ払った「ヴァン」でしたが、騒動を起こしたため店を追い出されます。「馬鹿がいるから嫌いだ」と港町「ハーバーパレード」を好きになれない「ヴァン」。
その前に、またも現れた「マスカット」と「ハニーチェリー」。「ラブデラックス」という悪趣味なオープンカーに乗っての登場。
「このゴージャスなボディ、ラブリーなエンジン、はっきり言って逃げられた奴はいない。捕まって、鎧をよこせ!」
荒唐無稽な攻撃を繰り広げる「ラブデラックス」。「ヴァン」に実害はありませんが、うっとうしいこと、この上ありません。
※巻き込まれる「ウェンディ」も大変です。(^_^;)。

またもや港町「ハーバーパレード」を愚痴る「ヴァン」。実は前回「レイ・ラングレン」に会ってから元気がないと「ウェンディ」が無理に連れてきたのです。
そんな「ウェンディ」の優しさに、遊びじゃないと怒る「ヴァン」は、つい口が滑り「ウェンディ」の兄だって生きているかわからないと言ってしまいます。
ミハエル兄さんは生きているわ・・・お父さん、お母さんの代わりにずっと育ててくれた。あんなに優しいのだもの、殺せるわけがないわ・・・私が信じているもの
※健気な「ウェンディ」に涙がこぼれそうです。(;´д⊂)。ところで、お兄さんの名前が明らかに。

二度あることは三度ある。しつこくも「ラブデラックス」で追いかけ続ける「マスカット」と「ハニーチェリー」。
今度は「ヴァン」が「カギ爪の男」の聞き込み中のホテルへと「ラブデラックス」を突っ込ませます。

この騒ぎに出てきたのがホテルのオーナー。彼こそ噂の鎧マニア「トニー」
「ラブデラックス」を見て怪訝な表情を浮かべた「トニー」は、そのまま銃を取り出すと「マスカット」へ銃口を向けます。
「俺の鎧をこんなにしやがって!」
その言葉に驚く「マスカット」。鎧は「ハニーチェリー」が持ってきたはず・・・と横を振り向くと、彼女は顔を逸らします。
「・・・ごめん、黙っていて・・・私はトニー一家のバニーモンタナ。マフィアの娘だってわかったら捨てられると思って、言えなかったの」
※パパが言っていた「ハニーチェリー」の年が気になります。「いい年して」っていくつ?

「ファミリーの鎧を汚した罪は重い。お前達にできる償いは一つだ・・・」
「トニー」の手により、張り付けとなる「マスカット」。この様子では「ハニーチェリー」もただごとでは済みそうにありません。それを感じ取った「マスカット」は、ここで一計を案じます。
「トニーさん、俺があんたの娘を騙したんだ。あんたの鎧目当てでな!最高の乗り心地だったぜ、どっちもな!
いやんエッチ・・・ではなく、格好いいじゃありませんか、「マスカット」。

せっかくの試みでしたが、役者が違う「トニー」にはあっさりとばれてしまいます。「心意気は買おう」と「ハニーチェリー」だけは許そうとする「トニー」。
しかし、「マスカット」の想いの深さを知った「ハニーチェリー」はその申し出を断り、「マスカット」へと抱きつきます。
馬鹿同士お似合いだよ、だが、馬鹿は鎧にとっても、ファミリーにとっても、許すわけにはいかない」
※「トニー」も目に涙を浮かべているじゃないですか、許してあげればよいのに・・・。

ここで登場しなければヒーローではありません。「水戸黄門」で言えば20時45分、まさに主役の登場です。
「あれは何だ」の言葉の向こう、颯爽と波(ビッグウェーブ)に乗って登場するは「ヴァン」・・・って、これがナレーションで言っていた姿ですか (笑
「広い海、さわやかな風、楽しげな連中、にぎやかな街角・・・ここは俺には似合わないってな、その通りだ。何しに来たって?そう、確かに何をどう考えてもこいつらを助ける理由はない。最悪の一日だよ、だから、お前達で憂さを晴らすことにした!」
※確かに、二人のお陰で結構大変でした。

決して娘を馬鹿にはできない美的センスの鎧(・・・というか、改造自動車?)で攻撃してくる「トニー」でしたが、「DANN」を出すまでもなく、あっさりと「ヴァン」に倒されます。
そして、その鎧を売ったお金で結婚式を挙げる「マスカット」と「ハニーチェリー」。二人のラブストーリーが、今始まります・・・。

なんか、こう、「ガン×ソード」の世界ではないところで話が進んでいましたね。それとも、この懐の深さが「ガン×ソード」
きっと総集編ではカットされるだろうなぁと思ってみていたら、最後の最後で「カギ爪の男」登場!?
残念ながら姿は見えませんでしたが、アイスコーヒーとアイスクリームを食べていったことはわかりました。(^_^)。
「カギ爪の男」って、「ミハエル」と結構仲良く旅を楽しんでいるのでは?

Turn in next time for more action and adventure! Are you ready?

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創聖のアクエリオン_TV19

第19話「けがれなき悪戯」

さ、作画崩壊・・・ガンドレス、ヤシガニの悪夢再び!?・・・いや、実験アニメ!?なんとも衝撃的な第19話、スタートです!
※十分「けがれている悪戯」な気もしますが・・・(^_^;)。

今日の体育は水泳です~。と、授業中に素潜りごっこをしている「アポロ」と「シリウス」。しかし、決着もつかない間に、出撃命令が下ります。
天をも突く塔と共に現れた神話獣。「アポロ」「シルヴィア」「麗華」の3人で挑みますが、「クォンタムシフト」の兆候が現れ、本部の映像回線はブラックアウト。
たちまち「麗華」の脳波の乱れが大きくなり、本部は「シリウス」にテレポートチェンジを指示。ところが、チェンジしたはずの「麗華」は戻らず、「シリウス」も姿を消してしまいます。

最初に気がついたのは「アポロ」でした。そのまま、同乗していた「シルヴィア」を起こしに向かいますが、お互いの姿、顔に仰天。
なんともシュールな、絵画の中、二次元と三次元の中間のような世界
へと、取り込まれてしまった「アポロ」「シルヴィア」「麗華」。これも神話獣の攻撃でしょうか。
「不幸だわ・・・」※確かに。

その世界ではこれまでの常識は一切通用しません。動作しない通信機器。怪物化する猫、整合性を欠いた道路・・・。
「・・・お前、誰?」
収穫獣の登場に驚く「アポロ」達。しかし、やはりその姿も現実世界とは異なり、膝ほどの大きさしかありません。

この異常な世界、亜空間への導き手、その正体は堕天翅族、唯一の子供「小天翅 双翅(フタバ)」でした。
羽無し(人間)には子供が大勢いて、堕天翅族には自分しか子供がいないことを不思議に思う「フタバ」は、その事由を「音楽翅 音翅(オトハ)」に尋ねます。
「一万二千年前、裏切り者アポロニアスの所行により、人間は知恵の樹の実を手に入れた。その知恵により彼らは産み、増え、地に満ちた。反対に私たちからは子供が奪われた・・・」
※だから、「フタバ」が最後の子供。知恵の実を手に入れた人間と、不老の実を手に入れた堕天翅。神話などでも取り上げられる物語です。果たして、どちらがより幸せなのか

「アポロニアスは天翅を裏切り、セリアンに恋し、人に味方した」
「シルヴィア」の過去生たる「セリアン」と、「アポロニアス」の悲恋を語る様々な人々。
※「アポロ」はこの言葉により、より「シルヴィア」を意識することになるのでしょうか。

亜空間に巻き込まれていたのは3人だけではありません。行方不明となっていた「シリウス」もまたこの世界へと捕らわれていました。何とか「シルヴィア」に合流するも、自らの姿をマントに隠している「シリウス」。やはり「美」を追い求める「シリウス」にとって、今の姿は拷問です。
「シルヴィア」が想像している捕らわれのお姫様、自分の姿が妙に色っぽいです。艶っぽい。美化度120%でしょうか。(^_^)。

「まずは神話獣を撃破すること」ということで、「アポロ」の救出を後回しにして、ベクターマシンへ搭乗する3人。早速合体をして、神話獣がいるであろう塔へと向かいます。
※合体シーンがまた笑える。それにしても手間がかかっていますねぇ。普段よりもよっぽど大変な気が

「命の樹の一部になって、羽を植え付けられても人間と呼べるのか、仲間として扱えるのか。仲間だというのであれば、どうして助けない?・・・仲間を助けられない、天翅でもない、お前達は何者なのだ
「チビコ」や「トーマ」の姿で問われる質問に、悩みながらも答えを導き出す「アポロ」
「俺は、俺は・・・そんなこと、わかるわけないだろう!俺の知っているチビコは、仲間を大切にする。お前は本当に、俺たちのチビコなのかよう!」
人は神ではなく、悩める存在。最初から全てを受け入れ、全てを許すのは非常に困難なことです。「アポロ」の絞り出すような叫び、苦しみながらも導き出した答えにこそ、私は共感を覚えました。

「アポロ」の答えにより力を取り戻した「シリウス」、そしてアクエリオン。まるで制約から解き放たれたかのように自由に動き回り、神話獣を翻弄します。
「堕天翅どもめ、人に尋ねる前に、自らに問うがいい!真我探人剣!」

今回はまず作画、その個性的な絵柄に圧倒されました。そして、見返しているうちに訴えかける内容に圧倒されました。
今回のバトルの動きを見るに、この作画が手抜きなどではなく、演出であることは明らかです。
好き嫌いをせずに見返すことで、得るものがある・・・かもしれませんね。

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うえきの法則_TV19

第19話「コサックダンスの法則」

もう8月ですよ~。学生は夏休み真っ最中、実に羨ましい
私も来週はお休みを頂けるので、早く週末になって欲しいところです。
さて、現実の世界とシンクロしていれば、丁度「植木耕助」も夏休み。しかし、実際はバトルの最中、果たして「限定条件」は見つけられるのか・・・。

22thステージ -2- -VS 新・ロベルト十団-
 プレイヤー:究極のエコロジスト「植木」
 エネミー :お山の大将「ユンパオ」
 ステージ :「ケーキフィールド」
 仕掛け  :ケーキを100グラム食べると、対戦者の体重が1キログラム増加。
 勝利条件 :対戦者の気絶、もしくはフィールドからリングアウト

「あの動きのどこに共通点が。あいつの能力を使っている間だけ、やたらと目を見開いているんだけど・・・」
何気ない「植木」のひと言に凍り付くバトルステージ。そう、「目を見開くこと」が、お山の大将「ユンパオ」の「限定条件」だったのです。
「目を見開いている間だけ、電気を砂糖に変える能力」
それこそが、「ユンパオ」の真の能力。そして、「限定条件」さえわかれば、今の「植木」の敵ではありません。
「五つ星神器、百鬼夜行(ピック)!」
目をつぶろうとした「ユンパオ」をチョコレートケーキの指摘で惑わせ、その間に初登場の神器にて、一撃。
このバトル、まずは「植木」チームの勝利です。
※やはり地力は「植木」の方が「ユンパオ」よりも上手でしたね。

続いて2度目のスロットを行うのは「森あい」。選ばれた戦場は「コサックフィールド」、対戦相手は「カバラ」。
ところが、「カバラ」の正体が裏の世界で有名なハンターと知った「森あい」は、緊張の余り、プレイヤーとして自分を引き当ててしまいます。
※運がないなぁ・・・。どうみても「ユンパオ」よりも強そうな「カバラ」のお相手とは。ご愁傷様です。(T_T)。

23thステージ -VS 新・ロベルト十団-
 プレイヤー:突っ込みマシーン「森あい」
 エネミー :全身トゲトゲ「カバラ」
 ステージ :「コサックフィールド」
 仕掛け  :無酸素地帯。
       帽子をかぶってコサックダンスを踊っている間だけ、呼吸ができる。
       ただし、相手の帽子をかぶると、その場で気絶。
 勝利条件 :対戦者の気絶

10個しか用意されていない帽子は、コサックを止めたり、落としたら、すぐに消えてしまいます。そして、対戦者「カバラ」はプロのハンター。それに引き替え、素人、まして能力者でもない「森あい」。
ここまで不利な条件は、「植木」の戦いの際にもありませんでした。
「パチンコ玉をライフル弾に変える能力」・・・ではなく「マントを翼に変える能力」を持つ「カバラ」に対して、逃げることもままならない「森あい」。

頼りの「植木」の助けも届かない中、必死に逃げては「コサックダンス」を踊る「森あい」。※ちょっと間抜けな絵づらです。(^_^;)。
しかし、直接的な手助けはできなくても、「植木」の諦めない気持ち、その強さは「森あい」にも同等の強さを与えていました。
「最後まで悪あがきしてやる!」
能力がない代わりに頭を使う「森あい」は、次々に効果的(?)な作戦を思いつき、逃げながらも実行に移していきます。
 「その1 へつらい作戦」・・・失敗。
 「その2 お色気作戦」・・・こちらも失敗。私だったら、これでKO。(おい。
 「その3 童心に帰ろう作戦」・・・ハンターの心理を利用した作戦でしたが、やはり失敗。
※意外と余裕があるのね、「森あい」。「その3 童心に帰ろう作戦」で「森あい」が作った的を、ちゃっかり狙う「カバラ」も可愛いですが。(´ー`)。

行き止まりの洞窟へと逃げ込んだ「森あい」。「馬鹿な奴」と「カバラ」も着地し、洞窟へと進み入ります。
「的を思わず狙ってしまう癖(くせ)」を見抜いた「森あい」は、自ら、的に隠れて機会をうかがい、一瞬の隙をついて「カバラ」へ攻撃!
簡単にかわされてしまったかに思えた「森あい」の攻撃でしたが、本当の狙いは「カバラ」が背負っていた帽子入りのリュックでした。
「これがなければ呼吸はできないでしょう。間抜けはあんたの方よ!」
「森あい」格好いい!好感度大アップですよ!

「カバラ」の呼吸ができなくなるまで逃げ切りを狙う「森あい」。刻一刻と過ぎていく時間、ついに残り数十秒まで「カバラ」を追いつめます。

逃げながら林の中に「カバラ」の帽子を隠していった「森あい」でしたが、命運もここまでか、ついに追いつめられ、逆に「森あい」の帽子が入ったリュックを奪われてしまいます。
「俺の帽子はどこだ、言え!」
観念したか、帽子の場所を告げてしまう「森あい」。余裕を持った「カバラ」は、その帽子をかぶり「森あい」にとどめを刺そうとします。
しかし、それこそが「森あい」の狙いだったのです。
「かかったわねぇ・・・私の演技に!」
そう、「カバラ」がかぶったのは「森あい」の帽子。哀れ「カバラ」は爆発
し、髪の毛までトゲトゲ(ただし、大部分はハゲ)にして気絶するのでした。
直後、今までの疲れが出たのか、酸欠で倒れる「森あい」。勝負こそ引き分けに終わりましたが、「植木」は「森あい」の勝利だと、満面の笑顔を浮かべるのでした。
※私も「森あい」の勝利だと思います。卑怯だぞ「ロベルト・ハイドン」!

直接的な攻撃力、防御力の劣る「森あい」でしたが、智恵と勇気で勝利をものにしました。私はこうした展開が大好きです。ええ、大好きですとも!面白かったなぁ、今回の「うえきの法則」は。(^^)/

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フルメタル・パニック!TSR_TV04

Scene04「デイライト」

罠にはまった「ミスリル」。「アマルガム」による作戦行動によってユニットはバラバラにされ、(「ブルーノ大尉」によって仕組まれた)通信不調により、まともに連絡を取ることさえ許されません。
【各人の状況】
 ・メリッサ・マオ:「夏玉蘭(シャ・ユイラン)」との対人戦闘。
 ・クルツ・ウェーバー:「夏玉芳(シャ・ユイファン)」操縦のASとの戦闘。
 ・相良宗介:「ゲイツ」操縦のAS「ベノム」機などによる包囲。

「ベノム」、以前その機体を操縦していたのは、あの男「ガウルン」でした。
かつて自身の手によって撃破したあの男が「生きているなどありえない」と考える「宗介」
しかし、「ラムダドライバ」を使いこなす「ゲイツ」に、同等の脅威を感じ、「宗介」は本部へと連絡を入れながら、転進します。

その頃、混乱し、事態の把握が未だ行えない「トゥアハー・デ・ダナン」の「テレサ・テスタロッサ大佐」は、電子による情報収集、分析を諦め、紙とペンによるアナログな情報収集、分析を開始していました。
※さすが「テッサ」。冷静な判断力です。何しろ情報は「ブルーノ大尉」によって間違ったベクトルがつけられていますからね。

救援もあり、何とか「ユイラン」を撤退させることに成功した「マオ」、そしてASの片手を切り落とされながらも逃げ延びた「クルツ」は、「ダナン」本部から次の指示を受け取ります。
しかし、指示された座標へは敵の部隊が先回りしていました。
「おかしいわ・・・つじつまが合わない。敵に先読みされている・・・」

「アマルガム」の真意、それは「ブラックテクノロジー」が詰め込まれた「宗介」の機体「アーバレスト」の奪取にありました。徐々に追いつめられていく「宗介」の「アーバレスト」。

一方、情報漏洩に気がついた「ダナン」本部。バクチとも言える手段を取り、起死回生を狙います。
「最優先の指示を伝える。トニーの軽口を憶えているな・・・」
「ブルーノ大尉」が知らない、ブリーフィングでの会話を指示の暗号化に利用することを考えた「テッサ」と「アンドレイ・カリーニン少佐」。
※「テッサ」の指示を瞬時に頭の中で切り替え、突入チームに伝える「カリーニン少佐」。凄いですねぇ。

今度は、「ブルーノ大尉」が「ミスリル」の指示に頭を悩ませる番でした。
「おかしい・・・つじつまが合わない。まさか、裏をかいている・・・馬鹿な、そんなことをできる人間が・・・」

いよいよ、追いつめられた「宗介」の「アーバレスト」。喜々として最終ポイントへ向かう「ゲイツ」の「ベノム」でしたが、そこに追いつめたはずの「アーバレスト」は存在していませんでした。そう、「テッサ」の作戦により「アマルガム」の方が追いつめられていたのです。
「マオ」と「クルツ」の砲撃により次々に破壊されていく「アマルガム」のAS達ですが、「ベノム」だけは「ラムダドライバ」のバリアにて、銃撃をものともしません。
※それと、妙な気配を感じた「ユイファン」のASも来ていませんでしたね。これもまた、流石と言いますか。

こうなれば同じ「ラムダドライバ」を持つ「アーバレスト」をぶつけるしかありません。
しかし、未だその未知なる力を思うように使いこなせない「宗介」。心配する仲間の声にもいらだちを隠せずに応えるしかありませんでした。
「俺にもわからん!思うようにいかないんだ・・・」

「ラムダドライバ」を使いこなせていない「宗介」の素養から「捕獲の必要なし」と判断した「ゲイツ」
一気に力を介抱して、「ミスリル」突入チームの壊滅を画策しますが、こちらもオーバーヒートのため、これ以上の対応はできず、仕掛けておいた爆弾を爆破させ、トンネルを浸水させながら脱出します。
ボタンを押すときには「ポチっとな」。タイムボカンシリーズ以来、万国共通の言葉です。(^_^;)。

今回の混乱の首謀者、内通者である「ブルーノ大尉」は後一歩のところで逃げ出していました。仲間を殺された復讐を誓う「マオ」と「クルツ」。
しかし、「宗介」の頭の中は、使いこなすことのできない「アーバレスト」への不信感が根付いていました。
「・・・役立たずめ」

このところ、ヒロインはすっかり「テッサ」と「マオ」、そして「ユイファン」「ユイラン」ですね。やはり、シリアスシーンに「千鳥かなめ」は向かないのか (笑。
まあ、このまま「かなめ」が絡まないことはないでしょうから、次回以降を楽しみに待ちましょう。残念ながら、次回予告には登場していませんでしたが。

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かみちゅ_TV05

第5回「ひとりぼっちは嫌い」

「かみさまだって風邪は引きます」というわけで、病気になってしまった「神様:一橋ゆりえ」。
もはや日課となり、珍しさも薄れつつあるお悩み相談室の最中に倒れてしまいます。「神は死んだわ・・・」

いつもそこにいるはずの人がいない。それはちょっと寂しいものです。たとえ、それが一時的なものだとわかっていても・・・。
「ゆりえ」の空いた席を見つめる「四条光恵」と「三枝祀」もなんだか少し寂しそう。

熱が出て一日寝込んでいた「ゆりえ」。翌日になっても熱は下がらず、その日は学校を休むことに。
「お母さん、プリン食べたい」
病人のたったひとつの利点ですね。「メロン」だったり、「バナナ」だったり。食べ物のわがままが許されるときです。

「来福神社」に「無病息災」のお守りを買いに来た弟の「一橋章吉」。「祀」の妹「三枝みこ」とはちょっと良い関係?
「普通の人にとって、神様なんてそんなものです。普段はいるかいないかなんて気にしないでしょう
※確かに、「八島様」の言うとおり。最近、神様にお願いしたばかりの私にはうなずける言葉です。

「ほとんど治っているのに・・・」。ちょっと元気になった「ゆりえ」は手持ちぶさた。
つまらないことを考えたり、空を飛んだり・・・えっ!
なんと、幽体離脱をしてしまった「ゆりえ」。身体の束縛を解いて、空のお散歩です。
いつもと同じものが違う景色に見えたり、ちょっと不思議な感触を楽しむ「ゆりえ」。そのまま、久しぶりの学校へ向かいます。
親友である「光恵」や、「祀」に話しかけても、見えるわけではなく、相手をして貰えません。
そして、それは恋する彼も同じ。ちょっとだけ大胆になった「ゆりえ」は、あこがれの「二宮健児」のほっぺにタッチ。その瞬間、幽体離脱は解けて、元の身体へ戻ってしまいます。

そして、夕方、待ちに待ったお見舞いに来てくれた「光恵」と「祀」。
特効薬といい「イモリゴールドいちご味」を持ってきます。それは遠慮したものの、もうひとつのお見舞い品は、彼女の心をジャンプアップさせます。
「なんだかわからないけれど、書いているときにゆりえの顔が浮かんだんだって」
好きな人に書いて貰った「無病息災」の言葉、それこそ風邪の特効薬。翌日、「ゆりえ」は元気に登校しました。

今日は短縮バージョンです。どうしてか、「かみちゅ」の世界に浸りながら見ていた感じ。こういうのも、たまには良いかも。

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エレメンタルジェレイド_TV18

第十八唱「偽りの同契(リアクト)」

「初めての合体」 (違 を果たした「クー」と「めがねっ娘:フィロ」。
愛の力か、初めてにしては、予想以上にうまくいったと喜ぶ「フィロ」に対して、「クー」は今ひとつ乗り切れない自分を感じるのでした。
そこへかけつけた「シスカ」達。レーダーに映らない「フィロ」を見て、彼女が「スティンレイド」だとわかり、驚きを憶えます。
※「スティンレイド」には苦労してきましたからねぇ・・・。(^_^;)。

「私たちはもう、他人ではないの」ということで、ますます積極的になる「フィロ」。
しかし、嘘がつけない「クー」は、具合が良くなかった (おい と正直に告白します。
「これからたくさんすれば、きっと良くなりますよ」
※いつも元気で弾けている「フィロ」だけに、落胆している様を見ていると、こちらまで落ち込みます。
 にしても、声だけ聞いていると、まるで夜の会話です。きゃぁ~。(/><)/。

間違いなく低血圧の「レン」に、「フィロ」とのリアクトを報告(言い訳)する「クー」。しかし、彼女の反応は相変わらず。
「ちょっとくらい、ヤキモチとか焼いてくれてもいいのになぁ・・・」という「クー」の言葉も「レン」にはなかなか通りません。
※「ヤキモチ」の意味さえも知らないのですからねぇ。

明くる朝食の席、「シスカ」はまじめな顔をして「フィロ」が「スティンレイド」だったことを話題にあげます。
「スティンレイド」であることを隠していた「フィロ」の言葉に疑念をぬぐい去ることができない「シスカ」。
「この大陸の人たちってスティンレイドを道具としてしか見ていないんです」
しかし、「フィロ」のこの言葉は、真実たり得る説得力がありました。

ようやく「フィロ」の村へ到着した「シスカ」号。ここで、「フィロ」とはお別れ。
あっさり別れを受け入れる「フィロ」に、彼女は敵ではなかったと安心する「シスカ」達。
一方、荒れ果て、人っ子一人いない村を歩く「フィロ」は、持っていた通信機で秘密の交信を行います。
計画変更よ・・・彼らとは別れたわ。心配なんてしないで、今回の任務には私の夢がかかっているんだから」

「ヴォルシオーネ大陸には幼い頃より人工核石を埋め込まれたスティンレイドがたくさんいる。私もその一人、人間でもエディルレイドでもない私には、心の底から安らぎを感じる場所なんて、無い」
※悲しい現実を自分が思い描く理想に変えたい。本当に「フィロ」の安らぎの場所は存在しないのでしょうか。見えるものが見えなくなっている、そうでなければよいのですが。

新たな作戦を開始する「フィロ」。「デザートイーター」が生息する道へと「シスカ」号を誘導します。
それにしても、今回の作画は凄いな・・・ある意味パワフルというか、飛ばしているというか・・・。(^_^;)。

予定通り、「デザートイーター」に襲われる「シスカ」号。そこへ、グレネードドリルランチャーを背負った「フィロ」が姿を現します。
「村に帰った私は村長からデザートイーターの住みかが移動したという情報をGetして、もしやと思って皆さんの後を追ったのです!」
「そうだったのか・・・」 by 「クー」
「あの長ったらしい説明セリフ、ますます怪しい」 by 「シスカ」

助けに来たはずが「どじっ娘」ぶりを発揮して窮地に陥る「フィロ」。結果的に助けられた「クー」にお礼を言われ、思わず「フィロ」は頬を染めます。
「ありがとう。助けに来てくれたんだよな。・・・そういう言い方をするなよ、人間もスティンレイドも同じだぜ
流石、直球男。考えすぎて迷宮に入るよりは、なんぼかマシです。はい。

「デザートイーター」に襲われようとする「レン」を、リアクトして救った「クー」と「フィロ」。このとき、二人の距離は明らかに近寄っていました。
「不思議だなぁ・・・昨日よりもずっといい感じだぜ」
※今度こそ、愛の力ですな。そして、二人をさみしく見つめる「レン」。ちょっとはヤキモチを理解したかな。

改めて仲間として迎えられた「フィロ」。彼女は自分の任務、夢を取るのでしょうか、それとも・・・。

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ガン×ソード_TV05

ep.V「ツインズガード」

荒れた谷を旅する「ヴァン」と「ウェンディ」。そんな二人の前に奇妙な町が姿を現します。その名は「B-5-10」
近代化された設備、しかしそこに人の気配はありません。そんな二人が目にした物は、お互いがお互いをかみ殺した、2匹の犬の亡骸。

突如開かれた両側のシャッター、出てきた住人(左側と右側で、同じ顔ばかり)は「ヴァン」のことを用心棒かと尋ねます。そこへ降りてきた「カルメン99」。彼女は事情を知っているようです。

【カルメン99による情報】
 ・この町にいるのは双子ばかり。もう長い間、左右に別れて争っている。
 ・父親の遺言で、勝ち残った方が遺産(何かは不明)を独占できる。
 ・両方の用心棒(一人は「ヴァン」)での代理決着をつけることになり、準備を任されている。

 ※「分け合えばよい」という「ウェンディ」の提案に反応する「カルメン99」。「これだから世間を知らないお嬢ちゃんは・・・」と言いそうな風です。

「ヴァン」は、「カギ爪の男」の情報と引き替えにこの依頼を受けます。彼が用心棒になったのは「アール・ドライバ」という女性の側。
※「アール(=R)」でしょうね。もう一人は「エル(=L)」ですし。
「(カギ爪の男は)昔ね、パパによく会いに来ていたわ。優しい人だった。パパの次に好きだったわ」

そこへ登場する一人の男、前回登場した「レイ・ラングレン」は、いきなり刀のような形をした拳銃を乱射し、「アール」の抹殺を企てます。
「ヴァン」の働きで事なきを得ますが、彼も又相当の手練れ。「カルメン99」によれば、彼こそ「エル」の用心棒とのこと。
※「アール」と「エル」、二人の胸に輝くペンダントを組み合わせればカギが開くというわけですね。

先ほどとは逆に、「エル」のところへ乗り込む「ヴァン」。ここでも「レイ」と乱戦になります。
「うちの依頼主をお前が殺る前に、俺がお前を殺ることにした」

一方、翌日の決闘まで個室を与えられた「ウェンディ」と「カルメン99」。
昔から「ヴァン」を知っている「カルメン99」に、「ウェンディ」は「エレナ」について聞き出そうとします。
しばらく押し黙り、話すかどうかを考えている「カルメン99」。ようやく彼女の口から紡がれた言葉は、哀しい、悲しい過去の話。
「エレナはね・・・ヴァンのお嫁さんになるはずだった人。結婚式の当日、カギ爪の男に・・・殺されたの」

そして、「レイ」もまた、妻を「カギ爪の男」に殺されていたのです。
「俺が欲しいのはたった一つ、命、カギ爪の男の命だけ。あいつは俺の妻を殺した」
何者でしょうか「カギ爪の男」。只の殺人狂とは思えませんが、「優しい人だった」という話はいったい・・・。(?_?)。

「ヴァンとレイは違う」そう叫ぶ「ウェンディ」の言葉が示すように、目的実行のためなら感情を捨て去ることができる「レイ」と、「ウェンディ」に銃口を向けられたら動けない「ヴァン」、二人の違いは明らかです。
「敵を追いながら、自分のルールを守るつもりか。・・・お前の復讐はずいぶん優しいな

そして翌日、決闘の方法を「カルメン99」が説明している中、突如発砲し「アール」を打ち倒す「レイ」
その後、地面に向けて「レイ」が発表した後、突如「B-5-10」は大規模な地震に襲われます。
「アール」のカギを奪い取った「レイ」は「エル」と共に封印を破り、遺産への扉を開きます。

遺産・・・それは巨大な「鎧」でした。「エル」に銃口を向け、報酬として「カギ爪の男」の情報を要求する「レイ」。その時、負傷した「アール」を担いで追いかけてきた「ヴァン」が到着。
あわせて、ディスプレイに表示された「アール」と「レイ」の父親。しかし、彼が話したのは、「カギ爪の男」に対する報告だったのです。
「同士!お申し付けの鎧、ツイン・ロックは一応完成をみました。機能を上げるため、クローンの感応力を利用しようとしたのですが・・・制御パイロットの育成にことごとく失敗し、私たちは研究過程で発生したウイルスにより同士のお越しを待たず、全滅してしまうでしょう。せめてカノッサプロジェクトのデータがお手元に届いていればよいのですが・・・。なお、谷の町にいる実験体は全てデータ収集用のサンプルです。目的のため感情を操作しましたが、技術不足で対立意識も出てしまいました。無礼を働くようなら、どうぞ処分してくださって結構です・・・」
※酷い話ですねぇ。今まで殺し合ってきたことも全て、感情操作の副産物のせいだったとは。これでは「優しい人だった」という認識も操作されての感情だったのでしょう。許せません!

あまりのことに精神に変調を来す「エル」。邪魔になった「レイ」はその「エル」を打ち倒します。
負傷を負い、命を散らそうとしている「アール」と「エル」。真実を知った今ですが、悲しいことに二人は父親の希望を叶えようとします。それだけが、二人が生きていた証であるかのように・・・。
「鎧」の操縦者だから「アール・ドライバ」と「エル・ドライバ」ですか、これまた可哀相な・・・。(;´д⊂)。

「ツイン・ロック」に乗り込み、父親の遺産の場所を守ろうと、「ヴァン」と「レイ」に攻撃を仕掛ける二人。
「ヴァン」は、白銀の鎧「DANN」を降臨させ、説得しながら応対します。そして、「レイ」もまた、地面に拳銃を撃ち込み、鎧「ヴォルケーノ」を降臨させます。
「ヴァン」とは異なり、対象の排除を目的とした「レイ」により、「ツイン・ロック」は破壊されるのでした。
※天から呼ぶ「ヴァン」と地から呼ぶ「レイ」。これもまた対照的。地震を引き起こしたのも「ヴォルケーノ(=火山)」でしょう

「後味の悪い仕事」
今回は、「カルメン99」のこの言葉に尽きます。全てが対称的だった実験場「B-5-10」。そこへ水と油の「ヴァン」と「レイ」が現れたときから、この悲劇の結末は予定されていたことだったのでしょうか・・・。

Turn in next time for more action and adventure! Are you ready?

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創聖のアクエリオン_TV18

第18話「魂のコスプレイヤー」

今回から、オープニングが変更。今までのは変化球なオープニングでしたが、今回は直球です。まるでロボット物ですよ! (おい

収穫獣を取り逃してしまった「アポロ」「シリウス」「シルヴィア」。お互いが相手のせいにして、全く反省の色が見えません。
そんな3人に対して、「相手になりきってみろ」と言い放つ、司令「不動」。その真意や如何に・・・。

翌朝、「ジュン」は「つぐみ」のコスプレを行い、周囲を唖然とさせます。
※豊満なバストはメロンパン。それでは揺れ具合の再現が今ひとつですね (おい

趣味がオタクに偏っている「ジュン」は、「DEAVA」のレイヤー仲間を動員して、全員分のコスチュームを用意。あきれかえる皆でしたが、司令「不動」のコスプレをした「ソフィア」が合体、ならぬ変身を指示します。
「自分の中に抑圧された感情を相手に感じたとき、それに強く反発する。自分の嫌いな相手こそ、似ているってことよ

半信半疑な生徒達ですが、まずは好奇心旺盛な「ピエール」が「クロエ」の格好にチェンジ。結構のりのりで「クロエ」を演じます。※すね毛が・・・。(^_^;)。
「ピエール、どうしていつも他の女の子達にちょっかいばかりだすのです。手を出すのなら、私だけにしてください。ね。」
その言葉に狼狽し、「ピエール」のことがまんざらではないと告白してしまう「クロエ」。
「小野坂昌也」さんは、こういうの好きそうだからなぁ・・・本当、ノリノリだ。

調子に乗った「ピエール」は、「シルヴィア」「麗花」「アポロ」と次々にチェンジし、思いもかけなかった自分の姿をそれぞれのメンバに気づかせます。
その行為にはおぞましさを感じながらも、得られることが多いことを理解した生徒達。
「私たちもやるしかないわね」

【Let's コスチュームプレイ!】
 「シルヴィア」←→「麗花」※「麗花」は結構、いいノリ。
 「アポロ」←→「シリウス」ネックは身長。「無様な」は良かった。「シリウス」は本当、負けず嫌い。
 「クロエ」←→「ピエール」※無茶なようだけれど、様(さま)になっている。萌えるわ・・・って(笑

「形や言葉だけは真似しても、中身は全然元のまま」
「リーナ」・・・いや、実は司令「不動」の言葉(ではなく、その格好に)に驚く一同※む、無茶ですって (爆笑!

Aパート、凄すぎ。声に出して笑いましたよ、はい。

常に真剣な「シリウス」は「アポロ」になりきれないことを悩みます。「麗花」から「狩り」というヒントを得た「シリウス」はそのまま森へと狩りに出かけます。
※馬鹿正直というのは聞きますが、「シリウス」は馬鹿真面目ですね。良い悪いではなく、個性としてはGoodです。

「まだ彼らにこの試練は早すぎるのでは」と疑問を呈する「ソフィア」。それに対して司令「不動」は、「子供の成長は親が考えているよりも早い」と諭(さと)します。

「シリウス」の後を追う「シルヴィア」と「麗花」。「シルヴィア」になりきろうとする「麗花」は、「シリウス」を見つめるその姿から、「シルヴィア」の過去をサイコメトリーします。
父と母を火事で亡くした記憶、燃えさかる炎の中、屋敷へ飛び込む幼き「シリウス」・・・。
そして、「シリウス」を追いかけた「シルヴィア」は、襲いかかる不幸に「麗花」のことを考え、「シリウス」の真剣な姿に、自分も「麗花」になりきろうと覚悟を決めます。
一方、「シリウス」の父と母の写真に、火事の匂いをかぎ取る「アポロ」「みんな燃えちまった・・・」

その時、神話獣登場の警報が鳴り響きます。なりきったままベクターマシンへ搭乗する「アポロ」「シリウス」「シルヴィア」。
彼らの前に姿を現した神話獣のその姿、それは、オリジナルと寸分狂わぬベクターマシンそのままでした。
「コードネーム、美しき形」・・・もう「アポロ」の言葉に笑いっぱなしです。(^_^)。

なりきっている3人に感嘆する「DEAVA本部」ですが、3人の合体は失敗。
「第三感情レベルの合体ポテンシャル、魂のレベルが合体にぜんぜん足りません!
見つめる司令「不動」「蛙の子は蛙、鷹の子は鷹、狼の子は狼」
司令の言葉、そして神話獣の行為から、真似は真似、それ以上ではないことに気がついた「アポロ」達。
「いくらなりきるたって、俺は俺だ」
「そうよ、私は私、どこが悪いの!」
「それでこそ我が妹」

お互いのオーラを身体に感じる3人、いつもの合体とは異なり、機体にそのオーラが溢れています。

「・・・大きい・・・」
「リーナ」の言葉のとおり、まさに巨大化していくアクエリオン。亜空間から質量を取り込むことにより、質量保存の法則を打ち破ったのです。
「3本の矢が互いになりきり、深く相手を感じ、結び会う何かを見つけたとしたら・・・。3つのベクトル、ベクターマシンが3人の魂の中心から、前後、左右、天地の3方に伸びるとき、3本の矢は次元を越えて、大いなる立体を生み出す
まさに今、3人が三方を向き、互いの拳をそれぞれの道筋へと向けて放ちます。
「超3D無限拳!」
※次元を越えるとは・・・フレミングもビックリです。(^_^;)。

いつもとは違う、完全なる立体を背に流れるエンディングテーマ。その背景には、狼、鷹、蛙の3つの星座が現れ、消えてゆくのでした・・・。

今回のAパート、前半部分は完全なギャグアニメでした。ここまで笑ったのは久しぶりです。そして、Bパートはいつものアクエリオン。
まさに、1話で2話分楽しめました。ところで、狼が「アポロ」、鷹が「シリウス」だとしたら、蛙は「シルヴィア」?

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うえきの法則_TV18

第18話「戦慄!ドグラマンションの法則」

「よく来てくれたねぇ、佐野くん」
新しく「ロベルト十団」に「佐野清一郎」を招き入れ、「ロベルト・ハイドン」は上機嫌。
そこへ、「佐野」をスカウトしてきた張本人、軽めの参謀司令官「カール・P・アッチョ(声:高木渉!ファンです)」も新メンバを2人連れて帰投します。
※「カルパッチョ」から「植木耕助」の名前を聞いて驚く「佐野」。表情からは操られているといった印象はありません。どういう理由で「ロベルト十団」に?

【新・ロベルト十団】
 軽めの参謀司令官「カルパッチョ」
 お山の大将「ユンパオ」
 全身トゲトゲ「カバラ」
 地味な能力、バランス命!?「佐野清一郎」

入院した「鈴子・ジェラード」しか「ロベルト・ハイドン」の居所を知らないため、暇をもてあましていた「植木耕助」。
なんと、「覚醒臓器」を利用して星6つにパワーアップ!
「あとは佐野を十団から助け出すだけ!」
※「覚醒臓器」って名前が怪しいんだよなぁ・・・後で副作用とかないのだろうか。(^_^;)。

「コバセン」と同じ「正義」を信念としていた「犬丸」。彼もまた「コバセン」を先生として、慕っていたと言います。
「正義っていうのは、おしつけられるものじゃねぇ。最初からそれを持っているかどうかだ。ちゃんと正義を持っている奴を見つけろよ
今は亡き (おい 、「コバセン」の言葉を聞いて、燃え上がる「植木」の正義。
※そうして見つけたのが「佐野」であれば、「ロベルト十団」に理由無く与(くみ)するわけがない、ということですね。

【植木の方程式】
「犬丸」←友達→「コバセン」
 ↓        ↓
 選択       選択
 ↓        ↓
「佐野」←仲間!→「植木」

燃える「植木」の足下へ、タカが落とした封筒。それに入っていたのは、「ロベルト」からの挑戦状・・・もとい招待状。
「この度、私共は能力者による一風変わった宴を催すことに致しました。
 つきましては貴殿にも是非、ご参加頂きたく、
 この案内と地図をお送り致します。ロベルト・ハイドン」

「天界獣(テンコ)」が忠告するように、これは明らかな罠。でも「ロベルト」の居所はこれで判明し、「植木」はさっさと出立しようとします。
そこへ、突如、攻撃を仕掛けてきたのは入院していた「鈴子・ジェラード」でした。真剣な表情で「植木」に警告する「鈴子」。
「二択ですわ、植木くん。私を倒してロベルトのところへ行くか、招待状を渡すか・・・」
「鈴子」はビーズ爆弾をばらまき、「植木」の足止めを計ります。

「ロベルトは、私が初めて好きになった人・・・私はロベルトと戦って目を覚まさせたい。でも、植木くんを死なせるわけにはいかない」
「鈴子」の想いを知った「植木」は、あえてビーズ地雷地帯を歩み、「鈴子」に近寄ってきます。
「ほら、俺は死なない・・・だからもう、なんでも一人で背負い込むな、俺たちはもう、お前の仲間なんだから
その言葉に、「鈴子」はその場へ泣き崩れるのでした。

-五日後-

「ロベルト」のアジトであるゲーセンへ向かう「植木」「森あい」「犬丸」「鈴子」(に「テンコ」)。
ゲーセンのディスプレイに表示された「ロベルト」は、「植木」達を地獄界のアトラクション「ドグラマンション」へと誘います。
※命を賭けたゲームを「楽しいから行う」と応える「ロベルト」。その回答に「植木」のボルテージも上がりっぱなしです。

ゲーセンの地下深くに降り立った「植木」達4人。その前に「新・ロベルト十団」4人が立ちふさがります。
地獄界の怪物も一発で即死する毒針が仕込まれた腕輪を着けて、いよいよゲームのスタートです。

22thステージ -VS 新・ロベルト十団-
プレイヤー:究極のエコロジスト「植木」
エネミー :お山の大将「ユンパオ」
ステージ :「ケーキフィールド」
仕掛け  :ケーキを100グラム食べると、対戦者の体重が1キログラム増加する。
勝利条件 :対戦者の気絶、もしくはフィールドからリングアウト

その余りある食欲を存分に発揮し、ケーキを食べて、食べて、食べまくる「ユンパオ」に対して、「先手必勝!」と神器「鉄(くろがね)」を発動させる「植木」
意外なほどの身軽さでかわした「ユンパオ」は、食事の邪魔をする「植木」を排除すべく、能力を発動させます。
「電気を砂糖に変える能力!」
その攻撃は「植木」に対して無害、そう思われた瞬間でした。妙な踊りを踊った「ユンパオ」は砂糖を電気に復元させ、一気に「植木」を感電!※あったま良い~。

見守る「森あい」は何が起きたのかわかりませんでしたが、「犬丸」はその攻撃のイヤらしさを見抜いていました。
全ての能力には[限定条件]があります。たとえば、佐野くんは[息を止めること]。その間だけ、能力が発動し、手ぬぐいを鉄に変えることができます。ユンパオも恐らく、何らかの[限定条件]を止めることで、砂糖を電気に戻しているんです」

背負ったバッテリーから無尽蔵に雷を発動させる「ユンパオ」。その攻撃は直線的で避けやすいものでしたが、彼の能力がそれをさせません。
顆粒状態の砂糖(=変換された電気)を避ける術はなく、全身に絡みついたところで電気に戻されダメージを喰らい続ける「植木」。

おまけに「ユンパオ」の食欲のため、「植木」の体重が大幅に増加。回避能力もダウン、電撃のお陰で集中力もそがれます。
こうなれば・・・と、大食い勝負へ持ち込む「植木」。あきれる「鈴子」とちょっと羨ましい「森あい」。
「植木!あいつの限定条件を見つけるのよ!」

「植木」の辞書に「あきらめ」の文字無し!次回こそは「限定条件」を見つけ、「ユンパオ」を撃破できるのでしょうか。

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