フルメタル・パニック!TSR_TV04
Scene04「デイライト」
罠にはまった「ミスリル」。「アマルガム」による作戦行動によってユニットはバラバラにされ、(「ブルーノ大尉」によって仕組まれた)通信不調により、まともに連絡を取ることさえ許されません。
【各人の状況】
・メリッサ・マオ:「夏玉蘭(シャ・ユイラン)」との対人戦闘。
・クルツ・ウェーバー:「夏玉芳(シャ・ユイファン)」操縦のASとの戦闘。
・相良宗介:「ゲイツ」操縦のAS「ベノム」機などによる包囲。
「ベノム」、以前その機体を操縦していたのは、あの男「ガウルン」でした。
かつて自身の手によって撃破したあの男が「生きているなどありえない」と考える「宗介」。
しかし、「ラムダドライバ」を使いこなす「ゲイツ」に、同等の脅威を感じ、「宗介」は本部へと連絡を入れながら、転進します。
その頃、混乱し、事態の把握が未だ行えない「トゥアハー・デ・ダナン」の「テレサ・テスタロッサ大佐」は、電子による情報収集、分析を諦め、紙とペンによるアナログな情報収集、分析を開始していました。
※さすが「テッサ」。冷静な判断力です。何しろ情報は「ブルーノ大尉」によって間違ったベクトルがつけられていますからね。
救援もあり、何とか「ユイラン」を撤退させることに成功した「マオ」、そしてASの片手を切り落とされながらも逃げ延びた「クルツ」は、「ダナン」本部から次の指示を受け取ります。
しかし、指示された座標へは敵の部隊が先回りしていました。
「おかしいわ・・・つじつまが合わない。敵に先読みされている・・・」
「アマルガム」の真意、それは「ブラックテクノロジー」が詰め込まれた「宗介」の機体「アーバレスト」の奪取にありました。徐々に追いつめられていく「宗介」の「アーバレスト」。
一方、情報漏洩に気がついた「ダナン」本部。バクチとも言える手段を取り、起死回生を狙います。
「最優先の指示を伝える。トニーの軽口を憶えているな・・・」
「ブルーノ大尉」が知らない、ブリーフィングでの会話を指示の暗号化に利用することを考えた「テッサ」と「アンドレイ・カリーニン少佐」。
※「テッサ」の指示を瞬時に頭の中で切り替え、突入チームに伝える「カリーニン少佐」。凄いですねぇ。
今度は、「ブルーノ大尉」が「ミスリル」の指示に頭を悩ませる番でした。
「おかしい・・・つじつまが合わない。まさか、裏をかいている・・・馬鹿な、そんなことをできる人間が・・・」
いよいよ、追いつめられた「宗介」の「アーバレスト」。喜々として最終ポイントへ向かう「ゲイツ」の「ベノム」でしたが、そこに追いつめたはずの「アーバレスト」は存在していませんでした。そう、「テッサ」の作戦により「アマルガム」の方が追いつめられていたのです。
「マオ」と「クルツ」の砲撃により次々に破壊されていく「アマルガム」のAS達ですが、「ベノム」だけは「ラムダドライバ」のバリアにて、銃撃をものともしません。
※それと、妙な気配を感じた「ユイファン」のASも来ていませんでしたね。これもまた、流石と言いますか。
こうなれば同じ「ラムダドライバ」を持つ「アーバレスト」をぶつけるしかありません。
しかし、未だその未知なる力を思うように使いこなせない「宗介」。心配する仲間の声にもいらだちを隠せずに応えるしかありませんでした。
「俺にもわからん!思うようにいかないんだ・・・」
「ラムダドライバ」を使いこなせていない「宗介」の素養から「捕獲の必要なし」と判断した「ゲイツ」。
一気に力を介抱して、「ミスリル」突入チームの壊滅を画策しますが、こちらもオーバーヒートのため、これ以上の対応はできず、仕掛けておいた爆弾を爆破させ、トンネルを浸水させながら脱出します。
※ボタンを押すときには「ポチっとな」。タイムボカンシリーズ以来、万国共通の言葉です。(^_^;)。
今回の混乱の首謀者、内通者である「ブルーノ大尉」は後一歩のところで逃げ出していました。仲間を殺された復讐を誓う「マオ」と「クルツ」。
しかし、「宗介」の頭の中は、使いこなすことのできない「アーバレスト」への不信感が根付いていました。
「・・・役立たずめ」
このところ、ヒロインはすっかり「テッサ」と「マオ」、そして「ユイファン」「ユイラン」ですね。やはり、シリアスシーンに「千鳥かなめ」は向かないのか (笑。
まあ、このまま「かなめ」が絡まないことはないでしょうから、次回以降を楽しみに待ちましょう。残念ながら、次回予告には登場していませんでしたが。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント