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ガン×ソード_TV12

ep.XII「帰らざる日々・・・」

9月も終わりが近づき、最終回を迎えようとするアニメもちらほら。このアニメはまだまだ続くでしょうが、今回は怒濤の展開でした。
そうそう、やはりオープニングには「オリジナルセブン」が登場してきましたね。これであとシルエットなのは、「カギ爪の男」ともう一人くらいかな。

さて、出会いは別れの始まりとはよく言ったものです。念願の兄「ミハエル」の再会に喜んだのもつかの間。兄と「ヴァン」のふたりから「帰れ」と言われた「ウェンディ」は、一人寂しく駅の座席で帰りの汽車を待ちます。
「ウェンディさん・・・」
声をかけてきた「ジョシュア」は、自分なら兄にどう言われようとも「帰ることに納得なんてできない」と言います。そして、「ウェンディ」はどう思っているのかと。
※「ヴァン」も「カルメン99」も人間関係には希薄そうですし、ここはやはり「ジョシュア」の出番ですね。変な奴ですが、悪い奴ではありませんし。

一方、遺跡「Saudade of Sunday」の起動作業を進めている「オリジナルセブン」。
どうやら「ミハエル」の適合能力はたいしたものらしく、起動実験は順調に進んでいます。
「当然だ。奴はものが違う。・・・少し出かけてくる。起動手順の再確認だけは頼む」
後の作業を「ファサリナ」達に任せて席を外す「ガドヴェド」。
※前回の「ウー」や、今回の「カロッサ」の態度を見るに、「オリジナルセブン」は仲良しの集まりというわけではなさそうですね。

解析結果を「ヴァン」へと報告しようとする「カルメン99」。ところが、「カギ爪の男」の情報だというのに、今の彼は興味がなさそうです。
例の数字は座標軸を表しているわ・・・指し示す場所は・・・ねぇ、聞いているの?
「ミハエル」の存在から「カギ爪の男」が近くにいるのではないかと推測した「ヴァン」。「カルメン99」の言うとおり、今の彼は冷静さを欠いていました。
「お前に・・・お前に何がわかる。たかだか故郷がらみで首を突っ込んだお前に!
結局、「カルメン99」とも喧嘩別れをした「ヴァン」。片手が「カギ爪」という手がかりだけを頼りに、周囲の人間に睨みをきかせながら確率の低い捜索活動に勤しみます。
※周りの人が避ける、避ける。確かにこの顔は怖い。

そんな抜き身の刃物状態の「ヴァン」の肩をいきなり掴む男がいました。そう、「ガドヴェド」です。
あいかわらず未熟だな。・・・むき出しの刀では誰も近寄れんぞ」
落ち着いた「ガドヴェド」の口調に、「ヴァン」は正気に返ります。
「あんたどこに行ってたんだ。俺が目を覚ましたとき、あんたはもう・・・」
「すまなかった。だが、ここでお前に会うのも、また運命か。・・・あの男を捜しておるのだろう。ついてこい
※どうやらかなりの知り合いの様子。「ヴァン」の口調がいつもと違いますね。

「お前とエレナの、血の惨劇から・・・もう3年か」
蘇る過去、思い出したくはない過去。その中で、瀕死の「ヴァン」は「ガドヴェド」に懇願しています。彼の目の前には、胸をカギ爪で引き裂かれた「エレナ」が横たわっていました。
「ガドヴェド・・・頼む、俺を改造してくれ。そして、DANNを俺に・・・エレナを殺したあいつを・・・あのカギ爪を・・・この手で」
そこまで一気に話すと、気を失ってしまった「ヴァン」。まずは輸血をと「ガドヴェド」が動こうとしたとき、倒れていた「エレナ」が目を覚まし「ガドヴェド」に「ヴァン」の改造を依頼します。
「・・・ガドヴェド・・・手伝って・・・ヴァンの改造を・・・私は、どのみち、時間がない・・・DANNのシステムでヴァンを・・・私はヴァンを助けたいの・・・今までも・・・これからも・・・」
※「エレナ」の傷はやはり「カギ爪の男」でしょうね。あのケガで「ヴァン」の手術を行った「エレナ」の精神力と技術には驚愕します。もしかしたら、彼女も「オリジナルセブン」だったのではないでしょうか。

「本当なら、あのとき俺も死んでいた。・・・あんたとエレナが手術をしてくれなかったら・・・DANNを俺にくれなかったら・・・俺は生涯エレナを守るつもりだった。それが現実はその逆だ。せめてカギ爪を殺さないと、エレナに顔向けできない。教えてくれ、知っていることなら何でもいい!」
この願いを、「ガドヴェド」は断ります。「お前はエレナが助けた理由をわかっていない」と。
「もう一度私がお前を救ってやる。オリジナルセブンの一員になれ
今度は「ヴァン」が「ガドヴェド」の言葉に驚かされる番でした。
「・・・あんた何を言っているんだ。オリジナルは・・・」
「ヴァン」の言葉を遮り、自らの言葉を紡ぐ「ガドヴェド」。
「その通り、先代のセブンは私以外、全員が倒れた。残っているのは衛星システムと鎧だけだ。その理由が今ならわかる。・・・お前には話していなかったが、そもそも衛星と鎧はマザーたる地球が囚人惑星だったこの星を監視するためのシステム。つまり、オリジナルセブンにはこの地の平穏を見張る義務があったのだ。しかし、オリジナルセブンは世代を重ねるにつれ、徐々に腐っていった。マザーが滅んでからは特にだ。弱者の悲鳴を聞き流し、個人の欲と権力を求める。そんな輩など滅びて当然。だが今、真の新たなオリジナルセブンが集まろうとしている。・・・知っての通り、お前の命は改造により、DANNと直結した。定期的に『DANN of Thursday』と接触しないと、身体機能はオーバーヒートし、死に至る。・・・そして、DANNもお前なしでは自己修復すらままならない。つまり、理由はどうであれ、お前は世界最強の鎧と生きるもの、オリジナルセブンの一人だ。・・・弱者の悲しみ、つらさをお前も身をもって知っていよう。だからこそ、新しい理想世界のため、仲間になって欲しいのだ」
超長い!つまりはこういうことかな。

【ガドヴェドの言葉より判明したこと】
 1.オリジナルセブンの先代はガドヴェド以外全滅。
 2.DANNの鎧と衛星システムはオリジナルセブンの機材。
 3.元々、衛星システムと鎧はマザーたる(母の星)地球が
   囚人惑星であった「エンドレスイリュージョン」を監視するための装置。
 4.オリジナルセブンはこの星の見張り役。
 5.地球は既に滅亡。
 6.ヴァンとDANNは一心同体。定期的に繋がらないと死に至る。
 7.恐らく鎧は曜日にちなんで7種類。DANNは木曜日。『DANN of Thursday』

 ふぅ。(^^;)。

「俺が生きている理由はエレナの敵討ちだけだ。オリジナルセブンがどうなろうと、興味はない」
差し出された右手を、仲間への誘いを断る「ヴァン」に、「ガドヴェド」は一つの事実を告げます。
「そのような未熟な考えでは、同士、カギ爪の男の足下にも及ばないぞ」
そう、彼ら「オリジナルセブン」は「カギ爪の男」のための組織になっていたのです。
「・・・あんた、カギ爪の仲間になったのか。エレナを殺し、俺を地獄に突き落とした・・・あいつの仲間になったのか!
「ガドヴェド」の言葉を聞いた「ヴァン」は殴りかかります。2発、3発と殴るうちに、「ヴァン」の懐から転がり落ちる、パズル。そう、それは以前「ジョシュア」が代わりに解こうとして怒鳴られたものでした。
「そうか・・・未だ解けぬかヴァン」
やはり、このふたりの抱える思いは、言葉で解決するものではありませんでした。力ずくでの決着を挑む「ヴァン」に「ガドヴェド」も応じます。
このパズルを解くことも、物語のキーになっているのでしょうねぇ。ああ、伏線が多い・・・。(^^;)。

説得のため「ウェンディ」と一緒にいた「ジョシュア」は、「ヴァン」と「ガドヴェド」が歩き去るのを目にします。
「ウェンディ」にここにいるように伝え、慌てて後を追う「ジョシュア」。そして、そこへ被さる呼び出しの放送。それは「カルメン99」に当てたものでした。
「・・・連れ?」
そして、「ジョシュア」の言葉を守らずにその場を離れる「ウェンディ」。彼女は今、「ヴァン」に会って話をできる心境ではなかったのです。
「カメオ」と一緒にエレベータで昇った「ウェンディ」は71番ホームへと向かいます。花咲き誇る庭園を歩き、心休める「ウェンディ」。
彼女は、そこで大きな犬を連れた一人の男性と会いました。優しい言葉を話す初老の男性と仲良くなる「ウェンディ」。
※人と人の思いが交錯し、出会いと別れが連なる。今回はそんな話。

一方、呼び出された「カルメン99」の元に現れたのは「ファサリナ」。会ったこともない女性の登場に怪訝な顔をする「カルメン99」ですが「ファサリナ」が「ハエッタ」の友人と名乗ると、ふたりは武器を抜きあいます。

初老の男性の雰囲気がそうさせたのでしょうか。「ミハエル」との関係、この駅での出来事を話す「ウェンディ」。兄が変わったのに自分は変わっていない。「エバーグリーン」に居たときと同じ。その不安を。
「どれもみな、かけがえのない命だ。なのに、いつかみな死ぬ。ほんのわずかな時を過ごし、ゴミのように死ぬ。・・・そして、誰が死んだからといって、世界は塵ほども変わらない。どうしてだろう。かけがえのないもののはずなのに、どこかで次々に消費されていく命。結局、それが世の中だと思うしかなかった。・・・だが、やっぱり納得はできない。だから、またずっと考えて、出た答えはつまり・・・命自体は余り意味がないということだった」
男性の言葉に、魅入られるかのように素直に聞く「ウェンディ」。彼の言葉はまだ続きます。
意味があるのは、その命が生み出すもの、そう、夢だ。・・・人は生きている間に色々な希望を抱く。それが強いほど、生き抜く力が湧いてくる。こんな私にも小さな夢がある。そのためなら、日々の苦しさ、つらさにも耐えられる。たぶん、お兄さんもそんな夢を見つけたのだと思うよ。もしかして、君は悲しいのではなくて、夢を見つけたお兄さんが羨ましいのではないかな。一方的な夢は只の欲求だよ。それでは、他の人を不幸にしてしまう。みんなを巻き込んでしまうよ」
「兄を連れて帰りたい」その夢は一方的な欲求で、他人を不幸にすると、彼は言います。
「では、どうすればいいの」
「ウェンディ」の疑問に、彼は優しく、だけれどもはっきりと答えました。
皆で同じ夢を持てばいい。そのためなら命すらかけられるほどの大きな夢、そうしたら、皆、恐れが無くなる。・・・つまり、この世から不幸が消える。そう、思わないかい?」
「・・・おじさんの夢ってなんですか」
「皆が静かに、幸せに暮らせるような、そんな世界になりますようにってことさ」
怖いなぁ・・・堀内賢雄は好きな声優ですが、この落ち着いた物言いと説得力ある声質で、それが全て正しく聞こえちゃいますよ。「命自体は余り意味がない」「一方的な夢は只の欲求」「皆で同じ夢を持てばいい」「命がかけられるほどの大きな夢を」なんて独裁者の発想なのだけれど・・・。(>_<)。

かなりの手練れだった「ファサリナ」に一方的に負けてしまった「カルメン99」。解析結果も奪われてしまいますが、かろうじてつけておいた発信器が、その所在をレーダーに示します。
※追いかけた先は「オリジナルセブン」なのですが、果たして「カルメン99」に秘策はあるのでしょうか。

同志はお前が考えるほど特別の男ではない。強く、弱く、むごく、優しい、普通の人間だ。あの惨劇を起こした腕で、オーバーヒートして倒れた私を医者に運んでくれたりもした。彼となら同じ・・・」
「ガドヴェド」の言葉を遮り、戦いを挑む「ヴァン」。互いに「衛星システム」から「鎧」を呼び出し、「ヴァン」は「DANN」を、「ガドヴェド」は「DIABLO」に乗り込みます。
「エレナが救い、私が救い、生きながらえたその命、お前がどう磨いたか、見せてみろ」
※いよいよ「オリジナルセブン」、最強の鎧同士の戦いが始まります。今までの相手とは格が違いますが、さて「ヴァン」はどうする?

なんとか「ウェンディ」を見つけることができた「ジョシュア」。その時、一人の女性が初老の男性へと駆け寄ります。
「いやぁ、待ってましたよ」
目の前でトランクを開け、何やら始める初老の男性。その姿に、その腕に、「ウェンディ」と「ジョシュア」の瞳は釘付けとなりました。
そう、それは「カギ爪」。
トランクを持ってきたのは「ファサリナ」だったのです。
「ウェンディさん・・・私と夢を見ませんか・・・」
怯える「ウェンディ」。駆けつける「ジョシュア」。そこへ響く「ファサリナ」の声。
「同士!」
身構える「ファサリナ」の視線の先には、「ジョシュア」の兄「レイ」の姿がありました。
喜々として小銃を構え、乱射する「レイ」。顔を崩す「カギ爪の男」・・・。
※ここまでくれば、やはりといいますか、彼こそが「カギ爪の男」。最後の顔の怖いこと。

今回、遺跡「Saudade of Sunday」の起動、そして「ミハエル」の鎧乗りとしての恐るべき資質、と重要なイベントもありました。
でも、しかし、やはり、ここは「ガドヴェド」と「カギ爪の男」でしょう。
「ヴァン」の過去を知り、彼を改造した張本人である「ガドヴェド」。恩義すらある彼との戦いを迎える「ヴァン」。
そして、最終目標たる「カギ爪の男」の出現。彼の語る言葉は人を魅了しますが、空恐ろしいものが含まれています。

果たして「ヴァン」とそのチームは目的を達成できるのでしょうか。それとも、目的は修正されたり、あるいは未達に終わるのでしょうか・・・。

Turn in next time for more action and adventure! Are you ready?

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