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うえきの法則_TV23

第23話「植木VS十団の法則」

ぶっちゃけ、「植木耕助」VS「ロベルト十団全員」といってもよい今回のバトル。おまけに他にも能力を隠し持っているようで・・・どうなる「植木」?

26thステージ -2- -VS 新・ロベルト十団-
 プレイヤー:究極のエコロジスト「植木」
 エネミー :謎の能力、軽めの参謀司令官「カルパッチョ」
 ステージ :「なわとびフィールド」
 仕掛け  :場外は溶岩地帯。落ちるとマジヤバ。
       両端に巨大な人型。ステージの振動で巨大な縄跳びを回し出す。
       縄には100万ボルトの高圧電流。触れると痺れる~。
 勝利条件 :場外への落下、もしくは対戦者の気絶。

「十団全員の能力をコピーした俺には、高速移動など通じねぇ!」
「黒影」の能力「自分の影をクレイマンに変える」を使い、ステージに百体以上の「クレイマン」を登場させた「カルパッチョ」。「植木」のまわり全てを取り囲んだ「クレイマン」によるレーザー光線の一斉射撃に「植木」の逃げ場はないかと思われました。
「・・・バカだろう、お前」
しかし、「植木」はとっさに樹木を発生させて上空へ退避。「クレイマン」は全員が同士討ちでノックアウト!
「今度は横一列だ。これなら同士討ちはないべ!」
続いてはステージに横一列に並ぶ「クレイマン」、これに対し「植木」は六つ星の神器「電光石火(ライカ)」による高速移動であっさりとかわすと、「クレイマン」の横から一つ星の神器「鉄(くろがね)」を呼び出して、ボウリングのように一気に「クレイマン」を倒します。
「ならば、BB弾を隕石に変える能力!」
上空から巨大な隕石をぶつけにくる「カルパッチョ」。今度も「植木」は「ライカ」でかわすと、逆に反撃。
「百鬼夜行(ピック)!」
ほぼ真下へ回り込み、「カルパッチョ」のロケットを破壊、彼を地上へとたたき落とします。

※うーん凄い。実にスピード感があり、迫力ある戦闘シーンの連続です。(^^)/

一気に攻めに回る「植木」に対し、マントや指輪を着けた「クレイマン」を数十体召還し、空と地上による二重攻撃を行う「カルパッチョ」
「さあ、ショーの始まりだ。マントを翼に変える能力!指輪をロケットに変える能力!」
圧倒的不利な戦力差を「ライカ」のスピードと、自らの拳、神器、この戦いに込める思いで乗り切る「植木」。殴る、切る、撃つ、まさに持てる能力全てを持って「クレイマン」の数を減らして行きます。
「負けねぇ、犬のおっさん、俺は絶対に負けない!」

いよいよ本体の前に立ちはだかる「クレイマン」全てをなぎ倒した「植木」
「お前が本体かぁ!」
まずは左頬にストレート!続いてあごにアッパー!「植木」の渾身の一撃により、思わず地面に倒れ込む「カルパッチョ」。

※「カルパッチョ」にやられた人々の無念さが「植木」の拳に宿ったようです。

「・・・なるほど、たいしたものだ。さすがはロベルトが一目置く男、といったところか。だが、俺が十団の能力しかコピーしていないと思ったら大間違いだべ!
いきなり携帯電話を取り出し、画面を見やる「カルパッチョ」。そこへ「植木」の「くろがね」が襲いかかります。
しかし、次の瞬間「植木」の目の前から「カルパッチョ」と「くろがね」の姿が消えました・・・いや、なんと「植木」の真後ろに「くろがね」が来ており、「植木」自身に直撃!
わけがわからず困惑する「植木」に対して笑い声を上げる「カルパッチョ」。
「いいことを教えてやろう、俺がコピーしたのは十団以外にあと二つ、相手の思考を電子メールに変える能力、相手の位置と自分の位置を逆に変える能力だ!
携帯電話に届いたメールで「植木」の攻撃をしった「カルパッチョ」は、その場で位置を入れ替えていた。これでは攻撃が全て逆効果になってしまいます。
「俺の顔を殴った代償は高いぞ、植木~」
ならばと高速移動を行いメールを読む暇を与えない「植木」でしたが、「カルパッチョ」はメールの着信音と同時に位置をチェンジ。またしても自分自身の攻撃を喰らい倒れ込む「植木」。
流石に策士、能力の使い方も非常に理にかなっています。これは手強い・・・。(>_<)。

「立ち上がってもやられることにはかわりないのに、ご苦労なことだぜ」
「カルパッチョ」の軽口に、「俺が倒れるのは十万回お前を殴ってからだ」と応える「植木」。
この瞬間「植木」は自分の言葉に一つのヒントを見つけていました。
「・・・まてよ、ぶん殴る?」

「ビーズを爆弾に変える能力!」
自らの頭上に多量のビーズをばらまく「カルパッチョ」。当然、爆発するタイミングを見計らい、「植木」と位置をチェンジ!
避ける暇もない「植木」は地面に大きな穴を開けるほどの威力を持った爆弾の直撃を喰らい、その場へ倒れ込んでしまいます。
「・・・終わった」
「森あい」の「植木」を呼ぶ叫び声が聞こえる中、なんと立ち上がる「植木」。
「・・・俺は、お前を倒すまでやられねぇ!」
流石にそのタフネスさに衝撃を受ける「カルパッチョ」ですが、携帯電話に届いた次の攻撃を見てにんまり。
「ふん、次はピックか・・・」
そこへ当然のように飛び込んでくるは「ピック」。「カルパッチョ」は「植木」と位置をチェンジして余裕綽々。
しかし、なんと「植木」は「ピック」を地面にぶち当てて、根本(つまり「植木」の方)を「カルパッチョ」にぶち当てたのです。
「なぜだ!こんな作戦、メールにはなかった。これじゃあ、俺の場外負けじゃないか・・・だが、ここで位置を入れ替えればお前の負けだ!」
場外にあるマグマの海へと飛び込みつつある「カルパッチョ」でしたが、「植木」と位置をチェンジ。
「マグマで骨まで溶けちまえ・・・ひゃーはっはっは・・・ぐわぁ!」

「カルパッチョ」のいるその場所へ噛みついて来たのは四つ星の神器「唯我独尊(マッシュ)」!
「佐野」の言葉通り、位置がチェンジされることを予想していた「植木」により、あらかじめ「マッシュ」が放たれていたのです。
そして、当然のように場外へ落ちるのを踏みとどまっていた「植木」は、樹木のバネを利用して場内へと戻ります。
「・・・ど、どういうことだ、マッシュのことなんてメールに書いていなかったぞ・・・」
「こんな便利な能力をお前は最初から使わなかった。使い始めたのは俺に殴られてから。それで気がついたんだ。ふたつの能力のどちらかの限定条件が、相手の身体に触れることだってな」
「植木」はビーズが頭上に投げられた際、「天界獣(テンコ)」腕から外しておいたのです。そして、「カルパッチョ」が気がつかないうちに彼に触れていた「テンコ」。
「・・・てことは、俺が最後に読み取ったのは・・・だ、だが、どうしてふたつの能力のうち、他人の思考を読む能力の限定条件とわかったんだ
「お前、自分で言ったじゃないか。俺が次の攻撃を考える前に、次はピックだって」
今度こそ、今度こそ「マッシュ」に挟まれた「カルパッチョ」へ渾身のアッパーカット。このバトル、「植木」の勝利!!
素晴らしい!「植木」の頭脳プレーもさることながら、物語の伏線の張り方も見事!思わず先ほどまでのバトルを見返してしまいましたよ。完璧!(^o^)!

勝利した「植木チーム」の元へディスプレイ越しに登場した「ロベルト・ハイドン」。勝利したご褒美にひとつだけ願いを叶えてあげると「植木」に伝えます。
「隠れてないで出てこい!今すぐ俺と勝負しろ!!」
どうして、そこまで自分との勝負にこだわるのだと問う「ロベルト」に「植木」は応えます。
「コバセンが地獄に堕ちたのは、俺が弱くて負けたからだ。俺は俺を助けてくれたコバセンのために、お前に勝たなくてはいけないんだ
加えて、「世界を消して、十団へ理想の地位を与えるつもり」の「ロベルト」に「空白の才」を与える気はないと宣言する「植木」。
これに対して、「ロベルト」はひとつだけ誤解があると回答します。
「理想の地位をあげるなんて、十団をつくるために僕がついた嘘っぱちさ。僕は本当にこの世を消すし、十団も他の人たちも皆消すつもりだよ。この地球すらもね
ここまで「ロベルト」が世界を否定する理由が気になりますね。地球ごと消してしまいたいとは・・・。

「鈴子、君が裏切るなんて思わなかったな・・・君、僕のこと好きだったんだろう?はっきり言って、最高にうざかったけどね。部下として便利だから我慢していたのに、君って本当に恩知らずだね」
「ロベルト」の非情な言葉に泣き崩れる「鈴子・ジェラード」。
「人間なんて何とも思っていないさ。不思議なのは君の方だよ、僕と同じ天界人ならこの人間界を消してしまいたい僕の気持ちをわかってくれると思ったのにな。でも、考えてみれば12年前に天界から落とされた際、君はまだ赤ん坊だった。既に2才だった僕と違って当然か・・・」
その言葉を聞いて、かつての「ロベルト」のセリフを思い出す「鈴子」
ロベルト・・・やはりまだあのことを恨んでいるのね・・・。実は昔、私が住んでいた町にロベルトがいたことがあるのです」

「鈴子」が語る「ロベルト」の過去。
既に神器を使いこなしていた「ロベルト」は化け物の子供としてイジメを受けていました。そして、それは子供達だけではなく大人達からも。
彼らは「ロベルト」が身を寄せる孤児院にも日々訪れ、「ロベルト」を追い出すよう、院長に説得を続けていました。
「あんな化け物を住まわせているあんたもどうかしている!」
それに対して、あくまで「ロベルト」をかばう院長。
「皆さんに伺いますが、あの子が先に誰かを傷つけたことがありますか?あの子はただ、自分の身を守ろうとしただけですよ。この施設にいる子は皆、私の本当の子供だと思っています

「そのころのロベルトはまだ、今のような人ではなかったのですわ。そう、あの事件が起こるまでは・・・」

やはり、「ロベルト」がこうも世界を否定するのには理由があったのですね。詳細は来週に持ち越されるようですが、悲しい話になりそうです。
それにしても、そうした過去を「ロベルト」が「鈴子」に伝えていたのだとしたら、果たして只の道具にそのような思いを伝えるのでしょうか?
「ロベルト」もまた、特別な思いを「鈴子」に持っていた・・・そう考えるのは私が甘いのでしょうか

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