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ガン×ソード_TV15

ep.XV「ネオ・オリジナル」

お金の管理に無頓着な「ヴァン」、しっかりしていてもまだ子供の「ウェンディ」。久しぶりのふたり旅に待っていたのは「金欠」でした。
他に才もない「ヴァン」は「Bodyguard service for hire.」の看板を出して待ちますが2日間立っても誰にも声もかけて貰えず。
「やっぱりプリシラに少し貰っておけば良かったかなぁ・・・」
自然に女性「プリシラ」の名前を口に出す「ヴァン」にむっとする「ウェンディ」。
「・・・ねぇ、なんでプリシラさんの名前はそんなにすらっと憶えているの?」
旅を続けなければならない彼らに残された手段はギャンブルのみ。幸い、近くにカジノがあったため、「ウェンディ」の残り少ない資金を賭けて「亀レース」に挑戦します。
彼女が全財産を賭けた相手は、愛亀(?)「カメオ」。なにしろ素人亀、大穴柱の大穴です。
「カメオ頑張れ~!お金全部使っているんだから、負けたらご飯もなくなっちゃうのよ~!」
「ウェンディ」の愛情溢れる(?)声援と「ヴァン」による脅迫「負けたらステーキにして喰ってやる!」に励まされ、持てる能力を120%発揮した「カメオ」。なんとか今日の晩ご飯になることは避けられました。
※「カメオ」って、「メンチ」by「エクセルサーガ」と同じ扱いだったのね・・・。(T_T)。

いきなりお金持ちになることができた「ウェンディ」達。「悪銭身につかず」のことわざもありますから、意義のあることにさっさと使ってしまおうと、当時の最先端科学技術(「鎧」は除く)の粋を結集した「飛行船」にて目的地までの切符を購入します。
「なぁ・・・本当に乗るのか、あれに・・・あんなでっかいものが・・・」
自分は「鎧」、「DANN of Thursday」なんて超科学な代物に乗っているにもかかわらず、「飛行船」が信じられない「ヴァン」はちょっと尻込み気味ですが、ここは宿敵「カギ爪の男」を追うため。
手元の手配写真で「ヴァン」の乗船を確認するスタッフ1名の視線には気がつかず、「ヴァン」と「ウェンディ」はようやく乗船しました。
※「飛行船」内で足踏みを続けている「ヴァン」が面白い。

やはりというか当然というか、この時代、お金持ちや身分の高い者だけが乗ることを許された「飛行船」において、場違いな行動を続ける「ヴァン」。いつにも増して「ウェンディ」も顔を赤らめ、謝りっぱなしです。
【場違いヴァンの行動・・・その1】
 オールカクテル&チェイサーの一気のみ->ダウン

お酒でダウンしていた「ヴァン」が見ていた夢、それはかつての記憶、彼がまだ復讐者でなかった時の記憶。
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「鎧」のテストパイロットとして喰っていた「ヴァン」。現在の仕事は「DANN of Thursday」のメンテナンスデータ収集パイロットでした。
「なんだよ、この鎧!・・・操縦まで特別にしなくてもよぉ・・・なに考えているんだ、持ち主は・・・」
操縦席にて体力消耗著しい「ヴァン」に声をかけるのは、依頼主である「エレナ」。
「正規のメンバーはね、いないのよ、もう10年以上も」
ふたりの会話に途中から入ってきた「ガドヴェド」、このときまだ「ヴァン」は会ったことすらありませんでした。
「おい、エレナ。本当に連れてきたのか・・・町はずれに居着いた宿無しだ。とっても、もたんぞ・・・ほう、意識もある・・・元気もあるな」
テスト中から「この鎧をくれ」と連呼していた「ヴァン」に、「ガドヴェド」は「図々しい」と切って捨てます。
「・・・これは、この世に七体しかない鎧のオリジナル・・・最強の鎧だ・・・これをきちんと使うには、お前の身体を改造する必要がある。俺のようにな・・・」
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ゆっくりと目を覚ます「ヴァン」。彼を「オリジナルポイント」に住まわせ、「鎧乗り」としての基礎をたたき込んでくれた「ガドヴェド」はもういません。それは、彼が倒したから・・・
「ガドヴェド」の右手には、「ヴァン」が持っていて、時々取り組んでいる「パズル」がありますね。やっぱり物語のキーっぽいです。

飛行船での食事の時間、「ヴァン」が待つテーブルに近づく一人のレディ。そこは、まだ来ていない「ウェンディ」の席。
「すみません、その席は・・・あれ、前にどこかでお会いしました?・・・・・・ウェンディか?・・・その服は・・・
きちんとした食事には、きちんとした服装で。貸してもらったドレスを身に纏(まと)った「ウェンディ」は、まるで別人。「おかしい・・・かな?」と問い尋ねる「ウェンディ」にいつもと勝手の違う「ヴァン」。
「おかしい。・・・ああ、いや、いい意味でおかしい」

※いい意味って・・・(笑 。でも、彼なりの精一杯の表現かも。

せっかくの「ウェンディ」が用意したちょっとおしゃれな夕食でしたが、この男「ヴァン」には数分も持ちませんでした。
「ねぇ・・・前から思っていたんだけど、調味料をいっぱいかけるのはみっともないわよ・・・」
【場違いヴァンの行動・・・その2】
 オール調味料シェイク&床に落とした肉料理をそのまま・・・ごっくん->叫ぶ

ようやく食事後のティータイムには落ち着きましたが、精一杯の勇気を振り絞って「ヴァン」に「カギ爪の男」を倒したあとの予定を聞く「ウェンディ」の愛情もいつものように空回り。
「・・・お前は兄貴とけりがついたらあの町に帰るんだろう?・・・俺にはそんなところ無いからな・・・確かにお前は帰った方がいい。やることが終わったら、あの町で静かに大人になるといいよ・・・俺には無理だからな、いくつになっても大人にはなれない
※「ウェンディ」可哀想・・・。(T_T)。にしてもまたもや意味深な発言「何年経っても大人になれない」とは?

その頃、別行動を取っていた「カルメン99」にかかってきた一本の通信。どうやら「ヴァン」とも知り合いのようですが・・・。
「はぁ・・・近くまで来ているってそんな一方的に・・・ヴァン?・・・だから今は別々、途中で合流・・・えぇっ、強化改良!?ブッチ博士の・・・あれを!?
※通信の相手は写真に写っていた男・・・でしょうかね。

そして翌朝、(中で色々あろうとも)順調に目的地に向かっていた「飛行船」の目前に一体の「鎧」が立ちふさがりました。その乗り手は「オリジナルセブン」いや、「ネオ・オリジナルセブン」の一員「ウー」です。
「航行中の飛行船に告ぐ。直ちに着陸せよ・・・乗客を一人引き渡して頂きたい。ヴァンという名の男だ・・・速やかなる対応を望む。当方の目的はヴァンのみだ」
まるでフェンシングのような剣を構える「鎧」は、返答のない「飛行船」を攻撃。それにより目覚めた「ウェンディ」が「ヴァン」の部屋の扉を開けたとき、彼は自らの剣で「飛行船」の壁を切り裂いていました。
「・・・呼ばれたんでな・・・先に行ってろ、すぐに追いつく!」
白銀の鎧「DANN of Thursday」を呼び出した「ヴァン」は、空中で搭乗!「ウー」の前へと着地し、2体の「オリジナル」はここに対峙します。
パズル・・・落としていっていますね。「ウェンディ」が届けてくれるのかな?

「我が名はウィリアム・ウィル・ウー、クー・クライング・クルーの息子にして新たなるオリジナルセブンが一人」
騎士道の持ち主らしく、堂々と名乗っての対決を行う「ウー」。その姿を「ヴァン」は「ゾネット」にて双子と共に目撃していました。
「ガドヴェドの敵でも取りに来たか!」
そう叫ぶ「ヴァン」に淡々と答える「ウー」。
「そのような下世話な感情は持ち合わせていない。・・・我が使命は同志のお心を煩わせる輩を葬ること。・・・それのみを剣に誓い、剣と共に死す! Wake Up! metsa・・・」
最強の鎧「DANN」VS「metsa」。「ガドヴェド」が操る「DIABLO」以来の「オリジナル」との戦いが始まります。
前回の「ブラウニー」戦同様に「試したいことがある」との姿勢を変えない「ヴァン」、しかし、流石に「オリジナル」。フェンシングを利用した「突き」を主体とする剣のスピードは、「ヴァン」以上のものがあります。
※戦闘中のダメージ、やはりある程度はその時点で自己修復されるようです。見たところ、完全に・・・ではなく、その場しのぎっぽいですけれど。

一方、「カギ爪の男」の場所へと戻ってきた「カノッサ」と「メリッサ」。「ウー」が戦闘しているとの情報を伝え、「ミハエル」あわせて3人が「俺も向かう!」状態になってしまいますが、「カギ爪の男」の一喝で収まります。「ここはウーさんが戻ってくるのを待ちましょう」と。
※「カギ爪の男」は植物の研究・・・ですかね。「毒が抜けた」とか、「Orphee Factor Count」とか、顕微鏡で覗いた「細胞に寄生した細菌」のような図とか、伏線は色々張られていますが、詳細は不明です。(^^;)。

「鎧」同志の決闘を避けた「飛行船」は救援が来るまで山へと着陸。「ウェンディ」はその場を離れ「パズル」を持って「ヴァン」の元へと向かいます。
「もう、ヴァンったら・・・」
※「パズル」を持った「カメオ」が可愛い。(^_^)。

「DANN」が発生した雪崩に巻き込まれた「metsa」。「試したいこと」ができなかったと「ウー」のふがいなさにあきれる「ヴァン」でしたが、勝利を確信するには早すぎました。
「・・・感覚・・・そうか、やはりわかっていないのだな。基本レクチャなしでよく動かせる。・・・あるのだろうな、才能が・・・しかし、我らの才はそれすら凌駕する。左脳に必要な神経電気の増幅など・・・改造など必要ないのだ・・・ごらんのような付加装備も扱える。わかるだろうか、これがこの星に産まれつつある新たな可能性だ。貴殿のようなガドヴェドと同じ旧式は、もはや時代の遺物でしかない!」
その言葉通り、「付加装備」による攻撃を加える「ウー」。金色の光線は確実に「DANN」へとヒットし、思わずその場に膝を崩します。
※たぶん「左脳」と「ウー」のセリフは聞こえました。その箇所の神経電気信号が「オリジナル」の操縦に寄与する・・・ということかな。

「カギ爪の男」の場所を離れ、自分の未熟さを嘆く「ミハエル」に優しい(?)お姉さん「ファサリナ」が「ガドヴェド」の代わりに指導してくれます。
「・・・ミハエルくん、あなたはガドヴェドさんの敵を討ちたいと言ったけれど、その敵の横には、あなたの妹、ウェンディさんが居るのよ。・・・もし、彼女が同志の邪魔をしたら、あなたは妹さんを倒せる?・・・あなたは迷っているから・・・今はできない」
「ミハエル」の身体を包み込む「ファサリナ」。思わずその顔を見やった「ミハエル」に、「ファサリナ」は言葉を続けます。
「・・・でも、あなたは自分のなすべき事を知っている。揺れてはいるけれど、正しくあろうと考えている・・・あなたが強くなるための時間は、私が作るわ・・・私があなたを、大人にしてあげる
※重要かどうかはともかく、ちょっとエッチな雰囲気なので描写!(おい

思うように力を発揮できない「ヴァン」は徐々に「ウー」に追いつめられてゆきます。
「どうして、なんでできない・・・ガドヴェドのときみたいに・・・あの感じで」

意味不明の言葉を発する興奮状態の「ウー」。その攻撃を避けることのできない「ヴァン」。そして、ふたりの戦場へと「ウェンディ」の足が近づいてゆきます。
「まだやってる・・・?」
そのつぶやきの元、いよいよ「オリジナル」同士の戦いの決着が・・・つこうとしていました。
「来たくなかった・・・なのにお前が私を呼んだのだ・・・こんな場所に・・・だが私はここに来た・・・それが何を意味するか・・・私は、私は・・・乗り越えたのだ。超越した、同志のために!」
「ウー」の顔が怖いよ~何を言っているのかわからないよ~。(>_<)。

その頃、この緊迫した戦場とは関係のない場がひとつ。そう、それは「プリシラ」が住む「デュエルパーク」。
あの別れ以来、気合いの入らない「プリシラ」。
「ヴァンさんのことが気になるんでしょう?・・・確かめてくれば?ホバーベース自由に使っていいから」
「ヨアンナ」や施設の子供達は、自分たちだけでやっていけるからと「プリシラ」に旅立ちを勧めます。
「・・・本当は牧場とかやってみたかったの、私」
「いきなよ、お姉ちゃん」
「私、洗濯を憶えたんだよ」
その声に少しずつ背中を押される「プリシラ」。自分らしさを求めて、彼女が旅立ちを決心したとき、一人の若者が声をかけてきました。
「こんにちは~っ、いいホバーベースですね、誰のですか?・・・僕、ジョシュアといいます
※なるほど、前回優勝した副賞がここで生きてくるのか。
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そして一方、「カルメン99」の元へ訪れる巨大な「鎧」の影。
「うわっ、本当に来たんだ・・・まぁいっか、味方は多い方が助かるし、ヴァンも喜ぶよね~」
※主人公ピンチの波動が仲間を呼び寄せるのか、「プリシラ」「カルメン99」「ジョシュア」、次々に動き出す彼女たち。・・・それにしても「ジョシュア」。すっかり存在を忘れていました。(^^;)。

不意に止む、戦闘の音。その静寂さは「ウェンディ」にとっては聞き慣れた静けさ。
「・・・良かった、終わったみたい・・・早くヴァンと・・・」
しかし、そこに横たわっていた「鎧」は、
今までとは違い敵の「鎧」ではなく、見慣れた姿「DANN of Thursday」。
「・・・ねぇ・・・ヴァン・・・?」
その声に揺れるのは「ヴァン」の帽子の飾りだけでした・・・。

えっと、今回、意図的に「ウー」の「お母さん」関係の描写はカットしました。・・・だってよくわからないんだもん。(おい
なんとなく、この地が「ウー」にとって因縁の地で、「母親」の肖像画が飾ってある古城に戻りたくはなかったけれど、(「ヴァン」との対決のため?)戻ってきて、それが「ヴァン」との戦闘時の言葉になっている・・・のはわかりましたが。・・・詳細が判明するのは来週かなぁ?。
果てさて、「ヴァン」はこのまま沈むのか、「ヴァン」が「ガドヴェド」戦で感じた「感覚」に「ウェンディ」が持ってきた「パズル」は関係あるのか、そして、予告の卑猥さの正体は・・・ (おい。

Turn in next time for more action and adventure! Are you ready?

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