ツバサ・クロニクル_TV24
第24話「死闘のヤイバ」
先日、「エンジェリックレイヤー」のDVD-BOXを手に入れました。まだ中は見ていませんが、これで「カードキャプターさくら」とあわせて、「CLAMP」を2つ所有したことになります。今のところ「ツバサ・クロニクル」をDVDで購入する予定はありませんが、果たしてこの作品は(私に)DVDを購入させるパワーを持った作品になることができるでしょうか・・・。
まだまだ「星史郎」には実力で及ばなかった「小狼」。彼の一撃に、その姿は消滅してゆきました。駆けつけた「サクラ」と一緒に・・・。
「この国の人々は全て消え去り、そして小狼も・・・死んだ。これで僕を邪魔する者は、いない」
※あとの「鬼児狩り」など相手ではないという余裕でしょうか。それにしても「星史郎」の登場に合わせて流れるBGM。怪しさ爆発です。(^_^;)。
一方、残された「龍王」たち「鬼児狩り」の目前では、街々の鬼児が合体し、より高レベルの鬼児が生み出されてゆきます。
「俺も市役所の資料で見たことがある・・・」
「・・・イの三の鬼児だ!」
そして、生み出された鬼児「イの三」は町を徘徊し、喫茶「猫の目」跡地にて(「モコナ」を懐に抱えて(笑 )集中力を高めていた「黒鋼」へと襲いかかりました。
その姿を確認し、ゆっくりと刀を抜く「黒鋼」に牙をむく鬼児「イの三」。
「来い・・・天魔昇竜閃!」
※格好いい~。「ワンピース」の「ロロノア・ゾロ」あたりと勝負して欲しいほどです。(^_^)。
一撃の下に鬼児「イの三」を粉砕した「黒鋼」の元へ駆けつけた「鬼児狩り」一同。そして、彼の剣技を見ていた「星史郎」は次のステップへと駒を進めます。
「本格的におかしくなってきたな・・・」by「草薙」
「パーク側はどうしたんでしょう」by「蘇摩」
「このままゲームが強制終了しちまったら、誰が誰だかわかんなくなっちまうよ」by「龍王」
彼らの会話が理解できない「黒鋼」は「何の話だ?」と問いますが、興奮状態の「龍王」や「譲刃」は逆に質問してくるばかり。
「ねぇ、ワンコさんやニャンコさんは、現実でも同じ姿なの?」by「譲刃」
「名前は?・・・ここでの名前じゃなくって、本当の名前はなんていうんだ?」by「龍王」
さっぱり理解できない「黒鋼」と「モコナ」は再度問い返しますが、その回答よりも先に、世界に「星史郎」の干渉力が働きかけていきます。
モザイク状になり、死を迎えたときのように消えていく彼ら・・・。
※「パーク」、そして「ゲーム」。前回あたりから勘の良い人はわかっていたことと思いますが、この世界の正体が明らかになってきましたよ。それにしても、慌てている「譲刃」萌え~。(^_^)。
「ゲスト番号β435691、死亡。・・・桜都国より強制退場となりました」
「夢卵」と書かれたマシンの中で目を覚ました「小狼」。その姿は元の旅の衣装。そしてここは死者の国・・・ではありません。マシンを覆う透明のドームを叩いてきたのは、先に亡くなったはずの「ファイ」。
「ファイさん、良かった・・・生きていたんですね・・・姫!姫!」
同じように目を覚ました「サクラ」とも再会できた「小狼」。周りを見渡せば「モコナ」や「黒鋼」の「夢卵」も置いてあります。
「本当に死んだと思っていた?・・・でも、死んだんだけどね、桜都国では」
状況を理解できない「小狼」と「サクラ」に説明を始めた「ファイ」。3人は動く歩道に乗り、別の場所へと移動します。
「・・・ここは桜都国じゃないんだよ。というか、桜都国は現実には存在しない。・・・俺たちが本当に到着した世界は、エドニス国のフェアリーパークという場所。ここは、この国の人達の娯楽施設・・・遊園地みたいなものかな」
その回答に対して、「夢卵」に入った記憶がないと疑問を口にする「サクラ」と「小狼」。その質問に答えてくれたのは、一人の美しい女性でした。
「それは、私から回答致します。初めまして、千歳と言います」
「ファイ」によると、彼女はこの「フェアリーパーク」を創った制作者のひとりだといいます。
「・・・実は、皆さんのここに来たときの記憶は、消去してあるのです・・・でも、ご安心ください。そろそろ、記憶が戻るはずです」
※「千歳」さん、超美人。好み~。この国だけのゲストキャラなのが惜しいくらいです。
蘇る記憶。その中で「小狼」達は「夢卵」の中へ個々に転送されていたのです。
「まともに吐き出せないのか、この白まんじゅうは!」
「さ~て、今度はどんな国かなぁ・・・」
「黒鋼」の怒声が響き「ファイ」の呑気な声が聞こえる、いつもの光景。そこで「小狼」達は、強制的に「夢卵」によって眠りへと誘われました。
※回想シーン、短かったですね・・・。それにしても「夢卵」に座る=「ドリームカプセル」の利用を許諾するのでしょうか、結構強制的だったし。
「俺たちが行った桜都国は・・・仮想現実?・・・夢みたいなもの・・・」
「小狼」達が体験した「桜都国」での生活、体験。それはすべて「フェアリーパーク」人気一番のゲーム「夢卵」の仮想現実の世界でした。
いきなりの真実に少し困惑する「小狼」ですが、思い当たる節もいくつか浮かびます。
「・・・そういえば、市役所が鬼児の動向を把握していたり、鬼児が鬼児狩りだけを襲ったりするのも、それが理由だったんですね」
※こんなゲームはやってみたい!・・・帰ってこれなくなったりして、いやいや、こうしてキーボードを打っている今こそが、実はゲームの中・・・( ̄□ ̄;)!!ガーン
一応は納得した「小狼」でしたが、不思議な点がひとつ。それは「長庵」で購入した「緋炎」が、現実世界でも存在すること。
「・・・実は今、恐ろしい異変が起きつつあります。・・・そのためにパークは営業を停止して、来園者の皆様に避難をして頂いたところです」
「千歳」の言葉に「何がおきているのですか」と問う「小狼」。一度ため息をついた「千歳」はゆっくりと、異変について語り出しました。
「・・・あなたは、システムの干渉者をご存じだと伺いました。・・・その人のことを、教えて欲しいのです。・・・このままでは・・・」
言葉を続けようとした時、「緊急事態」の赤ランプと共に、消えていく「夢卵」の中の「黒鋼」と「モコナ」。そして、発生した地震・・・。
「ねぇ、千歳さん。いったい何が起ころうとしているのかな」
「ファイ」の言葉に、意を決して事態を説明する「千歳」。彼女の言葉は「小狼」達を驚かせるのに十分でした。
「ゲーム内に進入した干渉者によって、仮想現実だった桜都国が現実になろうとしているのです」
※これも「サクラの羽」の力!?凄い・・・今までで一番凄いかも。
信じがたいことでしたが、彼女の言葉は真実でした。崩れた町並みも、鬼児も、そして「星史郎」や「黒鋼」、「鬼児狩り」達までもが「フェアリーパーク」内へとその姿を現します。
「ここはフェアリーパーク・・・?」
「なんで、桜都国のビジュアルのままで、こっちに戻っているんだ?」
「譲刃」や「龍王」が疑問の声を上げる中、「モコナ」は「黒鋼」へ声をかけます。そして、その先には鬼児の上に乗った「星史郎」の姿がありました。
「・・・なるほど、あれは殺す者の目だ」
気合いを入れるためか、やや微笑みを浮かべながら「モコナ」を「蘇摩」へと預ける「黒鋼」。向かう先は、そう、「星史郎」の元です。止める「鬼児狩り」達の声も聞かず、歩みを勧める「黒鋼」。
「・・・世界がどうなろうと知ったことか。俺は、俺のやりたいようにやるだけだ。・・・あいつがあそこにいて、小僧が戻ってこない。後は俺の勝手だ」
※格好いい~パート2!・・・ここは、「いや、小狼ならそこにいるんだけど」とか、突っ込みを入れてはダメです!
「干渉者が、どんな方法で仮想現実を実体化させているのか、早くそれを突き止めないと、エドニス国全体が危険です」
「千歳」の言葉に「サクラの羽根」こそが原因だと話す「小狼」。
そして、「フェアリーパーク」の監視システムが「危険区域」への侵入者の存在をモニタに映します。
「黒鋼さん!」
その声が聞こえないほどには遠くにいる「黒鋼」。彼はいよいよ「星史郎」との対決の時を迎えていました。
「猫の目にいた奴をやったのはお前か・・・小僧はどうした」
「黒鋼」の言葉に、「殺しました」と簡潔に答える「星史郎」。それに対する「黒鋼」の言葉もまた、簡潔なものでした。
「わかった。・・・てめえは俺が切る」
大上段へと構えた刀「長剣 蒼氷」にて斬りかかる「黒鋼」。「避けきれると思った」「星史郎」と「真っ二つにしたと思った」「黒鋼」。・・・結果「星史郎」の羽織っていた衣が切り裂かれました。
「・・・久しぶりに、楽しい時間になりそうですね」
その言葉と共に眼鏡をかけた「星史郎」。ふたりによる本気の戦いが、今始まります。
※つ、つまり「小狼」との戦いは、手を抜いていて、それでも楽しくない戦いだったと・・・。がんばれ「小狼」!(T_T)。
一方、「モコナ」や「鬼児狩り」メンバと再会した「小狼」「サクラ」「ファイ」でしたが、そこへ高レベルの鬼児が襲いかかります。
「やるっきゃねえようだな」by「龍王」
「そのようですね」by「蘇摩」
「でも、現実の世界でも戦えるの?」by「譲刃」
「・・・向こうも実体化したのなら、こっちだって鬼児狩りの力があるはずだ」by「草薙」
戦いを決意した「鬼児狩り」に「千歳」は「そのことは事実だが、本当に死んでしまう可能性もある」と告げます。そして、この事態を止めるには「干渉者」である「星史郎」の力「サクラの羽」を止める必要があると。
「・・・お前は先に行け」
しばらく見つめ合った後、「小狼」に「サクラの羽」回収を任せる言葉を告げる「龍王」。その言葉に嬉しそうに手を合わせる「小狼」。
「・・・皆さん、ありがとうございます」
※例え仮想世界の中でも、そこで結ばれた友情は真実だった・・・。美しい話です。(T_T)。
激しい剣技を見せる「黒鋼」と、巧みにかわしつつ刃を入れる「星史郎」。
「小狼も剣を持っていましたね。教えていたのは、あなたですか?・・・小狼、強くなっていました。良い先生なんですね」
「・・・もとはそっちが教えていたんだろう・・・身のこなしが小僧そっくりだぜ」
白熱した戦いを繰り広げるふたりですが、剣技のみの「黒鋼」に対し、「星史郎」は魔力も合わせて対応してきます。そして、そこへ駆けつけた「小狼」は「星史郎」が眼鏡をかけていることに気がつきます。
「・・・星史郎さん、本気だ」
※すぐには参戦できそうもない、このふたりの戦い。「小狼」はどうするのでしょうか。
「日本国には骨のある奴はもういなかった。・・・こんな相手に会えるなら、異国へ飛ばされるのは悪かねぇ」
嬉しそうに話す「黒鋼」を見つめる「星史郎」。魔力を持つ彼は「黒鋼」にかけられた術に気がつきます。
「・・・あなた、呪がかかっていますね。それもかなり強力な・・・いいんですか、あなたは誰かを倒すたびに強さが減っていく。それでも僕を倒しますか?」
その言葉に表情を変えずに剣を構えなおす「黒鋼」。
「てめえを倒すには、息の根を止めるつもりでいかないとな」
「なら、こちらも同じ覚悟で臨まないといけませんね」
※「星史郎」の「シュ」って「呪」で良いのかなぁ~。
ふたりの剣が交差し、今まさに決着がつこうとしたその時・・・ふたりの間に光が走り、手紙がつけられた竹槍が刺さります。
「・・・なんだ?」
気をそがれ、竹槍を抜いた「黒鋼」にかけられた言葉、振り向いた先には「小狼」が、「ファイ」が、「サクラ」と「モコナ」がいました。
「黒さま~やっほ~」
「おまえら!生きてやがったのかよ・・・」思わず目をむく「黒鋼」。
※「モコナ」108の秘密技のひとつが出た~。(^_^;)。
「・・・ちゃんとこっちに戻っていたようですね、ふたりとも。・・・あなたとの戦いはここまでです。小狼たちを見た途端、あなたから殺気が消えましたから。・・・これで、本当の目的が果たせます」
「サクラの羽」の力を使う「星史郎」。蒼い光を放ったその力は、足下の地面を割り、彼の乗る岩を宙に浮かせます。
「さあ、出てきてください。永遠の命を司る者よ・・・イの一と呼ばれる、最強の鬼児よ!」
まばゆい光の元、ゆっくりと姿を現す「イの一」。その身姿は「黒鋼」や「ファイ」達も見知った女性「織葉」のものでした。
「・・・やっと会えましたね。あなたがイの一・・・ですよね」
ウインクをする「織葉」に驚く「黒鋼」や「サクラ」達。巨大な鬼児の手のひらに乗った「イの一」、「織葉」の真意は・・・。
「織葉」・・・そうですか、怪しい人だとは思っていましたが、流石に「イの一」とは思いませんでした。おまけにあんなにお茶目だったとは。(^_^;)。
さてさて、長かった「桜都国」の物語も予告通り、クライマックスを迎えます。果たして「織葉」の真意は、「小狼」は「星史郎」にどう挑むのか。
・・・ところで、「龍王」達は現実でも同じ姿なのでしょうか。もしも違っていたら、元に戻ったときに困ったことにならないのかな?「譲刃」とか、実は「ネカマ」だったりして・・・(^_^;)。
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