うえきの法則_TV27
第27話「ヒデヨシの法則」
ぶっちゃけ、5人目の仲間は「ウソップ」でした。(^_^)。
新幹線に乗って「植木耕助」と「森あい」が長距離デート!?・・・にしては真剣な表情の「植木」。キーワードは「仲間捜し」。
時は戻って「アノン」のことを「佐野清一郎」と「鈴子・ジェラード」に、(ついでに「天界獣(テンコ)」にも)伝えた「植木」と「森あい」。
そこへ、見たことのないチビッコが姿を見せます。実は、チビッコの正体は「神補佐」。二次選考についての説明に来たと言います。
「・・・二次選考は3週間後。試合はグループ参加が可能で、1チーム5人までなら、どなたと組んでもOKです。・・・しかし、皆さんはこれまで敵同士。すぐには仲間になれないと思います。ですからこの期間、力ずくのバトルで仲間にしてもOKです。気絶しても能力を失ったり、エントリーを削除されたりすることはありません。ご安心を」
「神補佐」が伝えてきた二次予選の方式、それは「チーム戦」でした。現在の「植木チーム」は「植木」「森あい」「佐野」「鈴子」の4人ですから、あと1人追加が可能です。
「1人・・・私に心当たりがありますわ。・・・宗屋ヒデヨシ、ただ、彼と戦った者は、皆二度と戦いたくないと漏らしているそうですわ」
というわけで、「鈴子」ご推薦の「ヒデヨシ」を探しに、わざわざ新幹線で「鳥句(とりく)駅」まで仲間捜しの旅に出た「植木」と「森あい」だったのです。
※ちなみに、「植木」の真剣な表情の原因は・・・車酔いでした。(^_^;)。
モバイルを頼りに探し当てた男は、登録データの「ゴリラ」・・・というよりは「サル」っぽい男。「キュッキュッ」と言いながら、自動車の洗車をしていました。
「・・・大変そうだな」
近づいてきた「植木」の言葉を耳にした「ヒデヨシ」は、それまでの疲れ切った表情を一変させ、楽しそうに鼻歌を歌いながら洗車を続けます。
「ぶっちゃけ楽しくて、楽しくて・・・こんな楽しさ知らないなんて、人生損しているぜぇ~」
その言葉に、その動きに興味津々となってしまった「植木」と「森あい」。言葉巧みに「ヒデヨシ」にのせられ、なんと500円を支払った上で洗車を替わってあげることに。
※「ヒデヨシ」の声優は、なんと「山口勝平」!「犬夜叉」?・・・いいえいいえ。「工藤新一」?・・・とんでもない。この口調、このノリは・・・「ウソップ」です!(^_^)!
冷静に考えてみれば、車好きでもない限り、洗車なんて楽しいはずもなく、ふたりとも「ヒデヨシ」のアルバイトを騙されて手伝わされていただけでした。
※頭と背中に「騙」(だます)の一文字。気合い入っているなぁ・・・。
「ぶっちゃけ、お前らのお陰で助かったぜ、じゃあなぁ~!」
速効で逃げ出した「ヒデヨシ」を六つ星の神器「電光石火(ライカ)」で追い抜いた「植木」。騙された恨みは置いておいて、さっそく「仲間」としての勧誘を始めます。ところが、その話を始めた途端に不機嫌になる「ヒデヨシ」。
「・・・お前らもか、お前らもあいつの手先か!ぶっちゃけ、俺は、もうこんなバトルを続けるつもりはねぇ!」
そう叫ぶと「石ころを巨大隕石に変える能力」を使って「植木」に攻撃を仕掛けてきた「ヒデヨシ」。慌てて「植木」は「森あい」をかばいますが、・・・なんとその能力は「騙し」。
「しょう油ボンバー!」
本命はこちら、隠し持っていたしょう油を使った目つぶし攻撃でした。悶絶する「植木」の隙をついて逃げ出す「ヒデヨシ」。
※マ、マジで「ウソップ」。画面を見ないで声だけ聞いていたら、彼の攻撃だけ「ワンピース」!(^_^)。それはさておき、悶絶中の「植木」の足下に転がっている「手作り太陽のネックレス」は、いったい?
「ヒデヨシ」が向かった場所、それは「たいようの家」の札がかけられた児童養護施設でした。
「ヒデヨシ~にわとり小屋の掃除手伝って」
「自転車の練習、つきあってよ!」
「また勉強教えて~」
子供に人気の「ヒデヨシ」は「ぶっちゃけ」と答えつつも喜んで子供達の相手をしています。そこへ、追いかけてきた「植木」と「森あい」が到着。
「ヒデヨシ~、あんた探すの大変だったんだからね!」
怒る「森あい」をなだめつつ「植木」は「ヒデヨシ」に「落ちていたのを届けに来ただけだ」と「手作り太陽のネックレス」を渡します。
そのネックレスには「ズルにいちゃん いつもいっしょにあそんでくれてありがとう。たいようのいえ いちどうより」という子供の字が書かれていました。
「サンキュー、探していたんだ~」と踊って喜ぶ「ヒデヨシ」。
「・・・親のいないあいつらに、俺がしてやれる事って、ぶっちゃけ、一緒に遊んだり、お菓子買ってやるくらいだけどさぁ、それでもあいつら、これを俺にって・・・くれたんだ」
※「ヒデヨシ」、良い奴ですね~。好感度非常にアップですよ~(^_^)。
うち解けてきた「ヒデヨシ」に「植木」は、さっき「ヒデヨシ」が口にした「あいつ」について質問をします。
「・・・あいつってのは、俺の担当神候補、ザックのことだ。神候補のくせに、悪い奴とつるんで好き放題やっている、嫌な野郎さ。・・・二次選考のチーム戦に俺を加えたいらしくて、何度もここに来やがる。・・・俺はザックのために戦うなんてごめんだ。・・・それに、こいつらをほおってバトルなんてできるわけがねぇ」
彼の言葉を聞いた「植木」は「森あい」に「仲間を捜すのはまた今度にしよう」と言います。そして、「森あい」もその言葉に頷くのでした。
・・・しかし、「ザック」は、未だ「ヒデヨシ」のことを諦めていなかったのです。
「・・・拒否する理由があるなら、その理由を取り除くだけだよ・・・」
※うわぁ・・・「マーガレット」とは別の意味で最悪な神候補ですねぇ。子供達が狙われそうです。(T_T)。
楽しくドッジボールを遊ぶ子供達と「ヒデヨシ」を嬉しそうに見つめている「植木」。でも、ひとり、その輪に加わらない男の子「ケンタロウ」がいました。
「何してんだ、みんなと遊ばないのか?」
「ケンタロウ」に声をかける「植木」。しかし彼は「何をやってもダメだし、みんなの足手まといになっちゃう」と泣きべそをかきます。そして、無理に立たせようとすると泣くばかり。
なんとか「ヒデヨシ」が「ケンタロウ」を肩車をすると、ようやく一緒にドッジボールを楽しみ始めます。
「・・・相変わらずだな、ケンタロウの奴。・・・あいつ、自分一人じゃなにもしようとしないし、何かやらせようとするとすぐに泣くし、もうお手上げだよ」
その言葉を聞いた「森あい」は、「ケンタロウ」を「ヒデヨシ」から下ろし、「自分で戦いなさい」と言って聞かせます。
「・・・できる、才能なんて無くったって、頑張ればきっとできるようになる。私にそう教えてくれた奴がいるのよ・・・あいつよ」
「森あい」が指さした相手は「植木」。「ケンタロウ」はその言葉に、涙を流しながら「植木」に噛みつきます。
「じゃあ、お兄ちゃんは、頑張って何でもできるようになったの?苦手なことはないって言うの?・・・バク転が苦手?やっぱり、苦手なことがあるじゃないか、そんなに言うなら、一日でバク転やってみろよ!」
「ケンタロウ」を黙って見下ろす「植木」。彼の瞳は、何度も私たちが見てきた目つきになっていました。そう、頑固にひとつのことをやり続ける「植木」の目に・・・。
※こんなことを言われたら・・・ねぇ。
その日の夜、帰りが遅くなった「植木」と「森あい」は「ヒデヨシ」と一緒に「たいようの家」に泊まることに。
トイレに起き出した「ケンタロウ」は、庭で一人、傷だらけになりながらバク転を練習する「植木」の姿を目にします。
「・・・頑張ったって何も変わらないのに・・・」
そうつぶやくと、布団に戻ろうとする「ケンタロウ」。しかし、彼はもうひとつ変わった物を見つけます。それは、みんなで飼い育てている、にわとりの羽根。
「小屋が・・・壊されている・・・誰がこんなことを・・・」
「ケンタロウ」の泣き声に駆けつけた「ヒデヨシ」や「植木」達が小屋を見ている時、羽根が表のほうにまで落ちているのを見つけた「ケンタロウ」は、その先を追いかけます。そして、そこに居たのはにわとりを抱えた少年の姿でした。
「にわとり泥棒~ん、むぐぅ・・・」
その言葉に振り返った「ヒデヨシ」が見たのは「ザック」の手先が「ケンタロウ」を連れ去れるところでした。
慌てて追いかける「ヒデヨシ」と「植木」が公園まで来たとき、一人地面に座らされている「ケンタロウ」を見つけます。そして、その周囲には能力者達の姿が・・・。
※彼らの狙いは「ヒデヨシ」。しかし、先ほどの「ザック」の話から推測するに、今回の狙いは「拒否する理由」のはずです。
29thステージ - チーム戦? -
「究極のエコロジスト&ウソップ2世 VS ザックのいかれた手先達」
能力者「ウーゴ」、そして「ニコ」による攻撃を受ける「植木」と「ヒデヨシ」。
反撃とばかりに「ヒデヨシ」は「壁を大津波に変える能力(嘘)」を発動させて、その隙に「ウーゴ」へとアタック!
「植木、こいつは俺が引き受けた。そっちはお前に頼む!」
かくして「ニコ」の相手は「植木」に。単なるかっこつけ野郎・・・とはいえ彼も能力者「美しい髪をドリルに変える能力」という、けったいな能力で攻撃を仕掛けてきます。
「こいつで僕は自由に地中を移動できるのさ。・・・速度は時速300km、移動中は美しく無音・・・僕の位置を知ることはできない」
「ライカ」以上のスピードに戸惑う「植木」に地中からドリル攻撃を加える「ニコ」。
「・・・僕が土の中に潜った瞬間、君に僕を止める手段はない」
絶対の自信を持って攻撃する「ニコ」でしたが、まさに、語るに落ちました。
「・・・じゃあ、潜るな」
五つ星神器「百鬼夜行(ピック)」の一撃に、「ニコ」沈没・・・。
※あっさりと撃沈。まあ「ロベルト・ハイドン」といい勝負をする「植木」の相手ではないでしょうねぇ。(^_^;)。
しかし、やはり「ザック」の狙いは「拒否する理由」=「たいようの家」でした。
「あいつら、ヒデヨシのいない隙にたいようの家を潰すって・・・」
助け出した「ケンタロウ」に敵の真の目的を聞いた「植木」は、「ケンタロウ」に「ヒデヨシ」を呼んできてくれと頼みますが、「ケンタロウ」は泣き叫ぶだけで動こうとはしません。
「・・・わかった。見てろ!・・・な、やればできるだろう!」
その目の前で練習していたバク転を見せた「植木」。その動きに見とれ、「ケンタロウ」の涙も止まります。
「頑張れ、やればできる!・・・本気でやればな」
「植木」の言葉に「どうしてケガまでして助けてくれるの」と問う「ケンタロウ」。彼の、「植木」の答えは決まっていました。
「それは・・・俺のヒーローが困っている人を放っておけない人だったからだ!」
その言葉を聞いた「ケンタロウ」は、自分も「ヒデヨシ」のようになりたいと言い、先ほどまでとはうってかわって元気に走り出していきます。
※流石「植木」!・・・でも、最後に穴に落ちてしまったけれど。(^^;)。
「ゴムボールを濃硫酸に変える能力!」
一方、そうとう危ない能力を持った「ウーゴ」に苦戦している「ヒデヨシ」。はっきりいって逃げの一手です。
「あれあれ、どこに行った?」
左右に分かれた道で「ヒデヨシ」を見失った「ウーゴ」は、声のした右側を選択し走っていきますが、それは「騙し」。「ヒデヨシ」お得意のフェイクでした。
「俺の、声を似顔絵に変える能力にはまったな・・・10m以内ならどこにでも描けるのさ」
※これって「俺の声」を変えるのか、「声」を変えるのかによって、能力の使い勝手が変わりますね。どっちだろう?
合流してきた「ケンタロウ」から敵の狙いを聞いた「ヒデヨシ」でしたが、その姿をついに「ウーゴ」が見つけ出します。
「あれあれ、ここか・・・さっきはお前の力にうっかり引っかかったけど、もうわかったから、その能力は無力だぞ」
慌てて倉庫へと逃げ出す「ヒデヨシ」と「ケンタロウ」。能力がバレた以上、お得意の「騙し」で「ウーゴ」を引っかけようとします。
「・・・打つ手もないし、こうなりゃあんな家どうなったっていいや、好きにしろ。・・・それにあの家を潰したからって、俺が仲間になるとは限らないぜ。お前みたいな弱い奴の仲間になるのはごめんだ」
この「騙し」に「ウーゴ」は引っかかってしまいました。
「あれあれ、バカにするな、俺のゴムボールの命中率は100%だぞ」
そして、バトルとは無関係な「ゴムボールあて大会」へと引き込まれる「ウーゴ」。「ヒデヨシ」が作成した的に向けて、次々とゴムボールをぶつけてゆきます。
「一回じゃまぐれってこともあるしな、ここならどうよ」
すっかり体力を消費した「ウーゴ」はだんだんと「ヒデヨシ」の動きについて行けなくなり、「似顔絵」と本人の声を間違え始めます。その隙を狙って「わさび」やら「納豆」やらで攻撃を仕掛ける「ヒデヨシ」。
※どこに持っていたんだ!・・・にしても本当「ウソップ」を思い出します。ナイス・・・いや、ベストキャスティング!(笑
押し気味に進めはしますが、決め手に欠ける「ヒデヨシ」の攻撃。それを見やった「ケンタロウ」は「植木」の言葉を思い出し、「本気で頑張ってやろう」とします。
「ぶっちゃけ、それを今考えているんだよ」
「でも、さっきから逃げてばかりじゃん」
「うっせーな、今考えるって言っているだろう」
「隠れてばかりでズル兄ちゃん格好わるい、最低!」
仲間割れを始めた「ヒデヨシ」と「ケンタロウ」の声を聞いた「ウーゴ」は、「騙し」の可能性も考えますが、相手が子供ということもあり「小細工ができない」と看破し、攻撃を加えます・・・しかし。
「わさび納豆ボンバー!」
「罠」とわかっていても引っかかるのが「罠」。「騙し」も相手に悟らせてからが腕の見せ所です。
見事に「ウーゴ」をノックアウトした「ヒデヨシ」を褒め称える「ケンタロウ」
「凄いや、やっぱりズルさじゃ、ズル兄ちゃんの右に出る人はないね。ズルいや、本当にズルいや!」
多少疑問を感じつつも、「ケンタロウ」にお礼を言う「ヒデヨシ」。
一方、その頃、「植木」は未だに落ち続けていました・・・。
今まで「植木」チームは「天然ボケ」の「植木」「鈴子」、「まじめ一本」の「佐野」に、一人で「森あい」が突っ込みを入れていました。
しかし、「ヒデヨシ」の加入は、「自在ボケ&突っ込み」の可能性をチームに与えたといえましょう。素晴らしい補強です!・・・え、戦力的にはどうかって?・・・それは見てのお楽しみ、また来週~。(^_^)/
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コメント
いつも相互TB、ありがとうございます。
ヒデヨシは、あちこちの感想で「ウソップ派」と「モンタ派」(アイシールドの?観てないので良く知らないのですが)に分かれて、いずれにせよ良いネタになっているようで(笑)。
ヒデヨシの能力ですが、ぶっちゃけ(←あっ)来週になればわかるかと思いますが、自分以外の声を変えることも出来ます。今週もケンタロウの声を変えていたけど、ちょっとわかりにくかったですね。
投稿: 纈 | 2005.10.04 20:46
こちらこそ、TBありがとうございます。
「うえきの法則」にかけては、*peridotさんのページが一番だと感心しております。
(私は原作を読んでいないので、原作部分のブログを見ることができないのが残念ですが)
なるほど、「ヒデヨシ」の能力は他人の声も変えられるのですね。確かに「ケンタロウ」の似顔絵も映っていましたね。
纈さんの感想をいつも楽しみにしております。これからも、よろしくお願いします。
投稿: ジャン | 2005.10.04 21:07