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うえきの法則_TV28

第28話「たいようの家の法則」

ぶっちゃけ、人気者「宗屋ヒデヨシ」争奪戦となった今回の「うえきの法則」。「声を似顔絵に変える能力」にどれほどの価値があるのか不明ですが、第二次予選がチーム戦というところに人気の秘密が隠されているのかも・・・。

「ウーゴ」をなんとかKOした「ヒデヨシ」は「ケンタロウ」と一緒に「たいようの家」へと猛ダッシュ!走りながら頭に浮かぶのは「ネロ」との大切な約束でした。
「ヒデヨシ・・・太陽の家を頼む」
※かなり濃いキャラクター、「ネロ」って何者?

その道すがら、転んでしまう「ケンタロウ」。まだ幼いうえに全力疾走、それも裸足とあっては致し方ありません。
「裸足・・・これを履いておけ。・・・ぶっちゃけ、俺は平気だからよ」
相変わらずいい奴だ・・・。(^_^)。

一方、ふたりの向かっている「たいようの家」(「植木耕助」も向かっている・・・はず)では、「ザック」達により「森あい」や子供達もみな縛られていました。
「こんなに時間がかかるなんて・・・」
「仕方があるまい、下手に力を使えば子供達を傷つける恐れがある。こんなことでお前達の才を失わせるわけにはいかない
「ヒデヨシ」の担当神候補(2代目)「ザック」の言葉に頷く配下達。
【ザックの配下(カプーショチーム)】
 ・カプーショ:チームリーダー。性格は「くどい
 ・マリオ:得意科目は「English」
※このメンバに前回やられた「ウーゴ」と「ニコ」を加えた4名が「カプーショチーム」というわけですね。

「マリオ、お前の力で家をつぶせ!」
「ヒデヨシ」が第二次予選に参加できない理由、彼の守るものを壊すよう命じる「ザック」。
その言葉に「マリオ」が能力を見せようとしたとき「ちょっと待った!」とのかけ声が。
「・・・ぶっちゃけ、この家には指一本触れさせねぇ、この俺の命に代えてもな!」
「ウーゴ」と「ニコ」により足止めされていたはずの「ヒデヨシ」の登場に驚く「ザック」達。急遽「カプーショ」の命令により「マリオ」の標的は「ヒデヨシ」へと変更されます。
「身体を・・・スーパーダイナミックエレガントボール(・・・ビリヤードの球)に変える能力!」
間一髪ビリヤード球を避ける「ヒデヨシ」。しかし、確かにその威力たるや並ではなく、古びた「たいようの家」など直撃されれば、すぐにも壊れてしまいそうです。
「・・・あんなのを喰らったら、たいようの家は・・・どうすればいい・・・そうだ!
急にアイデアを閃いた「ヒデヨシ」は子供達だけにわかるようにサインを送ります。それを見た子供達も彼の意図を理解し「ヒデヨシ」への声援をパワーアップ。
・・・すると、誰もいないはずの「たいようの家」の中から子供達の声援が・・・!?
「バーカ、似顔絵だよ。ヒデヨシの能力で家の中に子供達の似顔絵を貼り付けたんだ・・・たいした力ではないけれど、僕の能力と組み合わせて使えば・・・最強となる
そう話すと「カプーショ」は口から青い息を「ヒデヨシ」に吹きかけ、両手、両足とも氷漬けに変えて行きます。
「自分の声を、冷凍ガスに変える能力!」

※なるほどねぇ・・・チーム戦への補強として「ヒデヨシ」をスカウトに来たわけですな。

不意をつかれて、「限定条件:手か足の指を1本折り曲げる」を封じられてしまった「ヒデヨシ」
「ザック」の言葉を表で聞いていた「ケンタロウ」は、思わず自分の足下を見つめます。そう、自分に靴を貸したからこそ、「ヒデヨシ」の足は凍らされてしまったのです。
「僕のせいだ・・・」
立ちつくすことしかできない「ヒデヨシ」に特攻してくるビリヤード球。彼はその攻撃を避けることもできずに直撃をくらい、地面へと仰向けに倒れてしまいます。
「・・・こんなときに植木さえいてくれたら」
「森あい」の言葉に「植木」がまだ来ていないことに驚く「ヒデヨシ」。そう、彼は今、地面の穴をモグラのようにはい回っている最中・・・。
(T_T)。
もはや打つ手はないのか・・・「マリオ」がとどめを刺そうと身構え、悲壮感が漂う中、地面の中から飛び出す影、「植木!」「植木か!」
「ニコ、美しく・・・復活!」
※ずるっ・・・お前かよ!
彼は今までの汚名返上とばかりに大ジャンプから地面へと潜り、土台ごと「たいようの家」を破壊しようとします。
「や、やめろー!止めてくれぇっ」
「ヒデヨシ」の叫び声が響く中、今まさに地面に到達しようとする美しい(?)髪、そこへ叩きつけられるのは巨大な銃弾・・・そう、今度こそ!
「だからっ、お前は潜るなって・・・」

「植木」ようやく到着!遅いよ~。登場するまでAパートもかかりやがって、さあ、反撃だ!(^^;)。

30thステージ
「究極のエコロジスト VS だから、どう見ても、ビリヤード球」

「でっかい、ビリヤード球だなぁ・・・ビリヤード球は、突くっ!」
流石に主役。登場してからわずか十数秒、演出がパワーアップした五つ星神器「百鬼夜行(ピック)」の一撃で「マリオ」・・・撃沈。
「天界人だ・・・神器を使った、間違いない。十数年前、天界人が自分の子供を人間界に落としたという噂があったが、本当だったとは・・・」
※結構有名なんですね、天界としては「そこまでやるか」みたいな噂の広まりだったのだろうか・・・。(^^;)。

復活した「ニコ」、そして「マリオ」が倒れた「カプーショチーム」。残るはリーダー「カプーショ」只一人。
そして「植木」の活躍を目にした「ケンタロウ」によって、縛られた子供達や「森あい」も次々と解放されてゆきます。
「今のだらしない僕らを見たら、きっとネロさん悲しむよ・・・」
「そうだよな・・・きっとネロさんに叱られちゃう」
「俺たちだって戦うぞ」
そう誓い合い「たいようの家」へ戻っていく子供達。その行為に気がついた「ザック」は彼らを追いかけて中へ。
そしてその隙に「ケンタロウ」は大きな石で「ヒデヨシ」の氷を割り始めます。
※「ケンタロウ」はずいぶんたくましくなりましたねぇ・・・えっと、だから、「ネロ」って誰ですか?

31thステージ
「究極のエコロジスト VS 夏は便利な人間フリーザー」

まずは一つ星の神器「鉄(くろがね)」で先制攻撃を行う「植木」。それに対して「カプーショ」は退こうともせずに「自分の声を冷凍ガスに変える能力 レベル2」で対抗!なんと凍らせた「くろがね」を指先ひとつで破壊します。
レベル2?・・・そう、先ほどまでの青いガスとは違い、赤いガスで凍らせた物は「僕の攻撃に対してのみクッキー並みに脆くなる」能力なのです。
※へぇ~、レベルって、天界人の神器だけじゃなかったんだ・・・。

赤いガスの連続攻撃を六つ星の神器「電光石火(ライカ)」でなんとか避ける「植木」。しかし「カプーショ」は「植木」の行動範囲全ての地面を赤く凍らせて「ライカ」を転ばせると、起きあがりざまに青いガスをぶつけて「植木」の手足を封じます。
「確か神器って、手をふさがれていると使えないんだよね・・・勝負はつきについた。この距離まで近づけば一発で君の全身を凍らせることが可能だからね」
その言葉通り、身動きひとつできない「植木」。もはや「神器」も「能力」も出すことができません。
「くっそ~・・・こうなる前にあれさえ使っていれば・・・」
そこへとどめの一撃と赤いガスを浴びせかける「カプーショ」。しかし、なんと「植木」の上着からも同様の赤いガスが噴出!
「こいつも冷凍ガスを・・・」
見る見る間に凍っていく両者、上半身まで全て凍った「カプーショ」にゆっくりと近づく人影あり。
「ぶっちゃけ、お前の負けだカプーショ!」
なんと復活していた「ヒデヨシ」が「植木」の上着に「カプーショ」の似顔絵を、それも上着と同じ色で描いていたのです。
※おおっ、頭脳プレイ!・・・そっかぁ・・・タイマンバトルではないから、こういうのもアリなのね。第二次予選もこんな感じかな

「後ろからぶん殴って気絶させてやる!」
迫り来る「ヒデヨシ」に「リセット!」という全ての氷を溶かす呪文を唱える「カプーショ」。しかし、その言葉は諸刃の剣・・・「植木」の氷までも溶かしていたのです。
七つ星神器、旅人(ガリバー)!・・・ひとつ忠告しておくけど、さっきの冷凍ガスは使わない方がいいぜ・・・使えば0.5秒でお前の負けだ!
「植木」の言葉の直後、辺り一面の地面が、まるでオセロの盤面のように四角いマスで覆われていきます。
「そんなハッタリが効くか!・・・アァッー!」
まさに予告通り。「カプーショ」が冷凍ガスを噴出させてから0.5秒の間に、彼を覆うマス目の縁から壁がせり出し、最後にはフタまでついた巨大な立方体が「カプーショ」を閉じこめました。
「何が起こったの・・・」
わけがわからずにつぶやく「森あい」に「植木」は「ドグラマンション」後に「覚醒臓器」で憶えた最新の神器だと説明します。
「ガリバーは捕獲の神器、地面に張り巡らされたマス目のどこからでも出せるから、絶対に避けられない」
そして、「ガリバー」の結界が解かれたあとは、全身を赤い氷で覆われた哀れな「カプーショ」の姿が現れるのでした。
「お前自身が凍ってしまえば、どうすることもできないだろう」
※おおっ、七つ星。腕に「テンコ」がついていないとわかりませんね~。それにしても「カプーショ」ってどうやって元の姿に戻るのでしょうか・・・。

いつの間にか配下全てが倒されていた「ザック」。おまけに後ろには「植木」と「森あい」の姿アリ。
「ヒデヨシから聞いたぞ。お前ら神候補は人間の財産を壊してはいけないというルールがあるんだってな・・・」
自分にぶっ飛ばされるか、地獄へ堕ちるかの二者択一を迫る「植木」に「ザック」は「こんなことをしてもヒデヨシは仲間にはならない」と告げます。
「・・・あいつに力を与えたネロという男は、神の座には全く興味がなかった。普通の天界人は長く人間界にとどまることができない。だが、神候補になれば話は別だ。奴はここに留まるためだけに、ヒデヨシに力を与えたのだ」
「ザック」の言葉を影で聞いていた「ヒデヨシ」。「ネロ」との想い出が頭に浮かびます。
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場所は「たいようの家」。時はまだ「ヒデヨシ」が能力者になる前のこと。
「俺のために、能力者になってくれるだと・・・」
いつものように子供達の世話をしている「ネロ(中田譲治!)」の元へ現れた「ヒデヨシ」。
「・・・ネロは人助けのために人間界に来たんだろう?・・・なのに誰かを能力者にしなきゃ、ここに居られないっていうなら、ぶっちゃけ俺が一肌脱いでやる
彼は自分の決意を「ネロ」に伝えに来たのです。
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「だが愚かにもネロは能力者に手を出し、地獄へ堕ちた・・・だからヒデヨシはたいようの家を離れることができないのだ」
「ザック」の言葉を気にもしない「植木」。彼は言います。「そんなことのためにあいつを助けたのではない」と。
「・・・俺はヒデヨシが気に入ったから手を貸している。仲間になるかどうかは関係ない」
そしてその思いは「森あい」もまた同じ。さらに彼女は言葉を続けます。
「私たち、地獄に堕ちた神候補を助けるためにバトルに参加しているの。もうひとりくらい、ついでに助けてあげるわよ」
※驚く「ヒデヨシ」の顔がGood!

この言葉を影で聞いていたのは「ヒデヨシ」だけではありませんでした。子供達もまた「森あい」の言葉を聞き、ひとつの決心をしていたのです。
「脱ぎたてパンツ攻撃(イヤァ・・・(>_<)」で「ザック」を倒した「ヒデヨシ」の周りに集まる子供達。
「・・・ネロさん、助けたいんでしょう、だったら植木の兄ちゃんの仲間になって、バトルに参加すればいいじゃない・・・僕たち、もう大丈夫だよ」
子供達はそう話すと、朝ご飯の準備やニワトリ小屋の世話をするために駆け回り始めます。
「気がついたんだ。俺たち、ヒデヨシに頼りすぎていたって」
僕たちなら心配入らないよ、行ってきなよ」
自分のことは自分でできるよ
「気をつけて帰って来いよ!」
次々に「ヒデヨシ」に言葉をかける子供達。彼らの行為が、その思いが「ヒデヨシ」の心の中に溢れてゆきます。
「お前ら・・・植木、森、俺の方から頼む・・・ぶっちゃけ、仲間に入れてくれないか」

涙を拭きながら話す「ヒデヨシ」。こうして、最後の「植木チーム」メンバが決まったのでした。

ええ話や・・・・゚・(ノД`)・゚・。最後のあたりは涙が止まりませんよ、ええ。おまけに来週の予告がまた・・・。ううっ、そんなことはないと信じて、来週も楽しく伝えたいと思います~。

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コメント

こんにちわ。みやびんです。
いつもながら、楽しい感想に毎度わくわくしております。

今回、私、ふと思ったんですけど、ウーゴ、ニコ、マリオ、カプーショが能力者というなら、彼らにもそれぞれ担当神候補がいるはずですよね。彼らは一体何をしているのでしょう?ザックの配下的存在なのでしょうか?なのでザックの言いなりとか?存在すら不確かなので、気になってしょうがありません!
それにしても、毎回能力者ってのは、どうしてああも特殊な名前を持った人たちばかりなのでしょう?だって、カプーショって・・・。

投稿: みやびん | 2005.10.11 17:21

こんばんわ。管理人のジャンです。
こちらこそ、「みやびん」様の感想は楽しく見させて頂いております。視聴作品の手広さには感嘆することしきりです。

確かにあまり担当神候補って姿を見せないですよねぇ。そもそも「カプーショ」チームなのですから、「カプーショ」の神候補が仕切っても良さそうなのですが。それとも、「カプーショ」達の神候補は、すっごく良い奴で、能力者側で「あんな神候補の下ではおいしい思いができないぜ」状態なのでしょうか。
あと、能力者の名前も面白いですよね。実は神候補が名前で自分の「能力者」を選んでいたりして・・・。(^^;)。

投稿: ジャン | 2005.10.11 23:42

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第28話 たいようの家の法則 最近、全てがギャグにしか思えないうえきですが、もう [続きを読む]

受信: 2005.10.11 17:15

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