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ガン×ソード_TV18

ep.XVIII「祈るはサウダーデ」

今回は「カギ爪の男」側のお話です。あちらも順風満帆とはいかないようで・・・。

秘密基地にて整備中の鎧「Saudade」。「ミハエル」も最後の調整に力が入ります。そこへ姿を現す調整スタッフのチーフ「ムッターカ」。
「ミハエル、今悪い知らせが入った。お前に頼まれた例の振り込みだが手違いでアルファビルの熟年男装チアリーディングチームに全額寄付されてしまったらしい。・・・冗談だよ。緊張しすぎだ、肩の力を抜け。これが終われば、Saudadeは完全に君専用だ。楽しんでやってみよう」
その言葉に緊張をほぐす「ミハエル」。そして表示されるメッセージ。
「Designated servicing personnel Michael Garret」
「DANN of Thursday」が「ヴァン」専用にチューニングされたように、「Saudade of Sunday」は「ミハエル」専用へチューニングされたわけです

最強の鎧「Saudade of Sunday」の乗り手となった「ミハエル」。これで彼も「新たなオリジナルセブン」のひとりというわけです。
「明日からの実働データチェックは、彼、ドミンゴが担当します」
「ムッターカ」より紹介された「ドミンゴ(声は「中井和哉」。ファンです!)」と握手して別れる「ミハエル」。彼は通路の途中でいつも以上にオドオドとした「メリッサ」に出会います。
「かくれんぼかい、カノッサは?・・・端末機、落としたよ」
聞けば端末機を壊してしまったという「メリッサ」。「ミハエル」は「ボードがずれただけだよ」と直してあげますが、「カノッサ」は妹を虐めたと勘違いして怒りモード。誤解は「メリッサ」が解きますが、彼はやはり「ミハエル」のことを嫌いな様子。
頭隠して尻隠さずの「メリッサ」萌え~。(^_^)。

シャワーを浴びながらも「カノッサ」に言われたことが気がかりな「ミハエル」。同じ妹を思う者同士、彼の心情は「ミハエル」にも理解はできます。
「あっ、しまった・・・」
ふと気がつくと彼の耳には調整用の耳かけフォンがかかったままでした。調整室へ戻しに行く「ミハエル」ですが、そこで驚くべき事態へと巻き込まれます。
「・・・それでは生ぬるい」
「だが、まだ同調するものは少ない。慎重に・・・」
「俺の配置転換に疑問を抱いている者もいる。これ以上は危険だ。・・・お前がリーダーをやればいい。駄目ならセブンの欠番メンバーに声をかける。どちらにせよ同志の代わりになれば・・・」
「ムッターカ」と「ドミンゴ」の会話を聞いてしまった「ミハエル」は、思わず持ってきた耳かけフォンを落としてしまいます。
※あの強烈キャラクター「カギ爪の男」に従ってきたのですから、よほど心服しているのかと思えば、意外と一枚岩ではないようです。

一方、座標Xへ向かう準備の「ヴァン」一行。軍資金を下ろすために「ウェンディ」は銀行へと向かいますが、意外な残高にビックリ。そして出発前に色々と買い出しを行います。
「ウェンディ!・・・初めてなら、こんな感じのが良いんじゃない?」
「そんな、こんな冒険・・・それに節約だってしないと」
「そう?・・・カルメンさんに比べたら地味だけど」
その「カルメン99」は「ヴァン」と共に「ファサリナ」、そして「カギ爪の男」の情報収集中。
「じゃ、早速本題。ファサリナはどこから来たの?・・・入り口はそこ?・・・あなたへの依頼は?」
次々に元・水着女王「キャサリン」へ質問をぶつける「カルメン99」。彼女は時に沈黙しますが、「ヴァン」が腰の剣を見せると諦めたように答えていきます。
「・・・特別な金属繊維を作れって。・・・丈夫で柔軟性があって、特に耐熱はスペシャルに。何に使うのかまでは知らないけれどね」
※「ウェンディ」達が何を購入しているのか・・・会話からご想像ください。(^^;)。

「ムッターカさん・・・」
驚きの眼差しで見つめる「ミハエル」に、「Saudade」がどういう目的で使われるのかを問う「ムッターカ」。
「計画スタートの起動キーだと・・・」
「その後は?・・・幸せの時のあとに来るものをご存じですか?」
いよいよ明らかにされていく「カギ爪の男」の目的。それは「世界征服による平和の招来」だと、少なくともこの時点までは「ミハエル」もそう信じていたのです。
「・・・確かに、民衆には理解されず、一方的支配として歴史に残ってしまうのかもしれません。しかし、それが最終的にもたらすものをわかっているから私たちは・・・」
「ミハエル」の言葉を途中で遮る「ムッターカ」。
「まさにその通り。私も当初、これは単純な世界征服だと思っていました。あえて犯罪者の汚名をかぶり、力と恐怖で世界を統治する。今のこの星ではもっとも効果的だ。その先に独裁主義が来ようと、全体主義が来ようと、少なくとも自分の地位は保たれ、治安は維持される。・・・そう判断したから協力したんです。だが、同志の目的はそんな生やさしいものではなかった。もっと極端だ・・・完全な平和は人間のいないところにしかあり得ない。つまり、虐殺です。・・・愛、協調、平和・・・その先にあるのは・・・人類皆殺し!
反論する「ミハエル」ですが、「Saudade」の機能を解析した結果だと言われ、「ウェンディ」までもが犠牲になるといわれると、流石にその表情は青ざめ、言葉を紡ぐことができません。そう、「ムッターカ」が指摘するように「ミハエル」は「ウェンディ」のことを、その関係を断絶できてはいないのです。
「・・・あなたはまだ染まりきっていない。矛盾している・・・だが、だからこそ希望がある。ミハエル様、もう止めにしましょう。同志の虐殺を止めて、我々だけで新しい秩序をもたらすのです」
※うーん、只の奇人・変人ではない雰囲気を漂わせていましたが、「人類皆殺し」とは・・・。(T_T)。

「クーデター?」
「カギ爪の男」の口調は柔らかです。
「ミハエル」が人質に取られていると聞いた彼は、説得か、交渉か、はたまた実力行使か。ともかく現場へと出向くことに。
そして、未だに「カギ爪の男」を信じる「ミハエル」に対して「ムッターカ」は説得を続けます。
「・・・同志。・・・同志の名前を知っていますか?・・・我々の組織には何故名称がないのですか?・・・計画終了後の世界を考えていないからでは?・・・それは愚かだ。新たな指導者の下、組織を再編成する必要があります。そして、その指導者こそあなたです。・・・私がSaudadeを完成させたのは、あなたがいたからだ。同志の座を継ぐことができるのは、あなたしかいないと見込んだからだ。・・・私もここに来るまで様々なものを犠牲にしてきた。故郷も、親も、・・・妹も
その言葉に思わず「ムッターカ」を見やる「ミハエル」。そして、ついにやって来た「カギ爪の男」。
「あの・・・撃ったりしないので出てきてお話ししませんか」
彼はひとり、「ムッターカ」達の元へと近づきます。
※「ムッターカ」の話では「カギ爪の男」の身体が永くないとのこと。病でも患っているのでしょうか。

「・・・我々の要求は以上だ。飲まれない場合、Saudadeを爆破する」
返答を求める彼らに対して、あっさり「NO」と答える「カギ爪の男」
「無理ですね。・・・発表とか、誰が指揮を執るかとかは構わないのですが・・・計画の変更、これだけは飲めません。無理です。駄目」
自らの行動に絶対の自信を持つ「カギ爪の男」。「ムッターカ」が何万回もシミュレートしても結果が「ゼロ」だと訴えても、彼の耳には届きません。
「何万回で諦めちゃだめです。最低何億回でなきゃ。・・・あなた、まさか世界征服とか考えていません?・・・やだなぁ、無理ですよ。頑張っても何百年しか持ちません。マザーの歴史が証明したじゃないですか。・・・人は争う生き物なんです。これはもう受け入れるしかない。だからマザーも滅びたんです。そこをスタートに・・・」
いよいよ階段を登り、同じ位置まで来た「カギ爪の男」。彼は「虐殺なんて誤解している」と右手の爪を伸ばし、一歩、また一歩と足を進めます。
「・・・安心してください。誰も死にません。何も壊しません。とても平和に世界は変わります
その言葉を止めたのは「ドミンゴ」でした。拳銃を構え「カギ爪の男」に発砲したあと、彼は「ミハエル」にその銃口を突きつけます。
「待ってください・・・。話し合いましょうよ、ね。・・・話をしない・・・そうですか、では握手から始めましょう。・・・仲良くしましょう」
一気に右手を拳銃へ伸ばす「カギ爪の男」。彼はたいして力を入れていないように見えましたが、「ドミンゴ」の腕は嫌な音を立て、その身体は簡単に持ち上げられます。
「・・・確かにすべての人といきなり仲良くなるのは無理かもしれませんが、そのための努力は続けてみませんか?・・・君のことを愛しています
そのまま背中をゆっくりと爪で切り裂いていく「カギ爪の男」。皮膚を裂き、肉をえぐり、紅い血がカギ爪を染めてゆきます。
ああ、暖かい・・・やっぱりあなたも私と同じ・・・同じ血の通う人間同士なのです。分かり合おうとしなければ悲しいじゃないですか・・・ね。・・・ああ、またやっちゃった。またまた・・・」
そこには既に息をしなくなった「ドミンゴ」の死体が、膝をつき、ただ存在するだけでした。
※ひぃっ、怖いよ、怖すぎだよ~。(>_<)。

脱出を計る「ムッターカ」。彼らは「ミズーギ」へと向かい「オリジナルセブン」の欠番メンバ・・・「ヴァン」との合流を果たそうとします。しかし、その行く手を阻んだのは「Saudade of Sunday」。そう、「ミハエル」の乗った鎧でした。
「・・・自らの手でけじめをつけたいのです」
「けじめをつける」という言葉に不快感を露わにする「カギ爪の男」。すぐに「ミハエル」は「夢の実現に協力したい」と言い直し、出撃の許可を得ます。
「爆発物なんか、あるはずない!・・・誰よりも鎧を愛したあなたが!」
「ミハエル」の言葉通り、「Saudade」には爆弾など設置されてはいませんでした。
抵抗する部下達に「無駄だよ」と答える「ムッターカ」。その言葉が真実であることは「Saudade」の動きが示していました。放たれた弾幕に傷ひとつつかず、蝶のような羽を広げて華麗に舞う「Saudade」。その一撃に、「ムッターカ」の身体は乗り込んだ鎧と共に爆散してゆきます。
「ミハエル、私は君が好きだった。君となら共に平和を・・・なのに・・・なあミハエル、人は・・・人にとって幸せとは一体なんなんだ、なあ、ミハエル」
その声が聞こえたのか、「ミハエル」もまた、「人の幸せ」を問いかけます。
「ムッターカさん、人は・・・人が幸せになる方法はあるのでしょうか・・・いや、今は同志こそが・・・」
※一瞬、爆発と共に何かが飛んでいったような・・・。

そしてその頃、「ヴァン」達はついに座標Xへの門を開きました。海底トンネルへと進み行く「ホバーベース」。そのデッキへと立つ「ウェンディ」もまた「ヴァン」へと「人の幸せ」について問いかけていました。
「・・・ねぇ、世界中のみんなが幸せになるやり方ってあると思う?・・・きっとあるわ・・・あると思う・・・だから、私は・・・

今ひとつ納得がいかないのは「ムッターカ」の言葉に疑問を抱きつつも、それでも「カギ爪の男」を信奉する「ミハエル」の真意。もしかしたら今回の事件により、彼は完全には「カギ爪の男」を信じなくなったのかもしれません。「ただ信じたい」、それだけなのかもしれません。今回のお話が全体を通してひとつのターニングポイントになるのか、それは先を見ないとわかりませんが、心にはとどめておきたいと思います。

Turn in next time for more action and adventure! Are you ready?

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