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うえきの法則_TV32

第32話「本当の強さ!の法則」

対「グラノチーム」、最後の対戦は予想通り「植木」VS「グラノ」。もちろん、こんなところで負けるわけにはいかない主人公の彼ですが、今回はどういった勝負に?

3-0と圧倒的に有利となった「植木チーム」。しかし「神様」の言うとおり、この勝負はバトルの結果ではなく「宝探し」が勝利条件。「植木耕助」もまだ気を抜くわけにはいきません。
ところが当の本人はというと、「ペコル」と共に「幹に触れると襲いかかってくる果物」から逃げまどっている真っ最中。ここは「ペコル」の「写真をオブジェに変える能力」で難を逃れることができましたが、考えてみると彼は敵。
「・・・戦う気、ないのか?・・・まあ、そりゃあんな能力じゃ戦えないものな・・・お前、なんでグラノチームに入っているんだ?
「それは・・・それは、僕が弱いから
彼が語り出した過去。「ペコル」は昔から弱く、常にいじめられる立場にありました。そして、その弱さとは肉体的なものだけではなく、同じようにいじめられる友達を助けることもできない、精神的な弱さもあったのです。
「ペコル・・・」
助けを求める友達「メープル」の声に動くことのできない「ペコル」。

『・・・僕なんかがが出て行ったってメープルを助けてあげられない。一緒にやられちゃうだけだ。・・・だって、だって僕は弱いんだもの』
全てが終わり「ペコル」が「メープル」の元へ訪れたとき、帰ってきた言葉は強烈なものでした。
「来るな!・・・お前・・・何もわかっていない。・・・お前なんか、友達じゃない!」

この事件以来、「強さ」を求めるようになった「ペコル」。そして探求の末に彼が見つけた強さとは、自分よりも遙かに強い「グラノ」に付き従うことでした。
「お前みたいに弱っちい奴でも、僕のような強い人間の仲間になれば強くなれる」
※それは、間違っているよ「ペコル」。・・・もっとも「植木」と「ギタール」の戦いから、彼も学ぶものがあったようですが。

「・・・でも植木くん達を見ていて気づいたんです。僕の信じていたグラノたちの強さってのは、本当の強さじゃないって。・・・だから、こんなバトル止めます」
彼の言葉に「お前とは戦わない」と伝える「植木」。たとえ地図に宝が載らなくても、地力で探し当てると彼は「ペコル」に宣言します。
そこへ飛んでくるヘリコプター。そして、その足にしがみついているのはなんと「森あい」。驚く「植木」が見つめるなか、彼女は空高いヘリコプターから落下!
しかし、傷ひとつ負うことなく、着地後は「植木」のそばまで走り寄ってきます。
「私ね、可愛すぎてさらわれちゃったみたい~っ!」
※これぞ、「森あい」の「精神が肉体を凌駕する能力」! (嘘

視聴者の予想通り、前回「森あい」をさらっていったヘリコプター、その正体は「グラノ」の「オブジェを実物に変える能力」にて変化したラジコンのヘリコプターでした。
「探したぞ、ペコル。・・・さあ、こっちに来い。お前さえいれば、僕は本領を発揮できる。このふたり、まとめて倒すぞ
その言葉に震えながらも「もう力は貸せない」と答える「ペコル」。彼は「植木くんのように誰かに役に立てる人になりたい」と「グラノ」に伝えます。
「そうか、自分を変えたいのか・・・でも無理、お前なんかが変われるわけないっしょ!
「ペコル」のような弱者は自分以外には役立たずであると言い放つ「グラノ」。彼は「ペコル」に言います。「また弱っちい役立たずに戻るのか?友達ひとり助けられなかったあの頃のお前に戻るのか?」と。
「森あい」による説得もむなしく、結局は「グラノ」に付き従う道を選択した「ペコル」。彼は言われるがままに懐から写真を出し、オブジェクトへと変えて彼へ渡します。
「無駄だ。・・・何回言ったって無駄だよ。人はそう簡単には変われない
「植木」は「ペコル」の行動に、失望することもなく淡々とそうつぶやくのでした。
※まったく「植木」と同じ事を思っていました。悲しいかな、人は簡単に変わることはできないと。(T_T)。

34thステージ -VS グラノチーム-
 プレイヤー:究極のエコロジスト「植木」
 エネミー :力こそ正義!何をやっても勝利!「グラノ」&サポートジョブ「ペコル」
 ステージ :「眠れる果実島(スリーピング・フルーツ)」

「ペコル」が変えたオブジェクトの正体はなんと合体ロボ。全長数十メートルの巨大なロボに乗り込んだ「グラノ」と「ペコル」に対して生身で挑むこととなる「植木」※ちなみに「森あい」は「植木」への突っ込みを済ませたあとはさっさと退散。かしこい判断です。(^^;)。
どんなものでも実物に変化させれば操ることができる「グラノ」の「レベル2」。当然、元がオモチャの合体ロボにも有効となり、彼はさっそく必殺技を「植木」にぶつけようとします。
「光子砲パワー充電開始!」

かろうじて最初の「光子砲」を一つ星の神器「鉄(くろがね)」でそらすことに成功した「植木」ですが、山をも吹き飛ばすその威力にただ唖然。
まさに喰らえば一撃必殺の「光子砲」を六つ星の神器「電光石火(ライカ)」で避けようとする「植木」ですが、その砲塔は背中へ回転する構造を持っていました。
「発射口が回転した・・・おまけに、早い!」

合体ロボの蹴りを受けた「植木」は樹木へ激突し多大なダメージを受けます。
「でっかいくせに滅茶苦茶早い・・・そのうえ、くろがね喰らってもちょっとしかへこまない装甲・・・どうする耕助!?」
「天界獣(テンコ)」の言葉に「植木」はどうやって対応していくのか・・・。
※合体ロボのデザインはもう少し格好良い方が好みですが、まあ「植木」の世界観にはあっているかな。

「装甲が堅いのであれば間接を狙えばいい!」
まさに的を射た「植木」の攻撃は、合体ロボ自身の重量も加わり見事に装甲を打ち砕きます。
「耕助の奴、天界力が上がってきている。・・・力がレベル2に近づきつつあるんだ」
※「植木」ってまだ「レベル2」じゃなかったのか・・・。あれ、同時に複数の神器を出せるのが「レベル2」じゃなかったっけ・・・。(?_?)。

「テンコ」の言葉通り、予想以上に善戦を見せる「植木」。しかし「グラノ」もこれで引き下がるわけにはいきません。
「ちっ・・・本番はこれからっしょ。・・・何しているペコル、同じロボのオブジェを出せ。ついでに例のオブジェもな
「ペコル」から2つのオブジェを受け取った「グラノ」はまず合体ロボを復活させます。先ほどと同様に間接を狙う「植木」の攻撃を読み切り、かわしていく「グラノ」。それでも「植木」は八つ星神器「波花」を使い、合体ロボの両足を封じて前へと倒すことに成功します。
五つ星神器「百鬼夜行(ピック)」、三つ星の神器「快刀乱麻(ランマ)」の連続攻撃を繰り出す「植木」に対して、直上からのメガトンパンチで応戦する「グラノ」。圧倒的に不利な戦いのなか、不屈の闘志で立ち上がり続ける「植木」は「くろがね」、二つ星の神器「威風堂堂(フード)」まで繰り出し、持てる力全てを使って戦い続けます。
一方、合体ロボのコクピットの中で「植木」の闘志、姿勢に驚く「ペコル」。彼の頭に「植木」が語った言葉が蘇ってきます。
「正直、お前の力にはマジでビビったぜ・・・でも、だからって怖さに負けて降参なんてできない。・・・だって俺はコバセンを助けるって決めたから、心の底から決めたからな!
そして、その言葉とリンクする「メープル」の「お前、何もわかっていない」という言葉。
「そうか・・・メープル、あの言葉の意味がわかったよ・・・やっと」
そうつぶやいた「ペコル」は、もう「グラノ」の命令に従うことはありませんでした。
「・・・僕はわかったんだ。植木くんは初めから強いんじゃない。心の底から決意したから強くなれたんだ!・・・相手に勝てるかどうか何て関係ない、力が弱いかどうかなんて関係ない!・・・恐怖に負けず、自分に負けず、立ち向かっていくことが大事だったんだ!
必死で「グラノ」に挑んでいく「ペコル」。その目はもう、負け犬のようだった先ほどまでとは違う、「植木」と同じ輝く眼差しへと変わっていました。
「ごめん、メープル、君は僕が君を助けられなかったことじゃなくて、僕が助けようともしなかったことに傷ついたんだね。でも、僕はもう、力の弱さを言い訳に逃げたりしない!
その通り!That's Right!よくぞ気がついた「ペコル」!(^_^)!

「もう貴様など必要ない!」と合体ロボより投げ出された「ペコル」。「植木」はしっかとその身体を助け、安全な場所へと下ろします。そして、「ペコル」が合体ロボからいなくなった今、「植木」はこの戦いに決着をつけることを彼に宣言します。
「僕もう、グラノにこれ以上オブジェを渡さない。・・・だからグラノを倒して!」
「ああ、任せろ!」
とどめとばかりに必殺技「光子砲」を撃とうとする「グラノ」。しかし、どんな凄い必殺技でも「植木」に3度も同じ技は通用しません!
「ピック!」
合体ロボはあっさりと「ピック」を受け止めますが、それは「植木」の作戦のうち。彼は「ピック」を駆け上り、合体ロボの直上を飛び越えます。
「ふっ、忘れたのか・・・光子砲の発射口は、回転して後ろへも撃てるんだよ!・・・3,2,1,発射!
動こうとしない「植木」へ向かって撃たれたかに思えた「光子砲」。しかし、爆発したのは合体ロボの上半身でした。
「・・・ピックを使って駆け上がったのは、頭上から回り込むためだけじゃない。ゴミを樹に変える能力で、発射口を途中で止めるつっかえ棒を突っ込んでやったんだ」
※でたぁ~頭脳プレイ!普段のバカさ加減と対照的なこの発想力。まさに何とかと紙一重の「戦いの天才」です!(^_^)!

もうもうと上がる煙の中からダメージを追いながらも姿を見せる「グラノ」。彼には「切り札」がありました。そう、「ペコル」から受け取っていた「例」のオブジェ、その正体は隠し撮りしていた「植木」を元にした彼のクローンだったのです。
「確かにお前は強い・・・だが、その強さが自分の首を絞めるんだ。試合前に撮っておいたお前の写真・・・ボロボロのお前はもう、その自分には絶対に勝てない!
向かい合う「植木」と「オブジェ植木」。確かにボロボロの「植木」に対して「オブジェ植木」は傷ひとつ負っていません。
「・・・植木を操縦するには、君の求める正義を叫べばいい・・・僕の行く手を阻もうとするその男こそ、僕にとっての悪。・・・さあ、オブジェ植木、君の正義で目の前の悪を叩き潰すっしょ!
しかし「グラノ」の放つ、その言葉こそ、自分へ向けてのレクイエム!
「なら、お前が潰れろ!」
「植木」と「オブジェ植木」によるダブル「くろがね」を喰らい倒れる「グラノ」。「植木」の目の前にいる悪・・・すなわちそれこそが「グラノ」だったのです。
※終了。チーン (T人T) ナムナム

かくしてお宝(神様の激レアブロマイド・・・いらん)をゲットして勝利した「植木チーム」。しかし、戦いを見つめていた「李崩」の目は怒りに満ちていました。
「あれが植木耕助の実力、私がライバルと認めた男・・・納得いかない!・・・あの程度の力では植木耕助・・・三次選考を突破することは不可能アル!

最後は意外にあっさりと決着がついてしまいました。まあ、対「オブジェ植木」が本戦だと試合前に(勘違い)予想していた私が悪いのですが。
・・・それはそうと、今回のバトルで「ヒデヨシ」は何か役に立ったでしょうか・・・。(^^;)。

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受信: 2005.11.09 11:32

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