舞-乙HiME_TV06
第6話「ニナ、まかれる…orz」
今回の「舞-乙HiME」は眼福の回でした。着替え、水着、触手、水中視線・・・などなど。おまけに「エルスティン・ホー」と「ニナ・ウォン」のキッス(人工呼吸ですが)まで。この回を見逃すな!
「援助の条件として毎週手紙を送ってください」と、まさしく足長おじさん状態になってきた「紫のバラの人(違」。「アリカ・ユメミヤ」は書く手紙の内容に悩みますが、「ニナ」は相談にも乗ってくれません。
「ん~、けちぃ。・・・ニナちゃんてばいっつもつれないんだから・・・ちょめっ」
と軽く「ニナ」の脇を触る「アリカ」。すると「ニナ」は「きゃっ!」と可愛い反応。
「むふふふっ、ニナちゃんの弱点みっけ!」
思わず「エレナ」が赤面するほどの反応を見せちゃう「ニナ」に「アリカ」はくすぐり責め放題。その夜は「アリカ」の一方的勝利に終わりましたが、悪いことはできないもので・・・。
「きゃぁあぁぁあああ!」
翌日の「舞闘」演習で「ニナ」に、こてんぱんにのされる「アリカ」。
「昨日はよくもやってくれたわね!」
※「ニナ」は超敏感娘。(^_^)。いつもすました「ニナ」の顔がくすぐりによって変化する様は、萌えるものがあります。(力説
「舞闘」の授業中に私情を交えた乱闘騒ぎを起こしてしまった「アリカ」と「ニナ」。ふたりの仲の悪さが気になっていた「ユカリコ・シュタインベルグ」はひとつの案を思いつきます。
「私に用って何です・・・最近は呼び出されるようなことを・・・」
「ナオさん、あなたに折り入ってお願いがあるの」
「ユカリコ」は「ニナ」がお部屋係を担当している「ジュリエット・ナオ・チャン(No.4)」を呼び出し、「アリカ」もお部屋係にくわえて欲しいとお願いをしたのでした。
【お部屋係の役割】
・表向き:部屋の掃除、お弁当作りといった身の回りの世話
・実態:お姉様のセクハラに献身的に耐え、時にはご奉仕すること(嘘
※パールオトメの順位としては「アカネ」->「チエ」->「シホ」->「ナオ」ですね。でも「ナオ」は面倒な「トリアス」になるのを嫌がって、本気で取り組んでなさそうだから、実力的にはNo.2~3くらいはありそうです。
「アリカ」が更衣室で「ニナ」の弱点を暴露してしまったものですから、たちまちその話は学園中へ広まることになりました。
「そう・・・でも意外ね。あのニナさんがそんなにくすぐったがりだなんて。・・・ね、他にも何か苦手なものはあるのかしら?・・・ニナちゃんとアリカちゃんに」
この話題に興味津々な「シホ・ユイット」は昼食の最中に「ヤヨイ」や「ミーヤ」達、お部屋係からさらなる情報を仕入れます。
【アリカとニナの弱点】
・アリカ:カナヅチ。泳いだことがない。
・ニナ:超敏感娘。
早速、積年の恨み(というほどではありませんが)を返すために情報を利用する「シホ」。とある沼地にて「巻き巻き」の儀式に取りかかります。
「ニナ・ウォン、七巻き巻き。アリカ・ユメミヤ、三巻き巻き。・・・栄えあるカルデア貴族の私に逆らった罪により、ぐるぐる巻きの刑にしてあげるわ!」
次々に渦が湧き出る沼地の中で、怪しげな目が輝いてゆきます。果たしてその正体は・・・。
※すっかりギャグキャラの「シホ」。前作の献身的な少女の趣はもはやありませんが、本人が楽しげに見えるのでこれもアリかも。(^^;)。
そして翌日の水泳授業。初めて泳ぐ「アリカ」は「頑張るぞぉ」と張り切りますが、そこに気になる人物がひとり。
「・・・そなたが泳げぬと聞いてわざわざ見に来てやったわ」
王家に残された由緒ある(スクール)水着を着用して見学を行う「マシロ」と「ミコト」。「アリカ」はその前で良いところを見せたく思いますが、「ユカリコ」先生からは水泳の基本「顔つけ」からスタートするように言われます。
「こんなの顔を洗うようなものじゃない。楽勝よ!」
言葉とは裏腹に何度挑戦してもうまく水に顔をつけることができない「アリカ」。「マシロ」にバカにされても返す言葉もありません。
※確かに初めての水泳だと顔つけが怖くても仕方がないかも。プールで練習していても海が怖いように、未知なものに恐怖を憶えるのは自然なことですし。
「アリカ」の悪戦苦闘をプールの中で見守っている「ニナ」と「エレナ」。と、そこへ突如水面に浮き出る渦巻き巻き。そして、透明なウナギのようなものがするりと「エレナ」をくすぐります。
「きゃぁあっ」
おしりでも触られたかと「ニナ」を見やる「エレナ」
「・・・そんな駄目だよニナちゃん。・・・私たち女の子同士だし・・・でもニナちゃんとなら私・・・」
訳のわからない「ニナ」は「エレナ」の言葉に不思議な顔をするばかり。しかし、続いて行われたタイム測定にて、彼女もまた渦巻き巻きの餌食になってしまうのです。
快調にクロールで泳ぐ「ニナ」。その泳ぎは見ていた「マシロ」や「アリカ」も感嘆するほど美しいフォーム。
「ふっふっふっ・・・チャーンス、思い知るがいいわ・・・」
その泳ぎを隠れてみていた「シホ」は、マイク付きの特製機械にて「巻き巻き」を始めます。すると、瞬く間に浮かび上がるいくつもの渦巻き巻き。それらは一斉に「ニナ」へと近づき、透明な身体を「ニナ」の腰へ、太ももへ、ふくらはぎへと這わせ、絡みついてゆくのです。
「きゃぁっ、あぁっ・・・いやっ!」
さらには水着の内側にまで入り込み、オトメの敏感な箇所を責め立てる透明なウナギ。ついに「ニナ」はこらえきれずに絶頂。そのまま水中深くへと沈んでゆくのでした。
※これはどこのエッチアニメですか!?・・・CM中に流れる「トップをねらえ2!」の映像を見ながら「いいんですか、社長ぉ!(by 福井裕佳梨)」の言葉がつい浮かんでしまいましたよ。(^^;)。
保健室のベッドでようやく目を覚ます「ニナ」。お父様「セルゲイ・ウォン」も「ニナ」の様子が心配で駆けつけてくれていました。
「溺れるなんてらしくないぞ。エルスティンさんとアリンコに、きちんと礼を言っておけよ。お前を助けてくれたんだから」
「アリカ」は一番先に助けようと飛び込んだのですが、流石に泳げないため助けることはできず、実際に助けて、しかも人工呼吸までしてくれたのは「エルス」の方でした。助けてもらったとはいえ人前での人工呼吸が恥ずかしかったのか、自分を襲った犯人に対する怒りからか、素直にお礼を言うことができずベッドで顔を隠す「ニナ」。ちょっと場の雰囲気がおかしくなったところへ、様子を見に「ナオ」が訪れます。
「ドジッたんだって、ニナ。らしくないね。・・・これはこれはウォン少佐。ヴァージンの花園へようこそ」
その軽口に「セルゲイ」は「相変わらず変わっていないね」と返します。
※「ニナ」の涙は悔しさからですかね。この涙がこのあとの犯人捜しの原動力になるわけです。
「えっと、ナオ先輩って、あのウォン少佐と知り合いなんですか」
これもお部屋係のお仕事と「ナオ」の腕をマッサージする「アリカ」の質問に、「ナオ」は「同郷の出身で私も国の援助を受けている」と答えます。
「・・・あいつはね、アルタイのオトメになる娘をスカウトしちゃここに放り込んでいるのよ。あそこは寒くて貧しい国だからね。大公ナギにはまだオトメがいないんで、それにかこつけて軍事力の増強を狙っているんでしょう。・・・どれだけ兵隊や戦車を増やそうが、マイスター(オトメ)ひとりにはかないっこないもの。オトメの強さが国の軍事力そのものなの」
※「ニナ」のことを「単純でバカ」と評する「ナオ」。もちろん彼女の言葉に悪気はなく、単に口が悪いだけですが、それに反論する「アリカ」に好感が持てました。(^_^)。
「あとは証拠を隠すだけ」~と作戦成功に満面の笑みを浮かべる「シホ」。しかし、流石に事件現場だけのことはあり「マリア・グレイスバート」が管理する現場に入ることはできませんでした。一方、彼女とは別に怪しげな行動を行う人物あり。地域に住む動植物を収録した専門書を閲覧したその人物は食料庫に忍び入り、「SUGAR」と「SOLT」の札を入れ替えます。
そして翌日、やはり犯人捜しに動き出した「ニナ」と協力する「アリカ」「エルス」「イリーナ・ウッズ」の3名。昨日の怪人物と同様に、まずは現地に生息する動植物から犯人の洗い出しを行います。
「これじゃないかな?」
「・・・うーんどうだろう。イリーナちゃん、これは?」
「それはこの星に移植されていないものばっかりよ」
プールに潜んでいた物の存在が確かではないため今ひとつ真剣さに欠ける3人とは裏腹に、実際に被害にあった「ニナ」は超真剣・・・むしろ何かに憑かれている状態で調査を行っています。そして、その姿勢が神様に評価されたのか「見つけた!」と大声で叫ぶ「ニナ」。
「ゼリーアンギル!?」
「ええ、間違いないわ。・・・この星の固有生物で、形態は地球種のウナギとクラゲに近く、体組織の98%が水で水中での視認は不可能。ただし・・・」
その正体を暴くには濃い塩水に浸すのが一番とわかり、食料庫から多量の塩「SALT」を持ち出す「アリカ」達。
※怪しい人物の正体は「トモエ」・・・ですかね。それと「イリーナ」の「この星に移植」、「ニナ」の「地球種」という言葉が気になりますね。失われつつある科学技術とあわせて、この世界を読み解くヒントになりそう。
プールに陣取り、塩を撒く準備を始める「ニナ」達4名。水着へ着替えて行う塩撒きに、陰から見つめる「シホ」は「まずいわ」と怯えています。
「奴の正体を白日の下にさらすのよ」
結局、十数袋もの「塩」を撒き、「ゼリーアンギル」が浮かび上がるのを待つ「ニナ」達の前にその異形な姿が・・・現れません。
「あなたたち、食べ物を無駄にして。・・・あとで罰当番です。覚悟して」
その言葉を残してあとの作業を「シホ」にゆだねる「マリア」。その監視の元、後始末をいやいや始める「アリカ」達3名。※「ニナ」は超落ち込み中。
「あぁ・・・もう・・・べとべとだよぉ」
水分を含んで手に残った「塩」が手について気持ち悪い「アリカ」・・・あれ、「べとべと」?
そう、その言葉に探偵「イリーナ」の灰色の脳細胞が動き出します。慌てて「アリカ」の手を舐める「イリーナ」。その結果は「甘いよ・・・」。
「アリカ、あんたまさか!?」
復活した「ニナ」の質問に「ちゃんと塩って書いてあるところから取ってきたよ」と弁明する「アリカ」ですが、中身が「砂糖」である以上、説得力はゼロです。
※「シホ」の頭に隠れていたときの葉っぱが残っているのが芸が細かいですね。
その間に、なぜかどんどん減っていくプールの水位。そして急激に「巻き巻き」し始める「シホ」の特製機械。不思議そうに水面を見守るその表情が凍り付きます。
「・・・なおこの生物は糖分を与えると個体が融合し、周囲の水を吸って巨大化する!?」
「ゼリーアンギル」の項目を再読する「イリーナ」達にのしかかる巨大な影。ゆっくりと見上げる視線の先には十数メートルに巨大化した「ゼリーアンギル」の姿が!
「ひぇえぇっ!」
巨大な触手が瞬く間に伸びていき「シホ」の姿を捕らえると空中で逆さづりに持ち上げます。さらに捕らえられてしまう「エルス」。急いで「イリーナ」が先生を呼びに走りますが、その間にも「ゼリーアンギル」が「アリカ」と「ニナ」を狙ってきます。
「ローブさえ使えればあんな奴・・・。アリカ、おとりになって!・・・もう一度、こいつで何とかしてみせる」
「ニナ」の言葉に「アリカ」はうなずき、「ゼリーアンギル」の注意を逸らします。そしてその間にプールを洗うブラシを剣に見立てて「シホ」を捕らえる触手を切り裂く「ニナ」!・・・しかし、反撃もそこまで。
「くっ・・・あぁっ・・・あぁぁあぁ!」
代わりに捕らえられてしまった「ニナ」。そして触手は再度「シホ」までもその手に納めます。
「ニナちゃん!」
「アリカ」の声もむなしく、このまま「ゼリーアンギル」の手にかかってしまうのか・・・そう思われた瞬間、学園の方から飛び込んでくる赤い閃光!
ローブの飾りが一気に伸びて「ゼリーアンギル」を直撃、その一撃だけで「ニナ」と「エルス」を一挙に解放するそのパワー!
ふたりを華麗に抱えて救出するその姿、「パールオトメ」のその姿は!?
※いよっ、大統領~(古いな 。格好良い!(^_^)!
「あーあ、本当に・・・あんな奴を助けるために無茶するんだから・・・やっぱりバカね、あんた達」
安全な場所へ「ニナ」達を置き、未だ捕らえられている「シホ」に近づくその姿、そう・・・彼女こそが「パールオトメNo.4」、「ジュリエット・ナオ・チャン」です!
「はぁーい、巻き巻きしてるぅ?・・・いいざまね。渦巻きが巻かれているんじゃ、世話無いわ」
ぬるぬるする触手の上に器用に着地をして「シホ」をからかう「ナオ」。彼女から「助けてください。お願いします」との言葉を聞き出したあとは、閃光一閃!
まるで新体操のリボンのように巧みに武具を扱い、自在に伸びる光線状の斬糸にて「ゼリーアンギル」を一挙に切り裂いて倒す「ナオ」。
「格好良い~!」
感嘆する「アリカ」、そして「ニナ」の元に歩いてきた「ナオ」は彼女たちにいつもの軽口を叩きます。
「これでまた貸しだからねニナ。アリカ、あんたにも」
その言葉を残した「ナオ」は、後ろでわめく「シホ」には目もくれず手を振りながら立ち去っていくのでした。
※前作後半での姿はどこへやら。やたらに良い印象がありますよ、今作の「ナオ」。もう惚れそうです!(^_^)!
単に眼福というだけではなく、「ナオ」の活躍、生態系や星への言及など、見所の多かった今回。実に面白かったですね~。後々作品全体を見直すにあたっても、今回は注目する必要がありますよ!
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この記事へのコメントは終了しました。
コメント
TBありがとうございます。
>※「シホ」の頭に隠れていたときの葉っぱが
>残っているのが芸が細かいですね。
私も同じように思いました。なんかマヌケで面白かったです。
舞-乙HiMEは結構細かく見てみると、
ほんとに細かい芸が多いアニメかもしれません。
投稿: jellyroll | 2005.11.13 09:38
こちらこそTBありがとうございました。
「シホ」の髪の毛ドリルアタックも(未遂ですが)ありましたし、
本当、スタッフの力のいれ具合は抜群だと思います。
この意気でこれからも突っ走って欲しいです。
投稿: ジャン | 2005.11.13 10:14