« 2005年10月 | トップページ | 2005年12月 »

ガン×ソード_TV22

ep.XXII「誰がために」

初デートは右腕に「カギ爪」アクセサリーを身につけたオジサマと・・・。な、なんだってーっ!(T_T)!

「DANN of Thursday」の補給基地が破壊され、かつてない危機を迎えた「ヴァン」。「鎧」と一心同体な彼にとって、「DANN」からのエネルギーを得られない状態は最凶最悪の大ピンチです。
「つまり・・・どういうこと?」
状況を理解できない「プリシラ」や「カルメン99」他に状況を説明する「ジョシュア」。さらにこの状況で「ウェンディ」までもが書き置きを残して失踪。
彼女の行き先は浜辺、そしてその目的は「カギ爪の男」とのデート(というか、彼からの情報収集)。
※お互いに仲間を連れずに会う「ウェンディ」と「カギ爪の男」。その理由は異なるようです。
 【仲間を連れていない理由】
  ・ウェンディ:ヴァンが動けない。彼を連れていると話し合いにならない。
  ・カギ爪の男:デートに第三者は無粋。・・・本当はヴァンが動けないのを知っているから?

「カギ爪の男」は「ウェンディ」が自分のやろうとしている事の本質を理解していると語ります。
「・・・あなたたち兄妹は、何度も理不尽な目に遭い、不条理な暴力に屈してきた。・・・みんなの望んだ世界を創りましょう。少しだけ混乱するかもしれませんが大丈夫。全ては夢の中・・・結果として誰ひとり傷つかない」
同じ環境、同じ条件を提示された兄妹。兄「ミハエル」が選んだ道へと妹も引き込もうとしているのか、その結果部分だけを抽出して語る「カギ爪の男」。
それに対して「ウェンディ」は本能の・・・心の奥に感じる違和感を訴えます。
「でも、それってなんか・・・」
うまく説明ができないもどかしさ、でもそれは嫌悪の心。「ウェンディ」は次の質問を「カギ爪の男」へとぶつけます。「どうして兄でなければならないのか」と。
「・・・オリジナルを動かすのに必要な能力、そして人を繋ぐ何かを持っていると。・・・新しい世界はそういう人にこそ開いて欲しい」
本来であれば「カギ爪の男」自らが誘いに出向くところを、体調が悪くなり「ラッキー・ザ・ルーレット」に頼んでしまった。しかし彼は予想もしない暴力的な男だったと彼は語ります。その言葉を「卑怯だ」と非難する「ウェンディ」に、申し訳ないと頭を下げる「カギ爪の男」。
「・・・どうしよう。私、あなたが悪い人に思えなくなってきました」
※「彼は悪い人ではない。ただ・・・」よく使われる言葉ではありますが、この言葉は「カギ爪の男」には向けたくない言葉ですね。「紳士的な暴力」あるいは「無意識下での犯罪」とでも言うべきか、言葉では説明しにくい「悪」を彼は抱えているように感じます。

「よろしければ、私と夢を見ませんか?・・・あなた自身の目で新世界を・・・夢の誕生を」
恐らくは「ミハエル」を誘ったのと同じ言葉を「ウェンディ」にも投げかける「カギ爪の男」。しかし彼女の心は、その葛藤は、兄と再会したあのときに決着をつけていたのです。じっと「ミハエル」の物であった拳銃を見つめた「ウェンディ」は、自分の決意を言葉にして彼に語ります。
「・・・それはできません」
「ウェンディ」の決意を感じた「カギ爪の男」は、ゆっくりとその場を離れます。「もっと早くあなた達に会いたかった」と言い残して。
※「もっと早く会えていたら」別の未来が存在したのでしょうか。「カギ爪の男」が人類に絶望することはなかったのでしょうか?

仲間の元へ帰宅した「ウェンディ」は「カギ爪の男」と会っていたと正直に説明します。その言葉を聞いた「ヴァン」は立ち上がり、なぜ自分に知らせなかったと問いつめます。「動けなかったから」と説明する「ウェンディ」にさらに詰め寄る「ヴァン」。
「・・・奴をぶっ殺すだけだ・・・俺が・・・この手で・・・その後のことなど知ったことか!」
憔悴した姿で語られる、自暴自棄な彼の言葉に、厳しい言葉で反論する「ウェンディ」。
「そんな捨て身の復讐なら自分だけで勝手にやってよっ!」
※これで引き下がる「ヴァン」。以前に比べて成長した結果かもしれませんね。

「ウェンディ」の情報により「ミハエル」が向かった先が「月」だと知った「ヴァン」一行ですが、今の彼らに手出しできるわけもなく、まずは「DANN」復活を第一目標に動き始めます。ですが・・・「オリジナルセブン」、その鎧の特殊性は通常修理の可能性を剥奪。明らかに現在の技術レベルで太刀打ちできない「DANN」復活の方法はあるのか?・・・光明は「プリシラ」の何気ない疑問がきっかけでした。
「ねぇ、ヴァン・・・ファサリナって人の鎧も空から降ってきたよね。・・・もう空いている人の倉庫は使えないの?
ガドヴェドのディアブロなら・・・DANNとそんなに差がないはずだが・・・。ここでじっとしているよりはマシだ。こいつと一緒にゆく」
かくして「宇宙」も知らないメンバが大半の「ヴァン」一行による「DANN」打ち上げ作戦がスタートしたのです。
※ここが「ジョシュア」最大の見せ場。ところで「ディアブロ」が「DANN」と似通っているのは「カギ爪の男」による機能追加などが行われていないからかな。

幸いにも資材、データ類が残されている「Saudade of Sunday」の打ち上げベース。死ぬ気で頑張れば奇跡が起こるかもしれない。皆それぞれが今できることを協力し、失敗を重ねながらも作業は進んでいきます。そして、最大の問題であった電力不足を「レイ」の「ヴォルケイン」エンジンにより解決したところで、ほんの少し光が見えてきました。
「みんなで記念写真を撮りましょう」
作業場に科学の灯りがともった夜、「カルメン99」のカメラを利用した記念撮影が行われました。「隣が空いているだろう」という「ヴァン」の声に、ちょっと離れて腰掛けた「ウェンディ」と、その隙間にちゃっかり座った「プリシラ」。シャッターぎりぎりで「ウェンディ」も「プリシラ」の反対側に腰掛け、ふたりで「ヴァン」をはさみますが、恋の戦いは腕を組んだ「プリシラ」の一歩リードか。
運命の打ち上げ日を迎える「ヴァン」一行。「プリシラ」は「ヴァン」を呼び出し、自らの思いに区切りをつけます。
「・・・ごめんね、困らせちゃって。だけど、今言いたかったんだ。私が、ヴァンを・・・どう思っているか、知って欲しかったの」

返事は帰ってから聞かせてという「プリシラ」の言葉に「わかった。必ず戻ってくる」と約束する「ヴァン」。ふたりの会話を聞いてしまった「ウェンディ」の心境はちょっと複雑
そして、最後に「レイ」とやりあった「ヴァン」。憔悴しきった男と目に障害を抱えた男の戦いは、「ポンコツ」「ガラクタ」の言葉通り決着はつきませんでした。
「てめえは虫が好かねえが・・・こいつは良い鎧だ」
「お前も・・・鎧と女には恵まれたようだな」

※各話ゲストキャラのオンパレード。「ヴァン」の憔悴ぶりや「プリシラ」の告白、「レイ」との半和解(?)なども描かれ、見所いっぱいの数分間です。

迎えた運命の朝。打ち上げ前、最後の通信を行う「ヴァン」と仲間達。全てをやり終えた者達だけに許される、緊張感がありながらも充実した表情で見送る仲間達。
「ウェンディ、向こうで兄貴にあったら・・・ぶん殴るからな」
「いいわ。・・・だから、無事に帰ってきて・・・行ってらっしゃい、ヴァン」

---
打ち上げられた「DANN of Thursday」の軌跡をトレースする「ファサリナ」達。そこへ「ミハエル」からの定期通信が入ります。
「・・・Saudadeより、こちらミハエル・ギャレット。全行程の43%を消化。これより、月の裏側へ入ります
全行程の約半分を終え、誰も見たことがない月の裏側へと進むゆく「Saudade」。そのコクピットで「ミハエル」はあるものを目撃します。
「・・・これが、月の本当の姿・・・・・・ああっ、Saudadeより緊急連絡!・・・月の・・・月の・・・がっ!」

前回といい、今回といい、実に引っ張る終わり方をしてくれます。さて、「ヴァン」と「ミハエル」は宇宙へと旅だったわけですが、次回は「ファサリナ」VS「レイ」の戦いが見られそう。目を痛めている「レイ」がどんな戦い方を見せてくれるのか。クライマックス前の戦いですが、ちょっと楽しみですね。

Turn in next time for more action and adventure! Are you ready?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

うえきの法則_TV35

第35話「はかったなあぁぁああ!の法則」

「あ」の数、あってるかなぁ。(^_^;)。

「植木耕助」の意図通り、無事に逃げ出すことに成功した「植木チーム」の他メンバ。その行為を「マリリン」は「悪くないアイデアだけれど」と評価しますが続けてこう語ります。
「昨日今日強くなられたあなた方に負けるはずありません。なぜなら私たちは・・・幼き頃より戦士なのですから
戦場で産まれ、特殊訓練を受けて育った「マリリン」達。彼女たちは能力者である前に戦士。普通の中学生の集まりである「植木チーム」とは心根、鍛え方ともに違うというわけです。
そして今現在、裕福で別に望みがないという「マリリン」がこのバトルに参加した理由。それは「自分よりも強い奴に会いに行く」・・・ではなく。
「・・・戦場こそ、私がもっとも輝ける場所・・・私が生きているという実感できる、唯一の場所だからですわ」
その回答に寒気を感じる「植木」。「戦いたいから戦う」という彼女には善意や悪意はありません。ただひたすら純粋なのです。
※「李崩」が「マリリン」を手強いと感じていたのも、彼女に自分と同じ匂いを感じていたからかな。

話はここまで・・・と「佐野」達を追うために駆け抜ける「マリリン」達。ただひとり「バロン」だけが「植木」の相手に残されます。見た目のごっつさとは裏腹に、単純でちょっと抜けている「バロン」ですが、彼の「マリリン」に対する忠誠心は本物。幼き頃の「マリリン」に「素直が一番」と言われた言葉を、ただひたすらに守り抜いているのです。
肉弾戦に絶対の自信を持つ「バロン」は「植木」に対して接近戦を挑みます。逆に「植木」の神器は遠距離攻撃に向いたものばかり。とりあえず六つ星の神器「電光石火(ライカ)」で距離を取ろうとする「植木」ですが、「バロン」は彼に向かってナイフを投げつけ、その位置に一瞬にして移動してみせます。
「・・・バロンの能力、自分の位置をナイフの位置に変える能力」
次々と繰り出す「植木」の神器を、ナイフで避けていく「バロン」。もはや彼に神器は通用しないと悟った「植木」は「李崩」との戦いで学んだ「武器に頼りすぎない攻撃」に全てを賭けます。
敵の動き、その素早さ、その力を利用した「体勢崩し」に活路を見いだした「植木」は、殴りかかってくる「バロン」をそのまま一本背負い、さらに五つ星神器「百鬼夜行(ピック)」の連続コンボ!さらに「体勢崩し」後の一つ星の神器「鉄(くろがね)」攻撃!・・・今まで空を切っていた「植木」の攻撃がついに「バロン」を捕らえました。
「・・・体勢さえ崩せば、神器は当たる!」

地面に倒れた「バロン」は先ほどまでとはまるで異なる「植木」の動きにとまどいを見せます。
「なんでだ・・・お前、さっきまでバロンのナイフかわすの・・・精一杯だったのに
「わかったんだよ、俺とお前の戦い方の違いが。・・・俺は今まで、武器は武器、体術は体術って別々に使っていたんだ。けど、お前は武器と体術を組み合わせて戦っていた。・・・ふたつの良い部分を生かして隙を無くし、攻撃力を倍増させていたんだ。・・・実は、それこそが武器も体術も通用しないお前に唯一対抗できる、最善の戦い方だったんだ」
※自分の技に頼り切るのではなく、相手の土俵で勝負するわけでもない。相手の能力を逸らす体術と自分の武器をぶつける「植木」の混合攻撃は、とてつもない集中力が必要。精神的に相当疲れそうです。

ようやく「バロン」と同じレベルまで達した「植木」。しかし「バロン」も攻撃の目的が「体勢崩し」とわかった今、同じ手は通用しません。ナイフを利用して3度目のコンボ攻撃をかわした「バロン」に、「植木」は一見、同様のコンボ攻撃をぶつけます。
しかし、今度投げ飛ばした先は狭い路地、続いての四つ星の神器「唯我独尊(マッシュ)」はナイフの投げる場所を塞ぎます。
「甘い!・・・まだ上が空いている!」

唯一残された脱出口、天上へナイフを投げる「バロン」。だがそれこそが「植木」の狙いだったのです。ナイフが到達した先へ「ピック」を放った「植木」。瞬間移動した「バロン」に避ける術はなく、見事に直撃!
「・・・体勢を崩すだけが神器を喰らわす方法じゃない。・・・神器と体術を組み合わせれば、こんなこともできるんだよ」
これこそが戦闘の天才である「植木耕助」の本領発揮。きっかけを掴んだあとのレベルアップの速さはただ者ではありません。(^_^)。

今までの相手なら、ここでKO。しかしさすがは「マリリンチーム」、肉弾戦に絶対の自信を持つ男「バロン」。「植木」の攻撃にダメージを負いながらも、彼は再び立ち上がります。
「・・・この勝負、バロンの勝ち。・・・次の技でお前倒せる。・・・自分の位置をナイフの位置に変える能力・・・レベル2!」
勝利宣言を行った「バロン」は、すぐさまナイフを「植木」に投げつけ瞬間移動。真後ろに出現した彼は握り拳で「植木」に殴りかかります。
「なんだ!?・・・今までの瞬間移動と一緒・・・こんなの避ければ・・・うわぁっ・・・なんだ、足が地面にへばりついている!
避けるための足が動かず、一方的に殴り続けられる「植木」。そう、これこそが「バロン」レベル2の威力なのです。
「・・・瞬間移動した位置から1m以内にいる者、全ての足を地面に吸い付ける。・・・だから、お前もうバロンの接近戦から逃れられない!」
自らもが動けなくなる諸刃の剣、だからこそ彼は「植木」の神器に接近戦用が無いのを見破るまで、この能力を封印していたのです。
「このままでは・・・」
見守る「李崩」までもが感じ取るほどの危機を迎えた「植木」。それでも彼は「バロン」の素直さを利用してこの束縛を逃れると、作戦を練り直すためか建物内へダッシュ。そこは入り口以外に逃げ場のない、閉ざされた空間でした。
「・・・ふふふ・・・お前の逃げ場はない。これでバロンの勝ちだ!」
すかさずナイフで追いかけてきた「バロン」はレベル2を発動。しかし、この状況こそ起死回生へのプレリュードだったのです。
くろがね、フード、ランマ、マッシュ、ピック、浪花!・・・お前に向かって撃てなくても、天井には撃てる。・・・たとえ相撃ちだろうとお前を倒せないようでは、俺は李崩には勝てないんだ。・・・さあどうする、マリリンのため、ここで相撃ちになってでも俺を倒すか!?
ギャンブルといっても良い「植木」の決断。「バロン」の頭には「マリリン」の言葉「待っています」が浮かびます。
「・・・マリリンの言葉絶対・・・レベル2解除!・・・・・・・・・瓦礫に潰されるの、お前ひとりで十分・・・うっうわぁっ・・・計ったなぁ!
忠誠を誓う「マリリン」との約束を守るため、唯一の出口である入り口へとナイフを投げて脱出を計った「バロン」。しかし、それこそが「植木」の狙い、「植木」の計算。そこへ仕掛けられた「マッシュ」の罠に「バロン」は逃れる術を持ちませんでした。
---
「・・・最善の戦い方、見事な戦術・・・またひとつ強くなったな、植木耕助。・・・それでこそ、わが最高のライバル」
「李崩」のつぶやきは「植木」に届いたか、そして、ついに「マリリン」達に追いつめられた「佐野」達の運命は・・・。

いやぁ・・・強かったですねぇ「バロン」。あの「植木」でさえ厘差の勝利ですから「佐野」達の戦いは超苦戦が予想されます。ぶっちゃけ、もうひとりくらい犠牲が出るかも?・・・果たして「植木」は間に合うか、それとも予想以上の戦闘を見せてくれるのか、「佐野」「ヒデヨシ」・・・そして「森あい」!?

| | コメント (0) | トラックバック (2)

カレイドスター[レイラ・ハミルトン物語]先行上映会へ参加

◆カレイドスター レイラ・ハミルトン物語先行上映会 ”Ray of Light”◆に参加してきましたよ~。(^_^)。
※本ブログでは敬称略とさせて頂いております。・・・でもたまに役職は表示させたりも。

私はインターネットラジオカレイドスター「そらとレイラのすごい○○」の大ファンでして、「音泉組合」の会員なのですが、その枠内での応募に当選。生で「広橋涼」と「大原さやか」を目撃して来ましたですよ!
※他にも「佐藤順一」監督や「池田東陽」プロデューサーが出演。司会は「やまけん」がGoodな司会ぶりを見せていました。

初の「カレイドスター」イベント参加だったのですが、予想以上にファンのマナーが良くて感動(スタッフの仕切りもお見事でした)。OVA視聴後のトークも、皆さんのノリが良くて堪能させて頂きました。
特に「大原さやか」「広橋涼」の話が面白く(「大原さやか」の天然と「広橋涼」の突っ込みが最高!)、ますますOVAのオーディオコメンタリーが楽しみになりました。

またこうしたイベントに参加してみたいなぁ。
というわけで、「翼は夢!そして空へ!」とカレイドスターらしく締めてみたり。(^_^;)。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

舞-乙HiME_TV08

第8話「運命の軛」

前回辺りから運命の歯車が回り始めた「舞-乙HiME」。サブタイトルもその状況にあわせていますね。

ハルモニウムはやはり風華宮の地下に転位していた・・・まさかとは思ったが、数百年に渡り探索の対象となっていたあれに、ああも簡単にたどり着いてしまうとはな・・・やはりあの娘は・・・」
学園長「ナツキ・クルーガー」にはバレバレだった前回の「アリカ・ユメミヤ」と「マシロ」による騒動。「シズル・ヴィオーラ」は彼女たちの契約を推測します。
「・・・恐らくな。あれで本人達は隠しているつもりらしいが・・・」
契約の破棄を問う「シズル」に「ナツキ」は「できれば流れに任せてみたい」と回答。この流れは偶然なのか、必然なのか、それを見極めたい「ナツキ」。
「・・・お城の地下で何があったかは、それとなしに聞き出してみます」
「シズル」の言葉に「頼む」と返す「ナツキ」。しかし彼女が本当に心配していたのは、騒動の際に漏れてしまったあの音
でした。
「今頃、慌ててあちこちに知らせが入っているんやろうね」
「・・・ああ、動き出すぞ。・・・全てが
そして「ヴィントブルーム王国」内へと姿を現すのは前回にちらりと姿を見せた、肩に小鳥を乗せた少女でした。
※オープニング前なのに、いきなりの情報量。ホームページによると「ハルオニール」ではなく「ハルモニウム」だったようですね。地下にあった巨大なパイプオルガンを指し示すようです。

「蒼天の聖玉」がGEMになってしまった「アリカ」は、「舞闘」の授業でマテリアライズするわけにもゆかず、ボイコット。オトメの真祖「フミ」が眠るといわれる広大な「霊廟」の掃除を命じられます。そこへ現れたのが「ニナ・ウォン」、「エルスティン・ホー」、「イリーナ・ウッズ」のクラスメート3名。「アリカ」をねぎらいに来た彼女達ですが、「ニナ」が「アリカ」を見つめる視線だけは、他のふたりとは異なったものでした。
---
「契約!?・・・アリカとマシロ姫が・・・あの娘がマイスターGEMに認められ、使いこなしたと・・・」
---
「ニナ」は昨夜、騒動を知った「セルゲイ・ウォン」に事の調査を頼まれていたのです。
さて、お茶のひとときを終え、再び作業へ戻ろうとする「アリカ」に「イリーナ」が得意のメカニック技術を駆使して創り上げた「お掃除くん1号」をプレゼント。
「こんなのたいしたことないって。・・・ご先祖様達は科学の技術で宇宙を旅して、この星にやって来たのよ」
残念ながらすぐに壊れてしまった「お掃除くん1号」。「イリーナ」は成果を定期試験の研究発表にいかせないと落ち込み、「霊廟」の中、「禁書庫」に眠る資料をもっと読めればなぁと漏らすのでした。
「試験?」
耳慣れない言葉を聞き返す「アリカ」。彼女に「エルス」や「イリーナ」は厳しい現実を伝えます。
「・・・大丈夫?二期連続で最下位だと退学だよ?」
※流石に厳しいオトメ養成学校「ガルデローベ」。それにしても「イリーナ」のメカニック技術はたいしたものです。

契約破棄の方法を探して図書室にこもっていた「アリカ」。そこへ「何をしてはりますの」と声をかける「シズル」。慌てて「アリカ」は誤魔化しますが、先日の騒動について色々と聞かれ、たじたじ。
「聞かはりませんでした?・・・この前、えらい大きい音が町中に響いたんを?
「ぜ、全然気がつかなかったです。・・・そんなオルガンの音なんて
※語るに落ちていますね、「アリカ」。(^_^;)。

夜遅くまでの調べ物も成果ゼロ。がっかりして寮へと帰宅途中の「アリカ」に忍び寄る影・・・その正体は肩に小鳥を乗せた、あの少女でした。実は彼女とは旧知の仲であった「アリカ」。
「・・・もう、びっくりさせないでよ。・・・ミユさん、いっつもいきなりなんだから
「すみません、アリカ」
続いて「アリカ」は肩の小鳥にもご挨拶。小鳥も機嫌良く鳴き声で返事します。
「・・・こんばんは、アリッサちゃん」
---
祖母の話をする「アリカ」はちょっと寂しそう。それに気がついた「ミユ」は学園の話へと話題を切り替えます。
「・・・学園は楽しいですか?」
その言葉に「うん。・・・立派なオトメになるのが、私の夢だもん」と応える「アリカ」でしたが、今はひとつ心配事を抱えた状態。思い切って彼女は世界各地を旅して経験豊富な「ミユ」に相談することにしました。
「ねぇ、聞いたことはない?・・・マイスターGEMの契約をなかったことにする方法って」
※前作での尖った印象がすっかり無くなった「ミユ」。「アリッサ」がいつも一緒にいるからかもしれません。・・・それにしても「ミユ」の目からは「アリカ」の髪の毛が黄金に輝いて見えるのでしょうか。それこそ前作での「アリッサ」を思い起こさせますね・・・。(?_?)

そこへ何者かの気配を感じて「アリカ」を守る「ミユ」。その正体は事態の推移が心配の余り、王宮を抜け出た「マシロ」でした。
「アリカ!・・・貴石のことはわらわ達だけの秘密と言ったじゃろうが。こんな妖しげな風来坊にぺらぺら喋りおって・・・このお調子者が」
自分についてのことは何を言われても怒らない「ミユ」でしたが、「マシロ」が「アリカ」のことバカにしたと感じた途端、態度は急変。「マシロ」の肩を掴みます。
「・・・それ以上、アリカを侮辱することは許しません」
---
王女様まで出張ってくる事態となっている今回の契約破棄問題。「アリカ」が本気で心配しているのを察した「ミユ」は、何かお手伝いできないかと考えます。
「ちょっとGEMを見せて頂いても構いませんか?
あっさりと「GEM」を外してしまう「ミユ」。続いて彼女は「マシロ」の指輪につけられた「GEM」も外して見せます。これで契約破棄成功と喜ぶ「アリカ」と「マシロ」ですが、「ミユ」はそのことを否定。
「・・・たとえ貴石が外れても、そこに刻まれた契約は残ると聞いています
契約破棄の正式な方法を調べるには2つに1つ。学園に依頼をできない「マシロ」達に、「ミユ」は「霊廟」の中にある「禁書庫」を指すのでした。
※「禁書庫」のことを知っていそうな「ミユ」の正体が気になりますね。・・・それと、やっぱり大切な者を守る時の「ミユ」はちょっと怖いです。(^_^;)。

「禁書庫」に潜り込む方法がわからない「アリカ」は「エルス」や「イリーナ」、「ニナ」に助けを求めます。最初は、その大胆さ、ことの大きさに戸惑う彼女たちでしたが、最初に協力を申し出たのは意外にも「ニナ」でした。
「・・・あなたのためじゃない。私が知りたいの」
「セルゲイ」の役に立ちたい。そして「蒼天の聖玉」について、あの女性について少しでも知りたい。「ニナ」の言葉に嘘はありません。そして「コーラルNo.1」の「ニナ」の参加に「エルス」や「イリーナ」も協力を決意。あとは潜入方法ですが・・・。
「・・・私に考えがあるわ」
その考えとは「ジュリエット・ナオ・チャン」に協力を仰ぐこと
(もちろん交換条件「アルバイトを手伝ってもらう」ありですが)。
「そろったわね・・・」
---
そして一方、妖しげなバーにて妖しげな連中と密談中は「ナギ・ダイ・アルタイ」。
「君かい・・・そのラブレターの差出人は?・・・いやぁ、びっくりしたよ。僕にスレイブで戦えと書いてあるのかと思った
※オトメ達だけではなく、名も無き方々(おい まで復活とは。

何処からか手に入れた「禁書庫」の鍵、そして合い言葉「開けイワシ」にてオープンした扉。その奥には巨大なデータバンクが眠っていました。
「これが禁書庫・・・」
本棚に取り囲まれた円形状の巨大ディスプレイに表示される様々な情報。偶然とはいえその情報にアクセスできた「アリカ」(あるいは「蒼天の聖玉」によるものか)ですが、具体的な情報を引き出すことはできませんでした。
さらに最深部、クリスタルか、半透明の石柱が立ち居並ぶ場所へと移動した「アリカ」達。
「・・・マイスターモニカユウレ、主たるカルデア王アルゴス十二世に、その生涯を捧げる。・・・移民歴264-281年
「281年というと・・・一番最近の大戦、50年前の龍王戦争が終わった年ね
他の石柱にも同様に、オトメ達の生没年が刻まれていました。さらに調査を進めようとする彼女たちの前に聞こえる声。
ここはお墓です。皆、あなた方の先輩となる乙女達の。・・・ここはみだりに足を踏み入れて良い場所ではないのですよ」
その正体は、最高齢のオトメ「マリア・グレイスバート」その人でした。
※あぁ~あ、バレちゃいましたね。秘密あふれるこの場所は今後、何度か訪れることになりそうです。

「・・・この方は私がお部屋係としてお仕えしたお姉様でした。・・・素晴らしい方でした。トリアスをつとめ、気高く、清らかで・・・」
50年前の世界は今ほど安定してはいませんでした。諸国の争いは頻発し、ついに発生した「龍王戦争」。
軍隊、市民の代理として戦い、戦争の勝敗を決する「オトメ」という存在。
授業で習ってはいても、今の「アリカ」達にはどこか別の世界のようなお話。しかし、つい50年前まで、それは当たり前のように行われていた事実なのです。
「・・・オトメ達は卒業を待たず、次々マイスターとして取り立てられていきました。そして主との契約の元、その責務を果たしたのです」
級友、あるいは親友同士が殺し合うという事実に驚く「アリカ」。
「どうしてなんですか、そんなのやめちゃえば良かったのに!」
「アリカ」の叫びを「マリア」は静かにいさめます。
「・・・そんなことはできるはずないでしょう。王の命が、戦争の決着が、オトメにゆだねられることで、国は荒れず、民が命を落とすことがないのですから。・・・おぼえておきなさい。ひとたび事あれば、それが親友であっても討ちあう。それがオトメたる者の運命。あなたたちに、その覚悟がありますか?
そして「マリア」の問いに明確な返事をするふたりのオトメ「ニナ」と「アリカ」。
「・・・はい、あります」
「あたしはイヤです。
・・・戦争なんか起こさなきゃ良いんです。私が一人前のオトメになったら、戦争なんてさせません!」
※どちらがどちらの答えかは、記述しなくてもおわかりですよね。

霊前へと敬意を払い、その場を立ち去ろうとする「マリア」達。ふと、その目が「アリカ」の左耳たぶ、「GEM」へ貼られた包帯へと注がれます。
「・・・アリカ、それはお姉様達に失礼です。外しなさい!・・・・・・・・・アリカ・ユメミヤ
「マリア」によって外された包帯。結果、「GEM」の喪失を知られてしまった「アリカ」。
「禁書庫」への進入と合わせ、また罰当番を命じられる彼女と「ニナ」達。4年ぶりの「霊廟」外壁掃除はなかなかの手間
です。
「でも良かったねアリカちゃん。新しいコーラルGEMを貰えて」
「エルス」の言葉に頷く「アリカ」ですが、契約破棄できていない現状は変わりません。そこへ姿を現す「マシロ」。いつも通りの口げんかに「あんなのが主なら、私は絶対友達の方が大事」とは「アリカ」
「まあね。・・・だいたい今は昔と国際情勢も違うし、戦争なんかおこらないよ
「イリーナ」の言葉に「だよね」と笑う「アリカ」と表情をゆるめることができない「ニナ」でした。
---
場所は変わって「カルデア国」皇帝の間。王である「アルゴス」とそのオトメ「フィア」の前に揃うは「黒き谷よりの使い」である「ラド」達5名。
「なるほど、エアリーズの領内に・・・それを我らに手に入れろと。・・・見つけた物は折半。それが我らの条件だ」
「ラド」の言葉に強欲といいながらも条件を呑む「アルゴス」。
「・・・よかろう、その条件のもう」
すると、今まで無言だったひとりの女性「ミドリ」が代表して契約の成立を宣言します。
「ならばこの依頼、我らアスワドが引き受けよう。カルデア皇帝、アルゴスよ」
星々の時代への回帰を願う「アスワド」と「カルデア国」との密約は、こうして結ばれたのです。
「ミドリ」キタ━━━ヽ(ヽ(゚ヽ(゚∀ヽ(゚∀゚ヽ(゚∀゚)ノ゚∀゚)ノ∀゚)ノ゚)ノ)ノ━━━!

どうやらこの世界の住人達は地球から科学技術によって移民してきた人達のようです。「ニナ」の言葉から推測するに、移民後330年ほど経った世界のようですね。・・・そういえば、「舞-HiNE」のドラマCDにSFものがありましたが、まあ関係ないでしょうねぇ。(^^;)。
そしていよいよ(思いっきり敵ではありますが)、復活した「ミドリ」。その活躍(暗躍?)が楽しみです。

| | コメント (0) | トラックバック (12)

ARIA THE ANIMATION_TV08

第8話「その 憂鬱な社長ったら・・・/その イケてるヒーローってば・・・」

今、明かされる「アリア社長」の秘密!?今回は初の2本立てで2倍美味しい「ARIA THE ANIMATION」です。

今回はちょっと趣向を変えて太字がモノローグ、その下に書いてあるのが突っ込みということで。

【憂鬱編】
ちょっと暇なこの時期は「ARIA COMPANY」の大掃除にピッタリ。「灯里」と「アリシア」は掃除にせいを出し、「アリア社長」も指揮に余念がありませんが・・・。

・社長らしく指揮がとれて大満足
 掃除に忙しい「灯里」達に相手にしてもらえず、耳を垂れる「アリア社長」。
・やはり、社長自ら率先して働き手本とならねばと思っている。
 彼は精一杯頑張りました。しかし・・・バケツの水をこぼし、観葉植物の植木鉢を倒し、余計な仕事を増やしてしまう「アリア社長」。
・社長の手料理でねぎらおうと思いついた。
 ある意味「必殺」料理。一口で失神してしまう闇鍋スープを作成してしまった「アリア社長」。
・自分がここに必要ないので落ち込んでいる
 ここにいてはいけないの?・・・涙ながらにワープロを打つ「アリア社長」。
・食糧確保
 自分の食べる分のおにぎり2つを大切な人形とともに風呂敷へ包んだ「アリア社長」。
・非常食料確保!
 ところが、空腹に負けてひとつ食べてしまった「アリア社長」。
・家出決行準備完了!!
 自分を必要とする人はどこかにいる。まだ見ぬその人を探しに家出を決意した「アリア社長」。
・家出したもののどこにも行くあてがない
 仕方なく、玄関から数歩のところでぶらぶらとする「アリア社長」。
 自分がいないことに気がつき、呼び戻してくれると期待しますが・・・「アリシア」の言葉に撃沈した「アリア社長」。
 「お掃除の邪魔にならないように気を遣ってくれているのかしら」
・非常食料
 長旅は空腹を呼びます。最後のひとつを口にしようとしますが・・・心のサイレンで思いとどまった「アリア社長」。
・アリア社長に新しいお友達ができました---。
 旅先での出会い。ネコと鳩の友情は食糧事情により断裂。去りゆく友を見やる男の背中だ「アリア社長」。
・アリア社長に新しい家族ができました
 局を越えた出会い。ケロロ軍曹 (違う に拉致されかかるも辛くも脱出した「アリア社長」。
・アリア社長は思いました。そうだ-ヒメ社長に会いにいこう
 ここは恋人達の街「ネオ・ヴェネツィア」。そう俺には彼女がいるじゃないか「アリア社長」。
・ヒメ社長は同業者。きっとアリア社長の気持ちをわかってくれるはずです-
 愛を求め心はずむ足取り。見上げた先で「藍華」と楽しそうに笑う彼女。その距離はあまりにも遠く・・・立ち去る「アリア社長」。
・行くあてのないアリア社長は結局帰ってきてしまいました。
 屋根に登り、ボロボロになったおにぎりと、大切な人形についたご飯粒を食べながら涙をこぼす「アリア社長」。
 自分を探しに来た「灯里」。迎えてくれた「アリシア」。自分の場所を確認できた「アリア社長」。
 その時食べた特製オムライスの味は、いつも以上に美味しく感じられた「アリア社長」。

男の子は家出をすることで自分の位置、自分の居場所を見つけることができるのです。・・・たぶん。

【ヒーロー編】
「アリア社長」のお気に入りはネコのヒーローが活躍する「にゃんにゃんぷー」の絵本。「灯里」の「実際にそんなヒーローがいたらいいですね」のひと言が彼をヒーローに変身させます。さあ、今こそ正義をなす時だ!

・ヒーロー登場!!
 ワープロを打てるどころではありません。器用にも変身衣装を作成して街へと飛び出した「アリア社長」。
・ひとつ-事件には素早く対応
 大変、女の子が人形を落としてしまいました。さっそく届けに走る「アリア社長」。
・ひとつ-行く手を阻むものは全力で排除
 あと1メートル・・・というところでカマキリ仮面が出現。人知を越えた戦いを繰り広げた「アリア社長」。
・撃退!!
 ああ、やはり正義は勝利するのです。強大な敵をなんとか倒した「アリア社長」。
・ひとつ-正体を人に知られてはいけない。
 先へ進んだ女の子を追いかける途中に「アテナ」に遭遇した「アリア社長」。
 しかし、正体を知られては彼女が危険にさらされます。ここは「もちもちポンポン」をへこまして騙しきったぞ「アリア社長」。
・見たこともない素敵な方・・・と思っている
 これも運命の所行。愛しの君「ヒメ社長」と再開した「アリア社長」。
 彼女の見る目はいつも以上に熱い視線。思わず使命を忘れそうになった「アリア社長」。
・どこのどなたかしら・・・と思っている
 「もちもちポンポン」を引っ込ませ、正体を隠す「アリア社長」。
 その切ない行為も「藍華」のひと言で終了。「ヒメ社長」の散ったハートが見えるようだ「アリア社長」。
 「・・・変な格好して何やってんの?・・・アリア社長」
・やっぱり絶対に正体を知られてはいけない
 これも正義を遂行するため・・・と、男の涙を流す「アリア社長」。
・ヒーローをつけねらう悪の組織か!? はたまた凶悪な宇宙怪人か!? それとも謎のネコハンターか!?
 敵を感知する第六感が騒ぐ。強敵の出現を予期して警戒を怠らない「アリア社長」。
・ピンチ!
 俺には成さねばならぬ事がある。逃げるのは決して正義の道に反することはないとダッシュする「アリア社長」。
 しかし「もちもちポンポン」を狙う天敵の牙は的確。少なからぬダメージを負ってしまった「アリア社長」。
 「まぁ社長。あっ・・・大丈夫ですか、アリア社長」
・わたしはそのような者ではありませんと言っている
 ここが正念場。自分が耐えれば済むこととあくまで正体を秘密にする「アリア社長」。
 それにしても勘が鋭い娘が多いなぁ・・・と心で感じている「アリア社長」。
・ひとつ-ヒーローは希望を失ってはいけない
 今まで大切に抱え、自らを犠牲にしても守り抜いてきた人形。しかし持ち主の女の子を見失い涙する「アリア社長」。
 それでも立ち直った彼の目が捕らえたものは・・・転がる球とそれを追う従業員「灯里」に驚く「アリア社長」
・わ、わたしはそのようなものでは・・・
 クドいようだがヒーローが正体を明かせば、周りの者に危害が及ぶ恐れがある。ここも必死で否定の「アリア社長」。
 なぜかサーカス教室に参加していた「灯里」が転がしたボールを届ける手伝いをする「アリア社長」。
 そして、良い行いをしたご褒美か、その視線の先に再び女の子を見つけ走る「アリア社長」。
・お人形を汚してしまった-
 ああ、なんたる運命の皮肉さよ。あと一歩、あと少しのところで転び水たまりで人形を汚してしまった「アリア社長」。
・ヒーロー失格!!
 成すべき事をなせなかった自分に資格無し。そっと人形を女の子の家の入り口においてその場を去る「アリア社長」。
 しかし、ここは「ネオ・ヴェネツィア」。奇跡があふれる街。・・・背中越しにドアが開く音が聞こえ、ゆっくりと振り返る「アリア社長」。
 お気に入りのケンくんが見つからないと泣いた女の子の前に、人形の姿が飛び込んできます。その歓声に足を戻すことなく立ち去る「アリア社長」。
 「ママ、汚れていたって良いよ。・・・ケンくんが戻ってきてくれたんだもの。きっと、神様が届けてくれたんだもん。ありがとう・・・」
・その日の夕陽は、今まで見た夕陽の中で・・・一番強い夕陽でした。
 自分に厳しい「アリア社長」。もうヒーローになることはないでしょう。そんな彼をたたえる夕陽の中、走り帰宅する「アリア社長」。
 「お帰りなさい、アリア社長」

世界征服を狙う悪の秘密結社を倒したわけでも、世界の危機を救ったわけでもありませんが、彼はその時、確かにヒーローでした。

---
今日は「アリア社長」尽くしのお話。たっぷりとその魅力を堪能することができましたね。さて、ここで問題、今回「アリア社長」と何回書いたでしょうか?・・・なんてね。(^_^;)。

| | コメント (0) | トラックバック (2)

2005/11/24(木)9:00-15:00はアクセスできません

「一期一会」ブログをごらんの皆様へ。

いつもごらん頂きありがとうございます。
このブログを管理しております「ジャン」と申します。

どうやら、明日(11/24) は 09:00-15:00の間、メンテナンスが行われるため
このブログが見られなくなるようです。
また、トラックバックも行えないようです。
6時間という長時間のメンテナンス作業のため、ご連絡しておきます。

お知らせココログ

それでは、これからもよろしくお願いいたします。

---以下、お知らせより一部抜粋---
2005年11月24日(木) 9:00-15:00の約6時間、メンテナンスを行います
◇日時:2005年11月24日(木) 9:00-15:00の約6時間

◇ご利用いただけなくなるサービス:
 ・ココログユーザページの参照
 ・ココログユーザページへのコメント投稿/トラックバック

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ガン×ソード_TV21

ep.XXI「空に願いを 地には平和を」

前回の引きが示すように今回は「ファサリナ」とのバトルからスタート。敵軍唯一のお色気担当がいなくなってしまうのか・・・とお嘆きのあなた。今回は「カルメン99」から「抹殺禁止!」のお達しつき。あとは「ヴァン」がどう判断するか?

冒頭、「誰も知らないところで、少年は青年に変わっていく」というナレーションに思わず笑ってしまいました。そう「ミハエル」は既に青年。(^^;)。

「ファサリナ」の流す涙は「争い」への懺悔の涙か、自らの「鎧」を「ホバーベース」の前に立たせた彼女。
「・・・過ちは、これで最後にしましょう。私のダリアがお相手します。あなた方を、これ以上進ませないためにも・・・」
その言葉から「カギ爪の男」側の詳細情報を知っていると判断した「カルメン99」。「DANN of Thursday」をコールして戦おうとする「ヴァン」に「ファサリナは生かしたまま捕まえて」と依頼します。
「わかっているっ!!」
相手の余裕ぶりが気にくわない「ヴァン」は怒声ながらもその依頼を承諾。こうして「オリジナルセブン」同士の戦いの幕は切って落とされました。
※確かに、素材集めや対外交渉など、裏で色々と動いていたのは「ファサリナ」ですからね。

槍使いの「ダリア」ですが、「ウー」の鎧「metsa」同様に付加装備は追加済。先制攻撃は遠距離による光源兵器をお見舞い。
一方、この隙に「ファサリナ」が隠す秘密を探るため出発する「カルメン99」。兄「ミハエル」との遭遇を考えた「ウェンディ」と、護衛のため「ブラウニー」を操縦する「プリシラ」がお供につきます。
そして、戦いの方は怪しげな動きで「ヴァン」を翻弄する「ファサリナ」が優勢。背中に抱えた蝶のような羽根、それが示すように木々への擬態などトリッキーな動きを見せ「ヴァン」はその姿を捕らえ切りません。
「うふふっ・・・うふふふっ。・・・あまり無理をなさらないで。・・・その姿を見ていると私・・・なんというのでしょうか・・・その・・・咲き乱れて・・・しまいますので
操縦席へと突き刺した槍にしなだれかかり、絡みながら操縦を行う「ファサリナ」。彼女の目は戦いに恍惚となり「ヴァン」を見つめる瞳は常に潤んでいます。
「お前は・・・今までの奴らとは違う。変に余裕があって、戦う気があるんだかないんだか、つかみ所がない。・・・胸くそが悪いな、妙な気分だ・・・まるでカギ爪の野郎と戦っている気分だ
「ありがとう・・・私にとっては・・・最高の褒め言葉です」
※鎧、とくに「オリジナルセブン」の操縦は精神感応で動かすタイプのようです。自分の波長を伝える装置が、操縦席へ突き刺した武器なのでしょうね。それにしても「ファサリナ」の動きはやらしい・・・もとい、妖しい。(^^;)。

「ヴァン」と「ファサリナ」、両者の戦いが続くなか着々と準備を進める「カギ爪の男」。まるでスペースシャトルのように巨大なロケットが据え付けられた「Saudade of Sunday」に「ミハエル」が乗り込み、管制室では各種データのチェック中。
「・・・月の軌道はどうですか?」

その回答に満足する「カギ爪の男」。その狙いは「Saudade」を宇宙へ送り出すことのようです。
※ここでいう月というのは地球の衛星である「月」のことでしょうか。それとも古来からの観衆で母星の衛星を「月」と呼称しているだけかな。

さて、先へと進んだ「カルメン99」「ウェンディ」「プリシラ」の3名。若い女性が3人集まるとなれば、恋の話題は避けて通れません。
「ねぇ・・・ウェンディ、良い機会だから聞いておきたいだけど、あなた、ヴァンの事が好きなの?
その言葉に衝撃を受けたのはむしろ「カルメン99」。「ウェンディ」を乗せたまま危うくクラッシュしそうになります。
「こんな時に妙なこと言わないでよ、驚くじゃない!」(と叫ぶ「カルメン99」の頬はちょっと赤くなっていたり。(^_^)。)
他のメンバと一緒の時にはこんな会話はできないと、さらに話を続ける「プリシラ」。
「・・・私はヴァンのこと好きよ。
エレナさんのことを聞いた時ね、変だけど・・・やっぱり好きってこういう事なんだなってわかったの」
※恋の話はこのあとの「ワンオーワン」襲撃に伴い中断してしまいますが、「カルメン99」も「ヴァン」の事は「好き」と発言。あと5話を残すのみの「ガン×ソード」で、恋愛話に進展はあるのでしょうか?

「さぁ・・・見せてください。あなたの欲望を・・・」
手傷を負わせながらも決着のつかない「ヴァン」と「ファサリナ」との戦い。彼女の狙い「時間稼ぎ」を見抜きながらも「ヴァン」は決定的打撃を与えることができません。
「あら・・・激しい・・・あぁ・・・乱暴すぎます。・・・そんな、そんな風になさっては・・・花びらを散らしてしまいますわ。・・・あなたに必要なのは蜜。猛りや怒りを忘れるような・・・甘い・・・あまぁい蜜・・・」
逆に粘着性の液体をかけられた「DANN」は、地面へ跪いた姿勢のまま固定されてしまいます。
のらりくらりと攻撃をかわし、チャンスになってもかかってこない相手。その攻撃に、その言葉に「ヴァン」はリズムを崩されます。
「・・・おまえとは100年話してもわかんねぇ・・・カギ爪の野郎の心の奥底まで一緒になろうとしているお前とはな!」
その言葉に喜びを見せる「ファサリナ」。彼女にとって「カギ爪の男」は神格化された存在なのです。
「・・・素晴らしいわ・・・あなたは私を理解した。・・・なら、できるはずです。同志や私をもっと知ることが。・・・さあ、一緒になりましょう。・・・一緒に花を咲かせましょう。・・・私に身を任せて・・・私に・・・全て・・・何もかも脱ぎ捨てて・・・
紅潮し、目を潤ませ、「DANN」を自らの元へ引っ張り込む「ファサリナ」。彼女の激しい愛撫に「ヴァン」はどう応えるのか・・・。
「悪いな、俺童貞なんだ。
・・・てめえに俺の純血は渡せねえなぁっ!」
えっ、いやっ、そんな告白をされてもぉ・・・。(^_^;)。

自らの体液で相手の目を封じ、その隙に脱出した「DANN」。直上へと飛び上がった「ヴァン」は、そのままとどめを刺すために一気に落下!
「エル・・・ドラ・・・カタラータ!」
その攻撃を防いだのはなんと「エルドラV」。「ヴァン」よりも先に「ダリア」へと蹴りを入れた「ネロ」達は「ファサリナ」と一緒に落下。
「・・・この場合、感謝すべきなのでしょうか・・・・・・・・・ああっ、まさかこれはっ!
操縦席へ表示された「Warning」の文字、それを見た瞬間「ファサリナ」は彼の元へと急ぎます。そう、このメッセージは「ミハエル」達がいる管制塔へと敵が近づいた旨を示すメッセージなのです。
「いけないっ、あれだけは・・・あのヴォルケインには超ロングバレルのビームランチャーがっ!
湧き出る噴煙、「Saudade」が目視できる場所へと姿を現した「ヴォルケイン」の手には、「メリッサ」を倒した「ビームランチャー」が握られていました。
既にエネルギーをチャージした「レイ」は「Saudade」へとその狙いを定めます。慌てる管制塔スタッフ達ですが、既に「ワンオーワン」を「プリシラ」に撃破され駆けつけることができません。
「皆さん・・・カウントダウンを続けてください。大丈夫、私は信じています。皆さんやファサリナさんを」
※「エルドラV」って・・・。まあ、殺さずに済んだから「エルドラV」の手柄・・・かな?

急ぎ駆けつける「ファサリナ」。宇宙へ「Saudade」を打ち上げることができなければ「カギ爪の男」の夢、彼女の夢が崩壊してしまうのです。
「・・・そう、私が生きる意味・・・私の穢れた・・・清めるためにも
追いすがる「ヴァン」との戦いを避け、一瞬でも早く「ビームランチャー」の銃口を逸らす。このとき運命が味方したのは・・・またしても「カギ爪の男」の側でした。既に視力が悪化した「レイ」の銃口はなかなか狙いが定まらず、すんでの所で「ファサリナ」は銃口を逸らし、「ヴォルケイン」の両腕を破壊することに成功します。
そして、ついに打ち上げられた「Saudade of Sunday」。「ヴァン」が、「カルメン99」が、「ウェンディ」が見上げるなか、その機体は彼らの手の届かない成層圏へと達しました。
※水着女王から手に入れた金属繊維は、宇宙に行くための摩擦熱を低減するのに使われたのでしょうね

「・・・Saudade of Sunday、エンドレスイリュージョンの周回軌道に乗ります。・・・予定軌道上にデヴリを確認」
「月」へとスイングバイする準備に、衛星軌道上へと到達した「Saudade」。その軌道上にはひとつのデヴリ(宇宙のゴミ)がありました。
「ファサリナ様のベースは軌道を逸らしましたが、DANN of Thursdayのものが残っています。衝突確認は20%以下ですが・・・」
管制官の言葉に「破壊しましょう」と応える「カギ爪の男」。そして「Saudade」の一撃に、まさに宇宙の塵と化してしまった「DANN」のベース。
それはつまり「DANN」の帰るべき場所が失われたことを示し、修理、補給が不可能になったことを示していました。

---
「さあ、私たちは誕生祭の準備に入りましょう
ここでの目的を達成した「カギ爪の男」達一同、彼らは「カルメン99」が達する前に、その管制塔を放棄していました。管制室を調べる「カルメン99」と「ウェンディ」ですが、すでにメイン電源が落とされたブースは彼女たちの前に沈黙を保ちます。
「え・・・あれ・・・」
彼女が、「ウェンディ」がその小さなあかりに気がついたのは只の偶然でした。点灯するボタンにどう対処して良いのか「カルメン99」の指示を仰ごうとする「ウェンディ」。しかし、その時既に「カルメン99」はエレベータに乗り別階層へと移動していたのです。躊躇した後、ボタンを押した「ウェンディ」。通信機であったその機械から、聞き覚えのある男の声が。
「あぁ良かった。・・・いやぁうっかりしていました。伝言を残していきたかったんですよ。・・・あれ、どちら様ですか・・・ああぁウェンディさん。これは奇遇だ。ああそうだ丁度良い、私、伝言とは別に、あなたにお願いしたいことがあったんです。・・・ウェンディさん、私と・・・デートしませんか?
「カギ爪の男」の声が、ブースの中へと響いていきました・・・。

色々な意味でピンチを迎えつつある「ヴァン」チーム。「DANN」は故障したままですし、「ヴォルケイン」も両腕が切断、「ウェンディ」は「カギ爪の男」からデートを誘われ、結果応じるようです!?・・・うーん、これこそ待て次回!ですね。

Turn in next time for more action and adventure! Are you ready?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

うえきの法則_TV34

第34話「マリリンチームの法則」

果たして「李崩」の狙い通り「植木耕助」レベルアップ!&「マリリンチーム」撃破なるか!

地獄界監獄通信~。まとめて収監されている神候補生「コバセン」「犬丸」おまけに「ネロ(?)」。おつとめの間にはキャッチボールでリフレッシュしたりして、地獄とはいえ人権(神権?)は守られているようです。とはいえ、さすがに極悪人扱いの彼らには面会不可の厳しい掟が・・・。あれ、誰かが尋ねてきましたよ。
「おっほん・・・初めまして、小林さん、犬丸さんっ。・・・私、小林さんの後釜で植木くんの担当をさせて頂いている、神候補の淀川と申しますっ!
本来であれば面会禁止、それも天界人であれば立ち入り不可の地獄へとわざわざやってきた「よっちゃん」。彼はふたりの前にテレビモニタとビデオデッキをセット。
「たぶん、気になっていると思いまして・・・」
再生されたのは「植木チーム」の三次選考第一試合。思わず画面を見入る「コバセン」と「犬丸」を前に「よっちゃん」は『これで恩を売れました』とほくそ笑みます。
「よっちゃん」抜け目なし。(^^;)。それにしても、神様ブロマイドが役立つ時が来るとは・・・。

いよいよ今日は三次選考第二試合。強敵と謳われる「マリリンチーム」との戦いを前に緊張する「植木チーム」のもとへ、「コバセン」からの伝言を携えた「よっちゃん」が現れます。
「・・・みなさんに小林さんからメッセージを預かってきました」
 【コバセンからのメッセージ】
  「森あい」へ:無理をするな。何もできなくたって皆を元気づけることはできる。
  「ヒデヨシ」へ:「ネロ」は元気にやっているから心配するな。
  「鈴子・ジェラード」へ:チームの頭脳。皆を導いてやってくれ。
  「佐野清一郎」へ:楽勝しまくって「犬丸」を安心させてやってくれ。
  「植木耕助」へ:自分の正義を貫け。

※元気百倍。自分の利益のためとはいえ、「よっちゃん」良い仕事をしましたね。

そしていよいよ始まりを告げる「植木チーム」VS「マリリンチーム」の戦い。
いまだ自分の能力もわからない「森あい」は不安に震えますが、「植木」の「いざとなったら俺が助ける」という言葉に勇気づけられます。
「お待たせしましたわ・・・今日の試合のことを思うと、わくわくして夜も眠れませんでしたわ」
 【マリリンチーム紹介】
  マリリン・キャリー:中2。趣味はドレス集め。声は「雪野五月」。ファンです!
  メモリー:中2。趣味は小言。声は「茅原実里」
  マシュー:中2。趣味はナンパ。声は「三木眞一郎」。ファンです!
  プティング:中2。趣味は写経 (渋い。声は「福原香織」
  バロン:中2。趣味はなし。声は「銀河万丈」。ファンです!

※相変わらず豪華な声優陣だ。それにしても、いつにもまして中学生には見えない・・・。(^^;)。

36thステージ -VS マリリンチーム-
 ステージ:「優しいゴーストタウン」
 ルール :制限時間内の点取り合戦。ひとり1点の首飾りを気絶でGet!
 備考  :各チームひとつずつ、10点の首飾り(奪わないとわからない)を用意。

※「森あい」の涙目に萌え。(´ー`)。

実際に幽霊が存在する「ゴーストタウン」に跳ばされた両チーム。まずはタウン内を探索&相手チームを探しに・・・と歩く「植木」を狙う狙撃手の銃口。
「・・・みんな、俺の後ろに隠れろっ!」
なんとか、二つ星の神器「威風堂堂(フード)」にて銃の乱射を防いだ彼らですが、このままここにいるのは得策ではありません。
「・・・とにかく、銃撃が止んだら建物の中に隠れるんや!
「佐野」の言葉に頷き、廃墟となっているビルへとダッシュする「植木」達。ところが、これこそが「マリリンチーム」の真の目的でした。
「ようこそ、植木チームの皆さん・・・これで、袋のネズミですわ
「マリリン」の言葉通り、ビルの入り口を爆破された「植木チーム」に逃げ場無し。準備万端の彼女たちは「植木チーム」撃破を4分で実施してみせると宣言します。
※まるで陸軍の特殊部隊といった格好の「マリリンチーム」。その言葉、只のハッタリとは思えません。

「そんな都合良くやられるかよっ・・・くろがね!」
「ビーズキャノン!」
まずは大技、一つ星の神器「鉄(くろがね)」と「鈴子」の「ビーズキャノン」をお見舞いした「植木」達。しかし「マリリン」達は驚異的な速さでその場を散会。誰ひとりダメージを負うことなく逃げおおせ、逆に「森あい」が崩れ落ちる壁に軽いダメージ。
「・・・大切なお友達なんでしょう?・・・だったら、こんな脆い建物の中でそんな大技を使っては駄目ですわ
最大の攻撃力「植木」の神器を封じられてしまった「植木チーム」。「佐野」の「ブーメランカッター」も軽くかわすスピードに、閃光弾による一撃離脱と、序盤は「マリリンチーム」優位に進みます。
そして、最初の犠牲者は・・・「鈴子・ジェラード」でした。哀れ気絶させられた「鈴子」、そして奪われた首飾り。
【マリリン:1点獲得】
※実にあっさりと仕留められてしまった「鈴子」。残念ながら今回の見せ場はここまでか?(目覚めたら戦いには参加可能なのかな)

「命がけの戦場で助け合いなんて、愚考ですわ」
仲間を倒された衝撃からか、「マリリン」の言葉に動揺する「佐野」や「森あい」、そして「ヒデヨシ」。しかし、この男だけは違います。
「助け合って、何が悪い」

胸を張り、仲間同士助け合う利を唱える「植木」。人間は完璧でない、だからこそ助け合うのだ・・・と。
「・・・頼もしいリーダーさんですわ。でもこの4対5の危機的状況をどう乗り切りますの?
「マリリン」の問いかけに「逃げる」とあっさり返す「植木」。彼女はその判断の的確さに賞賛しますが、はたしてこの状況から逃げおおせるのか。
『むやみに神器を使うと建物が崩れかけないし・・・ん?・・・あれは俺がさっき・・・
約束の時間まで残り30秒。仕上げに入った「マリリンチーム」。それに対して「植木」の立てた脱出方法は・・・。
「ピック!」
そう、選んだ神器は五つ星神器「百鬼夜行(ピック)」、そして六つ星の神器「電光石火(ライカ)」!
最初に「くろがね」で開けた穴に「ピック」の橋を通して「ライカ」で渡りきる。その頭脳プレーは「マリリン」の思考の先を行っていました。
※確かに入り口をふさがれた今、逃げる場所は壊した穴だけ。ここは「マリリン」が甘く見すぎたという感じですね。

それでも「植木」にとりつけられた発信器は生きた状態。最初に「植木チーム」の場所を探り当てたように、彼の位置をレーダーで調査する「マリリンチーム」。
「・・・まだ能力を使うまでもないレベルですが、それでも今まで戦ってきた敵と比べれば、十分合格ですわ。・・・今度こそ、あの日々を無駄にせずに済みそうです
---
一方「鈴子」を抱えて逃げる「植木チーム」の機動力は低下中。このままでは追いつかれる可能性が高いと判断した「植木」は、ひとつの作戦を考えます。
「・・・俺、良いことを思いついた。あいつらを超あっさりやっつける作戦。・・・詳しく説明する時間はないが、俺以外の奴は逃げているふりをしなくちゃならないんだ。・・・みんな、行ってくれ」
チームリーダー「植木」の言葉に従い、先に逃げる「森あい」達一行。そして間もなく「植木」の元に「マリリンチーム」が到着。
「あら、おひとりですの?」
「・・・ああ、お前らの弱点はわかったからな。俺ひとりでも楽勝だ」
その言葉にプライドを刺激された「マリリン」。1対5の勝ち目が薄い勝負に出た「植木」の狙いはただひとつ。「ライカ」にて逃げる「植木」を銃撃、ナイフが襲い、発煙筒が視界を隠します。
「畜生、何も見えねぇ・・・だが、あいつらも俺が見えないはずだ」
※発信器の存在に気がついていないのは痛いですね。そして「植木」の狙いは・・・当然皆様もおわかりのことと思います。

「メモリー」からの指示に従い、的確に「植木」の位置を狙い、攻撃を仕掛けてくる「バロン」。光るナイフが「植木」を捕らえかけますが「天界獣(テンコ)」のカバーでなんとか防御。
『李崩の言ったとおりだ・・・やっぱこいつら、でたらめに強い。・・・時間稼ぎもここまでか・・・』
そのとき、脳裏に浮かんだのは「李崩」とのバトル。彼が見せた「円による防御と攻撃」。あのときの戦いが自然と「植木」に円の動きをさせていました。
「ぐはっ・・・いいパンチだ・・・だが、バロンもやわな鍛え方をしていない」
なんとか円による攻撃を見せて一矢報いる「植木」ですが、「マリリンチーム」で一番ガタイのでかい「バロン」はその攻撃をこらえます。
「・・・そう簡単にはいかねえか」
そのころ、「メモリー」は不可解な「植木」の動きから、ついにその意図を見破ります。
「そいつは、仲間を逃がすための単なるおとりです!」
その指摘に「本当ですか」と確認する「マリリン」。彼女を見上げた「植木」の表情は、ひとつ仕事をやり遂げた達成感に満ちあふれていました。
「あいつら、もうずいぶん遠くまで逃げただろうな。・・・俺はあいつらが逃げ切るまでの、時間稼ぎだ!」
仲間を助け合う愚かさを説いた「マリリン」を、さらに騙してみせた「植木」。その行為に、ついに「マリリンチーム」は本気の戦いを決意するのでした。

チーム戦とはいえ、対「グラノチーム」では個人戦同士が中心でした。しかし、この対「マリリンチーム」では(今のところ)「植木」ひとりで「マリリン」達全員を相手にしています。この一見無謀に見える戦い方は、「森あい」という不確定要素を抱えた中での計算なのか、それとも仲間を思う大切さに突き動かされた「植木耕助」の正義の道か。いずれにしろ「植木耕助」は困難な道を選択したようです。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

舞-乙HiME_TV07

第7話「蒼の舞/乙女の契り」

今回は予想以上に「アリカ・ユメミヤ」と「マシロ」の関係が進展。前作キャラのチラ見せもあったりして、目が離せませんでした。

「ヴィントブルーム王国」の唯一にして正統なる継承者として育てられた「マシロ」。彼女の望む物は全て与えられ、彼女の希望は全て叶えられてきました。しかし、その行為が生み出したのは「ちょっと?わがままなお姫様」。だんだんと大きくなっていく彼女のワガママは「サコミズ・カージナル」など一部重臣を除いて、周囲の人々に、ある噂を思い起こさせることになります。
「やっぱり本物のお姫様はあのとき、おふたりと一緒に・・・」
本人に聞こえなければ良いと思っていたのか、聞こえても幼い心には理解できないと思っていたのか・・・徐々に広がっていくその噂は「マシロ」の耳に入り、彼女の心に傷を与えていきます。そして、とどめを刺したのは初恋の王子様「ナギ・ダイ・アルタイ」から直接かけられた言葉。
「・・・君が噂の・・・偽物のお姫様か」
その言葉、その噂は、今でも「マシロ」に悪夢という形で影響を与え続けています。
※「サコミズ」細いなぁ・・・。それにしても、これではトラウマになっても仕方がありませんよねぇ。・゚・(ノД`)・゚・。。

話は変わり「オトメ」養成学校「ガルデローベ」の休日。のんびりと読書に勤しむ者や、勉強・訓練に励む者達がいるなか、アルバイトを始めた「アリカ」。勤労意欲に目覚めた・・・というより少しでも援助金を返していくのが目的です。
「やっぱり自分のことは自分でしたいから、少しずつでもお返ししていこうと思います。そのバイトはナオ先輩に紹介してもらったんですけれど・・・」
元気爆発でちょっと世情に疎く、礼儀作法については勉強中の「アリカ」にぴったりのアルバイト、壊れた「ヴィントブルーム王国」の居城を直す肉体労働が彼女のお仕事です。
「・・・お嬢ちゃん、休憩が終わったら、正門前に集合だとさ」
呼ばれて集合した「アリカ」達の前に現れた人物、それはなんと工事をねぎらうため視察に訪れた「マシロ」でした。
「・・・皆の者、良い城になるよう、そなた達の働きに期待しておる」
慌てて顔を隠す「アリカ」ですが、その行動はバレバレ。彼女の存在を知りつつ「わらわのためにしっかり働け」という言葉を「アリカ」に向かって話す「マシロ」に、「アリカ」はちょっと怒りを憶えます。
※さっきの映像があるから、これくらいならまぁまぁ・・・と考えてしまう自分がいます。(^^;)。

「へぇ・・・このあたりは、結構無事だったんですね・・・ね、マシロ様」
中庭から城へと登る階段の前で「マシロ」に呼びかける「アオイ・セノー」。しかし、彼女は無反応。そう、この場所こそ「ナギ」に「偽物」と呼ばれたトラウマの場所。見上げるとあのときのことが脳裏に浮かぶのです。
「・・・決めた!工事はやり直しじゃ。この城をまったく新しい城に改築するぞ!
宣言した「マシロ」の言葉に、たまたま資材を取りに来ていた「アリカ」は驚愕。事情を知らない「アリカ」にとって、その言葉は「ワガママ」以外のなにものでもありません。
「えぇ~っ、何言っているのよ今更!・・・皆の今までの努力を無駄にする気!・・・そんな自分勝手、あんたそれでも、本当に王様!?
「アリカ」の最後の言葉を耳にした瞬間、「マシロ」は自然と彼女の頬を平手打ちしていました。
「・・・当たり前じゃ・・・そなたなんか、大っ嫌いじゃ・・・」
てっきり言い返されるだけだと思っていた「アリカ」は、その頬の痛みに・・・いえ「マシロ」が流す涙に驚き、言葉もありません。そして「マシロ」は「アオイ」の声にも耳を貸さず、その場を走り去っていきます。
※「アリカ」の頬、この時の痛み、それは肉体的なもの。

「あ~あ、やっちゃったね」
たまたま「マシロ」に会いにやって来てたという「ナギ」。一部始終を見ていた彼と従者の「セルゲイ・ウォン」は「アリカ」に「偽物のお姫様」に関する噂を語ります。
「今から14年前のことだ・・・」

【証言:14年前の悲劇】
 ・風華宮に進入した賊は、王と王妃を殺害。
 ・王に仕えていた「オトメ」が引退したばかりだった。
 ・「セルゲイ」は当時、ヴィントブルーム王国に留学中。
 ・産まれたばかりの姫は行方不明に。
 ・その後、当時の内務大臣が今の「マシロ」を発見。既に大臣はお亡くなりに。
 ・捕らえた賊の証言を唯一の証拠として「マシロ」が王位を継承。

その内容を聞いて走り出す「アリカ」。当然行き先はひとつです。
※「アリカ」の頬、この時の痛み、それは精神的なもの。

ひとり、「玉座の間」にいた「マシロ」のもとへ現れた「ナギ」。なんとも間の悪い時に登場したものですが、彼は「マシロ」の予想外の行動を取ります。
「ヴィントブルーム王国女王、マシロ・・・陛下。僕と・・・結婚してくれませんか?
彼女の足下に跪き、結婚の申し出を行う「ナギ」。その真意がうかがい知れない「マシロ」は、呆然として彼を見据えます。
一方、「マシロ」を追いかけてきた「アリカ」は、途中「ヴィントブルーム王国」の王と王妃の肖像画を目にします。そしてもう一つ、王の側に仕えるひとりの「オトメ」の肖像画も。
「あれは・・・蒼い石。・・・まさか、だよね」
肖像画の「オトメ」が耳に付けているGEMの色を見て、自分の胸に手をやる「アリカ」。そこにあるのは「蒼天の聖玉」です。
※「蒼天の聖玉」については「セルゲイ」や「ナツキ」、確か「ニナ」も知っていましたね。あの「オトメ」の持ち物だから有名なのかな。

猫の「ミコト」に連れられて、あわやキス・・・という瞬間にようやく間に合った「アリカ」。
「無理矢理そういうことするのは駄目だって・・・ばっちゃが言っていたよ!」
ここは「ナギ」が引き下がりますが、「マシロ」は思わずその場にしゃがみ込んでしまいます。手を差しのばして彼女を起きあがらせようとする「アリカ」ですが、そこへ「ミコト」が乗っかかり、なんと隠し扉をオープン。ふたり+一匹は風華宮の奥へと突入。
そして、それを見やって笑うひとりの男。彼の首に掛かっているのは「シュバルツ」の証、紫水晶。
---
「・・・シュバルツって怖いよねぇ。なにしろ普通の隣人が、たった一通の黒い手紙で我が身をかえりみない破壊者になる・・・なんてね。マシロちゃんなら玉座の間にいたよ」
「マシロ」を探してあたふた中の「サコミズ」達。彼らが心配する「シュバルツ」の話を聞かせる「ナギ」ですが、怯えさせるつもりはなくあっさりと「マシロ」の居場所を教えます。
※「シュバルツ」のエージェントは忍者で言えば「草」の存在なのか、それとも「ゲートキーパーズ」の「侵略者」のように一般人が変わってしまうのか・・・。

300年の歴史を誇る城内は、王様である「マシロ」も知らないところばかり。荒れ果てた箇所もあり「アリカ」は「もったいない」とつぶやきます。
「脳天気じゃのう、そなたは。・・・十二王戦争の時代には、こんな機械がまだたくさんあったが故に、悲惨な戦いになったというではないか。・・・その戦いに終止符を打ったのが、マシロなる金剛石を持った最初のオトメ。お前達の真祖じゃぞ・・・。わらわの名は、その貴石から父上と母上が・・・つけてくださったものなのじゃ
噂のこともあり、ちょっと言葉を詰まらせる「マシロ」。しかし、「アリカ」は単純に「うらやましい」と返します。彼女は続けて先ほどの行為も謝ろうとしますが、それは察した「マシロ」が先手を打って封じます。もっとも、既に両者にわだかまりは無い様子。
「姫野 二三」がこんな形で登場。それにしても、「マシロ」というのは貴石の名前だったとは。「蒼天の聖玉」と同じようなもの?

動物の感によるものか先へ先へと進み行く「ミコト」。突如、何かを感じたのか「ミコト」は走り出します。追いかける「マシロ」と「アリカ」が見つけた物は、巨大な前世紀の遺物。数メートルはあろうかという半球体の物体に近づいた「アリカ」の目の前で、その重い扉がゆっくりと開き始めました。
「なんじゃ・・・これは。・・・オルガンじゃろうか・・・?」
目の前に広がった空間に姿を現した鍵盤楽器3台。その1台の鍵盤を「マシロ」が押したとき、まばゆいほどの光が遺物内へ満ち、ものすごい音とともに城外直上へと飛び出してゆきます。
音による衝撃波によるものか、砕け散る「アリカ」のGEM、そして「マシロ」の指輪に納められた貴石
その影響は彼女たちに留まらず、あふれ出す光は「ナツキ・クルーガー」他の幾人もの目撃者を産み、国外を旅するひとりの女性にも届きます。
そしてその余波が収まったとき、「マシロ」と「アリカ」はさらに不思議な現象に遭遇するのでした。
※まだ声も発していませんが、旅する女性として「深優・グリーア」登場~っ!!彼女こそ失われた科学力の粋を集めた戦闘兵器なのか!?

「ああっ、うっそぉお!?」
砕け散ったGEMに驚愕する「アリカ」と指輪を見やる「マシロ」。その耳へ聞き慣れぬ声が届きます。
「・・・足りぬ。まだ足りぬぞ・・・。このハルオニールの力を手に入れんとするなら、歌と、紡ぎ手と守り人とを揃えよ」

ホログラフ・・・なのか、空中へ浮かぶ謎の赤い人影は、その言葉だけを告げて姿を消します。そして同時に締まり始める半球体の遺物。なんとか閉じこめられる危機は逃れましたが、扉を叩けど遺物は一切扉を開こうとしません。
「歌と、紡ぎ手と、守り人・・・そなた、どこへ行っておったのじゃ!?」
そこへひょっこりと姿を現す猫の「ミコト」。うなり声を上げるその方角から、怪物「スレイブ」登場
※「ミコト」がいなくなったと同時に姿を現した「美袋 命」らしき映像。彼女が猫の中に封じ込められている・・・というのは飛躍しすぎかなぁ。(^^;)。

最初の一撃をかわす「アリカ」ですが、このままではやられてしまうだけ。
「そなたなんとかせよっ!・・・わらわはまだやりたいことがたくさんあるのじゃ」
「マシロ」の言葉に「私だって」と返す「アリカ」。それでも彼女を守ろうと、その前に立ちふさがりますが、そこへ強烈な一撃が直撃・・・!?
いいえ、あのときと同じように彼女を守る「蒼天の聖玉」の蒼い輝き。「スレイブ」の身体を吹き飛ばすその光の中から、ふたつの貴石が浮かび上がります。
「これって・・・蒼い・・・貴石。まさか・・・」
思い出すのは肖像画の「オトメ」。意を決した「アリカ」がGEMにつけてみると、それはまるであつらえたかのようにピッタリと収まります。そしてもうひとつは「マシロ」の指輪。これで契約の条件は整いました。
「あとは契約と認証・・・お願い、あたしを信じて!」
今が緊急事態とはいえ、お互いの命を預けあう「契約」を結ぶのに一瞬ためらう「マシロ」。しかし彼女の真摯な眼差しと、お互いの過去を明かし合った小さな信頼が、彼女の背中を後押ししました。
「アリカ・ユメミヤ・・・そなたはわらわを主と認めるか。・・・ならばアリカよ、我が名において、汝の力を開放する
※ここでは第1話に「ニナ」が結んだ契約と異なり「仮の」をつけていません。「仮契約」では駄目だったのかな?

「マテリアライズ」の言葉とともにGEMに浮かび上がる光の文句。「A.Y Connected M.B.W ROBE BLUE SKY SAPPHIRE MATERIALISE STAND BY・・・START」。そして身に纏ったローブは「コーラル・ローブ」とは似て非なる物。その装飾に埋め込められた「蒼天の聖玉」の力か、簡単に「スレイブ」を投げ飛ばす「アリカ」。
「うわぁ・・・やっぱりそうだったんだ・・・」
あまりの威力、慣れない空中飛行に戸惑いつつも、確実にダメージを与えていく「アリカ」。しかし、契約を交わした現在、敵の攻撃は「マスター」である「マシロ」にもダメージを与えることになります。
「お願いお母さん・・・あたしに力を貸して・・・」
彼女の願いとともに出現した武器、それは肖像画の「オトメ」が所持していたものと同じ武器でした。「BLUE SKY SAPPHIRE ELEMENT EXPANSION STAND BY・・・START」。
まるで使い慣れた武具のように巧みに操る「アリカ」。手元で武器を巨大化させ必殺技の準備を開始。「BLUE SKY SAPPHIRE BOLT FROM THE BLUE COUNTDOWN・・・RELEASE」。
「いっけぇえぇっ!」
一撃粉砕、その威力に勝利のVを決める「アリカ」。ふたりによる初めてのバトルは、こうして勝利を迎えたのです。
---
「良いか、アリカ・・・今日のことは秘密じゃからな。・・・とにかく、契約を解除する方法は、そなたが責任を持って調べるのじゃ」
お互い共通の秘密を持つことになった「アリカ」と「マシロ」。これからは今までよりも仲良くなれるでしょう・・・かね。
※うん、格好良い!・・・それにしても、ローブの形が変わってしまったのですから、「舞闘」の際にあっさりバレるのでは!?(^^;)。

さすがに猫の「ミコト」だけでは中の人「清水愛」も可哀想ですし、早く「美袋 命」が復活して欲しいですね。そしてそして「深優・グリーア」に「姫野 二三」もチラ見せ登場。今作だけでも面白いですが、前作ファンはもっと楽しめる。スターシステムって素晴らしいですね。(^_^)。

| | コメント (0) | トラックバック (7)

アニメ感想率調査2005秋の結果公開

光希桃 様の Anime Station にて開催されていた、
アニメ感想率調査2005秋の結果が公開されました。
皆様のコメントを読むだけで1時間は楽しい時を過ごせますので、皆様もぜひチェック!チェック!
※自分の視聴作品を他の人がどのように視聴していたか、それがわかるのは面白いですね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ARIA THE ANIMATION_TV07

第7話「その 素敵なお仕事を・・・」

今日は「三大妖精」のひとり「晃」による合同練習の日。厳しい彼女の指導ですから「灯里」「藍華」「アリス」の3名はちょっと緊張気味。
「午前中は、私のゴンドラにお客様と同乗して見学してもらう」
そのお客様とは若いカップル。女性に人気の「晃」を、カップルの彼女「アメリ」が指名したようで、彼氏の「アラシ」の方はちょっと面白くなさそう。
「・・・今日は新人ウンディーネの指導をしておりまして、同乗させて頂いて宜しいでしょうか?」
「灯里」達3名(+社長3匹)の同乗に、最初はとまどい気味の新婚カップルですが、そのかわいらしさに「アメリ」が快くOKを出します。
※この3人はよく一緒に練習していますよね。もしかして「シングル」と「ペア」はこの3人しかいないのでしょうか(?_?)

途中、「晃」の必殺「客いじり」などの技を「ふんふん」と勉強する「灯里」達。一方、新婚カップルの「アメリ」は「晃」のサービスに喜んでいるものの、見ていたガイドブックを取り上げられてしまった「アラシ」の方はあまり機嫌が良くありません。
「おふたりはどこで出会ったんですか?」
「アラシ」の気持ちに気がついていないはずもありませんが、「晃」はそんな様子に慌てることもなくガイドを続けます。
「・・・マンホームの路面電車で、このひと始発駅から乗るんで座れるんですけど、いつも座席を譲ってあげていたんです。・・・それで、いい人だなぁと思って・・・ね」
その言葉にちょっと照れる「アラシ」。そして「晃」はガイドブックに掲載されていない小さなマリア像へとふたりを案内します。
「ネオ・ヴェネツィアには、目立たないけれど素敵なもの、心洗われるものがたくさんあるんですよ。・・・旦那様と似ているかもしれませんね
たっぷりと彼氏の方を見つめて、「アメリ」は返事を返すのでした。
「・・・・・・・・・はい」
※むくれていた「アラシ」の気持ちもちょっとわかります。ハネムーンで良いところを見せたいのに、「アメリ」の方は「晃」を見てばかりですし。

「それでは、こちらのマルコ・ポーロ広場でお別れです。・・・さあ、お手をどうぞ」
午前中だけの観光案内も終了し、目的地へと到着したゴンドラ。「晃」は「アメリ」に手をさしのべますが、彼女はその手を握り替えそうとしません。
「・・・あの、午後も案内をお願いできませんか?
「はぁっ!?」
その言葉に驚いた「アラシ」はつい大声を上げてしまいます。そして「晃」の方も午後は「灯里」達の実地訓練の予定が入っていました。
「・・・私たちも、訓練に参加します。お客様の役で!」
それでも諦めようとはしない「アメリ」を説得するためか、「ウンディーネ」の仕事なんてたいしたことがないと発言してしまう「アラシ」。
「・・・ウンディーネなんて、舟が漕げて愛想が良ければ、誰でもなれるんだから」
言ってはいけない言葉を口にしてしまった「アラシ」。心なしか口調がきつくなった「晃」がゴンドラ内へ降りて彼の前に立ちます。
「ほう・・・実際にそうなのか、我々の訓練に徹底的に付き合って頂きましょうか?・・・いいですよね」
迫力ある「晃」の言葉に呑まれつつもうなずく「アラシ」。
「・・・いいだろう」
※ほう、「晃」さんを怒らせましたね。彼氏も可哀想に・・・。(^^;)。

「ようし、じゃあ個別に実地訓練を開始する!・・・まずは灯里!
「晃」の真の姿を目にして怯えるカップル (笑 。指名された「灯里」も緊張の余り、猫が抜き去るほどの超スローペースで漕いでしまいます。
その姿に吼える「晃」!
「・・・つっか、のろすぎだよ!」

さらに「ウッディー」のエアバイクに手を振る「灯里」に唸る「晃」!
「なに仕事中に、知り合いに声をかけてんのぉ」

※ひぃぃ・・・マジ怖いっす。(>_<)。

続いての犠牲者(おい は「藍華」。普段から「晃」に鍛えられているだけあって、観光場所の説明はお手の物ですが、まだまだ甘いところがあるようで。
「すわぁっ・・・藍華、いつも言っているだろう。お前はついスピードを出しすぎる!・・・ゴンドラには速度制限があるのを忘れるな」
その指導を見て「ウンディーネ」への意識を変えつつあるカップルのふたり。
「・・・なかなか大変なのね、ウンディーネも」
「ん・・・ああ」
最後の「アリス」は見事な操船技術を見せますが、ゴンドラ同士がぶつかりあうのを防ぐためのかけ声、その小ささがターゲットに
「ゴンドラ通りまぁす」
「声が小さい!・・・もっと大きく!・・・まだまだ!!」
※でも確かに、道路標識もなければ信号機もないのですから、声での合図は重要ですね。

「さて、ぼちぼち本日の水上実習のメインディッシュだな。・・・この季節、私たちウンディーネにとって一番難しい時間帯がやってくるぞ。潮が満ちてきて水位が上がり、橋の下が通れなくなる場所が、いつもの倍は増える。・・・今日一日の締めくくりとして、私を無事、目的地まで届けてみせるように
これで最後!と気合いを入れなおす「灯里」達ですが、予想以上に通れない道、道、道。おまけに行き止まりにぶつかったりしてなかなかたどり着くことはできず、「アメリ」と「アラシ」に心配される始末。
「いいかお前ら・・・プリマになったら誰も助けてはくれないんだ。自分のミスは、自分でフォローするんだな
日暮れが迫り、社長達のお腹が空き、カップルも乗せたまま・・・。このまま干潮まで待つしかないのか、そう思われたとき「アリス」がわずかな潮の流れを見つけます。
「・・・この扉の向こうからみたいです
3人で力を合わせて扉を開けると、そこには真っ暗な道が延びていました。
「とにかく、お客様のために今できるベストをつくす。・・・灯里、レッツゴー!」
「藍華」が先導役を務め、「灯里」が漕ぎ、「アリス」が扉を開く。3人の協力プレーが、小さな、小さな奇跡を生み出しました。
「わぁ・・・」
「でっかい、脱出成功です」
無事に脱出できた喜びに泣いて喜ぶ「灯里」達。はしゃぐ彼女たちを叱る「晃」の顔も、どことなく褒めてくれているようにも見えました。
※お客様を乗せる、プロになるということは、楽しいことばかりではなく、厳しいことや辛いことを乗り越える必要がある。それを「晃」は教えてくれたのでしょう。(^_^)。

「マルガリータの特製ピザ。・・・冷めないうちに召し上がれ」
ちょっと迷惑をかけてしまったカップルとともにピザを囲む「灯里」達。美味しくピザを頂く「アリア社長」や「晃」と違って、ひよっこ達は手をつけようとしません。
「ん?・・・何しているの?・・・アリア社長にみな食われてしまうぞ」
その言葉におそるおそる問い尋ねる「灯里」や「アリス」、そして「藍華」。
「あの・・・怒らないんですか」
「私たち、みっちり叱られるのかと・・・」
不安な彼女たちの表情に「晃」はさっぱりとした表情で返します。
「・・・あんた達、もう反省しているじゃない。・・・本気で頑張って、反省している人を叱っても、無意味っしょ。もういいから、食え食え
ようやく広がる笑顔の輪。たちまちピザもなくなってしまい、「晃」は注文のために席を外します。
晃さんて、本当厳しい先輩なのね。お客さんにはあんなに優しいのに・・・」
「アメリ」から出た言葉をすぐに否定したのは、意外なことに「アラシ」でした。
「違うよ。・・・厳しいのは、後輩達のことを、本当に心配しているからだと思うんだ」

彼の言葉に、まるで自分を褒められたかのように微笑む「藍華」
「はい。晃さんは、確かにめっちゃ厳しいけれど・・・しっかり怒った分、しっかり認めてくれるんです
※こういうことは、職場で働いている「アラシ」の方がピンとくるのかもしれませんね(「アメリ」の方も働いているかもしれませんが)。

今回はいつもとちょっと違う「ウンディーネ」達のお話。ただのちょい役と思っていたカップルが最後まで良い絡み方をしてくれました。特に「アラシ」の最後の言葉は良かったですね。そして返す「藍華」の笑顔も。

| | コメント (0) | トラックバック (4)

ガン×ソード_TV20

ep.XX「ワンダフル・ユニバース」

最近、テレビ東京の規制緩和がめざましいですね。それはさておき、いよいよ20話・・・終盤へ突入といったところでしょうか。考えてみれば「オリジナルセブン」もふたりしか残っていませんしねぇ・・・。

流石に「オリジナルセブン」の「カロッサ」「メリッサ」、そして「ドラクル」2体との対戦はきつかったのか、海底トンネルを抜けた「ヴァン」一行の「鎧」は「DANN of Thursday」を除いてみな不調。一刻も早く「カギ爪の男」を見つけ倒したい「ヴァン」は強行に進軍を主張しますが、「カルメン99」は機体の修理を主張し意見が対立。と、そこへ突然現れた巨大な建物。敵の基地かと調査をしますが、残念ながら観測所の様子。無駄骨かと思われた調査でしたが、「ウェンディ」が地図を、「ネロ」達が大けがを負った男達を見つけます。
一方、彼らとは別の道を進む「レイ」は、ひとり射撃の練習。・・・どうやら、「カロッサ」を倒した際、相手の攻撃で目を痛めたようです。
※「レイ」と「カロッサ」の勝負は相撃ちだったのですね。

「で、どこなんだあいつは?」
地図を前に作戦会議を行う「ヴァン」達。「カルメン99」は、まるでXの字を書いたような大陸を指さします。
「・・・いい、この大陸・・・人が住んでいないと思われていたんだけれど、実際は海底トンネルが通っていて、今、私たちがいるのはこの辺り。そしてこの機械が丁度、中央を示しているから、あの鎧はここから来たんじゃないかしら
その言葉を聞いてすぐに現地へ向かおうとする「ヴァン」。しかし、またもや「カルメン99」に「遠すぎる」と止められます。
「・・・たとえ鎧を使ったって、途中で気づかれるわ。逃げられたら終わりでしょう?・・・まずは敵の目的を調べないと
不満顔の「ヴァン」でしたが、ここでもやはり「カルメン99」の答えが正論。介抱している男から事情を聞くまでの間、「ネロ」達や「ジョシュア」、「カルメン99」は「鎧」の修理を、「プリシラ」はシャワーを浴びて待つことになりました。
そして「ウェンディ」はもう一度「ミハエル」の銃を背中から取り出し、兄の事を思います。
「ウェンディさん・・・今から心配しても、仕方がないですよ」
そのマジメな表情を気にとめた「ジョシュア」の声に、彼女は「・・・そうですね」と答えるのでした。
※気が急いていますね「ヴァン」。仇敵が近いのですから仕方がないところでしょうか。

その頃、「カギ爪の男」は珍しく正装に着替えさせられ、儀式の準備を行っていました。
「皆様にご立派な姿をお見せしたいと、ファサリナ様の提案です」
「・・・じゃあ仕方がないですね。決めたことは必ずやる人だから。・・・で、そのファサリナくんは、もう準備はできているのでしょうか」
---
ここは格納庫。「鎧」を見上げ、頬を染めている「ファサリナ」。彼女の元へ「ミハエル」が訪れます。
「どうして教えてくれなかったんですか!?」
「カロッサ」と「メリッサ」が倒されたことを教えてくれなかった「ファサリナ」へと迫る「ミハエル」。しかし彼女はいつもの調子で淡々と彼に答えます。
同志の意志です。・・・旅立ちが近づいているなか、あなたに余計な心配をかけないようにと」
その言葉に納得がいかない「ミハエル」は「仲間のことを心配するのが余計なことなのかと」問いますが、結果は同じ。そして・・・。
「・・・私が、もしファサリナさんのことを心配したら・・・それも余計なことなのでしょうか」
若い青年の淡い想いを秘めた問い。それを知ってか知らずか、「ファサリナ」の回答に変化はありません。
「そうよ。・・・同志の夢を叶えるという使命・・・それ以外は、余計なものなの
彼女の答えが引き金を引いたのか、不安な心のうちを口にする「ミハエル」。
「・・・心のどこかで、彼の夢を理解しきれていない気がするんです。・・・同志の・・・同志の夢が叶ったとき、この世界はどうなるのでしょう
そこでようやく「ファサリナ」は彼の元へと歩み寄ってきました。優しく、包み込むように「ミハエル」を抱きしめる「ファサリナ」。
「・・・ミハエルくん、本当はあなた自身に掴んで欲しいことなのだけれど、迷いや未練を持ったまま送り出したくもないわ・・・私が、それを教えてあげる
ゆっくりと近づく彼女の唇。「ミハエル」は目をつぶることも忘れ、その口づけを受け入れるのでした。
女教師と生徒・・・いけない放課後レッスン!?(おい

「もうすぐだな」
「同志の説明って何だ?」
「さぁ・・・スタッフは全員見ろってお達しだが・・・」
見ていない人が「ふたり」いますよ!(^_^;)

「幸せの時」を迎える準備が完了した旨を伝える「カギ爪の男」。ここにきてようやくその目的が明かされます。
一方、既に「幸せの時」を迎えたのは「ミハエル」と「ファサリナ」。ふたりは「Saudade of Sunday」のなかで・・・今、ひとつに。
「今までは・・・みんな・・・同じ答えにたどり着いたわ・・・支配と、征服・・・。彼が悩んで・・・苦しんで・・・その果てに掴んだのは・・・」
「ミハエル」を終始リードし続ける「ファサリナ」。支配の代わりは協調、征服の代わりは友情。「カギ爪の男」の演説と合わさり、彼女の気持ちは絶頂へと向かいます。(おい
Saudadeは・・・明日を創るために・・・世界をリセットする・・・鍵なのよ・・・世界は・・・もう一度・・・生まれ変わる・・・そう・・・悲劇は皆・・・過去の物となる・・・彼が、同志がこの作戦のために・・・犠牲になるからよ」
「舞-乙HiME」の第6話といい、今回の話といい、「いいんですか、社長ぉ!(by 福井裕佳梨)」

「ねぇ・・・みんな死ぬってどういうことだと思う?」
「カルメン99」の問いに「関係ない!」と言い切る「ヴァン」。
「俺の邪魔をするなら、誰であろうとぶっ殺す!」
---
兄「ミハエル」と「ヴァン」の死闘。このままでは避けられない戦いに悩む「ウェンディ」。洗濯物を干しに甲板へと上がる彼女でしたが、悩みに足下がおぼつかなくなり、危うく洗濯物を落としそうになります。
「・・・そんなところは変わらないな・・・ウェンディ」
「ミハエル・・・兄さん」

大胆不敵。「ファサリナ」とともに「ホバーベース」へと現れた「ミハエル」。彼は「話したいことがある」と、甲板へと足を下ろします。
※ああ、顔つきが「少年」から「男」のものに。(^_^;)。

「ウェンディ、エバーグリーンへ帰れ。これが最後の通告だ」
トランク一杯の黄金を手に帰宅を促す「ミハエル」。しかし「ウェンディ」は「そんなものでヴァンが引き返すと思うの」と答え、受け取ろうとはしません。
「・・・なら、あの男だけは放っておいていい。正直、戦ってもみたいからな」
かつての兄からは考えられない答えを聞いた「ウェンディ」。彼女は「兄さんは間違っている」と訴えますが、今の「ミハエル」にはその訴えも聞こえません。
「・・・ねぇ、世界を滅ぼすって聞いたけれど、どういうこと?・・・私、兄さんとヴァンを戦わせたくない」
「誤解だよ。・・・私たちは、世界を滅ぼす気なんてない。・・・だが、そこまでお前が私を心配してくれるのなら、一緒に来ないか?
自分を信じろと言う兄の言葉。進むことも戻ることもしない「ウェンディ」に、一歩一歩、ゆっくりと「ミハエル」は近づいてゆきます。
さしのべされた手、その表情を、瞳を見つめる「ウェンディ」。
「・・・兄さん、私わからないの。・・・ただ信じろと言われたってわからないのよ!
※ごもっとも。理由もなく、ただ信じるだけでは「思考停止」に陥るだけですからね。「ウェンディ」、ナイスですよ。(^^;)。

「ウェンディ!・・・貴様がウェンディの兄貴か!?
響き渡る怒声、その主は「ヴァン」。
「ウェンディ」を探していた「ジョシュア」によって連れられた「ヴァン」達一行の登場により、事態は一気に一瞬即発の状況へと陥ります。
しかし、「ファサリナ」はあくまで「話し合いに来ただけ」と戦いを否定。
「お友達になりたいと思って
・・・皆さんと仲良くなりたいのです」
そして彼女の口から語られる同志「カギ爪の男」の狙い。
同志は・・・死の病にかかっておられます。・・・しかし、その最後の輝きをもって、この世界をフォーマットし直すのです。その時に使う触媒としてハエッタさんにお願いした花が必要でした」
「フォーマット」。意味不明な言葉を問う「カルメン99」に「ファサリナ」は嬉しそうに答えます。
「・・・同志は、自らを原子分解し全ての生物と無意識下レベルで同一化される事象です」
つまりは、全ての命が同志と同じ考え方を持つということ
「ファサリナ」の言葉にどう反応して良いのか戸惑う「カルメン99」達。
※もっとも、「ヴァン」ひとりは戦いの構えを崩しもしませんが。

「・・・ヴァンさん、でしたか。確かに不幸なすれ違いがあったのでしょうが、これ以上あなたひとりの憎しみを広げてどうするのですか。もう悲しい連鎖は断ち切りませんか?・・・同志は人の過ちを消そうとしているのですよ。この先、私たちがそんな振る舞いをしようとしたら、彼が心の中で止めてくれるのです」
自信たっぷりに言い放つ「ファサリナ」。彼女は続けます。それを実現するのが「同志とバースディのシステム」そして「Saudadeとミハエル」だと。
「計画が全て終了するまで、あと一月もかかりません。・・・だから、これ以上進むのはやめて貰えませんか?・・・計画の正否にかかわらず、同志はもうすぐ消滅する。あなたの望みも叶うのです。それで良いじゃないですか?
ここまで全くの無言、微動だにしなかった「ヴァン」がゆっくりとゆっくりと剣の鞘へと手をかけます。
「なるほどな、よくわかった。・・・ああ、ようくわかった・・・ぐずぐずしてられないってことがな!・・・ご託並べやがって、気にくわねえ奴らだ!・・・あのガキどもの方がずっと真っ直ぐに向かってきた。助けにも来なかったてめえらに言われる筋はない・・・カギ野郎が死ぬ前に俺が速攻駆けつけて、この手で息の根を止めてやる!
「ヴァン」の言葉、行動が引き金になったかのように、それぞれの言葉で「カギ爪の男」を否定する仲間達。

 【ヴァンチーム。それぞれの言葉】
  ネロ達:悪に屈するわけにはいかん。
  ユキコ:あなた達の話は身勝手。
  プリシラ:自分は自分でいたい。勝手に誰かが入ってくるのはイヤ。
  カルメン99:何か気持ち悪くってイヤ。
  ウェンディ:ぶんぶん。(首を振る)。

交渉決裂!・・・というわけでその場を離れる「ミハエル」と「ファサリナ」。計画実行のために戻る「ミハエル」とは異なり、「ファサリナ」は天頂より自らの「鎧」を呼び出します。
「話し合えないのなら・・・あなた方にはしばらくここに留まって頂くしかありません。・・・私たちはただ、同志の夢を守りたいだけなのです。そのためにも今から、あなた達全員を徹底的に打ちのめします。そして、そのあとでゆっくりと・・・私と皆さんは、お友達になりましょう」

「本能のブレーキシステム」それが「カギ爪の男」の目指す恒久的な平和への道ですか。私もやはり自分のこと、自分の責任くらいは自分で負いたいものです。よって、私は「ヴァンチーム」へ参戦しますね。(^_^)。

Turn in next time for more action and adventure! Are you ready?

| | コメント (0) | トラックバック (1)

うえきの法則_TV33

第33話「激突!植木VS李崩の法則」

新オープニング、キタ━━━ヽ(ヽ(゚ヽ(゚∀ヽ(゚∀゚ヽ(゚∀゚)ノ゚∀゚)ノ∀゚)ノ゚)ノ)ノ━━━!

待望の新オープニングが姿を現しましたね~。色の使い方が非常に特徴的で、歌も乗りが良く、なかなか良い出来かと思いますが、皆様はどのように感じましたでしょうか。

さて、見事「グラノチーム」に圧勝した「植木チーム」。明日に控える次の戦いを前に医務室にて治療の真っ最中。
「天界の医療は人間界より遙かに上ですから、その程度のケガなら明日の試合までに完治していますよ。・・・それと、もうすぐモニタでマリリンチームとカプーショチーム戦を観戦できますが
三次選考は「くじ」に外れたチームの総当たり戦。複数の試合を同時に開催しない理由は、お互いの試合内容をチェックして、クセや限定条件を見つけ出すことでした。慌てて「森あい」と「ヒデヨシ」に引っ張られてモニタルームへと向かう「植木耕助」。ところが、両者の試合は開始5分で既に終了していました。
「ああ、第2試合なら終わりましたよ」
彼らをホテルに案内しようと、丁度訪れた「よっちゃん」の言葉に驚く「植木」達。そう、「植木」や「ヒデヨシ」、「森あい」が苦戦した「カプーショチーム」を「マリリンチーム」はわずか5分で撃破していたのです。
「あら、植木さん。試合の日程はお聞きになりました?・・・明日は私共とそちらの試合だそうですね、楽しみにしていますわ
と、そこへ通りかかったのは噂の「マリリン(声は「雪野五月」ファンです!」。余裕綽々(よゆうしゃくしゃく)といった様子で「植木チーム」の横を通り過ぎる「マリリンチーム」でしたが、その威圧感は本物でした。
※ちなみに「ペコル」はここで予選をリタイヤ宣言。彼は既に能力に頼らなくても十分に生きていけますし、これ以上の戦いは無意味でしょうね。

まさか「マリリンチーム」に怖じ気づいたわけではないでしょうが、ホテルに到着した「植木」はベランダからボーっと空を見るばかり。しかし、ひとりの男の姿を目にして表情を変えます。ホテルの外から「植木」を見上げる能力者。そう、その男こそが「李崩」です。
一方、ホテル内で「マリリンチーム」戦への不安を隠せずにいる「森あい」や「ヒデヨシ」。「佐野清一郎」までもが「グラノなんて比べ物にならない」といささか気負い気味。
「あーあ、森が能力使えたらええのにな
「佐野」の言葉にムッとする「森あい」。そう、彼が思い出した神候補「犬丸」の持つ能力リスト、全てを試したのにひとつも正解はなかったのです。
 【犬丸の持つ能力のリスト】
  ・右手を成金に変える能力
  ・鏡をワープトンネルに変える能力
  ・自分を鰹に変える能力
  ・切手をハツカネズミに変える能力
  ・手ぬぐいを鉄に変える能力
  ・小石をミサイルに変える能力
  ・メガネ好き (おい

荒れる「森あい」に「鈴子・ジェラード」はもう一度リストを検証してみましょうと助言します。
「佐野くんは大雑把だから適当に憶えているに違いありませんわ」
※「佐野」と「鈴子」の言い争いはまるで夫婦漫才。面白いですね。そして、相変わらず自分の能力も不明なままバトルに参加している「森あい」でした。(^^;)。

そしてホテルから「植木」を呼び出した「李崩」。荒れ地の真ん中で向かい合った両者は、互いに気合い入りまくりです。
「植木・・・今のままではお前はマリリンチームに勝てないアル。・・・なぜ勝てないか、知りたければ今この場で私と戦うアル。・・・とはいえ、今のお前が私に勝つことは100%不可能。よって、あの太陽が沈むまで、お前が立っていればお前の勝ちとするアル。さあやるか、やらぬか!」
この挑発に「俺は負けると思っていない」と返す「植木」。
「やるからには倒すか、倒されるかだ」

35thステージ 番外編
 プレイヤー:究極のエコロジスト「植木」
 エネミー :能力が必要ない拳法男「李崩」
 ステージ :荒れ地

「慎重に戦え」との「天界獣(テンコ)」の助言も耳に入らず、いきなり五つ星神器「百鬼夜行(ピック)」をぶちかます「植木」。これに対して相変わらず能力を使わない「李崩」は、拳ひとつで「ピック」を上方に逸らすと、数メートルを一歩で跳んで「植木」に一撃をくわえます。
「・・・嘘だろ・・・ピックを素手で弾きやがった。・・・それに、一瞬で間合いを」
岩壁をもえぐる一発を喰らい、早くも大ダメージを負ってしまった「植木」に、「李崩」は自らの「気」を利用した戦法を説明する余裕すらあります。
それならばと、三つ星の神器「快刀乱麻(ランマ)」にて斬りかかる「植木」。しかし、これもまた「李崩」は「円の動き」にて難なく避け、強烈な蹴りで反撃!
「その神器とやら、私のクンフーの前では無力アル」
打撃、斬撃も通用しない「李崩」。「植木」はさらに四つ星の神器「唯我独尊(マッシュ)」にて噛みつきを試みますが、これも駄目。かえって懐に飛び込まれると「外門頂肘」のきつい一発をお見舞いされます。
「相手が攻撃しにくく、自分が攻撃しやすい間合いに入る。・・・これ体術の基本アル」
まさに「強い中学生」と「格闘家」の違い。繰り出す攻撃全てが通用しない「植木」は、結局一撃も与えられずに地面へダウン。
※これほどまで差があるとは・・・「李崩」、あなた本当に中学生ですか!?

「強い・・・なんでだ。能力も使っていないのに、なんでここまで強いんだ・・・。ま、まさか!?
ここにきてようやく「李崩」の強さ、その真の意味を理解した「植木」。
「・・・そう、私は能力を使わないから強いのだ。そしてお前の敗因は、能力や神器に頼りすぎていること。武器の威力は一定だが、人間の強さは無限大!・・・有効な武器も武器だけに頼れば、それ以上強くなれない。・・・では勝負をつけよう。最後にひとつ、良い物を見せてやるアル。植木耕助・・・能力とは人間に移植された天界力だ・・・それを身体の外に逃がさず、体内に送り込み、丹田に集めれば・・・こんなこともできるアル!」
両手の拳を互いに合わせ、腰を低く落とした「李崩」。彼の言葉と同時にその全身に溜められた「天界力」が、まるで炎のように吹き出てゆきます。
「身体が・・・身体が燃えている!」

集めた「天界力」が「李崩」の拳へと伝わり、その一撃は「植木」の身体を一気に貫きました。岩壁へ吹き飛び、その場に崩れ落ちる「植木」。勝負あったと離れる「李崩」の背後に、倒れたはずの「植木」の言葉が聞こえます。
「・・・そうか、俺は・・・自分の能力を制限してしまっていたというわけか・・・良くわかったよ李崩。つまり、俺はまだまだ強くなれるってことなんだな
晴れやかな笑顔を見せる「植木」。その顔に初めて「李崩」の表情が崩れます。
『ふっ、笑顔ときたか・・・だがそれでこそ私がライバルと認めた男アル』
その目の前で、今度は「李崩」と同じく拳を付き合わせる「植木」。彼は見よう見まねで丹田に「天界力」を集中させていきます。
「見せてみろ、お前の本当の能力を・・・といってもこの天界力のコントロールは言われてすぐにできるものではないがな・・・な、なに!?
まさに燃える男「植木耕助」。その姿は黄金色に輝き、百戦錬磨の「李崩」を圧倒します。
※流石「戦いの天才」。一度見ただけで使いこなすとは・・・「強い中学生」がその枠を一挙に越えましたよ。(^_^;)。

探しに来た「森あい」の目の前で、燃えさかる男「植木」。「天界人」+「天界力」のダブルパワーは、ついに「李崩」の身体を捕らえました。
「な、なんという威力・・・攻撃が命中する瞬間、腹に天界力を集中させて防御しなければ、完全にこちらがやられていた」
その威力を知り「天界力」でも本気を出していく「李崩」。朱と黄金に輝くふたつの軌跡が、岩山を削り、砕き、辺り一面を廃墟へと変えていきます。
※ふたりとも、スーパーサイヤ人ですか!?

「なんだこいつ・・・さっきから自分で勝手に壁に激突して・・・まさか、植木耕助・・・意識が飛んでいる!?
無我夢中・・・いや、「李崩」の言葉通り、集めた「天界力」は「植木」の肉体限界を超え、その精神を、彼の意識を飛ばしていました。もはや本能で攻撃を仕掛けるだけの「植木」、その単調な攻撃は「李崩」に造作もなく読まれます。
「・・・今度こそ終わりだ!」

ついに、ついに「李崩」の一撃がこのバトルを終結させました。激しく地面に撃たれた勢いで意識を取り戻した「植木」。全身を襲う激痛が、集めた「天界力」の大きさを物語ります。戦いの場を離れようとする「李崩」。しかし「植木」は執念、精神力を持って、立てないはずの肉体を再び立ち上げます。
「見事だ・・・植木耕助。どうやらこの勝負、お前の勝ちアル」
見れば辺りは既に夕刻。約束の日暮れが今まさに訪れていたのです。
「・・・ふざけるな!・・・そんなルールは認めないと言っただろう・・・まだ勝負はついていない、四の五の言わずに俺と勝負しろ・・・」
そう言いながら一歩、また一歩と近づく「植木」。しかし、彼はついに前のめりのまま、「李崩」の目の前で倒れ込みます。
「そんなに決着をつけたいか・・・それなら勝ち残れ、植木耕助。・・・四次選考まで登ってこい。私はそこで待っている。・・・私が戦いたいのは強くなったお前アル。さらばだ」
その言葉に「植木耕助」は再度立ち上がり、「李崩」との再戦を誓うのでした。

新エンディング、キタ━━━ヽ(ヽ(゚ヽ(゚∀ヽ(゚∀゚ヽ(゚∀゚)ノ゚∀゚)ノ∀゚)ノ゚)ノ)ノ━━━! (いや、最初にやったから。それ。

さて、新オープニング&新エンディングとなった今回。まさに「うえきの法則」第2ステージの開始といった趣(おもむき)です。最強の男「李崩」、最凶の男「アノン」を前に「植木耕助」は四次選考まで進めるのでしょうか。次回対戦相手、「マリリンチーム」も強そうですよ~。

| | コメント (0) | トラックバック (2)

舞-乙HiME_TV06

第6話「ニナ、まかれる…orz」

今回の「舞-乙HiME」は眼福の回でした。着替え、水着、触手、水中視線・・・などなど。おまけに「エルスティン・ホー」と「ニナ・ウォン」のキッス(人工呼吸ですが)まで。この回を見逃すな!

「援助の条件として毎週手紙を送ってください」と、まさしく足長おじさん状態になってきた「紫のバラの人(違」。「アリカ・ユメミヤ」は書く手紙の内容に悩みますが、「ニナ」は相談にも乗ってくれません。
「ん~、けちぃ。・・・ニナちゃんてばいっつもつれないんだから・・・ちょめっ
軽く「ニナ」の脇を触る「アリカ」。すると「ニナ」は「きゃっ!」と可愛い反応。
「むふふふっ、ニナちゃんの弱点みっけ!
思わず「エレナ」が赤面するほどの反応を見せちゃう「ニナ」に「アリカ」はくすぐり責め放題。その夜は「アリカ」の一方的勝利に終わりましたが、悪いことはできないもので・・・。
「きゃぁあぁぁあああ!」
翌日の「舞闘」演習で「ニナ」に、こてんぱんにのされる「アリカ」。
「昨日はよくもやってくれたわね!」
「ニナ」は超敏感娘。(^_^)。いつもすました「ニナ」の顔がくすぐりによって変化する様は、萌えるものがあります。(力説

「舞闘」の授業中に私情を交えた乱闘騒ぎを起こしてしまった「アリカ」と「ニナ」。ふたりの仲の悪さが気になっていた「ユカリコ・シュタインベルグ」はひとつの案を思いつきます。
「私に用って何です・・・最近は呼び出されるようなことを・・・」
「ナオさん、あなたに折り入ってお願いがあるの」
「ユカリコ」は「ニナ」がお部屋係を担当している「ジュリエット・ナオ・チャン(No.4)」を呼び出し、「アリカ」もお部屋係にくわえて欲しいとお願いをしたのでした。
 【お部屋係の役割】
  ・表向き:部屋の掃除、お弁当作りといった身の回りの世話
  ・実態:お姉様のセクハラに献身的に耐え、時にはご奉仕すること(嘘

パールオトメの順位としては「アカネ」->「チエ」->「シホ」->「ナオ」ですね。でも「ナオ」は面倒な「トリアス」になるのを嫌がって、本気で取り組んでなさそうだから、実力的にはNo.2~3くらいはありそうです。

「アリカ」が更衣室で「ニナ」の弱点を暴露してしまったものですから、たちまちその話は学園中へ広まることになりました。
「そう・・・でも意外ね。あのニナさんがそんなにくすぐったがりだなんて。・・・ね、他にも何か苦手なものはあるのかしら?・・・ニナちゃんとアリカちゃんに
この話題に興味津々な「シホ・ユイット」は昼食の最中に「ヤヨイ」や「ミーヤ」達、お部屋係からさらなる情報を仕入れます。
 【アリカとニナの弱点】
  ・アリカ:カナヅチ。泳いだことがない。
  ・ニナ:超敏感娘。

早速、積年の恨み(というほどではありませんが)を返すために情報を利用する「シホ」。とある沼地にて「巻き巻き」の儀式に取りかかります。
「ニナ・ウォン、七巻き巻き。アリカ・ユメミヤ、三巻き巻き。・・・栄えあるカルデア貴族の私に逆らった罪により、ぐるぐる巻きの刑にしてあげるわ!
次々に渦が湧き出る沼地の中で、怪しげな目が輝いてゆきます。果たしてその正体は・・・。
※すっかりギャグキャラの「シホ」。前作の献身的な少女の趣はもはやありませんが、本人が楽しげに見えるのでこれもアリかも。(^^;)。

そして翌日の水泳授業。初めて泳ぐ「アリカ」は「頑張るぞぉ」と張り切りますが、そこに気になる人物がひとり。
「・・・そなたが泳げぬと聞いてわざわざ見に来てやったわ
王家に残された由緒ある(スクール)水着を着用して見学を行う「マシロ」と「ミコト」。「アリカ」はその前で良いところを見せたく思いますが、「ユカリコ」先生からは水泳の基本「顔つけ」からスタートするように言われます。
「こんなの顔を洗うようなものじゃない。楽勝よ!
言葉とは裏腹に何度挑戦してもうまく水に顔をつけることができない「アリカ」。「マシロ」にバカにされても返す言葉もありません。
※確かに初めての水泳だと顔つけが怖くても仕方がないかも。プールで練習していても海が怖いように、未知なものに恐怖を憶えるのは自然なことですし。

「アリカ」の悪戦苦闘をプールの中で見守っている「ニナ」と「エレナ」。と、そこへ突如水面に浮き出る渦巻き巻き。そして、透明なウナギのようなものがするりと「エレナ」をくすぐります。
「きゃぁあっ」

おしりでも触られたかと「ニナ」を見やる「エレナ」
「・・・そんな駄目だよニナちゃん。・・・私たち女の子同士だし・・・でもニナちゃんとなら私・・・」
訳のわからない「ニナ」は「エレナ」の言葉に不思議な顔をするばかり。しかし、続いて行われたタイム測定にて、彼女もまた渦巻き巻きの餌食になってしまうのです。
快調にクロールで泳ぐ「ニナ」。その泳ぎは見ていた「マシロ」や「アリカ」も感嘆するほど美しいフォーム。
「ふっふっふっ・・・チャーンス、思い知るがいいわ・・・」
その泳ぎを隠れてみていた「シホ」は、マイク付きの特製機械にて「巻き巻き」を始めます。すると、瞬く間に浮かび上がるいくつもの渦巻き巻き。それらは一斉に「ニナ」へと近づき、透明な身体を「ニナ」の腰へ、太ももへ、ふくらはぎへと這わせ、絡みついてゆくのです。
「きゃぁっ、あぁっ・・・いやっ!」

さらには水着の内側にまで入り込み、オトメの敏感な箇所を責め立てる透明なウナギ。ついに「ニナ」はこらえきれずに絶頂。そのまま水中深くへと沈んでゆくのでした。
※これはどこのエッチアニメですか!?・・・CM中に流れる「トップをねらえ2!」の映像を見ながら「いいんですか、社長ぉ!(by 福井裕佳梨)」の言葉がつい浮かんでしまいましたよ。(^^;)。

保健室のベッドでようやく目を覚ます「ニナ」。お父様「セルゲイ・ウォン」も「ニナ」の様子が心配で駆けつけてくれていました。
「溺れるなんてらしくないぞ。エルスティンさんとアリンコに、きちんと礼を言っておけよ。お前を助けてくれたんだから」
「アリカ」は一番先に助けようと飛び込んだのですが、流石に泳げないため助けることはできず、実際に助けて、しかも人工呼吸までしてくれたのは「エルス」の方でした。助けてもらったとはいえ人前での人工呼吸が恥ずかしかったのか、自分を襲った犯人に対する怒りからか、素直にお礼を言うことができずベッドで顔を隠す「ニナ」。ちょっと場の雰囲気がおかしくなったところへ、様子を見に「ナオ」が訪れます。
「ドジッたんだって、ニナ。らしくないね。・・・これはこれはウォン少佐。ヴァージンの花園へようこそ」
その軽口に「セルゲイ」は「相変わらず変わっていないね」と返します。
「ニナ」の涙は悔しさからですかね。この涙がこのあとの犯人捜しの原動力になるわけです。

「えっと、ナオ先輩って、あのウォン少佐と知り合いなんですか
これもお部屋係のお仕事と「ナオ」の腕をマッサージする「アリカ」の質問に、「ナオ」は「同郷の出身で私も国の援助を受けている」と答えます。
「・・・あいつはね、アルタイのオトメになる娘をスカウトしちゃここに放り込んでいるのよ。あそこは寒くて貧しい国だからね。大公ナギにはまだオトメがいないんで、それにかこつけて軍事力の増強を狙っているんでしょう。・・・どれだけ兵隊や戦車を増やそうが、マイスター(オトメ)ひとりにはかないっこないもの。オトメの強さが国の軍事力そのものなの
※「ニナ」のことを「単純でバカ」と評する「ナオ」。もちろん彼女の言葉に悪気はなく、単に口が悪いだけですが、それに反論する「アリカ」に好感が持てました。(^_^)。

「あとは証拠を隠すだけ」~と作戦成功に満面の笑みを浮かべる「シホ」。しかし、流石に事件現場だけのことはあり「マリア・グレイスバート」が管理する現場に入ることはできませんでした。一方、彼女とは別に怪しげな行動を行う人物あり。地域に住む動植物を収録した専門書を閲覧したその人物は食料庫に忍び入り、「SUGAR」と「SOLT」の札を入れ替えます。
そして翌日、やはり犯人捜しに動き出した「ニナ」と協力する「アリカ」「エルス」「イリーナ・ウッズ」の3名。昨日の怪人物と同様に、まずは現地に生息する動植物から犯人の洗い出しを行います。
「これじゃないかな?」
「・・・うーんどうだろう。イリーナちゃん、これは?
「それはこの星に移植されていないものばっかりよ
プールに潜んでいた物の存在が確かではないため今ひとつ真剣さに欠ける3人とは裏腹に、実際に被害にあった「ニナ」は超真剣・・・むしろ何かに憑かれている状態で調査を行っています。そして、その姿勢が神様に評価されたのか「見つけた!」と大声で叫ぶ「ニナ」。
「ゼリーアンギル!?」

「ええ、間違いないわ。・・・この星の固有生物で、形態は地球種のウナギとクラゲに近く、体組織の98%が水で水中での視認は不可能。ただし・・・」
その正体を暴くには濃い塩水に浸すのが一番とわかり、食料庫から多量の塩「SALT」を持ち出す「アリカ」達。
※怪しい人物の正体は「トモエ」・・・ですかね。それと「イリーナ」の「この星に移植」、「ニナ」の「地球種」という言葉が気になりますね。失われつつある科学技術とあわせて、この世界を読み解くヒントになりそう。

プールに陣取り、塩を撒く準備を始める「ニナ」達4名。水着へ着替えて行う塩撒きに、陰から見つめる「シホ」は「まずいわ」と怯えています。
「奴の正体を白日の下にさらすのよ」
結局、十数袋もの「塩」を撒き、「ゼリーアンギル」が浮かび上がるのを待つ「ニナ」達の前にその異形な姿が・・・現れません。
「あなたたち、食べ物を無駄にして。・・・あとで罰当番です。覚悟して」
その言葉を残してあとの作業を「シホ」にゆだねる「マリア」。その監視の元、後始末をいやいや始める「アリカ」達3名。※「ニナ」は超落ち込み中。
「あぁ・・・もう・・・べとべとだよぉ」
水分を含んで手に残った「塩」が手について気持ち悪い「アリカ」・・・あれ、「べとべと」?

そう、その言葉に探偵「イリーナ」の灰色の脳細胞が動き出します。慌てて「アリカ」の手を舐める「イリーナ」。その結果は「甘いよ・・・」。
「アリカ、あんたまさか!?」

復活した「ニナ」の質問に「ちゃんと塩って書いてあるところから取ってきたよ」と弁明する「アリカ」ですが、中身が「砂糖」である以上、説得力はゼロです。
※「シホ」の頭に隠れていたときの葉っぱが残っているのが芸が細かいですね。

その間に、なぜかどんどん減っていくプールの水位。そして急激に「巻き巻き」し始める「シホ」の特製機械。不思議そうに水面を見守るその表情が凍り付きます。
「・・・なおこの生物は糖分を与えると個体が融合し、周囲の水を吸って巨大化する!?」
「ゼリーアンギル」の項目を再読する「イリーナ」達にのしかかる巨大な影。ゆっくりと見上げる視線の先には十数メートルに巨大化した「ゼリーアンギル」の姿が!
「ひぇえぇっ!」
巨大な触手が瞬く間に伸びていき「シホ」の姿を捕らえると空中で逆さづりに持ち上げます。さらに捕らえられてしまう「エルス」。急いで「イリーナ」が先生を呼びに走りますが、その間にも「ゼリーアンギル」が「アリカ」と「ニナ」を狙ってきます。
「ローブさえ使えればあんな奴・・・。アリカ、おとりになって!・・・もう一度、こいつで何とかしてみせる」
「ニナ」の言葉に「アリカ」はうなずき、「ゼリーアンギル」の注意を逸らします。そしてその間にプールを洗うブラシを剣に見立てて「シホ」を捕らえる触手を切り裂く「ニナ」!・・・しかし、反撃もそこまで。
「くっ・・・あぁっ・・・あぁぁあぁ!」
代わりに捕らえられてしまった「ニナ」。そして触手は再度「シホ」までもその手に納めます。
「ニナちゃん!」
「アリカ」の声もむなしく、このまま「ゼリーアンギル」の手にかかってしまうのか・・・そう思われた瞬間、学園の方から飛び込んでくる赤い閃光!

ローブの飾りが一気に伸びて「ゼリーアンギル」を直撃、その一撃だけで「ニナ」と「エルス」を一挙に解放するそのパワー!
ふたりを華麗に抱えて救出するその姿、「パールオトメ」のその姿は!?
いよっ、大統領~(古いな 。格好良い!(^_^)!

「あーあ、本当に・・・あんな奴を助けるために無茶するんだから・・・やっぱりバカね、あんた達
安全な場所へ「ニナ」達を置き、未だ捕らえられている「シホ」に近づくその姿、そう・・・彼女こそが「パールオトメNo.4」、「ジュリエット・ナオ・チャン」です!
はぁーい、巻き巻きしてるぅ?・・・いいざまね。渦巻きが巻かれているんじゃ、世話無いわ」
ぬるぬるする触手の上に器用に着地をして「シホ」をからかう「ナオ」。彼女から「助けてください。お願いします」との言葉を聞き出したあとは、閃光一閃!
まるで新体操のリボンのように巧みに武具を扱い、自在に伸びる光線状の斬糸にて「ゼリーアンギル」を一挙に切り裂いて倒す「ナオ」。
「格好良い~!」

感嘆する「アリカ」、そして「ニナ」の元に歩いてきた「ナオ」は彼女たちにいつもの軽口を叩きます。
「これでまた貸しだからねニナ。アリカ、あんたにも」
その言葉を残した「ナオ」は、後ろでわめく「シホ」には目もくれず手を振りながら立ち去っていくのでした。

※前作後半での姿はどこへやら。やたらに良い印象がありますよ、今作の「ナオ」。もう惚れそうです!(^_^)!

単に眼福というだけではなく、「ナオ」の活躍、生態系や星への言及など、見所の多かった今回。実に面白かったですね~。後々作品全体を見直すにあたっても、今回は注目する必要がありますよ!

| | コメント (2) | トラックバック (5)

ARIA THE ANIMATION_TV06

第6話「その 守りたいものに・・・」

最後のメインキャラクター「アテナ(声は「川上とも子」!ファンです!)」が登場。でも今日の主役はパンダ!?

「藍華」不在の日に「アリス」と練習を行っていた「灯里」。その最中、彼女は素晴らしい「舟謳」を耳にして思わず手が止まります。「オレンジぷらねっと」の制服を着た歌い手とすれ違い、うっとりする「灯里」。そこへ聞こえてくる、やけに冷たい「アリス」の声。
「ウンディーネは舟を漕ぐ技術の方が大事だと思います」
明らかにご機嫌斜めな「アリス」に理由を問うた「灯里」ですが、返ってきた答えは理解困難なものでした。
「実は・・・左手がふがいないんです。・・・最近、自分の左手のへたれっぷりに気づいてしまったのです」
確かに(左利きの人でない限り)、文字は右手で書きますし、お箸も持ちません。何でもないようなことですが、「アリス」にとっては「でっかい問題」なのでした。
「・・・だから今、左手お仕置きキャンペーン中なのです」
そう言って自分の左手をつねる「アリス」。
※天才は凡人が理解できないことに悩みますねぇ・・・。(^^;)。

「それはそうと、私、猫を飼っているんです
その言葉に猫を見せて貰うことにした「灯里」。ウンディーネ業界最大手の「オレンジぷらねっと」に訪れた「灯里」は、まるでお城のような大きさに驚くばかり。
「問題は、ペット厳禁なことです」
なんと規則違反を知りつつも部屋で猫を飼っていた「アリス」。タンスの小箱から出されたその猫は「パンダ」のような風体をした小さな猫でした。
「マァーッ」
変わった鳴き声の猫「まぁくん(声は「渡辺明乃」ファンです!)」を紹介する「アリス」。変わった風体だからか、捨て猫だった「まぁくん」を「アリス」は3日前に拾ってきたと言います。
「・・・うちの会社に連れて帰ろうか?」
ペット厳禁な大企業「オレンジぷらねっと」とは異なり、わずか社員2人の「ARIA COMPANY」。「アリシア」の許可さえ貰えれば、もう一匹くらい猫の世話ができそうですが・・・。
「無理ですね。アリア社長のもちもちポンポンがでっかいピンチですから」
「アリア社長」の柔らかいおなかへとかぶりついた「まぁくん」を見て、ふたりは「ARIA COMPANY」で引き取る案を断念。と、そこへドアを開けて入ってくる女性がひとり。「アリス」は慌てて「まぁくん」を隠します。
「・・・同室のアテナ先輩です。・・・アテナ先輩、部屋に入るときはノックをしてくださいと言っているじゃないですか」
後輩の「アリス」の言葉に「はーい」と返事を返す「アテナ」。言葉のトーンと同様に、どこか「アテナ」はボーっとして見えます。
※ゴンドラに乗っている姿とは大分印象が違う「アテナ」。荘厳なオーラが消えています。

実際、「アテナ」はそうとうなドジッ娘でした。
【十秒でわかるアテナのドジッ娘ぶり】
 1.コップを見ないで水を注いでこぼす
 2.慌てて拭いている間に意識が水差しからそれて、またこぼす
 3.こぼれているのに驚いて水差しを持ち上げて頭から水をかぶる

しかし、こう見えても彼女は手袋無しの「プリマ」。それも並大抵の「プリマ」とはレベルが違うのです。
「アテナ先輩って、さっきのとても素敵な歌を歌っていた人と似ていない?」
「はい。本人ですよ。・・・三大妖精のなかでもアテナ先輩のカンツォーネは特に有名ですから」
※これだけドジッ娘だとゴンドラから落ちたりしないのだろうか・・・。

翌日の会社がお休みの「灯里」。既に夕方になったこともあり、ご厚意で「アリス」と「アテナ」の部屋に泊めて頂くことになりました。
「オレンジぷらねっと」の制服を貸してもらい、まるでレストランのような社員食堂で夕食を楽しむ「灯里」。無口な「アテナ」ですが「アリス」と仲が悪いわけではなく、お水の用意をしたりケチャップを取ってきたりと「アリス」をさりげなくフォローしています。一方、そんな行為に気がついていない「アリス」の方は「アテナ」のドジッ娘ぶりに自分の左手と似ていると評します。
「アリスちゃん、自分の先輩にそんな口の利き方しちゃ駄目だよ (・・・ってふたりとも全然気にしていないし)」
※「アリス」の方も世話が焼けると言いながらフォローするあたり、「アテナ」を嫌っているわけではないようです。

「アテナ」先輩にいまだ「まぁくん」のことを伝えていない「アリス」。「灯里」は「アテナ先輩になら話しても良いんじゃないかな」と言いますが、「アリス」ははっきりとした口調で断ります。
「駄目です。先輩でも、規則は変えられませんから」

でも確かに「まぁくん」をいつまでも隠しておくことができないのは「アリス」にもわかっているはず。鳴き声が聞こえるたびに誤魔化すのにも限界があります。そして今夜、「アリス」と「灯里」が寝付いた頃に「まぁくん」の鳴き声が聞こえてきました。
「・・・泣いているよ、まぁくん」
「はい、わかっています」
その時、「アテナ」は未だ起きていました。ゆっくりとベッドから立ち上がり、窓際へ向かう「アテナ」。そのまま彼女はその美しい歌声を夜の寮内へ響かせます。そしてその隙に「まぁくん」をあやす「アリス」。
「まぁくん・・・ごめんね。・・・アテナ先輩が歌ってくれて、ラッキーでした
「(もしかして・・・)アリスちゃん、左手はそれほど・・・へたれじゃないかもよ
※「アテナ」のフォローがここでも発揮。そして「灯里」もそのことに気がついたようです。

翌朝、学校へと出かけた「アリス」。授業中にも頭に浮かぶのは「まぁくん」のこと。そして「灯里」が言った「左手のこと」
「左手って、結構陰ながら支えてくれたんだ・・・」
左手をじっと見つめる「アリス」の脳裏に浮かぶのは、なぜか「アテナ」のことでした。
そして放課後、急いで部屋へ戻った「アリス」が目にしたのは「まぁくん」の不在。その姿を求めて探し回る「アリス」ですが、「灯里」や「アリア社長」の手を借りても、なかなか「まぁくん」は見つかりません。
「・・・もしかしたらアテナ先輩に見つかっちゃって、会社にバレて・・・」
しゃがみ込む「アリス」に「悪い方に考えては駄目」と諭す「灯里」。そこへ同じ「オレンジぷらねっと」で「ペア」をやっている友達が「まぁくん」を間違えて逃がしてしまったことを謝りにやってきます。
「・・・アリスちゃんの部屋で猫の鳴き声が聞こえて、ロッカーを開けてしまったの。そしたら猫が飛び出して・・・ごめんね」
その言葉に続けるように「灯里」は、「アテナ」が「まぁくん」のことを気がついていたと「アリス」へ告げます。
「夕べだって、まぁくんの鳴き声を隠すために、歌ってくれたんだと思うよ」

「アテナ先輩が・・・。私、左手以下です。まぁくんを守ることもできないくせに・・・」
その場で泣き始める「アリス」。と、そこへ聞こえてきたのは「アテナ」の歌声。そして、その声に導かれるように行方不明だった「まぁくん」が姿を現します。
「まぁくん?・・・お帰りなさい、まぁくん」
※流石、天使の歌声。泣く子を笑わせ、猫を呼び寄せる力もあります。(^_^)。

「良かった、見つかって」
近くに来た「アテナ」の声に、「アリス」は「まぁくん」を抱きかかえながら問い尋ねます。
「もしかして今歌ってくれたのも、まぁくんを探すためだったんですか?・・・昨日も、まぁくんの鳴き声を隠してくれたんですか?・・・私、全然気がつかなくて・・・。私が初めて寮に入って、心細くて眠れなかったとき、あのときも歌ってましたよね」
その言葉に優しい笑顔を見せる「アテナ」。
「・・・歌は・・・誰かに聴いてもらうものだから」
「アリス」から「まぁくん」を渡されて抱きかかえる「アテナ」。彼女はとっておきのプレゼントを用意していました。
「・・・会社に相談してきたわ。・・・気づいてた?・・・小さくてわかりにくいけれど、この子は青い瞳をしているのよ。・・・この子は、オレンジぷらねっとの新しい社長になるの。青い目の守り神」
かくして「まぁくん」は「アリア社長」や「HIME社長」と同じく、「ウンディーネ」の守り神へとなったのです。
「アテナ先輩、左手って・・・とってもでっかいやつでした。私、今から左手さんありがとうキャンペーンを始めます
※ちょっと困った顔になる「アテナ」萌え。・・・確かに「アリス」の最後の言葉は、「アテナ」には意味不明ですって。(^^;)。

というわけで「アテナ」登場の回ではありましたが、主役は「パンダ」・・・もとい「まぁくん」に。まあ「子供と動物には勝てない」のが業界の常識といいますから、「アテナ」にはまた次の機会に活躍してもらうことにしましょう。(^_^)。

| | コメント (0) | トラックバック (6)

ガン×ソード_TV19

ep.XIX「素懐の果て」

今回はストーリーの進展よりもバトルが中心でした。各々の「鎧」に見せ場があり、一見華やかとも言える展開・・・しかし、戦いは所詮戦い。最後に待っていたのは・・・ひとつの悲劇。

「オリジナルセブン」が所有する「鎧」のひとつ「Sin of Friday」、その機体をコールしたのは「カロッサ」。目的はひとつ、同志「カギ爪の男」の敵「ヴァン」を倒すこと。「カギ爪の男」に許可を得ていないその行動を「メリッサ」は止めようとしますが、「ひとりでもやる!」と言い放つ彼を止めることはできず、結局は彼に付き従うことを決意します。
「カロッサ・・・ひとりだなんて・・・」
彼と同様に、愛機「Sen of Saturday」をコールした「メリッサ」。ふたりは「ヴァン」達が侵攻しつつある海底トンネル内へと向かいました。
※双子なのでふたりでひとつ・・・ではなく、それぞれが「鎧」の操縦者なんですね。

一方、三日間も海底トンネルを「ホバーベース」で進み行く「ヴァン」一行。未だ出口の見えないトンネル相手に運転手の「ジョシュア」は疲れ顔、「カルメン99」も暇つぶしに腰の運動中 (おい 、「ネロ」達は酒盛りを再開し、「ユキコ」と「ウェンディ」は料理に励みます。
「・・・そっちはヴァンさんの分。・・・ウェンディさんが一生懸命に作ったんだから
「ヴァン」に食べさせるために朝食を作った「ウェンディ」。彼を待つその前に現れたのは「ヴァン」・・・だけではなく「プリシラ」も。
いつもと同じように調味料を多量にかけて食べようとする「ヴァン」を「ウェンディ」が怒り、ようやく「愛の手料理」を食べさせることに成功・・・することはなく、その料理は「カルメン99」および床へとご馳走することに (涙。その原因は急ブレーキ・・・もとい、前方に突然開けた空間。
「・・・資材の中継フロアかな。・・・ふわぁあ・・・結局、同じようなところの繰り返しで・・・わっ!」
そして突然飛び出して攻撃を仕掛けてきたのは竜型の鎧「ドラクル」
※前回、クーデター部隊の脱出劇にも使われましたし、ちょくちょく登場してきますね「ドラクル」。「カギ爪の男」御用達かな。

海底トンネルで「DANN of Thursday」をコールしては全員水没しかねない・・・というわけで「ドラクル」に挑むのは伝説の勇者「エルドラV」。久しぶりの実践に気合いのはいる「ネロ」達は「おとりだからまともにぶつかるな」という「ヴァン」の言葉など聞いてはいません。
「ついに来た来たやっと来た!・・・生まれ変わった無敵のボディ。見よ、これが衝撃の・・・二足歩行だぁっ!」
力勝負では「ドラクル」に決して劣らない「エルドラV」ですが、相手が2匹となると、ちょっと分が悪い。そこへ飛び出したのは「プリシラ」操る「ブラウニー」。
「敵は2体・・・なら、これで五分でしょう。・・・ブラウニーはいつも誰かを守るためにだけ戦うの」
巧みな操縦で重量級の「ドラクル」と渡り合う「ブラウニー」。善戦している「エルドラV」。その隙に「ヴァン」は「ジョシュア」へ先へ進むように命じます。
「今のうちに急げ、DANNが降りられるところまで、早く!」
地図を頼りに「ホバーベース」を進める「ジョシュア」。その地図が正しければあと少し進むだけで絶好のポイントへと辿り着けるはず。
「この先にフロアがあるはずです。気圧調整のためかダクトが海上に出ているようですから、あそこならDANNを降ろせると思います」
※口上の端々に昔なつかしスーパーロボットへのオマージュが伺える「エルドラV」に爆笑。若い人にはわからないだろうなぁ・・・。

「ヴァンさん、前方の中央ダクトを使ってください。そこなら、浸水の危険はありません」
「ジョシュア」の言葉に「わかった」と答え「DANN of Thursday」をコールする「ヴァン」。早速敵の攻撃を受けますが、その正体は「レイ」が操縦する「ヴォルケイン」。彼もまた海底トンネルを地中から探り当てていたのです。
「来たな、やっと・・・同志、邪魔する、悪い奴」
続いて現れた相手こそ、真の敵「カロッサ」&「メリッサ」。
ふたりは鎧同士による合体攻撃を「ヴァン」、そして「レイ」にまで仕掛けます。
「倒す、オリジナルセブンとして、そっちの鎧も、全部!」
あまりにも巧みなチームプレイを見せる「カロッサ」&「メリッサ」。その姿に「レイ」はかつて見た「エル」&「アール」の双子、「カロッサプロジェクト」を思い起こします。
一方、交戦中の「エルドラV」からの通信「エネルギー補給」の要請を優先させる「カルメン99」。つつぬけの行動に「ジョシュア」は異議を唱えますが、「カロッサ」&「メリッサ」の目には「DANN」と「ヴォルケイン」以外は映っていない様子。「ヴァン」も彼女の言葉に賛成し、「カルメン99」は電池をつんで「エルドラV」の元へと出発。
※「カロッサ」を生み出すプロジェクト、だから「カロッサプロジェクト」なのでしょうか!?
 ->訂正。「カノッサ」ではなく「カロッサ」でした。ちなみにプロジェクト名も「カロッサプロジェクト」です。お恥ずかしい。(^^;)。

相手は子供・・・とはいえ「オリジナルセブン」の実力は明らか。「ヴァン」は不利な1対2の戦いは避け、無理矢理にでも「レイ」を戦いに引き込んでいきます。
「こんにちは。お邪魔しています」

巻き込まれた「レイ」は「所詮貴様の敵」と連携を拒否しますが、両者ともに狙いを定める「カロッサ」&「メリッサ」。やむを得ず「レイ」も本気を出して「オリジナルセブン」との戦いに参戦。
「おい、早くしろ!」
強固な鎧を吹き飛ばすためにエネルギーを溜める「ヴォルケイン」。その間「Sin」と「Sen」の攻撃を食い止める「DANN」は流石に防戦一方。
※こうしてみると、ペアでの運用が前提になっている「Sin」と「Sen」。元々双子用の機体があって、それを乗りこなすパイロットを創り出すために「カロッサプロジェクト」があったのでしょうか。

一方、「ドラクル」と互角の戦いを繰り広げながらも、エネルギー不足で必殺技を撃てない「エルドラV」と、重量差に苦戦する「ブラウニー」。両機体の元へようやく「カルメン99」がエネルギータンクをもって到着します。さっそく「ドラクル」に狙われてしまう「カルメン99」でしたが、逆にそれを好機と見た「プリシラ」。
「・・・ここなら首の付け根を・・・それで駄目なら、みんなで仲良く全滅です!
間接部、それもコントロール系統が集まる首の付け根へと必殺技「妖精の一差し」を決める「ブラウニー」。
エネルギータンクを受け取り、パワー全開「ドラクル」を引き裂く「エルドラV」。

両者ともに必殺技が決まり、見事「ドラクル」に完勝!
※あまりの威力に海底トンネルまでも破壊されるトラブルがありましたが。(^^;)。

見事「ドラクル」を撃破した両者に対し、未だ防戦一方の「ヴァン」。ついに「カロッサ」の一撃が「DANN」を捕らえ、とどめまであと一歩と追いつめられます。しかし、次の瞬間「ヴォルケイン」のパワーチャージが完了。その一撃は「Sin」の一部を破壊し、「DANN」は危機一髪の事態を乗り越えます。
「あれで十分・・・後は俺が!」
「ヴァン」と激しい戦闘を繰り広げる「カロッサ」の「Sin」。その中、ついに「DANN」の一閃は「Sin」の足を切り裂き、その機動力を奪います。
「同志からの大事な・・・よくも、よくもぉっ!」

一ヵ所へ留まったまま「DANN」の首を押さえて締めにかかる「カロッサ」。追いつめられて最大限の力を発揮する「Sin」ですが、微動だにしないそのボディは「レイ」にとって格好の的でした。
「・・・やはり、こいつらから情報は引き出せない。・・・デリート」
大地のエネルギーを束ねたビームが「Sin」を貫くかと思われた瞬間、その前に飛び出したのは「メリッサ」の「Sen」でした。
「・・・な、なんでそんな武器・・・やめろ、やめろメリッサ!・・・もたないこいつは!
「だけど・・・それじゃあカロッサが」
徐々にシールドを削り取っていくそのパワー。そして、切っ先は確実に「Sen」のボディを・・・「メリッサ」を貫きました。
※一体の撃破に喜びもせず、即座に次のパワーを溜めにかかる「レイ」。その判断力は流石です。

「終わったのかしら・・・戦い」
「ユキコ」にこの一撃が聞こえたわけではないでしょうが、戦いは確かに終わりを迎えようとしていました。
「・・・カロッサ、もうやめよう・・・。帰って、みんなに・・・謝ろう・・・許してくれるよ・・・」
「でも捨てられる・・・きっと・・・やだやだやだ・・・それだけはっ・・・」

自分の立場、用が無くなったとき、事が全て終わったときに訪れる「廃棄」という予測に怯える「カロッサ」。彼を最後まで見守り、一緒にいたのは「メリッサ」でした。守っているようでいて守られているその関係。「カロッサ」はそのことに気がついていたのでしょうか・・・。
「私が・・・絶対・・・カロッサを・・・捨てないよ・・・だから・・・ね・・・」
彼女が「カロッサ」へと精一杯伸ばした小さな手、その手が落ちたとき、小さい命は終わりを告げたのです。

「兄さん、もう勝負はつきました。これ以上の戦いは、もう・・・」
「ジョシュア」のつぶやきに「怒りという波動」で反応する「カロッサ」。動かないボディを「メリッサ」への想いで動かした彼の姿は「レイ」や「ヴァン」にとって鏡に映った自分。「敵討ち」という結果を求めた「カロッサ」もまた、「メリッサ」の命を奪った一撃に、その命を散らすのでした。

敵討ちという行為がもたらすもの。それは決してハッピーエンドではあり得ない。しかし、たとえ理解していたとしても「ヴァン」や「レイ」の足は止まることがないでしょう。今のふたりが止まることがあれば、それは「死」という現実。「カギ爪の男」を倒したときに「ヴァン」の心は何を得ることができるのでしょうか。
Turn in next time for more action and adventure! Are you ready?

| | コメント (4) | トラックバック (0)

うえきの法則_TV32

第32話「本当の強さ!の法則」

対「グラノチーム」、最後の対戦は予想通り「植木」VS「グラノ」。もちろん、こんなところで負けるわけにはいかない主人公の彼ですが、今回はどういった勝負に?

3-0と圧倒的に有利となった「植木チーム」。しかし「神様」の言うとおり、この勝負はバトルの結果ではなく「宝探し」が勝利条件。「植木耕助」もまだ気を抜くわけにはいきません。
ところが当の本人はというと、「ペコル」と共に「幹に触れると襲いかかってくる果物」から逃げまどっている真っ最中。ここは「ペコル」の「写真をオブジェに変える能力」で難を逃れることができましたが、考えてみると彼は敵。
「・・・戦う気、ないのか?・・・まあ、そりゃあんな能力じゃ戦えないものな・・・お前、なんでグラノチームに入っているんだ?
「それは・・・それは、僕が弱いから
彼が語り出した過去。「ペコル」は昔から弱く、常にいじめられる立場にありました。そして、その弱さとは肉体的なものだけではなく、同じようにいじめられる友達を助けることもできない、精神的な弱さもあったのです。
「ペコル・・・」
助けを求める友達「メープル」の声に動くことのできない「ペコル」。

『・・・僕なんかがが出て行ったってメープルを助けてあげられない。一緒にやられちゃうだけだ。・・・だって、だって僕は弱いんだもの』
全てが終わり「ペコル」が「メープル」の元へ訪れたとき、帰ってきた言葉は強烈なものでした。
「来るな!・・・お前・・・何もわかっていない。・・・お前なんか、友達じゃない!」

この事件以来、「強さ」を求めるようになった「ペコル」。そして探求の末に彼が見つけた強さとは、自分よりも遙かに強い「グラノ」に付き従うことでした。
「お前みたいに弱っちい奴でも、僕のような強い人間の仲間になれば強くなれる」
※それは、間違っているよ「ペコル」。・・・もっとも「植木」と「ギタール」の戦いから、彼も学ぶものがあったようですが。

「・・・でも植木くん達を見ていて気づいたんです。僕の信じていたグラノたちの強さってのは、本当の強さじゃないって。・・・だから、こんなバトル止めます」
彼の言葉に「お前とは戦わない」と伝える「植木」。たとえ地図に宝が載らなくても、地力で探し当てると彼は「ペコル」に宣言します。
そこへ飛んでくるヘリコプター。そして、その足にしがみついているのはなんと「森あい」。驚く「植木」が見つめるなか、彼女は空高いヘリコプターから落下!
しかし、傷ひとつ負うことなく、着地後は「植木」のそばまで走り寄ってきます。
「私ね、可愛すぎてさらわれちゃったみたい~っ!」
※これぞ、「森あい」の「精神が肉体を凌駕する能力」! (嘘

視聴者の予想通り、前回「森あい」をさらっていったヘリコプター、その正体は「グラノ」の「オブジェを実物に変える能力」にて変化したラジコンのヘリコプターでした。
「探したぞ、ペコル。・・・さあ、こっちに来い。お前さえいれば、僕は本領を発揮できる。このふたり、まとめて倒すぞ
その言葉に震えながらも「もう力は貸せない」と答える「ペコル」。彼は「植木くんのように誰かに役に立てる人になりたい」と「グラノ」に伝えます。
「そうか、自分を変えたいのか・・・でも無理、お前なんかが変われるわけないっしょ!
「ペコル」のような弱者は自分以外には役立たずであると言い放つ「グラノ」。彼は「ペコル」に言います。「また弱っちい役立たずに戻るのか?友達ひとり助けられなかったあの頃のお前に戻るのか?」と。
「森あい」による説得もむなしく、結局は「グラノ」に付き従う道を選択した「ペコル」。彼は言われるがままに懐から写真を出し、オブジェクトへと変えて彼へ渡します。
「無駄だ。・・・何回言ったって無駄だよ。人はそう簡単には変われない
「植木」は「ペコル」の行動に、失望することもなく淡々とそうつぶやくのでした。
※まったく「植木」と同じ事を思っていました。悲しいかな、人は簡単に変わることはできないと。(T_T)。

34thステージ -VS グラノチーム-
 プレイヤー:究極のエコロジスト「植木」
 エネミー :力こそ正義!何をやっても勝利!「グラノ」&サポートジョブ「ペコル」
 ステージ :「眠れる果実島(スリーピング・フルーツ)」

「ペコル」が変えたオブジェクトの正体はなんと合体ロボ。全長数十メートルの巨大なロボに乗り込んだ「グラノ」と「ペコル」に対して生身で挑むこととなる「植木」※ちなみに「森あい」は「植木」への突っ込みを済ませたあとはさっさと退散。かしこい判断です。(^^;)。
どんなものでも実物に変化させれば操ることができる「グラノ」の「レベル2」。当然、元がオモチャの合体ロボにも有効となり、彼はさっそく必殺技を「植木」にぶつけようとします。
「光子砲パワー充電開始!」

かろうじて最初の「光子砲」を一つ星の神器「鉄(くろがね)」でそらすことに成功した「植木」ですが、山をも吹き飛ばすその威力にただ唖然。
まさに喰らえば一撃必殺の「光子砲」を六つ星の神器「電光石火(ライカ)」で避けようとする「植木」ですが、その砲塔は背中へ回転する構造を持っていました。
「発射口が回転した・・・おまけに、早い!」

合体ロボの蹴りを受けた「植木」は樹木へ激突し多大なダメージを受けます。
「でっかいくせに滅茶苦茶早い・・・そのうえ、くろがね喰らってもちょっとしかへこまない装甲・・・どうする耕助!?」
「天界獣(テンコ)」の言葉に「植木」はどうやって対応していくのか・・・。
※合体ロボのデザインはもう少し格好良い方が好みですが、まあ「植木」の世界観にはあっているかな。

「装甲が堅いのであれば間接を狙えばいい!」
まさに的を射た「植木」の攻撃は、合体ロボ自身の重量も加わり見事に装甲を打ち砕きます。
「耕助の奴、天界力が上がってきている。・・・力がレベル2に近づきつつあるんだ」
※「植木」ってまだ「レベル2」じゃなかったのか・・・。あれ、同時に複数の神器を出せるのが「レベル2」じゃなかったっけ・・・。(?_?)。

「テンコ」の言葉通り、予想以上に善戦を見せる「植木」。しかし「グラノ」もこれで引き下がるわけにはいきません。
「ちっ・・・本番はこれからっしょ。・・・何しているペコル、同じロボのオブジェを出せ。ついでに例のオブジェもな
「ペコル」から2つのオブジェを受け取った「グラノ」はまず合体ロボを復活させます。先ほどと同様に間接を狙う「植木」の攻撃を読み切り、かわしていく「グラノ」。それでも「植木」は八つ星神器「波花」を使い、合体ロボの両足を封じて前へと倒すことに成功します。
五つ星神器「百鬼夜行(ピック)」、三つ星の神器「快刀乱麻(ランマ)」の連続攻撃を繰り出す「植木」に対して、直上からのメガトンパンチで応戦する「グラノ」。圧倒的に不利な戦いのなか、不屈の闘志で立ち上がり続ける「植木」は「くろがね」、二つ星の神器「威風堂堂(フード)」まで繰り出し、持てる力全てを使って戦い続けます。
一方、合体ロボのコクピットの中で「植木」の闘志、姿勢に驚く「ペコル」。彼の頭に「植木」が語った言葉が蘇ってきます。
「正直、お前の力にはマジでビビったぜ・・・でも、だからって怖さに負けて降参なんてできない。・・・だって俺はコバセンを助けるって決めたから、心の底から決めたからな!
そして、その言葉とリンクする「メープル」の「お前、何もわかっていない」という言葉。
「そうか・・・メープル、あの言葉の意味がわかったよ・・・やっと」
そうつぶやいた「ペコル」は、もう「グラノ」の命令に従うことはありませんでした。
「・・・僕はわかったんだ。植木くんは初めから強いんじゃない。心の底から決意したから強くなれたんだ!・・・相手に勝てるかどうか何て関係ない、力が弱いかどうかなんて関係ない!・・・恐怖に負けず、自分に負けず、立ち向かっていくことが大事だったんだ!
必死で「グラノ」に挑んでいく「ペコル」。その目はもう、負け犬のようだった先ほどまでとは違う、「植木」と同じ輝く眼差しへと変わっていました。
「ごめん、メープル、君は僕が君を助けられなかったことじゃなくて、僕が助けようともしなかったことに傷ついたんだね。でも、僕はもう、力の弱さを言い訳に逃げたりしない!
その通り!That's Right!よくぞ気がついた「ペコル」!(^_^)!

「もう貴様など必要ない!」と合体ロボより投げ出された「ペコル」。「植木」はしっかとその身体を助け、安全な場所へと下ろします。そして、「ペコル」が合体ロボからいなくなった今、「植木」はこの戦いに決着をつけることを彼に宣言します。
「僕もう、グラノにこれ以上オブジェを渡さない。・・・だからグラノを倒して!」
「ああ、任せろ!」
とどめとばかりに必殺技「光子砲」を撃とうとする「グラノ」。しかし、どんな凄い必殺技でも「植木」に3度も同じ技は通用しません!
「ピック!」
合体ロボはあっさりと「ピック」を受け止めますが、それは「植木」の作戦のうち。彼は「ピック」を駆け上り、合体ロボの直上を飛び越えます。
「ふっ、忘れたのか・・・光子砲の発射口は、回転して後ろへも撃てるんだよ!・・・3,2,1,発射!
動こうとしない「植木」へ向かって撃たれたかに思えた「光子砲」。しかし、爆発したのは合体ロボの上半身でした。
「・・・ピックを使って駆け上がったのは、頭上から回り込むためだけじゃない。ゴミを樹に変える能力で、発射口を途中で止めるつっかえ棒を突っ込んでやったんだ」
※でたぁ~頭脳プレイ!普段のバカさ加減と対照的なこの発想力。まさに何とかと紙一重の「戦いの天才」です!(^_^)!

もうもうと上がる煙の中からダメージを追いながらも姿を見せる「グラノ」。彼には「切り札」がありました。そう、「ペコル」から受け取っていた「例」のオブジェ、その正体は隠し撮りしていた「植木」を元にした彼のクローンだったのです。
「確かにお前は強い・・・だが、その強さが自分の首を絞めるんだ。試合前に撮っておいたお前の写真・・・ボロボロのお前はもう、その自分には絶対に勝てない!
向かい合う「植木」と「オブジェ植木」。確かにボロボロの「植木」に対して「オブジェ植木」は傷ひとつ負っていません。
「・・・植木を操縦するには、君の求める正義を叫べばいい・・・僕の行く手を阻もうとするその男こそ、僕にとっての悪。・・・さあ、オブジェ植木、君の正義で目の前の悪を叩き潰すっしょ!
しかし「グラノ」の放つ、その言葉こそ、自分へ向けてのレクイエム!
「なら、お前が潰れろ!」
「植木」と「オブジェ植木」によるダブル「くろがね」を喰らい倒れる「グラノ」。「植木」の目の前にいる悪・・・すなわちそれこそが「グラノ」だったのです。
※終了。チーン (T人T) ナムナム

かくしてお宝(神様の激レアブロマイド・・・いらん)をゲットして勝利した「植木チーム」。しかし、戦いを見つめていた「李崩」の目は怒りに満ちていました。
「あれが植木耕助の実力、私がライバルと認めた男・・・納得いかない!・・・あの程度の力では植木耕助・・・三次選考を突破することは不可能アル!

最後は意外にあっさりと決着がついてしまいました。まあ、対「オブジェ植木」が本戦だと試合前に(勘違い)予想していた私が悪いのですが。
・・・それはそうと、今回のバトルで「ヒデヨシ」は何か役に立ったでしょうか・・・。(^^;)。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

第7回感想率調査に参加しました

光希桃 様の Anime Station にて開催されている、第7回感想率調査へ参加致しました。

この2回ほど参加させていただいておりますが、集計結果と、皆様の感想は一見の価値がありますよ。
今回も結果(11/15(火)あたりとのこと)が楽しみです。
※光希桃 様は集計など大変でしょうが、今後もぜひ続けて欲しいです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

舞-乙HiME_TV05

第5話「学園と制服とあたし♪」

犯人は・・・この中にいる!・・・さて、誰が「アリカ・ユメミヤ」の制服を盗んだ犯人だったのでしょうか。答えは数十行後。

いよいよ今日から登校開始!「アリカ」はねぼすけ「ニナ・ウォン」をたたき起こしてさあ出発・・・あれ、何かおかしいですよね。そう、実際は「アリカ」の見ている「夢」。ふとんにしがみついているのは「アリカ」自身という次第。なんとか「エルスティン・ホー」に起こしてもらい、朝の掃除から1日が始まりました。
そしていよいよ初めての授業。今まで、まともな学校へ行ったことがない「アリカ」にとって授業の中身はちんぷんかんぷん。礼儀作法も身につけておらず、緊張の連続。そんな「アリカ」の姿を見て思わず苦笑していたのは「ナギ・ダイ・アルタイ」と共に見学に訪れている「セルゲイ・ウォン」。
そこへ、「シズル・ヴィオーラ」がある不名誉な情報を携えてやって来ます。
「・・・本当なのか、それは」
「ええ、あのバックステージというお店で売り出されたらしいんどす」
※この会話でピンと来ますよね。そう、前回の「アリカ」の制服が売り出されたらしいとの情報。

そんなことになっているとはつゆ知らず、体育の準備をしていた「アリカ」。そこへ「パールオトメ」の「シホ・ユイット(No.3)」が突如現れます。
「アリカさん、あなた何てことしてくれたんですの!・・・ちょっと来て頂けますの
「アカネ・ソワール(No.1)」、「チエ・ハラード(No.2)」が待ちかまえている場所へと連れて来られた「アリカ」。
彼女の目の前に突き出されたものは、「アリカ」が洗濯場へと忘れていった制服でした。
「すみません、わざわざ届けてもらっちゃって・・・あぁっ、なにこれ、どうして!?
いつの間にか洗濯されて綺麗になった制服でしたが、「アリカ」が驚いたのは制服の前掛け部。なんと一部が引き裂かれ、それを縫ったあと(かぎ裂き)があります。
「つまらないお芝居はおやめなさい。・・・あなた、この制服をバックステージといういかがわしいお店に売ったでしょう!
※「シホ」のあだ名は「巻き巻き」で決まりですね。(^^;)。それにしても「チエ」は美しい。一輪の紫のバラがよく似合います。

「バックステージ」。その店は各国で人気のある「オトメ」のフィギュアやポスター、各種グッズをファンへと販売する怪しげなお店。グッズの中には盗み撮りされた写真や、今回のように非合法に手に入れた制服、体操服なども含まれます。そこへ「アリカ」の制服も売りに出されていたという情報でした。
当然、そんなことはしていないと主張する「アリカ」。しかし、彼女には授業料を支払うあてがないという動機が存在しました。
「だいたい、なんであたしがあなたに謝らなければならないんですか!」
「シホ」の追求に怒る「アリカ」。それに関しては「アカネ」が「パールオトメの上位3名(トリアス)の仕事が生徒指導だから仕方がないのよ」とフォローします。
「・・・どうしてこれがあんなお店に持ち込まれていたんですの!・・・あなたに濡れ衣を着せようと誰かが盗んだとでも!?
「シホ」の言葉に驚き、落ち込み始める「アリカ」。そこへ「ナツキ・クルーガー」と「マリア・グレイスバート」が現れて「我々がこの事件をあずかる」と「トリアス」を引き上げさせます。
※どこのバックもついていない「アリカ」のパトロンになろうかなという「ナギ」の言葉にあからさまにうろたえる「セルゲイ」。あとへの伏線です。

学園長室へ呼ばれた「アリカ」に差し出されたのは一枚のカードでした。
「・・・ある匿名の人物が君の援助をしたいと申し出てきたんだ。昔、君の母親に世話になったからだと・・・。受けるか否かは君の判断だが、これで入らぬ疑いをかけられたり、中傷されたりする心配はなくなるだろう」
そして、暫定的に謹慎の処分が下された「アリカ」。今回の事件の犯人はどうであれ、制服の管理を怠った責任は取る必要があるからです。
「アリカちゃんが、制服を売った!?」
「そういえば昨日、手っ取り早くお金を稼ぎたいとか、言っていたよね」

「シホ」の乱入により噂はあっという間にクラス中へと広まっていました。その中、昨夜聞いた「ジュリエット・ナオ・チャン」の言葉「あのアリカって娘、すぐに潰されるかもしれないね」を思い出す「ニナ」。
一方、「トリアス」の3名も、今回の事件が「アリカ」が犯人ではないとすでに気がついていました。
「で、どうするアカネ、我々としては」
「・・・そうね」

「チエ」が凛々し過ぎます。私の中では「パールオトメ」のNo.1ですね。続いて「ナオ」、「アカネ」、「巻き巻き」の順番でしょうか。(^^;)。

援助の申し出が記載されたカードを読みながら、即断することのできない「アリカ」。今回の事件が彼女に人に対する不信感を生み出させる結果になっていました。今まで真っ直ぐ進むことしか考えていなかった「アリカ」にとって、それは越え方を知らない壁のようなものです。
「・・・ねえ、ニナちゃん。私・・・やっぱり嫌われているのかな。・・・私、ここに来ちゃ行けなかったのかな・・・」
「アリカ」の「甘え」ともいえる言葉を強烈に反応する「ニナ」。
「そう思うなら、すぐに出て行くのね!・・・あなたはどうしてもオトメになりたいから、私とあんな無茶な舞闘をしたのだと思っていた・・・でも・・・しょせん、その程度だったのね」
強い言葉とは裏腹に涙を浮かべてさえいた「ニナ」。部屋を出て行く彼女を見送る「アリカ」の脳裏に「セルゲイ」の言葉が蘇ります。「ニナ」の思い、夢を潰すことになったとしても、自分は「オトメ」になると決めたのではなかったのか。そのことを思い出した「アリカ」は自分の頬を叩き、気合いを入れ直して走り出します。
「エルスちゃん、イリーナちゃん・・・私、制服売ったりなんかしていない。だからどうしてこうなったのか知りたいの!・・・お願い手伝って!」
「アリカ」の言葉に快く「手伝う」と返してくれた「エルス」と「イリーナ・ウッズ」。さらに話を聞いていた「チエ」と「アカネ」も「そういうことなら」と犯人捜しに協力してくれることとなりました。
一方、まだムカつきが収まらない「ニナ」はその苛立ちを庭の樹木へと蹴りでぶつけます。すると、上から落ちてきたのは「ナオ」。
「本当にもう・・・なに、いきなり」
「・・・お願いがあります
※「エルス」も「イリーナ」も「チエ」と「アカネ」はいい人だ。そして、ここで安易に慰めに走らない「ニナ」の株が急上昇ですよ!(^_^)。

本格的な捜査活動へ乗り出す「アリカ」と「エルス」、「イリーナ」。彼女たちがまず落ち合ったのは「アカネ」の彼氏「カズヤ・クラウゼク」。女性では行けない「バックステージ」へ聞き込みしてもらっていたのです。その情報から制服を持ち込んだのが男性であること、かぎ裂きを繕い、洗濯をしたのは店の人であることがわかりました。そして、他にも捜査活動を行っている人がいるということも・・・。
「へっへっへっ、臨時収入があったからよう。・・・まったくとんだ拾いものだったぜ」
独自の捜査網から「バックステージ」へ持ち込んだ犯人を見つけた「ナオ」と「ニナ」。
「・・・うちらのシマで勝手に商売してさぁ・・・ただですむと思ってんの・・・お兄さん?」
裏の世界で聞こえた「ジュリエット」の名前に怯える犯人。彼がその後どうなったのかは、誰も知りません。
※メチャメチャとけ込んでいる「ナオ」に大笑い。流石にこんな場所では「ニナ」は浮いて見えます。

結局、犯人を特定する情報を取得するまでにはいかなかった「アリカ」達。しょぼくれる彼女をあざ笑うためだけにやって来た「マシロ」は大喜びです。
入学早々やらかしたようだな、そなた。・・・うわぁはっはっ。・・・そうじゃ、ミコトにも見せてやろう。連れて参れ
ところが、この行動が犯人追及への糸口に繋がるのだから、人生は面白いもの。「トキハダケのスープ」の匂いがついたハンカチを「ミコト」がくわえて、なおかつ柵を乗り越えるときに一部引き裂いてしまったことから「イリーナ」の灰色の脳細胞が働き始めます。
「そうか、謎は解けたわ!」
※文中にはかきませんでしたが、「セルゲイ」が「アリカ」に援助の申し出を受けるように隠れた一押しを加えた場面がありましたね。というわけで「紫のバラの人」は「セルゲイ」で決まり。

学園長室へと集められた「ナツキ」、「シズル」、「マリア」。そして「トリアス」に、「マシロ」、「ミコト」。当事者の「アリカ」他関係者の皆様。その前にて「イリーナ」が自らの推理を披露します。
犯人はずばり、僭越ながらマシロ陛下の猫、ミコトと存じます。・・・昨日、夕食の時にアリカちゃんの制服にはトキハダケのスープがこぼされていたのです。それを拭いたトモヨちゃんのハンカチにもついていました。・・・トキハダケはミコトの好物。つまり洗濯場に置いてあったアリカちゃんの制服をミコトが見つけ、それを持ち帰るときに落としてしまった
「イリーナ」はさらに「ハンカチについたかぎ裂きのあと」こそが証拠と周囲に説明します。
「・・・制服がなくなったことと売られたことは、全く別の出来事。これが事件の真相です」
目を輝かせて喜ぶ「アリカ」。「ナツキ」は「マシロ」に「いかがですか」と問い尋ねますが、「マシロ」は再びハンカチをくわえて逃げた「ミコト」と共にその場を立ち去ります。そして、信じられる友達を手に入れた「アリカ」は「紫のバラの人」を信じることにし、援助を受けることにするのでした。
※一件落着、めでたしめでたし。・・・そんなわけはないはずで、真相は下記に。

「・・・というのが事件の真相だったの」
自らの推理を夕食の場でも披露してみせる「イリーナ」。彼女の言葉にクラスメートは納得し、クラス代表の「トモエ・マルグリット」も喜びます。
「でも、良かったわ・・・変に誰かの仕業だったら、色々と問題だもの」
しかし、その言葉に浮かない顔をして立ち去るオトメがひとり。彼女の名前は「ミーヤ・クロシェット」。そしてその後を追うように「ニナ」も立ち上がります。
「本当にありがとうね。イリーナちゃんにエルスちゃん・・・ニナちゃんも。その・・・なんとなく」
「アリカ」の言葉に「私は何もしていないし、何かするつもりもないわね」と返した「ニナ」は、さっさとその場を去ります。

そして、この事件の犯人が「イリーナ」の推理通りではないことを気づいている「オトメ」も数名
「マシロ様とミコトちゃんには悪いことしちゃったね」
「・・・でもまあ、落としどころとしてこんなとこじゃないかな」
まずは「トリアス」の「アカネ」と「チエ」。そして今、女子トイレで顔を洗っている「ミーヤ」、その横へ姿を現した彼女も・・・。
この程度で怯えるなら、もう二度とあんな真似はしないことね。・・・誰にも言うつもりはないけど、あんな男と付き合っていると、今に大やけどをするわよ」
「な、何を言っているの・・・」
否定こそしますが「ミーヤ」は明らかに怯え、態度は不審を極めていました。
「こういう卑怯なやり方は嫌いなの。またやるつもりなら、その時は容赦しない
毅然として言い放つ「ニナ」の言葉に走り去る「ミーヤ」。そして「ミーヤ」はその先でもう一人の犯人、いや、むしろ黒幕へと対面することになります。
※「ミーヤ」ひとりでここまでやる度胸はないでしょうね。バレたら彼女こそ退学でしょうし。

一方、「ナツキ」や「マリア」、「シズル」もまた、今回の事件の犯人が「ミコト」ではないと気がついていた人達です。
「・・・とんだ茶番ですね。あのような穴だらけの推理で」
「そう言わないでくれ、ミスマリア」
「あの匿名の援助のことも、いささか早計ではありませんか
「だが今のところ、アリカの出自の手がかりは、この人物と蒼天の聖玉だけなんだ。・・・なら利用できるものは利用させてもらうだけだ」
※うーん、大人の会話。ここで真相を暴き立て学園に波風を起こすのは得策ではないと判断した「ナツキ」。援助の人物にも気がついているかな。

「・・・私はずたずたにしてあの娘の机に置いておけと言ったはずよ。・・・それが何、小銭でも稼ごうとしたの?」
「その方が大事になると思ったし、やっぱり制服を破くのなんて・・・あぁっ、ごめんなさい。次はちゃんとやるから・・・」

というわけで視聴者には黒幕もバレバレなわけですが、学園内の黒幕は話の本編ではないので、制作者側も隠す意図は余りないようです。ここは「紫のバラの人」と同様に、あえて気がつかない方が楽しめるというものですよ。そうそう、一応「鴇羽舞衣」も登場しましたね。次回予告は思わず笑ってしまいました。(^_^)。

| | コメント (2) | トラックバック (8)

ARIA THE ANIMATION_TV05

第5話「その あるはずのない島へ・・・」

「ネバーランド」。そう、それはアメリカの歌手「M.J」が所有していた自宅兼遊園地・・・ではなくて、「ピーターパン」で有名な子供だけの楽園。
なんとそこへ招待された「灯里」。ゴンドラに乗ってやってきた無人島が果たして「ネバーランド」なのか。
とにかくも島を探索する「灯里」ですが、そこで出会ったのは、なんと「アリス」に「藍華」、「HIME社長」。皆、何者かからの招待状を受け取ってきたのです。
「私たち3人に恨みを持つ誰かの犯行でしょうか・・・」
「アリス」の言葉に「身に覚えがない」と反論する「藍華」。やがて「灯里」が「かすかに潮騒がする」と耳をすませます。
走る3人達の目の前に現れたのは、「ネオ・ヴェネツィア」にもないような、真っ白な砂浜。美しい海岸。
「ウンディーネご一行様、ご到着~」

そして、その浜辺には水着を着た「アリシア」、「晃」、そして「アリア社長」までもが居たのです。
※意外に、シンプルな水着。もうちょっと色気が欲しいかも・・・。(^^;)。

「まずは水着に着替えて!・・・この島に来るところから特訓が始まっていた。・・・お前達の足腰を鍛えていたんだ。よし、あとワンセット!」
ビキニタイプの「アリシア」、「晃」に対して、色違いワンピース水着へ着替えた「灯里」、「藍華」、「アリス」。まずは準備運動から彼女たち見習い生の特訓が始まります。
「いいか、ゴンドラを漕ぐには強い足腰が必要だ」
砂浜でのランニングを実施したあとは、丸太を利用して漕ぎ方の練習。短い距離を廻ってくる間にも、何度も水中へ落ちる「灯里」達。バランス感覚だけではなく、姿勢の大切さや、接客時の笑顔についても学習してゆきます。
「ここらでちょっと先輩達の実力を見せつけてやるか・・・これから手本を見せる
「オール、貸してくれる?」
さすがは「プリマ」。それも「三大妖精」の「アリシア」と「晃」は、いともあっさりと丸太を乗りこなし、優雅に、しかも素早くコースを進んでゆきます。
「・・・凄い」
「くやしいけどね・・・」
「私たちもあんな風になりたいですね」
歴然とする自分たちとの差に驚きながらも、目標となるべき存在が見えるありがたさ。
これからの「灯里」達の成長は期待大です。
※私の目が欲望に満ちているからでしょう。特訓風景が・・・なんかエロいです。素晴らしい・・・。(´ー`)。

「それではランチターイムッ!」
「お弁当を作ってきたの」
「アリシア」の手作り弁当を美味しく頂く「灯里」達。そこへ嬉しいお知らせ「午後は思いっきり遊んで良し」。見習い生にも息抜きの時間は必要です。先輩方の粋な計らいに満面の笑顔を浮かべる「灯里」、「藍華」、「アリス」。
「灯里ちゃん、いつも海は眺めるだけだもんね・・・ネバーランドで本物の海を感じてね
ビーチバレーに水泳、波打ち際での水遊び・・・。海を満喫する「ウンディーネ」達。
「ネオ・アドリア海は、島がたくさんあるから、こうして人目につかない穴場がまだまだいっぱい残っているの。ちょっとした楽園気分でしょう。・・・ちょっと、海のなかを散歩してみましょうか」
海上での楽しみの次は海中での楽しみ。ヒレや簡易ボンベをつけて散歩を楽しむ「灯里」は「まるでピーターパンになったみたい」と喜びます。さらに高飛び込みや砂の城作り、スイカを食べたり、浜辺で寝転がったり・・・。一日中、遊びに遊んだ「灯里」達。すっかり夕方になってしまいました。
「ねぇ、何にもないのもいいね・・・」

特訓に、遊びに、目一杯身体を使った「灯里」達。心地よい疲れが身体を支配して、いつの間にかそのまま寝てしまいました。
※砂浜で寝転がるのは気持ちいいですよね~。・・・日焼け止めを忘れていると、あとで非道い目に遭いますが。(^^;)。

「晃」のバーベキューで胃袋を満たしたあと、テントの中で眠りにつく「ウンディーネ」。しかし、そこに「灯里」の姿はありません。彼女はひとり、浜辺で海を眺めています。
「・・・眠れないの?」
「灯里」の身体に上着をかけてあげる「アリシア」。
「眠るのがもったいなくて・・・。私、子供のころネバーランドが本当にあると信じていました。・・・でも、大きくなるとそれがファンタジーだってわかって。・・・いつからだろう、それが夢物語だと思うようになったの。・・・色々忘れちゃうんですね、ちょっと寂しいですけど
「良いんじゃない。それで。・・・だって、想い出は忘れてしまうけれど、捨ててしまうわけではないでしょう。・・・大切なものは捨てられない。心の引き出しの奥にはちゃんとしまってあるのよ
ふたりは浜辺へと腰掛け、しばし語り合います。
「・・・アリシアさん、この島は本当にネバーランドかも。・・・もしかしたら、アクアという星そのものが、ネバーランドかもしれません。・・・今日はご招待ありがとうございました。なんか、素敵なことがいっぱいの一日でした
「それは灯里ちゃんが素敵だからよ。・・・素敵な人の目には世界は素敵に映ってくれるのよ」
今日もまた、素敵な奇跡で「アクア」の星は作られていました。

今回は「ウンディーネ」達の休日。私たち視聴者も、彼女たちの水着姿にすっかり癒されました。こうしたゆったりとした休日を、時間に忙殺される私たちは忘れてしまっているのかもしれませんね。・・・いや、私だけかも。・゚・(ノД`)・゚・。。

| | コメント (0) | トラックバック (3)

ガン×ソード_TV18

ep.XVIII「祈るはサウダーデ」

今回は「カギ爪の男」側のお話です。あちらも順風満帆とはいかないようで・・・。

秘密基地にて整備中の鎧「Saudade」。「ミハエル」も最後の調整に力が入ります。そこへ姿を現す調整スタッフのチーフ「ムッターカ」。
「ミハエル、今悪い知らせが入った。お前に頼まれた例の振り込みだが手違いでアルファビルの熟年男装チアリーディングチームに全額寄付されてしまったらしい。・・・冗談だよ。緊張しすぎだ、肩の力を抜け。これが終われば、Saudadeは完全に君専用だ。楽しんでやってみよう」
その言葉に緊張をほぐす「ミハエル」。そして表示されるメッセージ。
「Designated servicing personnel Michael Garret」
「DANN of Thursday」が「ヴァン」専用にチューニングされたように、「Saudade of Sunday」は「ミハエル」専用へチューニングされたわけです

最強の鎧「Saudade of Sunday」の乗り手となった「ミハエル」。これで彼も「新たなオリジナルセブン」のひとりというわけです。
「明日からの実働データチェックは、彼、ドミンゴが担当します」
「ムッターカ」より紹介された「ドミンゴ(声は「中井和哉」。ファンです!)」と握手して別れる「ミハエル」。彼は通路の途中でいつも以上にオドオドとした「メリッサ」に出会います。
「かくれんぼかい、カノッサは?・・・端末機、落としたよ」
聞けば端末機を壊してしまったという「メリッサ」。「ミハエル」は「ボードがずれただけだよ」と直してあげますが、「カノッサ」は妹を虐めたと勘違いして怒りモード。誤解は「メリッサ」が解きますが、彼はやはり「ミハエル」のことを嫌いな様子。
頭隠して尻隠さずの「メリッサ」萌え~。(^_^)。

シャワーを浴びながらも「カノッサ」に言われたことが気がかりな「ミハエル」。同じ妹を思う者同士、彼の心情は「ミハエル」にも理解はできます。
「あっ、しまった・・・」
ふと気がつくと彼の耳には調整用の耳かけフォンがかかったままでした。調整室へ戻しに行く「ミハエル」ですが、そこで驚くべき事態へと巻き込まれます。
「・・・それでは生ぬるい」
「だが、まだ同調するものは少ない。慎重に・・・」
「俺の配置転換に疑問を抱いている者もいる。これ以上は危険だ。・・・お前がリーダーをやればいい。駄目ならセブンの欠番メンバーに声をかける。どちらにせよ同志の代わりになれば・・・」
「ムッターカ」と「ドミンゴ」の会話を聞いてしまった「ミハエル」は、思わず持ってきた耳かけフォンを落としてしまいます。
※あの強烈キャラクター「カギ爪の男」に従ってきたのですから、よほど心服しているのかと思えば、意外と一枚岩ではないようです。

一方、座標Xへ向かう準備の「ヴァン」一行。軍資金を下ろすために「ウェンディ」は銀行へと向かいますが、意外な残高にビックリ。そして出発前に色々と買い出しを行います。
「ウェンディ!・・・初めてなら、こんな感じのが良いんじゃない?」
「そんな、こんな冒険・・・それに節約だってしないと」
「そう?・・・カルメンさんに比べたら地味だけど」
その「カルメン99」は「ヴァン」と共に「ファサリナ」、そして「カギ爪の男」の情報収集中。
「じゃ、早速本題。ファサリナはどこから来たの?・・・入り口はそこ?・・・あなたへの依頼は?」
次々に元・水着女王「キャサリン」へ質問をぶつける「カルメン99」。彼女は時に沈黙しますが、「ヴァン」が腰の剣を見せると諦めたように答えていきます。
「・・・特別な金属繊維を作れって。・・・丈夫で柔軟性があって、特に耐熱はスペシャルに。何に使うのかまでは知らないけれどね」
※「ウェンディ」達が何を購入しているのか・・・会話からご想像ください。(^^;)。

「ムッターカさん・・・」
驚きの眼差しで見つめる「ミハエル」に、「Saudade」がどういう目的で使われるのかを問う「ムッターカ」。
「計画スタートの起動キーだと・・・」
「その後は?・・・幸せの時のあとに来るものをご存じですか?」
いよいよ明らかにされていく「カギ爪の男」の目的。それは「世界征服による平和の招来」だと、少なくともこの時点までは「ミハエル」もそう信じていたのです。
「・・・確かに、民衆には理解されず、一方的支配として歴史に残ってしまうのかもしれません。しかし、それが最終的にもたらすものをわかっているから私たちは・・・」
「ミハエル」の言葉を途中で遮る「ムッターカ」。
「まさにその通り。私も当初、これは単純な世界征服だと思っていました。あえて犯罪者の汚名をかぶり、力と恐怖で世界を統治する。今のこの星ではもっとも効果的だ。その先に独裁主義が来ようと、全体主義が来ようと、少なくとも自分の地位は保たれ、治安は維持される。・・・そう判断したから協力したんです。だが、同志の目的はそんな生やさしいものではなかった。もっと極端だ・・・完全な平和は人間のいないところにしかあり得ない。つまり、虐殺です。・・・愛、協調、平和・・・その先にあるのは・・・人類皆殺し!
反論する「ミハエル」ですが、「Saudade」の機能を解析した結果だと言われ、「ウェンディ」までもが犠牲になるといわれると、流石にその表情は青ざめ、言葉を紡ぐことができません。そう、「ムッターカ」が指摘するように「ミハエル」は「ウェンディ」のことを、その関係を断絶できてはいないのです。
「・・・あなたはまだ染まりきっていない。矛盾している・・・だが、だからこそ希望がある。ミハエル様、もう止めにしましょう。同志の虐殺を止めて、我々だけで新しい秩序をもたらすのです」
※うーん、只の奇人・変人ではない雰囲気を漂わせていましたが、「人類皆殺し」とは・・・。(T_T)。

「クーデター?」
「カギ爪の男」の口調は柔らかです。
「ミハエル」が人質に取られていると聞いた彼は、説得か、交渉か、はたまた実力行使か。ともかく現場へと出向くことに。
そして、未だに「カギ爪の男」を信じる「ミハエル」に対して「ムッターカ」は説得を続けます。
「・・・同志。・・・同志の名前を知っていますか?・・・我々の組織には何故名称がないのですか?・・・計画終了後の世界を考えていないからでは?・・・それは愚かだ。新たな指導者の下、組織を再編成する必要があります。そして、その指導者こそあなたです。・・・私がSaudadeを完成させたのは、あなたがいたからだ。同志の座を継ぐことができるのは、あなたしかいないと見込んだからだ。・・・私もここに来るまで様々なものを犠牲にしてきた。故郷も、親も、・・・妹も
その言葉に思わず「ムッターカ」を見やる「ミハエル」。そして、ついにやって来た「カギ爪の男」。
「あの・・・撃ったりしないので出てきてお話ししませんか」
彼はひとり、「ムッターカ」達の元へと近づきます。
※「ムッターカ」の話では「カギ爪の男」の身体が永くないとのこと。病でも患っているのでしょうか。

「・・・我々の要求は以上だ。飲まれない場合、Saudadeを爆破する」
返答を求める彼らに対して、あっさり「NO」と答える「カギ爪の男」
「無理ですね。・・・発表とか、誰が指揮を執るかとかは構わないのですが・・・計画の変更、これだけは飲めません。無理です。駄目」
自らの行動に絶対の自信を持つ「カギ爪の男」。「ムッターカ」が何万回もシミュレートしても結果が「ゼロ」だと訴えても、彼の耳には届きません。
「何万回で諦めちゃだめです。最低何億回でなきゃ。・・・あなた、まさか世界征服とか考えていません?・・・やだなぁ、無理ですよ。頑張っても何百年しか持ちません。マザーの歴史が証明したじゃないですか。・・・人は争う生き物なんです。これはもう受け入れるしかない。だからマザーも滅びたんです。そこをスタートに・・・」
いよいよ階段を登り、同じ位置まで来た「カギ爪の男」。彼は「虐殺なんて誤解している」と右手の爪を伸ばし、一歩、また一歩と足を進めます。
「・・・安心してください。誰も死にません。何も壊しません。とても平和に世界は変わります
その言葉を止めたのは「ドミンゴ」でした。拳銃を構え「カギ爪の男」に発砲したあと、彼は「ミハエル」にその銃口を突きつけます。
「待ってください・・・。話し合いましょうよ、ね。・・・話をしない・・・そうですか、では握手から始めましょう。・・・仲良くしましょう」
一気に右手を拳銃へ伸ばす「カギ爪の男」。彼はたいして力を入れていないように見えましたが、「ドミンゴ」の腕は嫌な音を立て、その身体は簡単に持ち上げられます。
「・・・確かにすべての人といきなり仲良くなるのは無理かもしれませんが、そのための努力は続けてみませんか?・・・君のことを愛しています
そのまま背中をゆっくりと爪で切り裂いていく「カギ爪の男」。皮膚を裂き、肉をえぐり、紅い血がカギ爪を染めてゆきます。
ああ、暖かい・・・やっぱりあなたも私と同じ・・・同じ血の通う人間同士なのです。分かり合おうとしなければ悲しいじゃないですか・・・ね。・・・ああ、またやっちゃった。またまた・・・」
そこには既に息をしなくなった「ドミンゴ」の死体が、膝をつき、ただ存在するだけでした。
※ひぃっ、怖いよ、怖すぎだよ~。(>_<)。

脱出を計る「ムッターカ」。彼らは「ミズーギ」へと向かい「オリジナルセブン」の欠番メンバ・・・「ヴァン」との合流を果たそうとします。しかし、その行く手を阻んだのは「Saudade of Sunday」。そう、「ミハエル」の乗った鎧でした。
「・・・自らの手でけじめをつけたいのです」
「けじめをつける」という言葉に不快感を露わにする「カギ爪の男」。すぐに「ミハエル」は「夢の実現に協力したい」と言い直し、出撃の許可を得ます。
「爆発物なんか、あるはずない!・・・誰よりも鎧を愛したあなたが!」
「ミハエル」の言葉通り、「Saudade」には爆弾など設置されてはいませんでした。
抵抗する部下達に「無駄だよ」と答える「ムッターカ」。その言葉が真実であることは「Saudade」の動きが示していました。放たれた弾幕に傷ひとつつかず、蝶のような羽を広げて華麗に舞う「Saudade」。その一撃に、「ムッターカ」の身体は乗り込んだ鎧と共に爆散してゆきます。
「ミハエル、私は君が好きだった。君となら共に平和を・・・なのに・・・なあミハエル、人は・・・人にとって幸せとは一体なんなんだ、なあ、ミハエル」
その声が聞こえたのか、「ミハエル」もまた、「人の幸せ」を問いかけます。
「ムッターカさん、人は・・・人が幸せになる方法はあるのでしょうか・・・いや、今は同志こそが・・・」
※一瞬、爆発と共に何かが飛んでいったような・・・。

そしてその頃、「ヴァン」達はついに座標Xへの門を開きました。海底トンネルへと進み行く「ホバーベース」。そのデッキへと立つ「ウェンディ」もまた「ヴァン」へと「人の幸せ」について問いかけていました。
「・・・ねぇ、世界中のみんなが幸せになるやり方ってあると思う?・・・きっとあるわ・・・あると思う・・・だから、私は・・・

今ひとつ納得がいかないのは「ムッターカ」の言葉に疑問を抱きつつも、それでも「カギ爪の男」を信奉する「ミハエル」の真意。もしかしたら今回の事件により、彼は完全には「カギ爪の男」を信じなくなったのかもしれません。「ただ信じたい」、それだけなのかもしれません。今回のお話が全体を通してひとつのターニングポイントになるのか、それは先を見ないとわかりませんが、心にはとどめておきたいと思います。

Turn in next time for more action and adventure! Are you ready?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

うえきの法則_TV31

第31話「最強タッグの法則」

祝!新オープニング・・・って、あれ?歌が一部変わっただけ、おまけに映像変化無し。・・・これが新オープニングではないよね、よね、よね~。
ここで一句、「新OP、予算が無くて、変化無し」・゚・(ノД`)・゚・。(嘘。

前回、見事「ギタール」をノックアウトした「植木耕助」。さっそく宝探しを・・・と地図を見てみますが、まだ五分の一が表示されただけ。その中に宝の位置はありませんでした。おまけに「眠れる果実島(スリーピング・フルーツ)」の言葉通り、「幹に触れると襲いかかってくる果物」によって「森あい」と「植木」は離れ離れになってしまいます。
「植木~。ちょっとどこに行っていたのよ・・・ヒデヨシ!?
代わりに「ヒデヨシ」と合流した「森あい」。ところが彼もまた何かに追いかけられているよう。
「なんで、次から次へと・・・敵ってどんな?・・・戦車だぁっ!
※「森あい」のころころ変わる表情が可愛いですね。(^_^)。

こんなところに本物の戦車があるわけもなく、その正体はミニチュアの「ラジコン」。ただし、それに乗り込んでいた「グラノ」の「オブジェを実物に変える能力」により、動きや攻撃力は本物です。
とりあえず、隠れろ!・・・あんな大砲にはかなわねえ!」
戦車の入れない小道へと逃げる「ヒデヨシ」と「森あい」。しかし「グラノ」は落ち着いた表情で鞄から次のオブジェを取り出します。
「・・・この世界の名犬シリーズNo.127『秋田犬』。こいつを実物に変えれば、お前らの匂いを探り当てることもできるっしょ。・・・さあ、出番だ『ポチ・ヒューマ』。ワン!・・・つったかたん、つったかたん、ポチ・ヒューマ!・・・ワン!」
※「グラノ」の愉快な歌がツボに入りました。(笑

元が「オブジェ」とはいえ、「グラノ」によって本物の鼻を手に入れた「ポチ・ヒューマ」。このままでは見つかってしまうと「ヒデヨシ」は「グラノ」の声を似顔絵に変えて「伏せ!」と犬を戸惑わせ、(なぜかその場に2つあった)樽に「森あい」と入って難を逃れます。しかし、運悪く樽の中で姿勢を崩した「森あい」は、樽と一緒に奈落の底へ落下!
・・・なんとか「佐野清一郎」「鈴子・ジェラード」の近くへと落ち、木の枝へと引っかかった「森あい」は助けてもらおうとしますが、なにか様子がおかしいふたり。どうやらケンカ中のようです。
トラブル巻き込まれタイプの「森あい」。大雑把が服を着て歩いている「佐野」。慎重なのか優柔不断か「鈴子」。・・・「植木チーム」の前途って。(^^;)。

「見ぃつけた」
「適当に、歩いていたら、見ぃつけた」
その場へやって来たのは「グラノチーム」の「ムーニン」と「パステロ」。どうやら「森あい」はしばらく木の上のようです。

33thステージ -VS グラノチーム-
 プレイヤー:地味な能力だが強い「佐野清一郎」&爆弾娘でめがねっ娘「鈴子・ジェラード」
 エネミー :着流し俳人「ムーニン」&裸ではない大将「パステロ」
 ステージ :「眠れる果実島(スリーピング・フルーツ)」

先制攻撃は「ムーニン」。「まずは一句。・・・豚がぶった」(あれ?
なんとダジャレで攻撃してくる「ムーニン」に激怒し突進する「佐野」ですが、突然空中から筆が出現し彼をくすぐります。
「わははははっ・・・ぐはっ・・・なんで、豚にぶたれたんや、俺・・・」
「佐野」が笑い出すと同時に目の前に現れた「豚」。そいつに殴られて「佐野」はダウン。続いて「仏像がぶつぞう」のダジャレに無理矢理笑わされた「鈴子」も出現した「仏像」にぶたれてダウン。
「残念だったねぇ・・・僕らの連係プレイは最強なんだよ。ムーニンの力は『ダジャレを現実に変える能力』。でもその力は相手が笑わないと発動しないんだ。だから僕の『ぬりえをワープトンネルへ変える能力』で相手をくすぐって、強制的に笑わせるのさ
※まさしくチーム戦向きのふたり。「グラノ」もこのコンビネーションを知ってスカウトしたのでしょうね。

連係プレイには連係プレイ!さっそく反撃開始・・・といきたい「植木チーム」ですが、「佐野」と「鈴子」は「森あい」の目の前でケンカを始める始末。
「ほら、むやみに飛び込むからですわ!」
「なんやと!・・・お前こそ、もたもたしているから喰らうんや!」

なんと、ふたりのコンビネーションは最悪。そこへつけ込むように攻撃を加えてくる「ムーニン」。
「上履きくらって、うわっ、バキ!」
出現するワープトンネルを必死にかわす「鈴子」と「佐野」ですが、そのスピードたるや特筆すべきもの。ふたりとも避けることはできず直撃を喰らうのみです。
「ならばこっちから先制攻撃を」と突撃する「佐野」に対しても「豚をぶった」と強制的にターゲットを変更させるダジャレを発動、遠隔攻撃の「鈴子」に対しても「土管をどっかん」でしのぎ、まさしく攻防一体のダジャレに苦戦する「植木チーム」。
※その場にあったダジャレを瞬時に思い浮かぶ「ムーニン」に驚きです。・・・ちょっと練習している場面を想像したら笑えますが。

「致命傷、ふたりは立てず、我の勝ち」
地面に倒れたふたりに容赦の無い言葉を浴びせる「ムーニン」。しかし、この事態になってようやく「佐野」と「鈴子」は自らの愚かさに気がつき始めます。
『あほか、俺は・・・俺がつまらん意地を張ったせいで鈴子までこないな目に・・・』
『私のせいですわ・・・私が強情を張ったりしなければ、佐野くんはこんなケガしなくて済んだのに・・・』

お互いの欠点を認め合うことから真のチームプレイは産まれる。ふたりは互いの欠点を指摘しあうことにします。
「鈴子の慎重なとこか・・・色々やけど、たぶん、色々やな・・・まあ、つまり・・・色々やな」
「佐野くんの大雑把なところですか・・・ここはひとつ、じっくり慎重に一時間くらい考えさせてください」

あ、あほか、このふたり・・・(笑

当然のように、この段階での和解は決裂。ここでふたりに活を入れたのは「森あい」です。
「いい加減にしろーっ!・・・あんた達、なんで植木があんた達を仲間にしたと思っているの!・・・あんた達が誰かのために役に立とうと思える人だって思ったからだよ・・・植木なら絶対にこんな風にはならない。植木が見たらきっとがっかりするよ
この言葉にようやく目覚めた「佐野」と「鈴子」。そう、彼は仲間の欠点など気にする男ではありません。
『・・・植木くんなら、きっと短所より長所を大事にして、どうすれば仲間の役に立てるのかを優先しますわね』
お互いの欠点を、お互いが補うことで利点、長所に変えることができる。それこそがチームプレイの肝(きも)であることに気がついたふたり。
【佐野と鈴子の個性】
 佐野:大雑把だけど、誰も予想できない大胆な攻撃が可能。
 鈴子:慎重だけど、隙のない攻撃が可能。

※「佐野」の猪突猛進は大胆不敵の裏返し、「鈴子」の優柔不断も沈思黙考(ちんしもっこう)の裏返しです。短所も個性のひとつですから、それを生かした行動に変えればよい。なるほどその通り。素晴らしい発想です。(^_^)。

復活した「佐野」と「鈴子」による本当のチーム戦が今、スタート!
「鉄槍、喰らえ!」「ビーズを爆弾に変える能力!」
手ぬぐいが鉄の槍へと化し、「グラノチーム」へと迫りますが、「ムーニン」は落ちついてダジャレを発動「土管をどっかん」。すかさず「パステロ」が「鈴子」を笑わせますが、土管が出現したのは鉄の槍のすぐ後ろ。「鈴子」はビーズを鉄の槍のおしりへとつけ、それを爆弾に変化させていたのです。
「爆発で鉄槍を加速させれば、手ぬぐいに戻る暇もないやろう」

勢いに乗った「佐野」と「鈴子」は続いて攻撃。再び鉄の槍が「グラノチーム」へと迫り、「パステロ」が「佐野」をくすぐろうとする前に「鈴子」がビーズを「佐野」へばらまきます。
「佐野くんをくすぐろうとワープトンネルから腕を出せば、佐野くんもろとも爆破しますわ」

この言葉はブラフ。しかし、それを判断することもできずに鉄の槍は「ムーニン」を直撃。続いて投げた鉄の槍に、今度は「佐野」をくすぐってみれば、手ぬぐいの中にビーズが仕込まれており、手ぬぐいに戻ったあと「ムーニン」の側で爆発!
※おおっ、頭脳プレイ炸裂。調子が出てきましたよ~。

しかし、敵もさるもの(引っ掻くもの (おい )、今度は「下駄を投げた」で下駄に変化させ、ビーズ入り手ぬぐいを防ぎます。
『あかん・・・やっぱり、あのくすぐりをなんとかせんと・・・かといって俺ひとりで考えたら、今みたいな隙のある作戦になってまう
『このままではダメですわ・・・でも私ひとりで考えていたら、いくら時間があっても足りない
それぞれの思考の到達点は「ふたりで作戦を考える」。これを実現するにはどうしたら良いのか・・・。突然、「佐野」と「鈴子」はお互いが反対方向に走り出します。
鈴子、二手に分かれるで・・・こうすりゃ相手は目標が定まりにくうなる。少しでもあのふたりを攪乱するんや!」
「そうか、そうすればきっと一瞬隙ができる。私たちを1ヵ所に閉じこめるようなダジャレでもない限り、うまくいきますわ
その言葉にニヤリと笑うのは「ムーニン」。彼はダジャレのプロ。どんな状況になろうともダジャレが浮かばないはずはありません (笑。
「トイレにいっといれ」
ダジャレによりトイレへ閉じこめられてしまった「佐野」と「鈴子」。すかさず「扉があかん、こりゃあかん」と脱出を封じられると、とどめとばかり「ムーニン」の強烈ダジャレが炸裂!
「便所が火事だ。やべーんじょ!」

ついに「植木チーム」敗北!・・・かと思いきや、一向に火の手が上がらないトイレ。「パステロ」が必死にくすぐり攻撃をかけますが、中のふたりはぴくりとも笑いません。
※「ムーニン」が「鈴子」の言葉にダジャレを発動させたとき、「してやったり」と、こちらがニヤリですね。(^^;)。

「悪いが、もうくすぐりは通用せえへんで!」
体中に巻いた手ぬぐいを鉄へと変化させて扉を突き破った「佐野」と「鈴子」。
脇や首筋などを防げば、筆によるくすぐりは意味をなしません。
「ぼくさ・・・ボクサー」
ところが流石に三次選考。これであっさりとやられる「グラノチーム」でもなく、「ムーニン」は自らのダジャレで、自分をボクサーへと変化
させます。
鉄の鎧を身に纏ったふたりが攻撃できないことを見越して、パンチによる打撃を加える「ムーニン」。「鈴子」のビーズも鎧を纏った状態ではうまく弾けず、「ムーニン」の連続攻撃で「佐野」をノックアウト。今度こそとどめと「わたくしはタクシー」でタクシーに変化し、彼らをはねとばそうと猛スピードで突進してきます。
「さあ、これで鎧を解除すればダジャレ攻撃。しなければタクシーにひかれる。どちらか好きな方を選ぶんだね」
「パステロ」の言葉に「佐野」と「鈴子」が選んだのは鎧解除でした。
「ダジャレ攻撃の暇なんて与えない!・・・ビーズを爆弾に変える能力!」
速やかにビーズを放つ「鈴子」に「土管がどっかん!」とダジャレを発動する「ムーニン」、
すかさずくすぐる「パステロ」の連携が決まる!・・・かと思いきや、土管がどっかんしたのは、なんとタクシーの直上。
「なぜだ・・・こんなところに、なぜどかん」

潰れたボンネットに浮かぶ「ムーニン」の顔、次の瞬間、ビーズによる爆発が起こり、遙か上空へ吹き飛ぶ「グラノチーム」!
「気づかんかったか・・・お前が俺を殴ったとき、鈴子のビーズ付きテープを貼り付けておいたんや。・・・今、鈴子が爆弾に変えたんは、指で弾いたビーズやのうて、お前の身体に貼り付けたビーズの方や。せやから車の上に土管が出たんや。・・・どうや、ビーズと土管のダブル攻撃は効いたやろ!」
焦げて地面に転がる「ムーニン」と「パステロ」は、もはや辞世の句を読む力しかありませんでした。
「無念なり、ああ無念なり、無念なり」
「負けたよ・・・しょんぼり、ブルーだよ」

お見事!「鈴子」がビーズをこぼすことで、もう攻撃手段は残されていないと見せておいて、トイレで用意しておいたテープを貼っておいたとは・・・。お見それ致しました。(^_^)。

バトルへ勝利した「佐野」と「鈴子」。「植木チーム」最強タッグが今、誕生しました。
「植木・・・ふたりが仲直りできたのは、あんたのお陰かもね」
ふたりの勝利により、五分の三まで表示された地図ですが、未だに宝の所在は記載されません。
「そんなことはいいから下ろしてよ~」との声に「佐野」がスプリングで「森あい」を救出しようとしますが、ちょっとした(?)ミスで彼女は遙か上空へ。
そして彼女の元へ登場したのはなんと軍用ヘリコプター。そのまま「森あい」はヘリコプターにさらわれてしまいます。その正体や如何に・・・。

最後は流石の「植木チーム」。主題歌に合わせた一気呵成の攻撃は胸がスッとしますね。「こんなところになんでヘリが」の言葉通り、恐らくその正体は「グラノ」のアレでしょう。さて、これで残されたのは「グラノ」と「ペコル」。「植木チーム」で戦っていないのは「森あい」と「ヒデヨシ」ですが、「グラノ」の相手はやはり「植木」かな。

| | コメント (0) | トラックバック (2)

« 2005年10月 | トップページ | 2005年12月 »