ARIA THE ANIMATION_TV13
第13話「その まっしろな朝を…」
今年の締めは「ARIA THE ANIMATION」。丁度物語も「大晦日」のお話だったので、現実の「大晦日」に更新してみました。(^_^;)。
1年が24ヶ月もある惑星「アクア」。今日は24月31日・・・つまり「大晦日」の日。
「・・・今日はサンマルコ広場で、みんなで年越しです」
「アリシア」、「アリア社長」と歩く「灯里」は「シルフ」の「ウッディー」、「サラマンダー」の「暁」と待ち合わせ。さらに・・・。
「・・・灯里さん、来ちゃいました」
なんと毎回メールでお話ししている「アイ」までもが合流。「灯里」に内緒で、「アリシア」が声をかけていたようです。
※隠れレギュラー「アイ」。姿を見せるのは1話以来ですが、いつも最初と最後に声を聞かせてくれていました。
メールで聞かされていた「灯里」のお友達(や、その兄弟)に次々と出会えることを喜ぶ「アイ」。そんな彼女に「暁」のお兄さんは綺麗なガラス玉を袋一杯くれました。
「ネオヴェネチアンガラスで創った、豆だ」
なんでも「豆」はお金の象徴で「福を呼ぶ」と言われているそうです。
「・・・マンホームのイタリアではね、一年の最後に必ず豆料理を食べる習慣があってね、それをこの街でも受け継いでいるんだって」
流石にガラスの「豆」は食べられませんが、観光みやげとしてなかなかの人気だとか。気の利いたプレゼントと「暁」への態度から「お兄さんの方が格好良いかも」と答える「アイ」でした。
※ガラス玉を渡して、これが本当のお年玉・・・。すみません。<(_ _)>。
「おう、みんな揃っているな」
ちょっと遅れて登場してきたのは「晃」チーム。「晃」に加えて「藍華」や「ノーム」の「アル」、もちろん「ヒメ社長」もいます。「これで4人目げっと~」とはしゃぎ廻る「アイ」。
「・・・私のメールでしか知らない人達と会って・・・まるで、小説の登場人物に直接会えたみたいで・・・嬉しいんだよ」
「恥ずかしいセリフ禁止!」
さらにさらに「伝説の大妖精」である「グランマ」、そして「アテナ」チーム(「アテナ」、「アリス」、「まぁ社長」)も到着です。
「・・・お久しぶりです」
「ご無沙汰しています」
「お久しぶりです、グランマ」
大先輩である「グランマ」に挨拶を行う「三大妖精」の面々。まるで賀詞交換会みたいになってきました。
※流石、最終回。オールキャスト総登場になってきましたよ・・・。
「あ・・・待って、アリア社長・・・」
ちょっと目を離した隙に人混みへ消えていった「アリア社長」。追いかける「灯里」と「アイ」はちょっと寂しい町はずれへとやって来ます。
「うわぁ・・・真っ暗」
「足跡はこの中に続いているよ」
恐る恐る足を進めるふたりの前に現れたものは・・・見慣れぬ場所。そして、ネコ、猫、ねこの大集会。その中に「灯里」は見知ったネコを見つけます。
「あのネコは・・・」
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「・・・良かった。手紙は本当に時間と場所を越えて、心を届けてくれるのね」
謎の少女「アミ」・・・彼女との再会なのか。
そして、思い出すのは「星野明子」の言葉。
「ネコは過去と未来を繋ぐ動物と言われているの」
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そこへ鐘の音が聞こえてきました。ハッとするふたり、そして消え去る過去の風景。
「・・・今のって、もしかして昔のアクア?・・・不思議・・・なんだか懐かしい気がした。どうしてだろう」
「私も・・・全然知らない時代なのにね・・・」
※「ARIA」のネコ達は「明子」の言うとおり、不思議な能力を持ち合わせているようです。・・・まあ、もともと人の言葉がわかるだけでも凄いですが。(^_^;)。
袋に空いた穴によって生み出された光の道(=ガラスの豆の道)を辿り戻ってきた「灯里」と「アイ」。いつの間にか「アリア社長」も戻り、「アリシア」の膝の上に乗っていました。
「・・・もう、どこに行っていたのよ。心配するじゃない」
「藍華」の言葉に顔を見合わせる「灯里」と「アイ」。そして声を揃えて言う言葉は・・・。
「アクア!」
※ふたりだけの秘密の散歩・・・ですね。
「そういえばアイちゃん、何か投げるものを持ってきた?」
「アリシア」に「ネオヴェネチア」年越し最大のイベント、「新年の午前零時に去年使っていたものを投げる」で利用するアイテムを聞かれた「アイ」。「灯里」達は「ウンディーネ」の帽子を投げると聞き、「アイ」は自分の髪からリボンをほどきます。
「・・・前来た時、してたリボン。ネオヴェネチアに来るから着けてきたんだ」
そして直後にわき起こる歓声、舞う紙吹雪。どうやらカウントダウンの時が近づいてきたようです。
「アイちゃん、新年の挨拶は。アウグーリ、ボナノだからね」
【アクア・ワンポイントレッスン】
アウグーリ:祝賀のかけ声
ボナノ:新年おめでとう
色々なことがあった今年を振り返り、目を輝かせる「灯里」。
「・・・宝物のようにキラキラ輝いていたこの一年が・・・もうすぐ終わっちゃうんだなと思ったら・・・なんだか、とっても名残惜しいです」
その言葉に「恥ずかしい・・・」と突っ込みを入れようとして手を挙げる「藍華」ですが、彼女もちょっとそう思ったのか、その手を静かに下ろします。
※どんな時代になっても、たとえ住む星が変わっても、人というものは年末に一年間を振り返るものですね。皆様は良い年でしたか?
カウントダウンの終了とともに、空中を舞う帽子、マフラー、上着・・・果てはワインのビンまで。そして鳴り響く鐘、打ち上げられる花火・・・。
「アウグーリ、ボナノ!」
お汁粉(?)を頂いたり、ダンスを踊ったり、楽しい新年の宴を明け方まで繰り広げる「アクア」の面々。
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いつの間にか眠ってしまっていた「灯里」達。目を覚ますと「アイ」のお姉さんが迎えに来ていました。
「・・・迎えに来たわよ、アイ」
まだ小さい赤ちゃん、その名も「アクア」を抱えてきたお姉さん。
「大好きなアクアで、この子と一緒に初日の出を見たくて・・・」
そして、水平線からゆっくりと登ってくる太陽。身も心も癒される暖かな光を浴びる「灯里」達。
「全身でお日様を感じる。とっても眩しくて真新しく、真っ白な世界・・・」
「そうね。できたてほやほやの、真っ白な一年の始まりね。・・・これから先、どんな色に染まっていくかは、私たち次第・・・」
※受け止める側の心が違うのか、やはり初日の出は特別な存在に感じますね。・・・毎年、寝過ごしてライブで見ることはできないのですが。(^_^;)。
ホテルへと帰っていく「アイ」とお姉さん。お見送りをする「灯里」達。
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「アイちゃんとお姉さん、本当に幸せそうだった・・・」
ゴンドラに乗って、新年の朝をもう少し堪能している「アリシア」、「灯里」、「アリア社長」。
「ああやって、お子さんを連れてきてくれるなんて嬉しいですよね」
「灯里」の言葉に大きく頷く「アリシア」。
「・・・再会したら、お互いに家族が増えていたなんて・・・素敵」
「ですね。・・・あれ・・・お互い・・・?」
「灯里」の疑問に答えてくれたのは「アリア社長」でした。
「ぷいぷいにゅぅぃ」
普段はちょっとわからないこともある「アリア社長」の言葉ですが、この時は違いました。そう、増えた家族というのは・・・。
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「灯里ちゃん、アウグーリ、ボナノ」
「アリシアさん・・・アウグーリ、ボナノ」
お互い見つめ合い、新年の挨拶を交わすふたり。そう、この時から「ARIA COMPANY」の新しい一年が始まりました。
「これから始まる1年が、幸せに包まれますように」
最後の言葉は奇跡で一杯の「アクア」を創り上げた人々に、その星で住む皆様に、そして見守ってくれる皆様に・・・。
毎回、見るたびに癒されてきた「ARIA THE ANIMATION」ですが、今回で最終回。寂しいですが、噂によると・・・。
「いつかまた水の惑星でご一緒しましょう」
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またこの作品に会える日を楽しみにして、ここでひとまずお別れです。
では、皆様。良いお年を。(^_^)ノシ
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