うえきの法則_TV41
第41話「本物と偽物の法則」
対「マリリンチーム」戦は、「植木チーム」の勝利~!。「森あい」の能力は「相手をメガネ好きにする能力」~!。対「カプーショチーム」戦は、「植木チーム」の不戦敗~!。以上、前回のあらすじでした。(おい
「マリリンチーム棄権のため、勝者はバロウチーム」
対「植木チーム」戦において、仲間の大切さを思い知らされた「マリリン」。彼女にとって仲間の犠牲の上に成り立つ勝利など、もはや考えられないことでした。かくして、「マリリンチーム」「バロウチーム」「植木チーム」の3チームが2勝で並び、「バロウチーム」への勝利が「植木チーム」三次選考突破の絶対条件になります。
「ロベルトはアノンという地獄人で、あいつに邪魔されてカプーショチームと戦えなかったのよ!」
必死に「神補佐」に不戦敗の撤回を訴えかける「森あい」でしたが、この意見は鼻で笑われて却下。
「いいですか?天界と地獄界の協定で、地獄人は天界に進入できないシステムになっているんです」
※「アノン」は「ロベルト」を飲み込んだから、天界人として見なされている・・・のかな。
「神候補」の粋な計らいにて、人間界へ一時戻ってきた「植木チーム」。久しぶりに地上にて戦いに披露した身体をリフレッシュします。さて、「植木耕助」の過ごし方は・・・。
【植木の過ごし方】
・実家で義姉の手料理、義父とのキャッチボール、家族風呂にてリフレッシュ!
キャッチボールの最中、ふざけた質問を続けていた義父がふとマジメな表情に戻り、「植木」へひとつの質問をします。
「なあ、耕助・・・。本物と偽物、どっちがいい?」
彼の表情には気がつかず、先ほどまでの質問と同じように、あっさりと返す「植木」
「なんのことかよくわからないけど・・・本物じゃないか、やっぱり」
その返答に、義父は少しだけ寂しい顔を見せるのでした。
※いきなり「天界人だった」とバラしてしまう「植木」と、あっさり受け入れる家族・・・。素晴らしい。(^_^)/
気分良く天界へ帰ってきた「植木」ですが、実家でも「レベル2」になる方法は見つかりませんでした。翌日よりの試合を控え、散歩しながら方法を考える「植木」。その前に、小汚い「おっちゃん(=パグ)」が姿を見せます。
「・・・ずいぶん、派手にこけたな、おっちゃん。・・・そうか、道路に飛び出した犬を助けようと。・・・感動した。傷の手当てをしてやるから、みんなの所へ来い、おっちゃん」
良い人と勘違いされた「パグ」。その正体が「神様になるために幼い植木を地上界へ投げ捨てた実の父親」だとも知らずに、「植木」達は肩を揉み、紅茶を振る舞い、ソファーへ彼を座らせます。
「うるせーっ、俺に構うんじゃない、迷惑なんだよっ!」
その言葉に衝撃を受ける「植木」達。確かに、このおもてなしは「植木」の勘違いによるもので「パグ」にとってはありがた迷惑。彼もそのことを理解・・・していない!
「・・・そっか・・・そうだよな。俺が一方的にお礼したくたって、おっちゃんも気を遣うよな。・・・わかった。ここからは無礼講だ。みんな、もうこいつに対して気を遣うことはないぞ」
とたんに変わる「パグ」への態度。「佐野」はダチに話しかける態度で「秘湯」の場所を尋ね、「鈴子・ジェラード」は自分の肩を揉まさせます。さらに「森あい」は紅茶を自分へ入れるように言い、「ヒデヨシ」にいたってはプロレスごっこを仕掛ける始末。
※態度、変わりすぎ。(^_^;)。
その行為が気に入ったのか(?)「秘湯」へと「植木」達を案内する「パグ」。風呂は命の洗濯よ・・・とばかり、男性陣と女性陣に別れて温泉を楽しむことに。
『何をやっているんだ俺は・・・全てを失って、もう誰とも関わらないと決めたのに・・・。こいつだって顔を覚えていない父親より・・・育ての親が良いに決まっている。・・・でも、もしかしたら・・・』
自分の考えに驚く「パグ」。慌てて首を振りますが、その考えは頭の中に残っていました。
「・・・なあ、もしお前がずっと大切に持っていたものが、実は偽物だとわかって・・・本物が目の前に出されたら、お前、どうする?」
何もかも捨てた自分が、取り戻すことができるかも知れない小さな幸せ。彼は「植木」の返答を・・・その言葉をじっと待ち続けます。
「そりゃあ、本物を選ぶだろう、ふつう。・・・そういえば、俺の父ちゃんも似たようなことを聞いてきたな。・・・もし本物の父親と偽物の父親、どっちが良いっていうつもりで聞いてきたのだとしたら・・・それってバカだよな。・・・そんなのどっちみち、本物って答えるじゃん。だって、俺にとってはもう偽物だって・・・本物なのだから」
※この言葉、義父にも聞かせてあげたかったですね。・・・でも長い付き合いなのだから、「植木耕助」の考えを、あの義父だったら既に理解しているかな。
「植木耕助」の返答に、あらためて自分が捨ててしまった大切なものを確認した「パグ」。もう「植木」の前を離れようと先に温泉から上がりますが、その帰り道、辺りに漂う殺気に気がつきます。
「あいつらは・・・」
「植木チーム」VS「カプーショチーム」に大金をかけていたというチンピラ3人組。がけの上から「植木」に向かって一つ星の神器「鉄(くろがね)」を発射!・・・しますが、その前に立ちはだかるひとりの人物。
「・・・今度またあいつを傷つけようとするなら・・・お前らの人生はそこで終わる!」
身を挺して「植木」を守った「パグ」。その喝にてチンピラ3人組はあっさりと退散。
「あれ・・・先に戻っているって言わなかったか?」
「植木」は帰り道、ふたたび「パグ」へと出くわします。「植木」へとビン入り牛乳を投げてよこす「パグ」。
「俺はこのままおさらばする。もう二度とお前と会うこともないだろう。・・・ただ、飯の駄賃を払っておこうと思ってな。・・・教えてやるよ、お前がレベル2になる唯一の方法。優しいおっちゃんからの、最初で最後の手助けだ」
※結局、「植木耕助」は「パグ」が自分の本当の父親だとは、知らずに別れたわけですね。いつか、何らかの形で知ることができれば良いのですが・・・。
「これより植木チームVSバロウチームの試合を開催致します」
【植木チームVSバロウチーム】
試合方法:タイマンバトル。
勝利条件:相手の気絶、あるいは能力無効化エリアに10秒以上いること。先に3勝したチームの勝利。
対戦者設定:おみくじルーレットによる選択。同じ人が何度も出場する場合アリ。
備考:闘技場の隅に、能力無効化エリアがあり、その上を通る能力攻撃は全て無効。
果たして「植木耕助」はレベル2になれたのか、その方法とは何か?・・・来週には判明!?
そして「バロウチーム」の正体は・・・予告でバレバレですね。今まで経験のない神器との戦いに、(最近影の薄い)「鈴子・ジェラード」は対応できるのか。来週も色々と見所が満載ですよ~。(^_^)。
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