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うえきの法則_TV45

第45話「過去からの攻撃の法則」

いよいよ明らかになった「植木耕助」レベル2! エコロジーアニメらしく、「リバース」にて「相手の能力を元に戻してしまう能力」は現代日本にピッタリです。さて、あとはこの能力が「李崩」「アノン」に通用するかどうか・・・ですが。(既に「バロウ」は眼中に無し。(^_^;)。

「植木」のレベル2、その恐ろしさに気がつく能力者達。「バロウ」が放った神器もその能力の前に、「過去の映像」へと戻されてしまいます。
「・・・なるほど、消しちゃうんだ。・・・できれば、僕の過去も消してほしいくらいだよ
「バロウ」の言葉が気にかかる「植木」。しかし、深く考える間もなく「バロウ」は次々に攻撃を仕掛けてきます。
「威風堂堂(フード)、レベル2!」
巨大な壁にて「バロウ」の神器を映像へと戻していく「植木」。しかし、様々な方角から責めてくる神器全てを防ぐことは「フード」にはできません。
「甘い、甘いよっ!・・・僕は過去だけではなく、目的のために全てを捨てる覚悟はできている
今までは自ら禁じてきた、八つ星神器「波花」などの自分と一体化する神器を使ってでも「植木」を倒すという目的に全てを賭ける「バロウ」。
「・・・もっとも優先すべきは目的を達成することなんだ。たとえ・・・この忌々しい神器を使い続けることになろうとも」
※「冷徹」以外の感情を見せることがなかった「バロウ」。それが「植木」のレベル2の正体を知ってからは別人のように「焦り」など他の感情が見え隠れしています。これも彼の「過去」に原因がありそうですが・・・。

神器を放つたびにフラッシュバックのように蘇る、忌むべき過去の記憶。モノクロの映像の中で、幼き「バロウ」は既に一つ星の神器「鉄(くろがね)」を使いこなしていました。パジャマ姿の彼が放ったその銃弾は、ひとりの女性を貫きます。
「・・・泥棒だと思った。だって母さんは絵の仕事で遅くなるって言っていたから・・・。その日、僕は・・・母さんの声と音と、全ての感情を奪い・・・自分が化け物だと知ってしまった
それは「事故」・・・そのひと言で言い表すにはあまりにも酷い現実でした。自らの母親を神器で打ち抜き、全ての感情を奪ってしまった「バロウ」。母親が好きだった絵を描いて見せても、その瞳にはもう何も映りません。
「・・・母さん、以前言っていたよね。良い絵には人の心を揺さぶる力がある・・・って。でも、僕の絵は・・・母さんの心には全然届かない・・・」
毎日、毎日絵を描き続ける「バロウ」。「もっと上手な絵を描けば、必ず母さんの心には届くはず」。晴れの日も・・・雪の日も・・・雨の日も・・・。
---
いつしか時は流れ、幼き「バロウ」は少年へと成長していました。
幼き頃とは比べものにならないほど上達した絵を母親に見せる「バロウ」・・・しかし、その瞳は何も語ることはありません。
そして、彼の前に再び運命の夜が訪れます。
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「・・・おい、盗るものを盗ったら、とっとと引き上げるぞ
「まずい、人がいるぞ・・・顔を見られた!?
深夜、誰もが寝静まった夜にかすかな声が聞こえます。ただならぬ予感にベッドから飛び起きる「バロウ」。彼が母親の部屋に飛び込んだ時、今まさに強盗が母親の首を絞めようとしていました。
「母さんから・・・離れろぉっ!」
無我夢中で神器「くろがね」を放つ「バロウ」。その銃弾は母親の首にかかっていた強盗を吹き飛ばし、彼女の命は救われます。
「母さん・・・母さん!」
暗闇に目が慣れぬまま、母親を揺り動かし、声をかけて安否を確認する「バロウ」。ようやく目が慣れてきた彼の目に、感情が・・・恐れが戻った瞳でこちらを見つめる母の顔が映ります。そして、その恐怖に怯える視線は・・・「バロウ」の神器「くろがね」を見つめていました。
高鳴る鼓動・・・蘇る過去の記憶・・・。気がつくと「バロウ」は、雨の中、外へと走り出していました。
『・・・僕が母さんの本当の子供じゃないってことは・・・とっくに気がついていた。・・・それでも僕はずっと母さんと暮らしていたかった。・・・本当の親子のように!・・・でも、それは無理な願いだったんだ。だって僕は・・・化け物だから!!
神器をしまうこともなく走り続ける「バロウ」。雨に素足が滑り、転んでも彼は立ち上がることも忘れて泣き叫びます。・・・そこへかけられる優しい声。
・・・バロウくんだね。事故で寝たきりのお母さんを看病している・・・」
「バロウ」は言います。「僕に近づかないで・・・僕は化け物だから」と。優しい声の主「偽マーガレット」は・・・その周りの人達は続けて「バロウ」に言葉をかけます。「大丈夫。我々も君と同じ・・・化け物だ」と
「我々はきみの力が必要なんだ。力を貸してくれれば・・・どんな望みも叶えてあげよう。君の望みは・・・なんだい?
望み・・・希望・・・彼の願いは、昔からたったひとつ。小さな、小さな・・・でも心から願い続けてきたことは、たったひとつ。
「母さんと一緒に暮らしたい・・・僕の描いた絵で母さんを戻してあげたい。人間に・・・なりたい」
※これは確かに・・・重い。「うえきの法則」に登場する能力者達は、皆が悲しい過去を持ち、乗り越えようとしている者達の集まりですが、今回のも重いよぉ。・゚・(ノД`)・゚・。。

「僕は、人間になる」
忌々しい過去・・・忌むべき神器を使ってでも、その目的へと突き進む「バロウ」。
彼はその能力をフルに使い、過去の自分の映像を次々と現実に変えていきます。十数もの神器が降り注ぐなか、「波花」レベル2でその全てを叩き落とそうとする「植木」。
「ひとつ・・・取りこぼしているよ」

「波花」の隙間を抜け「植木」へと勢いよく突き刺さろうとする「バロウ」の五つ星神器「百鬼夜行(ピック)」。しかし、それは過去として存在する「バロウ」自身を打ち砕こうという、「植木」の作戦でした。
「過去を消すんだ、バロウ!」
チームメイト「キルノートン」の言葉に頷く「バロウ」。彼は自らの過去を・・・。
「もちろんさ、過去なんて・・・・・・・・・」

動きが止まった「バロウ」。彼の瞳には「過去」というキーワードから呼び起こされた想い出が見えていました。それはまだ元気だった母親が、青空の下でキャンパスへと向かう姿、にこやかに何かを話しているその姿、自分へとウインクするその姿・・・。
『母さん・・・』
「ピックゥッ!・・・これで・・・終わりだぁああぁあっ!
硬直する「バロウ」に気づくこともなく、過去の「バロウ」へと「ピック」を叩きつける「植木」。壁に叩きつけられる映像・・・それは幻となって消え、代わりに衝撃を受けるのは現在の「バロウ」。しかし、彼は痛みを感じることもなく、衝撃に倒れ込みながらも思い起こしていました。悪夢ではない、過去の日を・・・。
「バロウ」の過去を「植木」が知っていれば、気がついていれば、この戦いはまた別の結果になっていたかも知れませんね。彼には「バロウ」の思いが、痛いくらいに共感ができたのではないでしょうか。

「何を描いているの、バロウ?・・・お母さんに見せてごらん」
母親の言葉に、うまくないからと躊躇する幼き「バロウ」。それでも持ち上げたその絵には、クレヨンで描かれた母親の姿がありました。

「お母さん。・・・やっぱり下手だよね」
ちょっとうつむきながら、それでも母親の顔を見上げる「バロウ」。そこには笑顔で、目尻にうっすらと涙を浮かべた母親の顔がありました。今までで一番嬉しそうな母親の顔が・・・。
『あのとき・・・母さんとっても大切なことを言ってくれたような気がする
「植木」の攻撃に倒れ、薄れゆく意識の中で両手を前へと広げる「バロウ」。
「過去の映像を・・・現実に変える能力・・・」
その広げた手の中に、浮かび上がるあのときの母の姿、幼き自分の姿。母親は自分の目の高さまでしゃがみ込み、頭を撫でながら話して聞かせたのです。
「うまい下手なんて関係ないの。心のこもった絵なら、必ず見た人の心に伝わるものなのよ」
母親の言葉に、自分が「巧さ」ばかりを求めて「心」をこめることを忘れていたことに気がついた「バロウ」。
『僕の絵が母さんの心に届かなかったのは・・・僕が化け物だからじゃ・・・なかったんだ
「ありがとう・・・バロウ」
その言葉ともに、彼の能力はゆっくりと消え、「バロウ」は安らかな笑顔で倒れ込むのでした。

※・゚・(ノД`)・゚・。。

「五試合目勝者、植木耕助!・・・よって三次選考最終戦は・・・植木チームの勝利じゃあっ!
「神様」の言葉とともに、三次選考は全て終了。3勝1敗で並んだ「植木チーム」と「バロウチーム」が四次選考進出を決定。
ようやく目を覚ました「バロウ」のもとに駆け寄るチームメイト達。そしてその姿を見ながら「植木」は彼に話しかけます。
「俺には・・・目的のために全てを捨てる覚悟なんてできねえし、したくもねえ。・・・けど・・・」
彼の元にもまた駆け寄る仲間が、「佐野清一郎」や「ヒデヨシ」や、「鈴子・ジェラード」や「天界獣(テンコ)」や「森あい」がいます。
「・・・何も捨てない覚悟なら、とっくにできているんだ」
笑顔で話す「植木」の言葉に「バロウ」もまた・・・。

※「全てを捨てる覚悟」と「全てを守る覚悟」。どちらも大変な覚悟が必要です。でもこの戦いのあと、「バロウ」の覚悟はちょっと変わったかもしれませんね。(^_^)。

選手が去った会場でゆっくりと息を吐く「神様」。そしてその近くにて表情を見せずに佇む「神補佐」。
「・・・終わっちまったな、三次選考」
いつもの馬鹿笑いをし、不真面目が歩いているような姿は・・・微塵も見られません。
「ここまでは、あなたの思惑通り、事を荒立てることなくやってこられました。・・・でもこの先、いかがなさるおつもりなんですか・・・あの地獄人達を
「神補佐」の言葉にも黙り込んだままの「神様」。さらに「神補佐」は言葉を続けます。
あなたは本来、二次選考までだった予定のバトルを急遽変更。二次選考をくじ引きとして、三次選考、四次選考を設けた。・・・最初はどうせ神様の気まぐれとばかり思っていましたが・・・あの話が本当なら納得がいく
そう、「森あい」が「アノン」のことを「神補佐」に訴えた時、彼はひとつの可能性に気がついたのです。
「あなたは三次選考で余計な犠牲者を出さないようにするため、イカサマのくじで四次選考のシード権を与えた
「神補佐」の追求にとぼける「神様」ですが、やがてその事実を認め、真意を語り始めます。
「・・・お前にも話しておくべきかもしれんな」

---
【25年前の天界】
神様は30才(独身)、趣味は「ディスコでフィーバー」でした。(おい
「あんた、先代から引き継いだ仕事も全然手をつけてないだろう」
当時の「神補佐」に不真面目さを追求された「神様」は、「好きでなったんじゃない」と、神様選抜の理不尽さ(当時は勅命)を訴えかけて誤魔化します。しかし、仕事をしない本当の理由は別にありました。
「先代から役目を引き継いだばかりのわしは、大きな問題を抱えとった。それがあの地獄人達、モリビトの一族のことじゃった・・・」
その昔、天界人と地獄人との間で行われてきた抗争。それを和解させたのが、その当時の神様と地獄界の長でした。
「・・・互いに干渉しないことで平和が訪れ、争いの歴史も記憶の彼方に消え去った。・・・しかし、モリビトの一族だけは違った」
過去のしがらみにとらわれて、争いを止めようとしない「モリビトの一族」。彼らは持って生まれた能力「他の者の身体を取り込んでその能力を得る」を使い、「空白の才」を手に入れるために機会を待ち続けていたのです。
その対策に頭を悩ましていた「神様」は、気晴らしに人間界へ訪れ、ひとりの変わった女子中学生と知り合います。ナンパ男を回し蹴りして退けるくらい変わった少女の名前は「植木春子(林原めぐみ!・・・ここに持ってきたか)」。
「25年前のそいつとの出会いが、このバトルを始める全てのきっかけじゃった・・・」

今日の「うえきの法則」は早いなぁ。やっぱり面白いと時間が短く感じるね・・・と思っていたら、なんと「神様」と「植木」の母親(であろう人)との出会いが。・・・「神様」、女子中学生に手を出すのは犯罪ですぜ (突っ込み箇所が違う。
冗談はさておき、やはり「マーガレット」達の悪巧みに気がついていた「神様」。被害を最小限にする最善の手が、あの「くじ引き」だったわけです。そして意外にもすっとぼけ演技派だった「神候補」。なかなか役者ですな。そしてそして、今語られようとしている本バトルの発端、それは「植木耕助」の母親が関係している!?
これは来週も見逃せませんよ・・・って、来週は休みかいっ!

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