« 舞-乙HiME_TV26 | トップページ | ARIA THE NATURAL_TV02 »

ARIA THE NATURAL_TV01

第1話「その カーニバルの出逢いは…」

魅惑のアニメーション、癒しの「ぷいにゅぅ」・・・復活!
今度の「ARIA」は「自然体」!?

「Welcome To ARIACOMPANY」
ここは水の惑星「アクア」。観光都市「ネオ・ヴェネツィア」の案内を行う「ウンディーネ」が所属する小さな会社では4人分(3人+1匹)の朝食の準備が行われていました。ひとつは「水無灯里」、ひとつは「アリシア」、ひとつは「アリア社長」・・・もうひとつは?
「アリシアさん、これテーブルに運びます」
「ありがとう、アイちゃん」
それは「マンホーム(地球)」より遊びに来ていた「アイ」のものでした。
今日は「ネオ・ヴェネツィア」最大のお祭り「カーニバル」の開催日。たくさんの観光客が地元から、「マンホーム」から訪れます。
「・・・カーニバル、楽しみだね」
「灯里」の言葉に「はい」と笑顔で答える「アイ」。今日もまた、奇跡で出来た一日の始まりです。
※3ヶ月ぶりの復活!・・・とも思えないような、ゆったりとした始まり。前作からの視聴者がほっと落ち着き、今作からの視聴者が自然と入れる理想的な導入部です。

「ぶいぶいにゅぅ」
風呂敷包みを首に巻き、「灯里」と「アイ」に手を振り去っていく「アリア社長」。

「お出かけなの?・・・アリア社長」
夕方まで「ARIA COMPANY」のお手伝いをすると制服を着込んだ「アイ」の言葉に、去年も同じように「カーニバル」の前にどこかに出かけていたと「灯里」は答えます。
「・・・私たちには行けない秘密の場所かも。ネコの集会とか。・・・家からネコが居なくなるときは、ネコの王様(Cait Sith)が国中のネコを集めて集会を開いているんだって
「灯里」の言葉に「会ってみたいなぁ」と話す「アイ」。
「会えるかもしれないよ。・・・今日は特別の日だから」
返した「灯里」の表情は、本気か冗談か満面の笑みを浮かべていました。
牛のように大きく、真っ黒なネコの王様。「ケット・シー」の伝説は実際に「イギリス」各地に残っていますね。

「恥ずかしいセリフ、禁止!」
いきなり現れた「藍華」に驚き慌てる「灯里」。
「アリシア」がこの場にいないことを残念がる「藍華」に、「アイ」が「ヒメ社長」の居場所を尋ねます。
「えっ・・・ヒメ社長ならカーニバルの頃は、いつも泊まりでどこかに行くわね
その言葉に「やっぱり!」と「灯里」と「アイ」は向き合うでした。
---
「うわぁ・・・すごいね。色々なお面がある
祭りの屋台に飾られた無数のお面に驚く「アイ」。まるで仮面舞踏会に出てきそうな多種多様なお面は「カーニバル」のシンボル的存在です。
「これは、バウータの屋台。・・・昔からカーニバルは、バウータとタバッロという黒いマントが決まりなの」
「灯里」の説明に、自分も買おうかなと「バウータ」を選び始める「アイ」。その時、彼女の肩を叩く仮面の女性が・・・。
「・・・!」
驚く「アイ」に「バウータ」を取ってみせる女性。その正体は「晃」
でした。
「ごめんごめん、そんなに驚かすつもりじゃなかったんだけど・・・」
「・・・お面とってもニラミが効いていますけど」
後輩「藍華」の突っ込みに軽くムッとする「晃」でしたが、怒る暇もなく、逆に「バウータ」をかぶった女性が登場。これはお面を外さなくてもその正体は丸わかりです。
「・・・でっかい逆さまです」
ドジッ娘「アテナ」と後輩「アリス」、さらに「アリシア」も合流してメンバ全員が集合。
※相変わらずの面々に苦笑しきり・・・。(^^;)。

「おっ、もみ子!・・・あれ、ひとりじゃないのか・・・はっ、ア、アリシアさんもいらっしゃったんですか!?
ほろ酔い気分の「サラマンダー」の「暁」、酔っぱらいに手を焼いている「シルフ」の「ウッディー」とも鉢合わせる「灯里」達。
「お呼びじゃないんだけど」
憧れの「アリシア」に惚れている「暁」が気に入らない「藍華」のひと言に「ガチャ○ン」と言い返す「暁」。
「マンホームに現れる古の幻獣だ。お前は・・・どこかそれを彷彿とさせる」
言い合いをするふたり、世間話に興じる仲間達。その様子を眺める「灯里」は、またひとつ奇跡の存在を感じます。
『私が、アクアで出会った人達が・・・集まっている・・・なんだか、嬉しい』

※「ガチャ○ン」って!(^^;)。

突如、沸き返る町中。見るとそちらには巨大な「バウータ」をかぶり、「タバッロ」を身につけた大柄な人(?)と、取り囲む小さな仮面の子供達が。
「カサノバ・・・!」
18世紀、「マンホーム」に・・・というか「イタリア」の「ヴェネツィア」に実在した希代の好色家、そして作家、資本家、音楽家、冒険家などで著名な人物
を模した「カサノバ」は、音楽と紙吹雪に身を包みながら街を練り歩き、途中、じっと「灯里」の方向を見つめます。
「ぁっ・・・」
その視線に気がつき、魅入られたかのように「カサノバ」を見つめ返す「灯里」。彼女の耳には「藍華」が「カサノバ」について説明する声も聞こえません。
「・・・この100年、カサノバの中にずっと同じ人が入っているという噂があるんだって」
謎の人物「カサノバ」登場。・・・というか、人かどうかですら定かではありません。

「大丈夫?・・・なんかふたりともボーッとしているけれど
「藍華」の言葉通り、疲れたのか(あるいは憑かれたのか(笑 )気が抜けた表情を見せる「灯里」と「アイ」。ちょっと「アリシア」達、先輩とは離れて一休みの最中。
「・・・落ち着いたら、晃さん達のところへ戻りましょう。美味しいピザのお店に行こうと言っていたわよ」
と、一箇所を見つめていたかと思うと、急に反応をする「灯里」と「アイ」。「カサノバ」を取り囲んでいた小さな仮面の子供を見かけたと彼女たちは声を揃えます。
慌ててその場所に向かう「灯里」達4人ですが、既にそこに子供は見つかりません。気のせい・・・いやいや、今度は道の角に顔を出す子供。その姿を4人とも見かけました。
「追いかけよう!」

「藍華」の言葉と共に走り出す4人。意外にも子供の足は素早く、町中を駆け回る子供に、なかなか追いつくことができません。
「あれ・・・藍華ちゃん、アリスちゃん?」
急にふたりの姿を見失う「灯里」と「アイ」。それどころか、今居る場所がどこなのかも「灯里」には見当がつきません。

「全然、見覚えがない場所なのだけれど・・・」
夕方の日差しが濃い影を造る中、音楽に誘われて足を進めるふたり。そして、その音が止んだとき、ふたりは「カサノバ」の目の前にいました。
「・・・えっと・・・こんばんは、カサノバさん。・・・あの・・・藍華ちゃんとアリスちゃん見ませんでしたか?・・・私と同じような格好をした女の子なんですけど」
「灯里」の質問に、「カサノバ」の代わりに首を振る取り巻きの仮面の子供達。当の「カサノバ」は無言のまま、その巨大な仮面をずいと近づけてきます。
震えながらも、「バウータ」をじっと見つめる「灯里」と「アイ」。しばらくして、仮面を叩く音と共に「カサノバ」はゆっくりとその場を離れていきました。そして、鈴とカスタネットをふたりに手渡す仮面の子供。「灯里」と「アイ」も交えた奇妙な行進が、夕方の、夜の「ネオ・ヴェネツィア」を進み行きます。
「ずんたかとってん、ずんたかた・・・ずんたかとってん、ずんたかたーん」

自然と歌を口ずさみながらスキップを踏むふたり。いつもとは違う町並みが、彼女たちを迎え入れます。
そして・・・突如足を止めた「カサノバ」は、ふたりから楽器を取り上げ、代わりに一輪の小さな白い花を手渡しました。
「私たちはここまでなの?・・・いや、どうして・・・私たちもこのままみんなとそっちに行きたい。連れて行ってよ・・・ねぇ・・・
手を振り上げ「灯里」達の同行を拒む「カサノバ」。そして彼女を行かせまいと、「ウンディーネ」の制服をつまむ、ひとりの仮面の子供。
「どうして邪魔をするの・・・あなたは誰?
その言葉に「タバッロ」を捲りあげ姿を見せる子供・・・。その正体はいつも通り「ぷいにゅぅ」と喋る「アリア社長」でした。
「・・・えぇっ!・・・アリア社長・・・。えっと、私たちはここで・・・何をしているんでしたっけ?
白昼夢でも見ていたかのように、行進の記憶を失っている「灯里」達。吹き上げる風が、彼女たちを包み込みます。目を向けたその向こうに見えるのは、階段を登り、こちらを見つめる「カサノバ」の姿。そして、ゆっくりと「バウータ」を取り去ったその顔は・・・「Cait Sith」。
※これは夢・・・これは幻・・・これは・・・奇跡?

辺りはすっかり夜。遅れて到着した「ノーム」の「アル」は、ベンチでボーッとしている「灯里」と「アイ」を見かけます。そこに声をかけてくる「藍華」。
「あっ、アルくん!・・・ねぇ、灯里を見なかった?」
「ああ、灯里さんでしたら、まさに今そこに
ふたりを探し回っていた「藍華」と「アリス」、そして「アリシア」に見つけられ、声をかけられる「灯里」。そこでようやく「灯里」達は彼女たちの存在に気がつきます。「心配したのよ」と怒られ、謝る「灯里」と「アイ」。見つかったことにほっとした「アリシア」は、ふたりが手に持つ小さな花に気がつきます。
「あら・・・それ、ジャスミンの花ね。・・・確かカサノバは、ジャスミンの香水を愛用したのよ」
先ほどまでの体験が、夢ではないと知って喜ぶ「灯里」達。惑星「アクア」での新しい出会いを、彼女はまた見つけることが出来ました。
そして「カサノバ」に花を貰ったと答えるふたりに、次々とぶつけられる質問。男か女か、竹馬か肩車か・・・「カサノバ」の正体は如何に?
「やっぱり、妖精さんでした」

夜は更けても「カーニバル」の喧噪は止みません。「バウータ」をつけ、「タバッロ」を被ってはいても訪れる出会い。
アクアには、本当に色々な出会いがある・・・時には、ちょっとだけ勇気が必要かもしれないけれど、思い切って両手を広げたらきっと・・・思いがけないところに素敵な出会いが待っている。だって、出会いを求めているのは・・・人間だけではないのだから

「ARIA」は「ARIA」。第2期のスタートも、見る者の心を穏やかにして、素敵な出会いを教えてくれました。
謎が深まる「アリア社長」ですが、今回のは、実に「らしい」行動でした。
「カサノバ」の周りを取り囲み、踊っているのが全てネコだなんて、想像するだけで素敵ではありませんか。(^o^)。

----------
【スタッフ紹介】
原作:天野こずえ「ARIA」(月刊コミックブレイド連載/マッグガーデン刊)
監督/シリーズ構成:佐藤 順一
助監督:竹下 健一
総作画監督:熊谷 哲矢
キャラクターデザイン:古賀 誠
脚本:吉田 玲子、藤咲 あゆな、岡田 麿里、浦畑 達彦
美術設定:西川 淳一郎
美術監督:吉川 洋史
音楽:Choro Club feat.Senoo
プロデューサー:内田 哲夫
アニメーション制作:ハルフィルムメーカー

【音楽】
オープニング「ユーフォリア」
歌:牧野由依 作詞:河井英里 作曲・編曲:窪田ミナ
エンディング「夏待ち」
歌:ROUND TABLE feat.Nino 作詞・作曲:北川勝利
編曲:ROUND TABLE、桜井康史
ストリングス編曲:窪田ミナ

【キャスト】
水無灯里:葉月絵理乃
藍華:斎藤千和
アリス:広橋 涼(ファンです!)
アリシア:大原さやか
アリア社長:西村ちなみ
晃:皆川純子
アテナ:川上とも子(ファンです!)
アイ:水橋かおり

以上

|

« 舞-乙HiME_TV26 | トップページ | ARIA THE NATURAL_TV02 »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ARIA THE NATURAL_TV01:

» その カーニバルの出逢いは・・・ [tune the rainbow]
いよいよ今日からカーニバル。 久々にみた灯里達だけど、相変わらずの毎日を過ごしてたんだなぁ・・・。 [続きを読む]

受信: 2006.04.04 08:41

» 【アニメ】 ARIA The NATURAL 第1話 「その カーニバルの出逢いは…」 (キャプ感想) [萌えと燃えの日記。]
【アニメ】 ARIA The NATURAL 第1話 「その カーニバルの出逢いは…」 (キャプ感想) [続きを読む]

受信: 2006.04.04 10:12

» ARIA The NATURAL 1話 感想と考察 [さくぞうの半ヲタ日記]
そのカーニバルの出逢いは・・・ ARIA THE ANIMATION パーフェクトガイドブック ※初回限定生産品です。 Amazonにて欲しい方は絵をクリックして入れます。 おお、冒頭からアイちゃん登場ですか。 とうとうアリアカンパニーに居座・・・転居したのかと思いましたよ...... [続きを読む]

受信: 2006.04.04 10:43

» ARIA The NATURAL第1話「その カーニバルの出会いは・・・」 [有限と無限]
ARIA 8 (8)ARIA The ANIMATION Navigation.3 やほーい、アリア第2期だやほーい。 早速感想いきませう。 続きへどぞー [続きを読む]

受信: 2006.04.04 14:24

» ARIA The NATURAL 第01話 「その カーニバルの出逢いは・・・」 [アニメって本当に面白いですね。]
ARIA The NATURAL   現時点での評価:4.0   [ほのぼの系]   テレビ東京 : 04/02 25:00   テレビ愛知 : 04/04 26:28〜   AT-X : 04/07 10:30〜   テレビ大阪 : 04/11 26:05〜   原作 : 天野こずえ   監督・シリーズ構成 : 佐藤順一   アニメ....... [続きを読む]

受信: 2006.04.04 21:08

» ARIA The NATURAL 第1話 [ミルクレモンティー]
     「その カーニバルの出逢いは…」  去年末に終わって3ヶ月くらいかな?早くも帰ってきたおー。  第1話はいきなり、アクアのカーニバル(祭り)から・・・。  ああ〜!!アリア社長がラブリーだぁ〜!!  ぷいにゅーぷい...... [続きを読む]

受信: 2006.04.04 21:13

» ARIA The NATURAL 第01話 「その カーニバルの出逢いは…」(アニメ感想) [すのくろブログ]
祝!ARIA復活!こないだ終わったばかりな気がするんですけど…なんにしてもおかえりなさいアニメが多すぎてどれを描こうか悩みましたが、アイちゃんがいたのでARIAの勝利!また、1話でお帰りですか…レギュラーでいいのに....... [続きを読む]

受信: 2006.04.06 14:38

» (アニメ感想)ARIA The NATURAL 第01話 「その カーニバルの出逢いは…」 [萌え喫茶]
また素敵なひとときを、ご一緒しましょう♪ARIAが帰ってきましたーやはりこの雰囲気ですよー音楽もいい!最近、なにか物足りないと思ってたけど気づきました、癒し分が圧倒的に不足してたので....... [続きを読む]

受信: 2006.04.06 15:58

» (アニメ感想)ARIA The NATURAL 第01話 「その カーニバルの出逢いは…」 [萌え喫茶]
また素敵なひとときを、ご一緒しましょう♪ARIAが帰ってきましたーやはりこの雰囲気ですよー音楽もいい!最近、なにか物足りないと思ってたけど気づきました、癒し分が圧倒的に....... [続きを読む]

受信: 2006.04.06 16:21

» ARIA The NATURAL 第01話 「その カーニバルの出逢いは…」 [電脳羅針盤]
あの感動の最終回から約3ヶ月早くもARIAが帰ってきました!漫画もこの間に少しは読みましたよー♪相変わらずのほのぼの感、心を揺らすBGM、幻想的な雰囲気全てが最高です、「あらあらうふふ」「恥ずかしいセリフ禁止!」「でっかい....... [続きを読む]

受信: 2006.04.06 19:18

» ARIA The NATURAL 第1話「その カーニバルの出逢いは・・・」 [今日もコレクト!]
4月からの新番組第四弾! また、こころ温まる時間がやってきました。 今シリーズのテーマは“出会い”。 灯里たちにどんな出会いが待っているのでしょうか・・・ [続きを読む]

受信: 2006.04.10 03:38

» ARIA The NATURAL 第1話 [パズライズ日記]
公式サイト:http://www.ariacompany.net/ ARIA The ANIMATIONの続編として、変わらない雰囲気で始まったARIA The NATURAL。 関西組は関東から9日遅れと週遅れ放送なのが残念でなりませんが、放送されただけでもありがたいことと思うようにします。 実は今期開始前は...... [続きを読む]

受信: 2006.04.12 04:54

» (アニメ感想) ARIA The NATURAL 第1話 「その カーニバルの出逢いは…」 [ゲームやアニメについてぼそぼそと語る人]
月刊ウンディーネ 1巻 姫屋特集号 個人的に私が今期、最も期待しているアニメの登場です。昨年はこのアニメに癒され本当にお世話になりました。また、あの癒しの日々が訪れるのかと思うと嬉しくなってきます。関東よりも一週間以上遅れての放送になりますが、見られると言...... [続きを読む]

受信: 2006.04.13 03:28

« 舞-乙HiME_TV26 | トップページ | ARIA THE NATURAL_TV02 »