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天元突破グレンラガン #09

#09「ヒトっていったい何ですか?」

 前回の衝撃がさめやらぬ中、果たして「天元突破グレンラガン」はどこへ向かうのか。目が離せない状況になってきました。
 
 王都テッペリン 謁見の間。「螺旋王 ロージェノム」が鎮座する間。
 四天王のひとり「怒涛のチミルフ」玉砕の報を聞いても「ロージェノム」、また残りの四天王にも焦りの色は見えません。
 移動要塞型ガンメン「ダイガンザン」の奪還と、「チミルフ」敵討ちを願い出る、「神速のシトマンドラ」「不動のグアーム」「流麗のアディーネ」の3名。その中から「ロージェノム」は「アディーネ」を指名しました。
 「・・・私が作ったお前達が私が知らない友情を知るというのか・・・いいだろう、行けアディーネ」

 その頃「ダイガンザン」改め「ダイグレン」となった移動要塞にて、「カミナ」を欠いた「グレン団」改め「ダイグレン団」一行は敵の本拠地を目指してその道を進めます。団長たる「カミナ」が亡くなった今、その歩みを止めることは彼の生きてきた証さえも否定してしまうことになる。降りしきる雨が悲壮感を漂わせる中、それでも彼等達は悩みながらも生き、苦しみながらも足を進めるしかないのです。
 「・・・俺が兄貴を殺したんだ。だから俺は強くなる。・・・兄貴の分まで俺が戦う」
 明らかに余裕の無くなった「シモン」。張り詰めた糸のような姿は「ダイグレン団」の結束を弱めていきます。
 「あんな辛気くさいのがリーダーになったら、グレン団もお終いだぜ」
 そして「カミナ」が亡くなったことで、もっとも衝撃を受けたもう一人。「ヨーコ」は、ひたすら訓練に打ち込む日々を過ごしていました。
 「・・・生きていくためには犠牲が出る。その分だけ生き残った私たちが頑張る。その覚悟でここまで来た・・・でもね、今度はダメみたい。・・・ごめんね、自分のことで精一杯なんだ

 崩壊しかけた「ダイグレン団」へと襲いかかる追撃の手。兄貴の敵とムキになり、無謀な突撃を繰り返す「シモン」。そのような戦いが長く持つはずもなく、ついに「グレンガラン」に限界が訪れます。安定しないドリルエネルギー、そしてエネルギーの逆流。合体が強制的に解除され、「シモン」の乗る「ラガン」は谷底へと落ちていくのでした・・・。

 オープニング、変わってしまいましたね・・・。
 それはさておき、新キャラクター多数登場の今回。やはりポイントは「螺旋王 ロージェノム」と、その娘「ニア」でしょうか。今までも「ヴィラル」などヒトっぽい獣人は出ていましたが、彼女と「ロージェノム」は完全にヒト、人間のように見えます。
 獣人を作りだした神であり、人類を憎む人間「ロージェノム」。彼に「なぜ私が生まれてきたか」を質問した後に怒りを買い、捨てられてしまった「ニア」。
 話の根幹、メインストーリーが徐々にではありますが、見えてきたようです。

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