天元突破グレンラガン #15
#15「私は明日へ向かいます」
ついに落ちてきた首都「テッペリン」。しかし、その巨体には目が、身体が、足がついていた。
「・・・ガンメン!?」
その登頂に現れる「グレンラガン」と同じ反応パターン。そして、天頂で座視する「螺旋王ロージェノム」。
「お願いがあります。私を、私をお父様のところへ連れて行ってください」
父へ自身の思いを伝えるため、あらん限りの声を伝えるため、登頂へ連れて行ってくれるよう頼む「ニア」。
「一途な女の想い。遂げさせてあげるのも、いい漢の条件よ」
「大グレン団」の総力を、「グレンラガン」と「ダイグレン」の力をあわせ、見事に玉座へと辿り着いた「シモン」と「ロシウ」、そして「ニア」。
「なんとか辿り着いたようだな・・・螺旋の男よ」
ふてぶてしく待ちかまえる「螺旋王ロージェノム」。そして螺旋王との間に立ちふさがるライバル「ヴィラル」。
「よくぞかわした。流石だ・・・シモン!」
獣人の弱点、睡眠によるメンテナンスを克服した「ヴィラル」との決戦が始まるが・・・。
・・・
「ヴィラル・・・哀れな奴よ。そなたに与えた能力は人間に打ち勝つ力などではない。・・・そもそも螺旋の力を手に入れた人間に、獣人が太刀打ちすることなど叶わぬのだ。・・・ヴィラルよ、確かにわしは死ぬことのない身体をそなたに与えた。しかし、それは戦いのためではない。貴様はこの螺旋王の勝利を永久に語り継ぐ語り部となるのだ・・・そこで見ているがいい。愚かな人間の末路を。そして、未来永劫語り継ぐのだ。螺旋王に反旗を翻すことの無意味さをな」
自らが「人類の守護者」を名乗る「ロージェノム」。彼は人類のために、その生存権を地下に封じ込めたと語ります。
「真・螺旋王機 ラゼンガン」。「グレンガラン」と同じ反応パターンを持つ機体との戦いを制し、「ロージェノム」自身をも打ち砕いた「シモン」の「螺旋の能力」。自分の敗北を認めた「ロージェノム」は、最後に謎の言葉を残して消えました。
「ひとつだけ教えてやろう。百万匹の猿がこの地に満ちたとき、月は地獄の使者となりて螺旋の星を滅ぼす・・・」
次回は総集編のようですが、残り1クール。本当の戦いは、まさにこれからのようです。
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