おおきく振りかぶって #22
#22「防げ!」
今回の放送は台風状況を合わせて伝えるL字型放送。この台風は関東地方を直撃し、影響の出た方も多かったですね。
私の職場では通勤に影響が出た方が多く、半分以上はフレックス出勤となっていました。
ついに追いついた「西浦高校野球部」。8回表「水谷」の好打により、試合は3対3の同点、振り出しへと戻ります。
「あと・・・2回・・・」
点を取った直後の回。決め球のひとつ「まっすぐ」をあえて少なめに投げさせた「阿部」のリード。しかしこの回、彼はこの封印を解いてきます。
『まっすぐ2球。さすがに2球目は振ってきたか・・・。でも、青木にしちゃあ半端なスイングだったな。なんだか、わざとバットをずらしたような・・・』
「桐青高校」の4番「青木」。「まっすぐ」で2-1と追い込んだ「阿部」は、最後の決め球もまた「まっすぐ」を選択。そして、結果は・・・見逃しの三振。
「四球連続ストレート。これは、もう・・・決まりだろ」
わき上がる「西浦高校」応援団の声援の中、ネクストバッターサークルで勝負を見ていた「桐青高校」の捕手「河合」。
彼は、「三橋」の「まっすぐ」。その正体に気がつき始めたのです。
『実際に浮くわけはではなく、予想の軌道に落ちてこないストレート。前チンはカーブ待ちでカットをしようとしたら、捉えることが出来たと言っていたが・・・』
・1球目:球種はまっすぐ。見送り・・・ストライク
・2球目:球種はまっすぐ。同じ球をカットスイング・・・空振り
・3球目:球種はまっすぐ。カーブ打ちのスイング・・・ファール
・4球目:球種はカーブ。泳いだが打ち方は変えずにスイング・・・ヒット!
ストレートを狙っていると判断してカーブへと変更した「阿部」。
ストレートを狙っていたがカーブに対応できた「河合」。
読みあいは「阿部」の勝利でしたが、結果的に「河合」はヒット。決勝点となりうる、ランナーとして残ります。
『あのランナーを帰すわけにはいかない。ダブルプレイを恐れる桐青ならここは送ってくる・・・』
二度目の読みあい。しかし今度は「桐青高校」監督の作戦に「阿部」は読み負けます。
予想外のバスターエンドラン。無情にも打球は内野を抜き、1アウト1、2塁の大ピンチ。
「阿部」は確率からバントと読み、「三橋」にカーブを要求。しかし「桐青高校」監督の要求は・・・
5回裏からの毎回失点。これが対強豪ということでしょうか・・・。
しかし8回裏の2点目を防いだシーンは笑えましたね。最近シリアス展開ばかりだったので、ちょっと和ませていただきました。(^_^)。
さあ8回裏の読みあいでは老かいさに苦汁をなめた「阿部」。9回表は借りを返す大チャンスですよ!
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