天元突破グレンラガン #24
#24「忘れるものか この一分一秒を」
これは戦闘因果に支配された宇宙の運命に風穴を開ける漢の物語。
時空を越えた愛の力。「ニア」に渡した指輪を追って、「アンチスパイラル」の母星を発見した「大グレン団」。
ついに決戦の時を迎え、「超銀河ダイグレン」第一艦橋で「シモン」が吼えます。
「行くぞ・・・これが大グレン団、最後の戦いだっ!」
(諸般の事情で地上波では映せませんが)そこに見えたのは巨大な女性の裸身・・・囚われた「ニア」の姿でした。
「愚かなる螺旋の民よ・・・かすかな希望にしがみつき、絶望の淵から何度もはい上がってくる。なんと愚かしいことか。・・・だが、それも終わりだ。お前達の希望の光は、あの娘と共に消えるのだ」
全方向から響き渡る「アンチスパイラル」の声。その言葉と共に、彼等の前には巨大な・・・石顔の塊が姿を見せます。
敵本拠地を示す唯一の手がかり、「ニア」を救い出すために出撃する「アークグレン」達。対して石顔も搭載機を発進。その数、なんと無量大数。
「シモン、こっちで突破口を開くから、後は宜しくっ!」
「ヨーコ」や「キタン」、「ギミー」や「ダリー」は、圧倒的とも言える敵の数量に互角以上の戦いを見せ、「シモン」が特攻する間隙を作って見せます。そして、「アークグレン」の螺旋力を持って突破を計る「シモン」。
しかし、石顔の質量もまた常識を越えていました。
「敵がでかすぎる・・・こいつのドリルでは足りないっ」
地上最大級を誇る「アークグレン」よりも、もっと大きな螺旋力。その答えを「シモン」が模索していたとき、彼等の乗ってきた母船「超銀河ダイグレン」がその可能性を示して見せます。
「人の形こそ螺旋力を最大限に発揮させる形。超銀河ダイグレンを人型へと変形させれば、螺旋力は何倍にも増幅され小宇宙にも匹敵するパワーを内包した存在となる」
そう、まさに「超銀河グレンラガン」。背中を守る戦友達に見送られながら「シモン」は前線を後にするのでした・・・。
戦いは、数。
戦術的勝利を積み重ねても、戦略的勝利を得ることは出来ない・・・。
死地に赴く戦友達を、その声を聞きながら「一分一秒を忘れずに」変形への螺旋力を溜めていった「シモン」。
しかし、その努力は敵の罠によって阻まれる・・・のか。
次回「お前の意志は受け取った!」を刮目して待てっ!!
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