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機動戦士ガンダム00 #01

#01「ソレスタルビーイング」

 A.D.2301 クルジス共和国
 宗教紛争の続く小国。今日も又、正義の名の下に人が死んでいく。
 「この世界に、神なんていない・・・神なんていないっ!」
 少年が武器を握り殺し合う戦場。その戦場に、光の翼を持つ機体が舞い降りる。名を・・・「ガンダム」。

 A.D2307 AEU軌道エレベーター
 新型戦闘兵器モビルスーツ(MS)のお披露目となった「AEU軍事演習場」では、細身の機体がその運動性能を遺憾なく発揮していた。
 「モビルスーツ イナクト。AEU初の太陽エネルギー対応型・・・か
 「AEUは軌道エレベーターの開発で後れを取っている。せめてモビルスーツだけでも、どうにかしたいのだろう」
 あえて人類革新連盟の軌道エレベーター10周年記念式典にあわせて公開した理由も、そこにあった。
 もちろん、他国のMS部隊エースである「グラハム・エーカー」の視察目的は、機体「イナクト」の性能評価だが。
 三大国である「ユニオン」「人類革新連盟」「AEU」が互いの国力を示し、パワーバランスの上で優位に立とうとするのは今に始まったことではない。この日に行われていたイベントも、そのひとつに過ぎなかった。
 しかし、事件はその時既に始まっていた。

 「240082-エクシア、目標地点を視認。GN粒子の散布、目標到達と同時に終了させる。・・・目標対象確認。予定通りファーストフェイズを開始する」
 AEU軍事演習場へと飛来する一機の機体。どの国の軍事データベースにも登録されていない「アンノウン」は、モビルスーツとしては静かに会場へと降り立つと、周囲に電波障害を発生させながら「イナクト」と向き合った。
 「貴様、俺が誰だかわかっているのか? AEUのパトリック・コーラサワーだ。模擬戦でも負け知らずのスペシャル様なんだよ。知らねえとは言わさないぞ」
 外部スピーカーから盛大に聞こえる「パトリック」の名乗りにも耳を貸さず、「アンノウン」のパイロット「刹那・F・セイエイ」は静かに状況を報告した。
 「・・・エクシア、目標を駆逐する」
 まだ演習場に残っていた「グラハム」達は驚愕した。決してプライドが高いだけではないパイロット「パトリック」、そして彼の搭乗する新型MS「イナクト」が、わずか数秒で「アンノウン」に敗北したのだ。両手、両足を鋭角に切り取られ、パイロットは無傷のまま戦闘不能へ陥った「イナクト」の姿。それを行ったのは正体不明のモビルスーツ、そしてパイロットなのだ。
 「・・・あの機体、GUNDAM(ガンダム)。あのモビルスーツの名前か?」
 事は終わった。
 謎の光を残してその場を去った「ガンダム」の姿を「グラハム」は興味深く見上げていた。
 「・・・しかしあのモビルスーツ。軍備増強路線を行くAEUへの牽制・・・いや警告と取るべきか。だとしても、ここまでされてAEUが黙ってはいまい

 同時刻。ソレスタルビーイング輸送艦「プトレマイオス」
 若いスタッフが操艦する艦橋へどこかおどけた雰囲気を持つ女性「スメラギ・李・ノリエガ」が登場した。
 「そんなに硬くならないで。私たちソレスタルビーイングの初お披露目よ。ド派手に行きましょう。
 そして「プトレマイオス」から発進するモビルスーツ「キュリオス」。その目的地は10周年記念式典を行っている「人革連軌道エレベーター 天柱」だった。
 華やかなパーティ会場でも、人目を引くチャイナドレスに身を包んだ女性「王 留美」。彼女はかわいいイベントスタッフをからかった後、ひとりの青年からの言葉に表情を硬くする。
 「始まりました。お嬢様」
 「ついに・・・彼等が動き出すのね」

 そして「プトレマイオス」の「スメラギ」も言葉を繋ぐように口走る。
 「・・・ソレスタルビーイングのガンダムマイスターが
・・・
 「地球で生まれ育った全ての人類に報告させていただきます。私たちはソレスタルビーイング。機動兵器ガンダムを所有する、私設武装組織です。・・・私たち、ソレスタルビーイングの活動目的は、この世界から戦争行為を根絶することにあります。私たちは自らの利益のために行動はしません。戦争根絶という大きな目的のために、私たちは立ち上がったのです。・・・只今を持って全ての人類に向けて宣言します。領土、宗教、エネルギー・・・どのような理由があろうとも、私たちは全ての戦争行為に対して、武力による介入を開始します。戦争を幇助する国、組織、企業なども我々の武力介入の対象となります。私たちはソレスタルビーイング。この世から戦争を根絶させるために創設された、武装組織です・・・」

 始まりましたね。この秋一番の話題作「機動戦士ガンダム00」。
 主人公「刹那」を演じるのは「デスノート」での演技も記憶に新しい「宮野真守」。そして残る3名のガンダムマイスターに「三木眞一郎」「吉野裕行」「神谷浩史」。「機動戦士ガンダムSEED」で手に入れた女性ファン達を再び虜にするのか、キャラクターの描き方には注目です。
 そして私的には充実したスタッフ陣営も見逃せません。
 「鋼の錬金術師」でも卓越した演出を見せた「水島精二」、「おおきく振りかぶって」でもシリーズ構成を担当した「黒田洋介」、キャラクター原案には「高河ゆん」を起用するなど話題性は十分。実績も問題なし。あとは化学反応のように、上手に書くスタッフの力量が反応してくれるか・・・です。
 まだ第1話(それも前半26話と後半はコードギアスのように分けて放映するとか)の段階で結論など出ようもありませんが、まずは合格点を与えられる内容ではないでしょうか(偉そうだな・・・俺)。
 「武力で戦争を根絶する」という矛盾をどのように取り扱っていくのか、半年間、じっくりと見させていただきましょう。

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コメント

240082ってなんですか?

投稿: ごんざ | 2007.10.09 23:04

240082・・・そう聞こえたんですよねー。
最初は時間かな?と考えていたのですが、メモってみると意味が通じない。
他の人はどのように聞こえたのでしょうか。
単純に私の聞き違いかもしれません。
回答になっていなくて、申し訳ありません。

投稿: ジャン | 2007.10.09 23:41

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