アリソンとリリア #02
#02「敵国へ!」
9.0点(安心感)
誘拐された老人が乗っているであろう輸送機を追いかける「アリソン」と「ヴィル」。
練習機を巧みに操り自由に空を舞う「アリソン」を地に堕としたのは、「ベネディクト(山寺宏一)」操る「スー・ベー・イル」の戦闘機と、田舎には似つかわしくない電線でした。
「カラスよりアヒルへ。追尾していた東側戦闘機を撃墜。炎上を確認した」
爆発、炎上する練習機から辛くも脱出したふたりは、ひょんなことから老婆「ラディア(津田巧子)」の住む家へと逃げ込みます。
負傷をした「ヴィル」を助けて欲しいと訴える「アリソン」。
敬礼も軍隊も嫌いだという「ラディア」でしたが、翌朝警察へ届けることを条件に一晩の宿を貸してくれました。
夜中、ようやく目を覚ました「ヴィル」は「アリソン」を責めることもなく、逆に礼を言います。小さい頃からの夢(スー・ベー・イルを見てみたい)がひとつ叶ったからだと。
ひとつしかない客間のベッドを「ヴィル」の好意で共に使う「アリソン」。
ふたりは夢の中、彼等を育ててくれた戦災孤児院の「ムート(藤田淑子)女史」を思い出していました。
そして、彼等の寝言「ムートおばあちゃん・・・」を聞いた「ラディア」は・・・。
今回の主役は「ヴィル」くん。目立ったのは下記の3本でした。
・ヴィル、女難の相出る
・ヴィル、名誉の負傷
・ヴィル、アリソンと寝る
相変わらず「アリソン」との仲がうらやましい「ヴィル」ですが、彼も色々と苦労してきたようです。
今回も犯罪(領空侵犯)に巻き込まれるわ、墜落の危機に遭うわ、鹿に蹴られるわと苦労続き。
それでも「アリソン」へついていくのは、幼い頃からの腐れ縁と、何より彼女の行動力に惹かれているのでしょうね(「アリソン」は別の意味で「ヴィル」に惹かれていますが)。
さて、老人を助ける決意を新たに「スー・ベー・イル」へと突き進むふたり。次回は囚われの老人に再会するようです・・・が、あっさりと助けられるわけもなく。
そろそろ宝物の片鱗でも見えてくるのでしょうか。
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