アリソンとリリア #06
#06「フィオナの谷」
7.5点(人の出会いは「一期一会」)
訳もわからないまま地下牢へと閉じ込められた「アリソン」と「ヴィル」。
もっとも、長時間監禁する意図がないのか警備も薄く、なんなくその日の内に脱走を成功させます。
「どうしてこんな目に遭わないといけないのよ!」
途中、助けに来た「ベネディクト」と合流を済ませたふたりは、彼の顔見知り(ナンパ相手)だという「フィオナ」という村の少女に出会います。
「今すぐに私を首都に連れて行って。さもなければすぐにでも貴方達を突き出すわ」
ともかく事情を尋ねる「ベネディクト」に、彼女は一枚の選挙チラシを渡します。チラシの中で厳つい顔を見せているのは「オーウェン・ニフィトー議員」。
「彼の演説会に参加したいの。そして、私が居ることを示したいの、私が生きていることを・・・」
少女の真名は「フランチェスカ」。
10年前に全員亡くなったと言われていた「イクストーマ王国」の王女。残された王族、最後のひとり。
「信じられないでしょうね・・・でも私はできるだけ多くの人にこのことを伝えたい。だから、国民が注目している演説会に、どうしても行きたいの」
少女の瞳は真っ直ぐに「ベネディクト」を見つめていました・・・。
意外と行動派の「フィオナ」に驚き。そして理解ありまくりの村長や村人達にさらに驚き。
恐らく原作ではきちんとフォローされているのでしょうが、ちょっとアニメでは飛ばしすぎな気もします。まあ、全然話が進まないアニメよりは、こちらの方が好みですが。
さて本筋ですが、気になってくるのが10年前の事件ですね。「イクストーマ王国」から(「フィオナ」を除いて)王族が消えたあの日の事件に、果たして「オーウェン議員」が絡んでいるのか。
次回の演説会が気になるところです。
・・・で、どうしてこの村はあんなに警戒心が高いの!?何故あんなに訓練されているの!?
王女「フィオナ」を隠して育てるためでしょうか。うーん、そのうち明らかになることを期待しつつ。
「暇すぎて・・・君たちのデートを邪魔しに来たのさ」
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コメント
イクストーマ王国ではなく、イクストーヴァ王国ですね。
原作をお読みでなければ、ぜひ一度ご覧ください!
アニメでは小説内の重要な伏線(ロクシェとスー・ベー・イルの言語の違い、イクス王国の埋葬方法など)がばっさり切り捨てられていて、原作の面白さや奥深さが薄まっていますので。
投稿: tama | 2008.05.14 01:24
コメントありがとうございます。
管理人のジャンと申します。
>イクストーマ王国ではなく、イクストーヴァ王国ですね。
すみません。orz
ご指摘の通り、原作を読んでおりませんので、こうした間違いは多々あると思います。ご指摘ありがとうございます。
原作付きのアニメですと、取捨選択が大事と思います。
「アリソンとリリア」を視聴していて、時々話がわからなくなることがあるのは、ご指摘の通り、伏線が捨てられているからかもしれませんね。
機会がありましたら、原作につきましても読みたいと思います。
ありがとうございました。
投稿: ジャン | 2008.05.17 21:30