ドルアーガの塔 #07
#07「片羽と踊れ」
9.0点(幸せは3歩進んで2歩下がる)
地上最大の種族、そして最強の怪物「ドラゴン」。まして片羽とあらば、その凶暴さは限りなく・・・。
「危なかったわね、あのまま寝ちゃっていたら、モコモコと眠りキノコの餌になっていたところよ?」
まどろみのまま、真っ黒くろすけ(違)に襲われていたところを「ニーバ」達に救われた「ジル」達パーティ一行。かなり先を進んでいたはずの彼等が留まっている理由。それは「ドラゴン」の存在でした。
「よりによって片羽らしい。いずれにせよ退治しないと先には進めない」
黙して「カリー」の言葉を聞く「ニーバ」。
「ウルク親衛隊」に合流して、一緒に「ドラゴン」を倒そうと進言する「ジル」。
しかし、彼の言葉に「竜殺しニーバ」は頷きません。さらに問い詰めようとする「ジル」を止めたのは「ファティナ」でした。
「ドラゴンのせいで仲間が全滅して・・・だからニーバは」
彼女の言葉を途中で止める「ニーバ」。
「・・・あのドラゴンは倒せない。たとえ、ウルク軍でも。そんな戦いに、お前は仲間を巻き込むのか?・・・俺たちの目的はドラゴンではない。どうしても避けられない戦いなら、俺は確実な方法を選ぶ。ウルク軍との戦いに傷ついて、消耗した後の片羽を仕留める」
いつだって正しいのは「ニーバ」でした。だけれど、それでも曲げられない思いがある。
それは小さな矜持のためか、それとも・・・。
かつて「ニーバ」がパーティを失ったという対「ドラゴン」戦(同じ相手?)。
「ジル」の思い込みと、「カーヤ」のお色気、「アーメイ」のイカサマ(?)、「クーパ」の口上にてなんと完勝(最後の「ニーバ」のアドバイスが大きかったですが)。第1話と比較すると、「ジル」も強くなりました。
他の登頂者達とも連携し、兄「ニーバ」との絆も深くなってきたように見えますが、「サキュバス」の言葉を聞く限り、そう上手くはいかないようですね。
さて、公式サイトによると、次回が最後のバラエティ回。第9話からは、かなりシリアスな展開が待ち構えているそうです。
ラストのXXXX(公式サイトには記載有り)を前に、「ジル」達を待ち受ける運命や如何に(この言葉、最終話前にも使いそうです)。
「彼はもっと強くなるわ・・・いずれは手に負えなくなるでしょうね」
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