ドルアーガの塔 #08
#08「伝説の塔」
9.0点(カーヤ酷す・・・)
あなたは「ドルアーガの塔」を知っていますか?
勇気を力に変える黄金の鎧を身に纏い、恋人「カイ」を救い出すために、秘宝「ブルークリスタルロッド」を取り戻すために、悪鬼「ドルアーガ」を倒すために地上60階の塔を登る「ギル」の物語を。
それは、アーケードゲームとして生を受け、ファミリーコンピュータ用カセットゲームとして世に広まり、今はひっそりと何処へ眠るという・・・。
強敵ドラゴンを皆の協力で倒した「ジル」一行。「青銅の宮」を無事に突破し、上層部である「白銀の宮」へと辿り着きます。
「竜殺し」としてすっかり有名になった「ジル」は周囲から聞こえる噂にまんざらではありませんが、目立ちたがり屋の「メルト」は面白くない様子。
そして「カーヤ」は地図を片手に辺りを見回す、ちょっと挙動不審な行動を取っていました。
「この辺り・・・うわあああぁあぁっ」
突如、(わざとらしく)倒れ込む「カーヤ」。彼女は自分が「不治の病」を患っていると言い、「ジル」に助けを求めます。
「この病気を治すには、塔のどこかに眠るという治療法を記した石版が・・・私が登り始めたのも、実はそれを探すためなのです」
付き合いの長い「アーメイ」でさえ初耳という動機を説明する「カーヤ」。彼女は塔の一部を指し示すと、「ジル」に言葉を続けます。
「その岩にある隠しレバーを、ボタンを押しながら素早く右9回、上2回、左2回、下9回入れてください」
彼女の言葉通りレバーを動かす「ジル」。すると隠し扉が開き、中には朽ち果てた塔が眠っていました。
「扉に入って一番上の階に・・・」
「わかった、取ってくる。待ってろカーヤ、必ず僕が助けるからっ!」
その背中を見つめる「カーヤ」の瞳は、まだ何か迷っているようにも見えました・・・。
最後のバラエティ回は懐かしのゲーム「ドルアーガの塔」へのオマージュ。
これはゲームを知っているかどうかで評価が分かれそうな話です。私ですか・・・もう何回クリアしたことか。(^^;)。
前回、いや、前々回までとは性格が変わってしまった「カーヤ」。・・・というよりも、今まで猫を被っていたのでしょうね。
最後の「カイ」の台詞も、彼女と「ジル」の今後を示しているようです。
普通に考えると「ジル」を裏切り「ニーバ」とパーティを組むとか・・・。でもあと2回は何?
まずは「ファティナ」との関係が近づきそうな、次回の展開が楽しみです。
「若者よ、あなたはこれから3度、大きな裏切りにあうでしょう・・・でも決して挫けないで。塔の頂上には必ず、求める物があるでしょうから・・・」
ここからは今回の物語にはまったく関係ない戯れ言。
自分は「ドルアーガの塔(ファミコン版)」、「カイの冒険(100階まで)」をクリアしました(年がばれる)。
特に「カイの冒険」には思い入れがあります。
カイの設定(勇気を身軽さに変える魔法のティアラって)が凄かった。また、裏面のイシターの投げやりっぷりなアドバイスも最高でした(「イタリアントマト」の宣伝とかも入っていたなぁ)。
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