図書館戦争 #08
#08「策動セシハ手塚慧」
9.0点(お前みたいなタイプは、身体で覚えるしかない)
査問会。法的根拠を持たない精神的私刑(それは「銀河英雄伝説」
武蔵野第一図書館で行われた「砂川」による焚書事件。
その共犯者として告発された「笠原 郁」は査問員である「彦江 光正(石塚運昇)」他の追求に泣きそうであった。
「先ほど君は、砂川一士と特別に交流は無かったといったが・・・今の発言では彼を以前から認識していたことになるな・・・」
やばい
「顔を合わせれば話くらいするというのは嘘ですか」
ヤバイ
『これ以上はもう・・・』
心臓の鼓動が高まり、目に涙が溢れていく。でも、耐えきれない・・・。
力強いノックの音が彼女の顔を上げさせた。
「失礼します。時間になりましたので笠原一士は業務に戻らせて戴きます。笠原、来い」
助かった。先ほどとは異なる熱さの涙が、彼女の瞳に溢れていく・・・。
偶然を装い、ICレコーダを仕掛けたまま査問会へと出席していた「郁」。
今後の対策、情報収集のために早速データを聞き始める「玄田隊長」他であったが、そこには「郁」の本心も記録されていた。
「怖かったぁ」
「よく頑張ったな」
頭を撫でられているのであろう、「郁」の言葉はどこか弾んでいた。
「今、優しくしちゃ嫌です・・・泣きそう」
爆笑の渦が、巻き起こった。
あの査問は、あと2~3回あったら墜ちていましたね、「郁」は。(^^;)。
それはさておき、ずいぶんあっさりと退いたなぁ・・・というのが第一印象。
「手塚慧」は本心から弟である「手塚光」を引き込みたかった・・・それだけなのでしょうか。
たとえこのような手段で手に入れたとしても、「光」が良い手駒になるとも思えませんし、「策動」というからにはまだ何か裏というか、本心が別にある気も。
まあ、「光」->「慧」以上に「慧」->「光」というブラコンかもしれませんが。
それから本編以上に気になったのは「柴崎」。
確かに「情報部」が似合いそうな才女ではありますが彼女の発言には驚きです。
「仕事のために、恋愛ごっこみたいなことは平気で出来るの。適正あると思うわ・・・情報部。寝る必要があったら、寝られると思うし」
それに対する「手塚光」の反応はちょっと可愛らしいですが。(^^;)。
意外とお似合いかもしれませんね、このふたり。
「メディア良化法」。
これは公序良俗を乱し、人権を侵害する表現を取り締まる法律である。
「笠原様。先日の食事はこちらが持つ約束だったので堂上二正にお金を返しておいて下さい。高校生以来の憧れの王子様が上官の女の子になんかちょっかいを出すものじゃないね。お陰様でいい面の皮でした。ではお元気で」
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