コードギアス反逆のルルーシュR2 #06
#06「太平洋 奇襲 作戦」
9.5点(ロイド登場!)
「お兄様なのでしょう!私です、ナナリーです。・・・あの・・・お兄様ではないのですか?」
目眩がした。意識が飛んだ。叫びそうになった。しかし・・・堪えきった。
理由はひとつ。背後に佇む、かつて親友であった男「スザク」。
『本当に記憶が戻っていないのであれば、ナナリーのことはわからないはず』
視線を定める。凝視する。彼の全てを見極める。しかし・・・変化はなかった。
「あの・・・人違いではないかと。はい、ただの学生ですし」
彼の言葉に耳を凝らす。幻聴ではない。確かに彼は電話の主を知らないと言った。
理由はひとつ。「ルルーシュ」の記憶は戻っていない。最愛の妹に嘘をつける男ではない。
・・・そう信じたい自分も居た。
彼を救った。何のため?
彼にギアスの弱点を教えた。何のため?
理由はひとつ。今の関係を壊したくはないから。
「・・・時間制限を忘れないで」
彼の感謝の言葉に、喜ぶ自分が居た。
僕は間違っていない・・・今は・・・まだ。
お兄様じゃない?でも、この声は。
やっぱりお兄様!でも、この言葉は。
「今は他人の振りをしなければならない。必要なんだ。俺に話を合わせて欲しい」
理由はわからない。スザクさんは嘘をついているのかしら・・・でもお兄さんだって・・・。
でも、迎えに来ると言っていた。私がエリア11に行けば、きっと・・・。
新総督着任。その報はエリア11を駆け巡った。
氏名、経歴、その全ては秘密とされていた。
理由は色々と考えられた。
対「黒の騎士団」への情報秘匿、対「中華連邦」への情報秘匿、対「エリア11」反乱分子への情報秘匿。
いずれにせよ秘匿するからにはよほどの人物に違いない。代理ではなく、新総督。皇帝の嫡子か・・・と。
座して待つ必要はない。
いかなる手段を使っても彼女を手に入れる必要がある。
部下に対しては「捕虜にする」と説明すればいい。
理由?考えるまでもない。「ナナリー」だからだ。
「新しい総督がナナリー・・・戦えるのか?妹と」
「戦う・・・ナナリーと? それは何の冗談だ。・・・このままでは昔のようにナナリーがまた政治の道具に」
駒として使わせるわけにはいかない。全戦力をあげて「ナナリー」を救い出す。
太平洋奇襲作戦が今、始まる。
どのように「スザク」の追求を逃れるかと見ていましたが、「ロロ」かぁ・・・正直忘れていました。(おい
そして久々の戦闘。それも今回は空中戦。見応えありましたねぇ。
まあでも私的な見所はやはりこの人「ロイド(白鳥哲)」博士(皇帝直属って)。
その動き、発言が以前と変わらず一安心。それにしても「皇帝ちゃん」って。「ロイド」さん最高っ!(^^)/
そして本編。ブリタニア帝国に多大な損害を与えましたが結果は痛み分け。
いや「ナナリー」を救出できなかったので「ルルーシュ」の敗北でしょうか。
彼の誤算は「ナナリー」が「ユフィ」の跡を継ぎたがっていたことですね。
確かに障害を抱える「ナナリー」は駒として扱いやすい。その思い込みが「彼女の意志」という選択肢を忘れさせていた。全てに優れた(持久力は置いておいて)「ルルーシュ」ですが、やはり妹に関する事柄では理性が感情に勝てない・・・まあ人としては当たり前ですが。
これで新総督として着任した「ナナリー」と、「黒の騎士団」は敵となる。
冗談が本当になってしまったわけですが・・・果たしてどうする「ルルーシュ」。
【第6話視聴で解けた疑問。新情報】
・V.V.は皇帝の兄だった。
マジですか!?ということは、
C.C.も含めて元々は普通の人間だったってこと?
・ロロのギアスの弱点は制限時間。
制限時間の弱点は想定内ですね。
数を数えていましたが5秒ということはなさそうです。10秒程度か。
【第6話視聴後の私的疑問】
・皇帝とV.V.が誓った「神を殺す」の意味は?
兄弟から同士へと関係性が変わる重大事項ですが、
その真意はなんでしょう。うーん、わからん。
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