ドルアーガの塔 #09
#09「イレブンナイン」
9.0点(主要人物の最後・・・)
「白銀の宮」にてモンスターの大群に囲まれる「ジル」一行。
「ニーバ」達のパーティや「ケルブ(てらそままさき)」率いる「ウルク国親衛隊」、他のパーティも同じ状態。
溢れかえらんばかりのモンスターに取り囲まれ、先を進むも、前に戻るも出来ません。
「切りがないのでございます」
既に何十、いや何百匹もモンスターを葬り去ってはいるのですが、後から後から湧き出るモンスターの群れ。
その時、モンスターの身体が一応に紅く輝き始めました。
「いけないっ!」
その叫びがトリガーになったかのように、自爆を始めるモンスター達。
足場の悪さも災いし、彼等一行は散り散りに下の階層へと墜ちてしまいます。
そこは「大蛇の園」3層目。
迷宮と化した「ドルアーガの塔」の中でも、もっとも入り組んだ危険な場所。
目覚めたとき「ジル」の前にはひとりの仲間もいませんでした。
「カーヤ」に伸ばした手はもう少しで届かず、叫んでも帰ってくるのは「こだま」ばかり。
いや、頭上にはひとりの見知った女性の姿が・・・。
「まずは自分の心配をしたら?」
「ファティナっ」
「墜ちたお陰で皆バラバラよ。この付近には、あんたと私だけ。・・・さ、何ともないなら出発するわよ。女の子をひとりで行かせる気?」
「ジル」と「ファティナ」。
「カリー」と「ウトゥ」、「クーパ」。
「ケルブ」と「アーメイ」。
「エタナ」と「メルト」。
そして、「ニーバ」と「カーヤ」。
ある者は仲間を捜しに、ある者は居留地を目指して、ある者は落としてしまった大切な物を探しに・・・。
臨時にパーティを組み、歩き回る登頂者達。
果たして彼等は再び合流することが出来るのか。そして彼等に待ち受けるひとつの悲劇とは・・・。
主要人物の退場に驚きを隠せない私。うーむ、「パズズ」許すまじ。
気になるのは彼が落とした、「棺桶」の中身ですね。
死体・・・とかではなく、見た感じは書物のような大きさの物がたくさん入っていましたが、あれは開封途中の姿かもしれません。「XXX」が中身を見て驚くということは、「登頂者」なら、誰でも知っている代物なのか?
先を急ぐ「パズズ」が戻ってでも取り返そうとする大切なアイテム。物語のキーかもしれません。
ところで、どうして「イレブンナイン」なのでしょうか。
「ジル」達のパーティが5人、「ニーバ」達のパーティが4人、「ケルブ」と「エタナ(水野理紗)」のふたりを入れて11人。
そこから「XXX」を引いた数字は10人。これでは「イレブンテン」だし・・・。
うーん、何か勘違いしているのでしょうか、謎です。
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