図書館戦争 #11
#11「死闘!茨城県展警備」
9.5点(夜の逢い引き)
人は何に命を賭けるのか。
使命と答える人もいるだろう。
・・・その人は真っ直ぐに生きている。その生き方は時として盲目になるが。
宗教と答える人もいるだろう。
・・・その人は世界のマジョリティだ。なぜなら戦争の大部分は、宗教が絡んでいる。
お金と答える人もいるだろう。
・・・その人は正直だ。お金で買えない物の方が少ないのだから。
大切な人と答える人もいるだろう。
・・・その人は幸せだ。ただ大切な人の側の心情も考えた方が良い。
思想と答える人もいるだろう。
・・・その人は周りを巻き込んでいないか考えて欲しい。
メンツと答える人もいるだろう。
・・・その人は不器用だ。その考え方は周りから見たら滑稽でくだらない。くだらないからこそ・・・。
メンツに凝り固まった「メディア良化委員会」と、志に燃えるが練度の低い「図書隊」。
かつての「小田原攻防戦」を越える規模の戦闘行為が、確実に予想された。
「もしも奴らが協定を無視して、見境のない攻撃を仕掛けてきたら・・・自分の命を守ることを優先しろ」
そして早朝6時。戦争が・・・始まる。
ザ・シリアス。特に後半。
事前に弱装弾で防弾チョッキを貫くのは難しく、人死には少ないと伏線を張っていますから、恐らく死なないとは思いますが、大丈夫でしょうか「玄田 竜助(鈴森勘司)」。
そして何より「堂上 篤」。あの火の海を無傷で抜け出すのは、まず無理でしょう。おまけに被弾。
どう考えたって、守るべき資料を放火した方が責任問題になるでしょうに、あの館長も何を考えているのやら。
さあ、次回は最終回。架空の近未来「日本」の方向は見えませんが、「笠原 郁」達には幸せになって欲しいところ。
狭い地域内でも構いませんから、大団円を希望します。
「メディア良化法」。
これは公序良俗を乱し、人権を侵害する表現を取り締まる法律である。
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