鉄のラインバレル #02
#02「疾走する正義」
9.0点(究極のパシリッ!)
疾風怒濤、空前絶後、鬼神のごとき俺の活躍・・・は世間に知られることなく終わった。
正確には「特自開発中のアルマ暴走」という、日常の1ページに組み込まれた。
「想像せよ、平和に溺れる人類よ・・・来る破滅を、大いなる脅威を・・・」
各地で繰り広げられる「加藤機関」によるテロ行為。「アルマ」による破壊行為は世界各国の軍隊を容易に蹴散らし、同じ「アルマ」、または高度な機体「マキナ」を保持する「JUDA」への救援要請がひっきりなしに訪れていた。
「派手に動き始めたな・・・二面同時攻撃とは」
陽動作戦。狙いは「ラインバレル」のみ。それがわかっていても、動かざるを得ない。
「正義の味方」とは、そのようなものだ。
しかし、ここに世間の評判など意に介さず「己の正義」を貫く漢が居た。
それが、「ラインバレル」を操る「ファクター」として生まれ変わった「早瀬浩一」。
「あなたは既に・・・死んでいるんです。ごめんなさい、ラインバレルと私が・・・あなたの上に・・・」
ブラックアウトした意識、それが意味するのは「死」。
人としての生命を終えた「浩一」は、「ラインバレル」の「ドレクスラーソイル」によって修復され「ラインバレル」と命を共有する「ファクター」としての生命活動を開始したのだ。
「人にあらざる能力・・・か。何だっていいさ、力が手に入ったのなら」
その能力がもたらすのは、悲劇であることを・・・彼はまだ知らない。
この間見てきた映画「ハンコック」を思い出しました。
自己の都合しか考えない巨大な力・・・それが何を生み出すのか。
現在は「痛さ」120%の主人公「浩一」は、果たして気がつき、成長していくのか!?
・・・成長しなかったら、それはそれで歴史に残るアニメになりそうです。(^^;)。
で、魅力的な「能登麻美子」さんの罵倒セリフは、いつ耳に出来るのでしょうか。
「あなた・・・最低ですっ!」
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コメント
TBありがとうございました★
何れは主人公の性格も修正が入るのでしょうけれど、今のままだとただのイタイキャラなので、そろそろ人として少しずつでも成長させる展開が欲しい所です。
投稿: moe☆voice | 2008.10.12 14:12
moe☆voice 様
お世話になっております。
管理人のジャンです。
このままではロボットアニメ史上最低の主人公も視野に入ってきますので、いつかは成長して欲しいと思います。
・・・痛いキャラクターも好きですけれどね。
投稿: ジャン | 2008.10.14 21:33