鉄のラインバレル #03
#03「蒼の戦慄」
8.5点(女の戰い)
たび重なる戦いがもたらしたものは・・・「破壊」のみ。
施設の破壊、設備の破壊、人々の生活の・・・破壊。
正義の味方を名乗る「早瀬浩一」は自分を認めようとしない社会に、報道に、怒りを募らせていく。
「どうして・・・誰も俺を認めてくれないんだっ!」
一方、重なる損害を良しとしない「JUDA」は、エース「森次玲二」投入を決意する。
「浩一」の自発的意志による「ラインバレル」取得、戦力拡充を諦め強制確保後の説得へと切り替えたのだ。
「あの子なら、やれるはずなんだけどねぇ。・・・仕方ない、森次くんが帰り次第、片付けて貰うか。早瀬くんには、可哀想なことになるかもしれないね」
正義の味方「浩一」の包囲網は、確実に狭まりつつあった。
ついに「あなた・・・最低です」発動!
まあ確かに今までの被害とは違い、彼の行動は「駄々っ子」にしか見えませんでしたから、仕方がないところでしょうか。
多分に超法規的活動(あるいは各国家間による密約)で活動している「JUDA」も、一応は民間企業。収益の上で活動しているのがわかったのは興味深いです(かつて地球防衛企業ダイ・ガードという作品もありましたね)。
一方、解せないのは「加藤機関」。
あれほど「ラインバレル」を欲しがっており、今回「JUDA」が本気を出すのがわかっていれば、戦力投入の規模を増やしても良いところ。あまりに仕えないファクターを嫌がって、手に入れるのを諦めたのでしょうか?
それとも、一度「JUDA」に確保した後の方が、接収しやすいと考えたのか?
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