iPhone 3G 購入!

 何かと話題の「iPhone 3G」を購入!
 田舎だからか、開店1時間前の「ソフトバンクショップ」に向かうと、並んでいる人は0。
 時間つぶしに持ってきた、「R.O.D」原作小説第6巻を読み切り、第7巻の途中でショップが開店(倉田英之さんのイベント行きたかったなぁ)。
 結局、私の後ろには10人ほど並んでいましたが、本日入荷分は「iPhone 3G 16GB Black」が1台、「16GB White」が5台、 「8GB Black」が数台とのこと。
 私は「iPhone 3G 16GB Black」をGet!
 番号登録に30分ほどかかりましたが、その他は特に問題なし。
 まだガラガラの「i.softbank.jp」ではメールアドレスも簡単に設定でき、「AppStore」で「スーパーモンキーボール」や「上海」を購入して遊んだり、エンコードしておいた動画を楽しんだり、「Safari」で色々なページを眺めたりと楽しんでおります。
 というわけで、「アリソンとリリア」更新はお休み。
 ごめんなさい。
080712_iphone_s

| | コメント (0) | トラックバック (2)

アリソンとリリア #14

#14「リリアとトレイズ」

9.0点(血は水より濃し)

 人生は、うまくいかない。これが僕「トレイズ(吉野裕行)」の持論。
 久しぶりに好きな女の子「リリア」に会えたと思ったら、彼女は意外とつれない態度。
 それでも、バイクで走っている間に打ち解けムードになり、冗談めいた口調でも正直な気持ちを伝えたら・・・。
 「こらっ、もっと離れて運転しなさいよ。知らない人が見たら、仲が良いと思われるでしょう!?
 サイドカーに乗っているのに、それはないよ・・・。
 はあっ、人生はうまくいかない。

 彼女が夏休みに入る機会を利用して、家にお邪魔することに。
 ちょっとの間でも二人きりになりたいのに、家には僕の知らない男性が待っていた。
 軍服を着るには優しい笑顔の男性は、「リリア」によるとスー・ベー・イル王立陸軍「トラヴァス少佐」とのこと。
 お互いに「初めまして」と挨拶を交わしたけれど、着替えで「リリア」が離れている間に、彼はとんでもない言葉を口にした。
 「お久しぶりです。再びお会いできて、光栄です。殿下」

 こんなところで僕の正体を知る人に出会うなんて・・・。
 はあっ、人生はうまくいかない。

 ところが、彼の正体こそ聞いてびっくり。
 「トラヴァス少佐」とは仮の姿。父や母が語っていた本当の「英雄」。この人こそは「リリア」の実のお父さんなのだ。
 「俺もあなたの秘密は守ります。あなたがリリアのお父さん、ヴィルヘルム・シュルツであることを
 お互いに秘密を抱えた男同士。
 親近感が湧いたのはよいけれど、こんなに早くお父さんへの挨拶を済ませることになるなんて・・・。
 はあっ、人生はうまくいかない。

 夏休みの予定は決まった。本当は「アリソン」さんと「リリア」で観光の町「ラーチカ」に旅行に出かけるはずだったのだけれど、「アリソン」さんのテスト飛行の期間が重なったため、僕と「リリア」のふたりで旅行に行くことに。
 彼女と二人きりで旅行をすることになるなんて・・・。

 列車内でウキウキする僕の表情がむかついたのか、観光案内を僕に押しつける「リリア」。
 「トルカシア国のラーチカ。ロクシェ最大の湖に作られた人工の町である」
 声に出して読んでみたら、そんなことは知っていると怒られた。
 はあっ、人生はうまくいかない。

 それでも、人生は捨てたものじゃないと考えをあらためようとしたところに・・・見知った顔が列車の個室へと入ってきた。
 いかにも観光者という中年夫婦の登場に、二人きりを邪魔された恨みと、別の怒りが沸き立ってくる。
 そわそわと、僕と「リリア」の様子をうかがう中年夫婦。
 そして、彼等は「リリア」が飲み物を買いに出かけた際に正体を現した。
 「そういう時こそ、俺も行くよ、持つの大変だろうとエスコートを申し出るのが紳士たる者です
 そう、レディへのマナーを僕に聞かせるこのふたり。実は王室警護官なのだ。口うるさいふたりの口調に、思わず王宮時代を思い出してしまう僕。もう少し、自由という名の楽園を楽しみたかった・・・。
 でも、財布を忘れたと「リリア」が戻ってきたときに、ふたりの提言を素直に受け入れる僕。これでも勇気を振り絞って、できるだけ自然に声をかけたんだ。
 「あ、リリア。俺も行くよ。持つの大変だろう?」
 「結構よ。ポットで貰うし」
 はあっ、本当に・・・人生はうまくいかない。

 本当はこんなに後ろ向きではなく、立派にヒロインの相棒を務められる男「トレイズ」登場。
 文面からもわかりますが、彼は「ベネディクト」と「フィオナ」の息子。王位継承権は妹「メリエル(斎藤千和)」へと譲ったようですが、立派な王子様なのです。
 そして「リリア」は「アリソン」と「ヴィル」の娘。ふたりは初々しいカップルなのです(「トレイズ」の片思いだったりして。(^^;)。)。
 世界は広いようで狭いと言いますか、「縁」の強さと言いますか、奇しくも前作のカップル同士の子供が惹かれ合う運命。
 「トレイズ」くん、これでGetできなければ、プレイボーイ「ベネディクト」の息子としては情けないですぞ・・・。

 「緊急な用件で。王子様とお姫様のことだ。実はラーチカでたちの悪い計画があって・・・ふたりを飛行機には、絶対に乗せてはいけない
 人生はやっぱりうまくいかない。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

アリソンとリリア #13

#13「そして二人は」

9.0点(同棲。そして、同性へ・・・あれ?)

----------------------------------
 今回の感想も多分にネタバレの要素を含んでいます。
 本編視聴後にご覧下さい。

----------------------------------

 偽りの平和であっても、戦争よりはよっぽどマシだ。

 平穏な生活を送っている「アリソン」と「ヴィル」。
 それでも世界は平和とは言い難かった。民族紛争、内乱、テロ・・・火種は尽きることのない。
 そして、それらが遠因となって、ふたりの生活も、また・・・。

 「私は、あの大陸横断鉄道の一件で君を知ったとき、確信したんだ。私の仕事に必要な人材だと・・・」
 軍司令部の情報部へ来て欲しい。「アリソン」の父親でもある「アイカシア大佐」の言葉に、心動かされる「ヴィル」。彼の迷いを見抜いたように、しっかりと「ヴィル」を見つめる「大佐」。そして彼は言葉を続けた。
 「ただし・・・君は、スー・ベー・イルの人間として、新たな人生を送ることになる。ヴィルという名前も、祖国ロクシェも捨てて貰わなければならない。もちろん・・・アリソンとも一緒に暮らせなくなる

 何を悩む必要がある?
 今、僕は幸せではないのか?
 好きな勉強に打ち込めて、尊敬できる恋人がいる。
 この生活を不幸なんて言ったら、それこそ罰が当たる。
 なのに、僕は何を悩んでいるのだろう・・・。

 今、僕は幸せだ。
 でも、世界は幸せなのだろうか・・・。

 『アリソン、僕は君を守る。そして、世界中の人達のために、幸せを守り続ける』
 僕は、決意した。

 「アリソン・ウィッティングトンさん。診察室にお入り下さい」
 思わず声を上げて返事をしてしまう私。そんな私を、幸せな声と笑顔が包み込む。
 そう、ここは女性にとって、一番幸せな場所のひとつ。
 左手の薬指に輝く小さな指輪と共に、私はひとつの宝物を手に入れた。
 まだまだ小さく、か弱い存在。でも、日々それは大きくなって・・・。

 今、私は幸せだ。
 きっと、彼もこのことを喜んでくれるだろう。走って・・・ううん、歩いて知らせに行かなくちゃ・・・。

 ええ子や・・・ええ子や、「アリソン」。・゚・(ノД`)・゚・。
 「ヴィル」のバカァアアアアアァアァッ!!
 お前が今、手放そうとしている人は、人はなぁ・・・うう・・・涙で前が見えません。
 こんな別れって・・・。鬼か、スタッフは(というか原作者は)。

 ・・・で、「アリソン」の髪が茶色になりました。あれ?
 ・・・で、「アリソン」の声が「桑島法子」さんになりました。あれあれ??
 ・・・で、「トラヴァス少佐(森川智之)」が現在の彼氏だそうです。あれあれあれ、この人って・・・。

 「実は、僕は・・・僕は、もうすぐいなくなるんだ。ヴィルヘルム・シュルツはこの世からいなくなる。僕は、スー・ベー・イルで別の人間として生きていくことになる。だから、もう・・・アリソンとは、一緒に暮らせなくなる」

| | コメント (0) | トラックバック (1)

アリソンとリリア #12

#12「リリアーヌの長い一日」

9.5点(どう見ても別人です!)

----------------------------------
 今回の感想は多分にネタバレの要素を含んでいます。
 本編視聴後にご覧下さい。

----------------------------------

 ふもとの花の都「リリアーヌ」
 色々あった「大陸横断特急」の旅も、ひとまずは終着地。
 「アリソン」、「ヴィル」、「ベネディクト」「フィー」はなかなか豪勢なホテルへ宿泊。部屋割りに不満のある「アリソン」以外は、快適な一日を過ごし・・・と、「ヴィル」と「ベネディクト」は難しい表情で考え事。
 そして翌日、なぜか「ヴィル」にオシャレをするように言われた「アリソン」と「フィー」。着替えた彼女たちを迎えたのは、正装を着込んだ「ヴィル」と「ベネディクト」でした。

 「さあ、リムジンに乗って」
 到着した場所は、歴史ある教会。その中に招き入れた「ベネディクト」は、用意していたブーケを「フィー」へと差し出します。

 「ここは、愛し合う二人が誓いのキスを交わし、結婚を宣誓する場所でもあります。フィオナさん、その式典を執り行う許可を・・・頂けませんか?・・・はいなら微笑みを、いいえなら・・・」
 かつてない緊張の面持ちで「フィー」を見つめる「ベネディクト」。彼にとって永遠とも思える一瞬が過ぎ去ったとき、ゆっくりと顔を上げた「フィー」の表情は、柔らかな微笑みに包まれていました。

 「私たちに、永遠なる神のご加護があらんことを」
 「愛の神様が、ずっと私たちを見守ってくれますように」
 ふたりの証人の前で、愛の口づけを交わす「ベネディクト」と「フィー」。
 一国の英雄と、隠し育てられてきた王女の婚姻。ふたりの前途は、決して洋々とは言えませんが、彼等ならきっと乗り越えていける。幸せなふたりを見つめる「アリソン」と「ヴィル」は心の底から、そう思えました。

 「次はあなたの番よ、アリソン」
 ブーケを手渡された「アリソン」の喜びの本当の意味を、果たして「ヴィル」は理解できているのか・・・。
 幸せに包まれた一日。しかし、駆けつけた「ストーク少佐」は「こんなときになんなのですが・・・」と、「大陸横断特急」の事件報告を始めます。武器の密輸と軍事情報の流出・・・。関係者は全て処分が決まったと報告を済ませた彼は、「アリソン」達に別れを告げると背中を向けて歩き始めます。
 笑顔での別離。短い旅での付き合いでしたが、寂しさを感じる「アリソン」。
 そんな彼女の瞳に、信じられないものが映し出されます。

 持っていた鞄からゆっくりと拳銃を取り出す「ヴィル」。彼はその銃口を「ストーク少佐」へと向けると、そのまま引き金を絞ります。
 平和と幸せの象徴である教会の中に、響き渡る銃声音。
 長い一日は、まだ終わりを告げては居ないのでした・・・。

 週末に出張が相次ぎ、久しぶりの「アリソンとリリア」更新です。
 ・・・で、なんという超展開、なんという破天荒。
 変わりすぎでしょう「ストーク少佐」、いや「アイカシヤクロス大佐」、いや「オスカー・ウィッティングトン少佐」!
 これは娘でも気がつきません、気がつきようもない。しかもダブルスパイ(・・・の割には、色々な人に見抜かれていますが。(^^;))。本当、凄い人生を送っている人だ。

 「ここにいる人は、アリソンのお父さんなんだよ」

 そして最後の・・・(これは視聴して確かめて下さい)
 ああ、でもこの言葉は書いてしまうっ!!

 「僕が首都にアパートを借りたら・・・良かったら、アリソンも一緒に住もう」
 「男女が一緒に暮らそうという前には、言うことがあるでしょう。私のこと、どう想っているのよ!?・・・ねえ、ヴィル・・・キスしても良い?」

| | コメント (0) | トラックバック (1)

【ご連絡】更新休止のお知らせ

管理人のジャンです。

誠に申し訳ありませんが、
またしても出張が入ってしまい、
下記の更新についてはお休みいたします。

・アリソンとリリア #11
・図書館戦争 #10
 (視聴はなんとか可能っぽいですが・・・)

次回更新は「ドルアーガの塔 #11」を予定しております。

申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。

うう、先週に引き続き。orz

| | コメント (0) | トラックバック (0)

【ご連絡】更新休止のお知らせ

管理人のジャンです。

申し訳ありませんが、出張が入ってしまい、
下記の更新についてはお休みいたします。

・アリソンとリリア #10
・図書館戦争 #09

次回更新は「ドルアーガの塔 #10」を予定しております。

誠に申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

アリソンとリリア #09

#09「元戦場に架かる橋」

8.5点(どう見ても婚前旅行です。ありがとうございました。)

 かつての戦争、かつての戦場、かつての敵・・・。
 戦争が終わり「ロクシェ」と「スー・ベー・イル」の間は大陸横断特急で結ばれることとなった。
 まだ庶民の足とまでは行かないが、旅行に対しての制限が金銭だけになったのは平和の証。
 僕、「ヴィル」は貧乏学生だけれど、英雄「ベネディクト」さんの招待を受け、列車の旅を楽しむことが出来る。
 そして、その列車には「アリソン」、「フィオナ(フィー)」さんも乗車しているはずだ。

 久しぶりの対面に心躍らせる僕。変装をした「フィー」さんや「ベネディクト」さんにはちょっと笑ったけれど、
 この旅は楽しいものになる。そんな予感が僕にはあったんだ・・・。

 久しぶりに出会う友人達。一応「英雄」という呼び名を貰っているからには、最低限の変装は必須。
 サングラスに付け髭、髪型も変えたというのに・・・プロの目はごまかせないらしい。
 確か、陸軍の「ストーク少佐(田中秀幸)」と言ったか。もしかすると情報部かもしれない。

 なんでも貴賓室のお偉いさんに、軍関連企業がごまをするための乗車だとか。
 僕も色々な命令を受けては来たけれど、彼も大変そうだ。
 もっとも貴賓室のお偉いさんに興味など無いし、せっかくのバカンスなのだから、ゆっくりと楽しめることを願おう。

 呑気なものだ。
 舌平目のムニエル、豪華な客車、ざるのような警備。
 これが平和というのなら、平和は人を堕落させるものらしい。
 まあ、今は観光を楽しんでいるが良い・・・文字通り、これが「最後の晩餐」なのだから・・・。

 終戦から半年というのですから、#01からはそれ以上の年月が経っているわけで。
 そう思ってみていると、「アリソン」や「ヴィル」から子供っぽさも消えたような気がしますね。

 相変わらず豪華な声優陣は、今回ゲストとして「田中秀幸」を起用。
 彼と、部下に殺されたという「アリソン」の父親は繋がるのでしょうか。
 原作未読派としては、散らばれた伏線が気になるところです。
 それにしても、「ヴィル」の朴念仁は凄まじいですね。
 あれだけモーションをかけても無反応とは、異性としてみられていないのかと「アリソン」に同情したくなります。

| | コメント (0) | トラックバック (2)

アリソンとリリア #08

#08「王女様と英雄」

7.5点(ワレン警部・・・あの渋い声で宣言されれば、信じるわ)

 10年前の悲劇。
 かつて「イクストーヴァ王国」を襲った、王宮での火災。
 彼女は唯一の生き残りだと、「オーウェン・ニヒトー議員(速水奨)」の演説会で宣言します。
 戸惑う民衆、否定をする「ニヒトー」。怒号の中、彼女は証拠を見せると胸元から金色に輝くペンダントを出しました。
 それは、「イクストーヴァ王国」の人間であれば誰もが知っている、王族の紋章が彫られたペンダント。
 真偽を確かめると正体を明かしたのは、会場の警備を担当していた「ワレン警部(内海賢二)」でした。

 「私は10年前の・・・王室警護官の生き残りなのです」

 火災に巻き込まれ全滅したと言われていた「王室警護官」。しかし、実際は彼等の中に生き残りが居ました。
 王室ご一家を守りきれず、王族をひとりも助けられなかった苦悩が、生きている人間の口を閉ざした。
 彼は王女のペンダントを実際に見た人間として、表の紋章を、そして裏側を確認し、民衆の前に高らかに宣言を行いました。
 「王家の紋章の細工、そしてフランチェスカ様のお印である左下に俯いたお花・・・かつて、私がフランチェスカ様に見せて戴いたものと・・・間違いなく、本物です
 大歓声をあげる民衆、ひとり顔を歪める「ニヒトー」。そのまま逃げだすように会場を離れようとする彼に、「フィオナ」は忘れ物があると、ひとつのカフスボタンを突きつけます。
 そして、彼女の口から10年前の真実が語られようとしていました・・・。

 「イクストーヴァ王国」完結編(なのか?)。
 正直、短絡的な「ニヒトー」の行動と、その最後は頂けませんが、演じる声優の力(速水奨、内海賢二)でなんとか乗り切りました。
 まあ英雄補正がかかった「ベネディクト」と、久しぶりの「ヴィル」の活躍が見られたので、良しとしましょう。(^^;)。
 王女様になってしまった「フィオナ」ですが、次回以降も参加しそうです。・・・ご自分の立場、わかっていますか?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

【ご連絡】更新休止のお知らせ

管理人のジャンです。

申し訳ありませんが、出張が入ってしまい、
下記の更新についてはお休みいたします。

・アリソンとリリア #07
・図書館戦争 #06

次回更新は「ドルアーガの塔 #07」を予定しております。

誠に申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

アリソンとリリア #06

#06「フィオナの谷」

7.5点(人の出会いは「一期一会」)

 訳もわからないまま地下牢へと閉じ込められた「アリソン」と「ヴィル」。
 もっとも、長時間監禁する意図がないのか警備も薄く、なんなくその日の内に脱走を成功させます。
 「どうしてこんな目に遭わないといけないのよ!」

 途中、助けに来た「ベネディクト」と合流を済ませたふたりは、彼の顔見知り(ナンパ相手)だという「フィオナ」という村の少女に出会います。
 「今すぐに私を首都に連れて行って。さもなければすぐにでも貴方達を突き出すわ」
 ともかく事情を尋ねる「ベネディクト」に、彼女は一枚の選挙チラシを渡します。チラシの中で厳つい顔を見せているのは「オーウェン・ニフィトー議員」。
 「彼の演説会に参加したいの。そして、私が居ることを示したいの、私が生きていることを・・・

 少女の真名は「フランチェスカ」。
 10年前に全員亡くなったと言われていた「イクストーマ王国」の王女。残された王族、最後のひとり。

 「信じられないでしょうね・・・でも私はできるだけ多くの人にこのことを伝えたい。だから、国民が注目している演説会に、どうしても行きたいの
 少女の瞳は真っ直ぐに「ベネディクト」を見つめていました・・・。

 意外と行動派の「フィオナ」に驚き。そして理解ありまくりの村長や村人達にさらに驚き
 恐らく原作ではきちんとフォローされているのでしょうが、ちょっとアニメでは飛ばしすぎな気もします。まあ、全然話が進まないアニメよりは、こちらの方が好みですが。
 さて本筋ですが、気になってくるのが10年前の事件ですね。「イクストーマ王国」から(「フィオナ」を除いて)王族が消えたあの日の事件に、果たして「オーウェン議員」が絡んでいるのか。
 次回の演説会が気になるところです。

 ・・・で、どうしてこの村はあんなに警戒心が高いの!?何故あんなに訓練されているの!?
 王女「フィオナ」を隠して育てるためでしょうか。うーん、そのうち明らかになることを期待しつつ。

 「暇すぎて・・・君たちのデートを邪魔しに来たのさ」

| | コメント (2) | トラックバック (1)