スピードグラファー_TV15

第十五話「濡れ女地獄」

先週は延長で一部録り逃し、ショックでした。今日は大丈夫だろうな・・・と、オープニングが始めるまでの数分間、ドキドキでしたよ。

冒頭。水中、落ちていく女、抱きしめられていた子供。事故?あるいは身投げなのか。

せっかく、結婚式をぶちこわしたのに記事がないことに憮然とする「雑賀辰巳」
「戸越清冶郎」も記事を載せていないのですね。これも「水天宮寵児」からの圧力でしょうか。

一方、「銀座ひばり」は朝までやけ酒。うっすらと浮かべた涙が私の涙を誘います。ううぅ・・・(T_T)。

地下鉄にて大宮までへ移動する「雑賀」と「天王洲神楽」。
町のあちこちへ失踪人として張り出されている「雑賀」は終始うつむき加減で顔を隠すように行動しています。
※目立つ髪型なのですから、せめて髪型を変えれば・・・。

「どこでもいい、雑賀さんと一緒なら」といい、「雑賀」に身を任せる「神楽」
※ずっとつながれていた手、なんか「高校教師」というドラマの最終回を思い起こさせます

電車を乗り継ぎ、北へ北へと逃亡を続けるふたり。
海を見ながら「神楽」は人魚姫の話を聞かせます。
※この子にも笑顔が戻ってきたようです。ちょっと嬉しい。(^_^)。

新しいユーフォリアか、一人の女と落ち合う「辻堂」「新治」「真壁」。「辻堂」がペンで何かを書かれています。
「弦巻ミハル」。冒頭の無理心中を図られた子供のほうです。それ以来、一切口をきかなくなったとか。
※水中へ姿を消しましたね。口がきけず、海に泡を残して消える、まさに人魚姫?。

明るいそぶりは熱をごまかすためだったのか、亡き母のことを思い出し、弱気になる「神楽」。
一方、いらつく「雑賀」の理由は、やはり残り少ない「神楽」の命。自分の目が見える間に「神楽」の先を見取ろうとしている「雑賀」。そこには明るい希望も見えません。

車で逃げる二人の脇に流れるは小川。そこから聞こえるうめき声?
どうやら、水中からおいかけている「ミハル」のようです。姿が見えないのは水と同化しているからでしょうか。

山道、突如車を覆う霧。フォグランプをつけて「雑賀」は車を走らせますが、その前に突如「ミハル」が現れます。
口のきけない女と油断する「雑賀」は車を出てしばらく「ミハル」と対峙。
車に乗せて欲しいという「ミハル」の要求を断る「雑賀」を「ミハル」は力ずくで引っ張ります。
声にならない声を漏らす「ミハル」。吸い込まれるように「ミハル」と抱き合う「雑賀」。そこへ、「ミハル」は口づけをかわします。
思わず突き飛ばして逃げ出す「雑賀」でしたが、彼女の冷たさが深く印象に残るのでした。

夜になっても車の周りは霧だらけ。熱で暑さを憶えた「神楽」の言葉で、「雑賀」は車の窓を開けます。
入り込む霧は、一瞬、バックミラーに「ミハル」の姿を写させます
シチュエーションがホラーじみてきましたよ。夏ですねぇ・・・怖い怖い。

「弦巻ミハルは恋仲となった男と次々と海へ飛び込んだ。その中こそ、母親の羊水。そこだけが休める場所なのだろう」
恋仲と心中を繰り返す女。「辻堂」の言葉が真実であれば、なんとももの哀しい女性です。

ようやく霧の怪しさに気がついた「雑賀」。車のスピードに追いつく霧を前に、「雑賀」はカメラを構え、外へと移動。
そこは、ちょうど滝の前でした。霧のせいでピントが合わず、カメラを水へと落としてしまう「雑賀」。
まるで生き物のように動く水に捕らわれた「雑賀」はそのまま水底へと引きずり込まれます。
そこに待つのは人魚となった「ミハル」をかたどった死。
「このまま死ぬのか・・・それもいいか」

あきらめかけた「雑賀」の元へ飛び込んできた「神楽」。
すがりつき、「雑賀」を引き離す「神楽」、自分に抱きつくその姿に、「ミハル」は過去の自分を重ね合わせます。
自分が誘った心中でなくなった母親、それを思い出し、血の涙を流したとき、化け物のように変わっていた姿が、再び美しい「ミハル」の姿へと戻ります
「やっと死ねる・・・」。泡のように消えていった「ミハル」は、天へとのぼり、雨となって地上へと降り注ぐのでした。

「男を始末したら、私の望みを叶えてくれますか」
その雨に、「ミハル」の姿を嗅ぎながら書かれたメモの内容を見やる「辻堂」。「雑賀」の始末はできませんでしたが、成仏するという彼女の願いは叶えられたのです。

意識を失った「神楽」の蘇生措置を繰り返しながら、大粒の涙を流す「雑賀」。溜まった水をはき出し、意識を取り戻した「神楽」。
「やだなぁ・・・雑賀さん、そんなに簡単に死にませんよ・・・やっぱりかっこうわるい (にこり」

「神楽」の行動を見て、安らかな死を待つのではなく、もがきながらも生きていくことを選んだ「雑賀」
悩み葛藤を繰り返していたからか、「神楽」に弱い所もずいぶん見せ「弱く、人間くさく」なってきましたね。
※完璧超人が多いアニメ主人公。もっとも「碇シンジ」以降はダウナーな主人公も多かったですけれど、人間くさい「雑賀」も素敵ですよ。
結構私の中では盛り上がってきたスピードグラファー。来週と再来週、お休みなんですね。次回は総集編ぽい予告でしたが、果てさて。
「ガドガード」「R.O.D The TV」「サムライチャンプルー」などの作品のように、テレビ放送が途中で終了するのは避けて欲しいですが・・・。
というわけで、またグラ!

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スピードグラファー_TV14

第十四話「人妻神楽」

前回の戦いの後遺症か、そのまま病院へ入院してしまった「銀座ひばり」。見送った「雑賀辰巳」は壊れてしまった「ひばり」の車の代わりに、前回倒したユーフォリア「百合ヶ丘蘭」の自動車へと乗り込みます。
車内に残された結婚式の招待状を見やる「雑賀」。そう、明くる明日は「水天宮寵児」と「天王洲神楽」との結婚式なのです。
※途中、なぜか模型店へよった「雑賀」。店長とは顔見知りのようですが、何のようだったのでしょうか。

場面は変わって、信者のお布施を使い込んだ、妙な神父「神田」が登場。どうやら電気を使いこなすユーフォリアのようです。
※教会も「お布施」って言うんですねぇ。知らなかったです。

地元へと戻ってきた「雑賀」は久しぶりにオカマのヨガ師(ではなくマッサージ師)の「ボブ」と対面。「神楽」を取り戻すと宣言した「雑賀」は色々な準備を「ボブ」へと依頼します。
「ボブ」は手伝いながらも、「いい年をした大人が女子高生に入れあげるのは好ましくない」と諭します。振り向いて貰えない恋に溺れるのは辛いもの、それを知っている「ボブ」だからこそのアドバイスでした。
ここが決戦の場と、これまた久しぶりの登場「戸越清冶郎」へも応援を依頼する「雑賀」。どのように結婚式場へ花嫁を奪いに行くつもりなのか・・・。

一方、ついに「神楽」の体内物質 (なんかH の培養に成功したとの知らせが「水天宮」へ。喜ぶ「水天宮」は次の段階への指示を行います。
そして、花嫁衣装へと身を包んだ「神楽」との対面。クスリの力か、人形のようになってしまった「神楽」が痛々しいです。
※ここらへん、「ルパン三世 カリオストロの城」を思い起こさせますね。クラリス~。(´ー`)

いよいよ開催されようとする「水天宮」と「神楽」の結婚式。テレビにて生中継される映像を病院のベッドで見つめる「ひばり」は、「雑賀」が訪れることを予期し、会場へ向かいます。

ユーフォリア「神田」が結婚式の神父を務める中、パイプオルガンが奏でられ、荘厳な雰囲気にて始まる結婚式。バブル期を思い起こさせるような演出にちょっと引きますが、「ひばり」や「戸越」も登場し、役者は揃ってきました。
そして、まさに婚姻の誓いが執り行われようとしたその時、「百合ヶ丘」に化けた「雑賀」が登場します。
「誓う必要はない!神楽の母を殺し、天王洲グループを乗っ取り、そして、神楽までも手に入れるつもりか!」
「雑賀」の登場に駆けつける「新治」達。鳴り響く大きな音(銃声・・・というよりは爆撮か)。そして、このときとばかり、表にいた「戸越」はマスコミをたきつけ、「ひばり」やテレビカメラと一緒に会場へと乱入します。

「水天宮!その娘から離れろ!」体中に取り付けたカメラで会場内を爆撮し、結婚式場の壁を爆破する「雑賀」。銃を構えようとする「新治」達ですが、壊された壁の向こうにはテレビカメラが群れをなしていました。
「さあ、見せてみろ!これだけのマスコミの前でお前の正体を。お前も、ここにいる連中も皆お終いだ!」

・・・終了です。( ̄□ ̄;)!!ガーン
報道ステーションが10分延長したお陰で、最後の10分が見られませんでした。とほほ・・・。_| ̄|○
ああ、続きが気になる。これはDVDを揃えよという暗示か!仕方がないので、他の人の感想でもチェックしてこようっと。

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スピードグラファー_TV13

第十三話「銀座番外地」

ついに「銀座ひばり」が主役の一本・・・でしょうか。第十三話のスタートです。

目の前で母「天王洲神泉」が殺され、気が動転している「天王洲神楽」「水天宮寵児」は残されたもの同士、一緒になろうと言い、彼女の耳元に何かを囁きます。
元々彼女に仕組まれた暗号か、実は催眠術師の能力を持っていたのか (笑 、そのひと言で気を失う「神楽」。今の「水天宮」は、部下の冷静な突っ込みも意に介しません。
※戸籍の書き換えができるのであれば、わざわざ婚姻届を正式なルートで通さなくても・・・(´ー`)。

一方、久しぶりの登場「雑賀辰巳」は、「ひばり」によって警察の留置場にかくまわれていました。あなたは化け物から狙われている。この事件から手を引きなさいとの「ひばり」の進言に対し、「俺も化け物の一人」と言い、爆撮能力により留置場から出る「雑賀」
「雑賀」は頼んでいた診断結果を聞きに「ひばり」と共に「両国玄蕃」の居場所へと向かいます。
※途中、ユーフォリア「百合ヶ丘蘭」による物色シーンがインサート。うーん、エロエロ。(^_^;)

到着した「雑賀」と「ひばり」が案内されたのは、「遺伝子情報研究室」の「西谷教授」。いきなり人の手にメスを突きつける危ない教授 (怖すぎ ですが、彼によってユーフォリアの秘密が少し明らかにされました。
「損傷した組織の肝細胞化と急激な増殖、再生。あなたが感染したウイルスは、DNAに寄生し、任意に、しかも瞬時に塩基配列を組み替える。先ほどのケガもこいつが細胞を瞬時にTS細胞に組み替え、増殖させて修復した。しかもこいつは脳の命令によってその姿を変えることができる。望めば鳥や魚にだって姿を変えることができるというわけです」
※まさにSF(少し不思議 by 藤子・F・不二雄)。・・・少しどころではないかも。

一方、「神楽」の細胞にはウイルスの存在はなく、代わりに奇妙な物質を見つけたと言います。
「雑賀さんが感染しているウイルスと結合することで、他の個体に対しても活発に増殖活動を始めます。それと、セロトニンというドーパミンを押さえる成分を抑制する働きも
あくまで研究材料としてしか「雑賀」を見ない「西谷教授」にあきれ、自分は時間がないと言い、その場を離れようとする「雑賀」。その耳に飛び込んできたのは、「目に異常を感じるのではないか」という「西谷教授」の言葉でした。
変異する細胞の劣化は早い。変異を繰り返せば細胞は死滅する。放っておけば失明や、命の危険だってあるんだ」
その言葉を聞きながらも、「雑賀」の足は止まりません。歩きながら「水天宮」の言葉を思い出す「雑賀」。自分がウイルス保有者となった原因、おそらくはどこかの戦場かを思い探していたのです。

病院の廊下を歩く「雑賀」と「ひばり」。その時、テレビのニュースが「神泉」の死去と「水天宮」と「神楽」の結婚を伝えます。明日、行われるという挙式。それを止めに行こうとする「雑賀」。「ひばり」は「神楽」に会わせはしないと銃を使って威嚇しますが、その足はやはり止まりません。
「カメラを捨てて、あの娘に会わなきゃ、あんたは助かるんだ。目だって見えなくならずにすむ。また二人でやっていこうよ・・・私、努力するから」
「・・・あの娘と約束したんだ。必ず自由にしてやるって」
「ひばり」の震える銃口。その思いを伝える良い演出です。・・・病院はいい迷惑ですが。

そこへ襲いかかってきたのは入れ墨をクモに変えるユーフォリア「百合ヶ丘」。「ひばり」の車で逃げる「雑賀」ですが、その首筋につけられた子クモにより執拗に追いかけてきます。
車の天上に乗っている「百合ヶ丘」を写殺しようとする「雑賀」、しかし、「ひばり」はその手を阻止し、車をガードレールへ押しつけ、「百合ヶ丘」をつぶそうとします。横転した車から逃れた「雑賀」と「ひばり」は、車のガソリンタンクを打ち込み、炎上させます。
「許せないな、私のスキン(肌)を傷つけるとは」炎くらいではびくともしない「百合ヶ丘」。今度こそと写殺しようとカメラを構える「雑賀」を、「ひばり」は渾身の想いで止めます。ここでその能力を使えば、また「神楽」に会うことになると。
※この「ひばり」の気持ちはちょっとわかります。私は運命論者ではありませんが、ここで使うと絆が深まるというか、運命が繋がるというか、「ひばり」にはそう感じられたのでしょう。

それでもカメラを構えた「雑賀」ですが、そのファインダー内に「百合ヶ丘」の姿は見えません。そう、放っておいた子クモを経由して、「ひばり」の身体を乗っ取ったのです。
「あたしを撮れ、あたしごとこいつをぶっ飛ばせ・・・お願い」と必死の思いで伝える「ひばり」。一瞬、カメラを「ひばり」に向ける「雑賀」ですが、やはりシャッターを切ることはできません。
その時、「百合ヶ丘」が上空から降りてきました。そう、乗り移ったかに見せかけていたのです。気づかず、カメラを下ろしたままの「雑賀」。その後ろへ着地した「百合ヶ丘」の魔の手が伸びようとした瞬間、一つの銃声が鳴り響きました。
乗っ取られ、操られながらも、その思いの力で放った「ひばり」の銃弾が「百合ヶ丘」の額を打ち抜いていたのです。振り返り、今度こそ爆撮する「雑賀」。吹っ飛ぶ「百合ヶ丘」の上半身、そして、その影たるクモも塵のように消えてゆきました・・・。

ユーフォリアの能力の説明として「西谷教授」が熱く語られていました。その回復能力と、まあ、身体の変化についての説明についてはこれで決まりなのでしょう。
問題は、劇中でも言っていましたが、「雑賀」の写殺・爆撮能力についてですね。今後、何らかの説明はあるのでしょうか。
まあ、それはともかく、今回の主役は「銀座ひばり」でしたね。(^o^)。どうして「雑賀」が好きなのかは語られませんでしたが、その思いの深さはよく伝わってきました。最後は亡くなってしまうのかと、ちょっとドキドキでしたが。彼女は好きなキャラクターなので、今後も活躍して貰いたいです。

あと、エンディングは今回から変わりました。結構、前回までの切ないエンディングも好きだったので、慣れるまでは、昔の方が良かったなと感じてしまうかも。

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スピードグラファー_TV12

第十二話「左手に抱かれて眠れ」

おお!十二話目にして、オープニング変更(正式版公開?)ですよ!
なかなか格好良いですね。デュランデュランのオープニングテーマともあっていると思います。

追憶のシーンですかね。ちょっと田舎娘っぽい女の子が登場。どうやら「天王洲神泉」の高校生くらいの頃のようです。いきなり怪しいお医者さん(「小田原和樹」?)に裸にされて、完璧な骨格だとか言われていますが・・・。(^_^;)。
※この医者が言っている「魔法をかける」こと、それが「豪徳寺」の言っていた「悪魔に魂を売る」ことなのでしょうか。

時は現代に移り、「神泉」の家で語り合う(というほど意思の疎通はとれていませんが)、「豪徳寺」と「神泉」
ダイヤの原石に気がついた「豪徳寺」が「神泉」をプロデュースし、スターへの道へと登り始めていた。
しかし、「豪徳寺」は言います。「あの娘は私を裏切った」と。
ある日、撮影のクランクインに現れなかった「神泉」。探しにでた「豪徳寺」には、「神泉」の居場所の見当がついていました。
そう、「男(おそらくは「小田原」)」の所だと・・・。
そこへ向かう途中、交通事故に遭ってしまった「豪徳寺」。翌日、連絡を受けた「神泉」は「豪徳寺」の入院した病院にかけつけました。
※このときに「全てを失った」と語る「神泉」。あの「別所温泉」を出た雪の晩のことでしょう。子供までもうけた愛する男に「裏切られた」と感じた(実は誤解だったのですが)あの日です。

場所は変わって、「天王洲神楽」が捕らえられている船上の施設。
※「神楽」の隣にも横たわる人が見られます。何人か実験対象として捕らえられているのでしょうか。
自分の身体と引き替えにひとときの自由を得る「神楽」。船の位置を把握した「神楽」は自分の命を賭けて、研究員を脅し脱走を図りました。

ついに「神泉」との婚姻手続きを進める「水天宮寵児」。そこへ「神楽」脱走との連絡が密かに入ります。「彼女は必ずここに来る。神泉には会わせるな」と、「辻堂」に命令する「水天宮」。

そして、ユーフォリア、ヨン様・・・ではなく、「百合ヶ丘蘭」も「銀座ひばり」の家に「雑賀辰巳」を始末するためにやって来ました。ユーフォリアのことをよくは知らない「ひばり」は銃だけで威圧しようと試みますが、逆に小さな「クモ」を気がつかないように仕掛けられ、逃げられてしまうのでした。
ああ、「ひばり」の運命や、如何に・・・と心配するのは俺だけかも。「ひばり」萌えですから。

予想通り、「天王洲」の家に戻ってきた「神楽」。「神泉」を探して「豪徳寺」が軟禁されている隠し扉を開けてしまいます。一方、いよいよ婚姻届にサインをした「水天宮」。「神泉」もサインをしようとしますが、「小田原」との想い出が頭をよぎります。
あの「別所温泉」での待ち続けた日々・・・そのとき、「神泉」は婚姻届を用意し、自分の名前を記述して待っていたのです。
「水天宮」って、字が下手。意外だ。(´ー`;)

婚姻届の立会人として「豪徳寺」を呼ぼうとし、席を立つ「神泉」。そこには丁度「神楽」と彼女を捕らえようとしていた「水天宮」の部下「新治」がいたのです。
「新治」を縛り、「神楽」とともに「水天宮」の元に連れてくる「神泉」。「神楽」は「水天宮」が恐ろしい人であり、利用しようとしているだけだと「神泉」へ訴えかけます。
「もう一度、お前を試したくなりました」と銃を机の上に置き、「神楽」と「水天宮」にロシアンルーレットを要求する「神泉」。二人を男と女の関係だと、前から疑っていたとのこと。
※女性の執念は恐ろしい・・・といいますか、憎むべき男の「娘」は信用できないということでしょうか。

その銃は「辻堂」の手によって取り上げられ、逆に「神泉」へと向けられます。
「神泉様・・・できればあなたを殺したくはない。段取りがややこしくなるのでね」
撃てるものなら撃てという「神泉」を「水天宮」の命により撃つ「辻堂」。しかし、その銃には弾が込められていませんでした。
「最後の慈悲を・・・元々誰も信じるべきではなかったのです」
隠していた配下に「水天宮」「神楽」以下の皆殺しを命じた「神泉」。その場を彼女が去った後、多数のマシンガンによる殺戮が行われようとしていました。
しかし、そのユーフォリア能力を解放した「水天宮」は、逆に、配下をその能力で皆殺しにします。

「どこか静かな場所で二人暮らしましょう」と「豪徳寺」とともに廊下を進む「神泉」。
次の瞬間、「豪徳寺」が車いすから転げ落ちます。「水天宮」により命を絶たれたのです。「豪徳寺」を見知っていた「水天宮」。彼は言います。
「あなたの全身はその女と「神楽」の父によって整形された・・・いや、改造されたと言うべきか」
全てを知っていた「水天宮」に「おまえは何者なのです」と問う「神泉」。
「私はあなたの大事な人から、神の能力を受け継いだ」。「水天宮」は、左手の目のような紋章、あざを見せつけます。
驚く「神泉」。それこそが「小田原」の左手にあったあざ、それと同じものでした。
※気がつかなかった。前に二人の写真が出たときに、あざがあったのか・・・( ̄□ ̄;)!!ガーン

「あなたは幸せだったはずです。愛した男の左手にずっと抱かれていたのですから」
「水天宮」の左手で首を絞められ、息を引き取った「神泉」。死の直前に「神楽」から、15年前の真実を伝えられ、一瞬瞳を開きますが、再びゆっくりと閉じていきました。
※その瞳はなにを写したのか・・・。

「神泉」が死に、「神楽」が天王洲グループの全てを引き継ぐ。「式は行う。私は神楽と結婚する」

まだ半分なのに、亡くなってしまいましたね~「天王洲神泉」。あのキャラクターは好きだったので残念です。もう「水天宮」を止められる者はいないのでしょうか・・・。今日出番がなかった「雑賀」は今どこに!

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スピードグラファー_TV11

第十一話「ハハキトク スグカエレ」

「雑賀辰巳」に言われたとおり小屋で一人待つ「天王洲神楽」
しかし、そこにやってきたのは「銀座ひばり」でした。自分は警察の人間で「雑賀」は警察が保護したという「ひばり」
※嘘は言っていません・・・が、「ひばり」のあの格好から警察の人間と判断するのは無理ですよね。女王様ファッションだし。(^_^;)

自宅に帰るのを拒む「神楽」でしたが、「ひばり」に「天王洲神泉」が危篤だというニュース映像を見せられ、また、「雑賀」が誘拐罪で逮捕される可能性を知らされ、帰宅を了承させられました。帰宅途中、「ひばり」に「雑賀」との関係を問われ、「心が繋がった気はします」と答える「神楽」
※聞かずにいられない&聞いた後に苦虫を噛み潰したような顔をしてアクセルを踏む「ひばり」萌え~。(^^)/

当然、ニュース映像は作り物でした。「水天宮寵児」と「神泉」に捕らえられる「神楽」は「ひばり」の裏切りを知ります。そして、「雑賀」とも引き離されてしまいました。
「神楽様は病気なのです」と船上の施設へ運び去る「水天宮」。そこで、「神楽」は初潮を抑える抑制ホルモンを打たれ、眠らされてしまいました。

一方、獲物を捕らえたメス猫「ひばり」は、抑えてきた欲求を解放せんと、さっそく「雑賀」を寝かせたまま全裸になりベッドイン。
※巨乳だなぁ・・・まさにコルセットで押さえていたのですね。(´ー`)
 描写の続きは未放映映像・音声の収録されたDVDにて!・・・なんてね。

ようやく・・・というか、ついにというか、姿を見せてきた「水天宮」の野望。
 ・営業再開の目処が立った秘密クラブ
 ・「天王洲神泉」の手綱を握れる自分という存在
 ・今の「神泉」の後ろ盾、邪魔な存在「千里泰三」には手を打ってある
 ・政官財のお歴々による新しい後ろ盾
駒が揃ったということでしょうか。

余計なことをしたと「神泉」に怒られる「水天宮」。
「あなたが私をどう思っているのか、それがわからなくなって・・・全ては神泉様の夫にふさわしい男となるためにと・・・私の浅はかな考えでしたことです」
自分の思いを伝えるためにと、車を走らせ、「神泉」と二人、海岸から海へと突っ込む「水天宮」。自分はあなたとなら死ぬ覚悟がある・・・と。
※今までも度々、こうした芝居を打ってきたのでしょう・・・色々と大変ですねぇ。確かに「神泉」は並の刺激では物足らなくなっているでしょうし。

・戻ってきた「神泉」に伝えられる「千里泰三」の訃報。
・そのニュースから「水天宮」が賭に出たと判断し、「雑賀」を倒すVIPに会いに出る「辻堂」達
・さらに、幻影のクモを操るユーフォリア、ヨン様・・・もとい「百合ヶ丘蘭」
・おまけに、何時間やっている・・・もとい、始まっていなかった「ひばり」と「雑賀」
・最後に、「水天宮」と「神泉」の結婚という衝撃な話題を聞いた「神楽」

大きな歯車が動き出したようです。

最後に、DVD第一巻の詳細を伝えるCMがありました。とりあえず、「斉藤圭」が可愛い(・・・というか個性的な性格&可愛い)ので、第一巻は限定版で購入決定です。
みんなもインターネットラジオ「斉藤圭のスピードグラファー快楽超人ユーフォリア」を聞こう!

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スピードグラファー_TV10

第十話「水天宮来る」

最近、本筋に絡んできた「銀座ひばり」。今日は天王洲グループの総本山に乗り込み「天王洲神泉」とご対面。
「天王洲神楽は私が取り返す。その代わり、一緒にいる男は私へ返してください」と。

その頃、亡き父(であろう「小田原和樹」)の遺産、手帳に記述された「152研究所」の跡地へとやってきた「雑賀辰巳」と「神楽」
※見事な手つきで門の錠前だけを爆撮。だいぶ自分の能力に慣れてきたようです。

細菌によるバイオハザードを恐れ、地下にも膨大な部屋を抱えた施設を、地上は「神楽」、地下は「雑賀」と別れて調査を始めます。
 「神楽」:「小田原」の名前が載ったファイルを発見。
 「雑賀」:実験動物(?)のような、見慣れない生き物を焼いた跡を発見。

調査の途中、追いついてきた「辻堂」達。
そして、ついに最大の敵、「水天宮寵児」までもが「152研究所」へやって来ました。

「神楽」を先に逃がし、「水天宮」と対面する「雑賀」。
自分に何をしたのか、「神楽」に何をしたのかと問いつめます。

【神楽と雑賀についてわかったこと】
・「神楽」の身体能力は生まれつき。突然変異。
・「神楽」の持つ「体内物質(・・・つば?)」で「雑賀」の「ウイルス」が発症。
・発症するには「キャリア」となっている必要がある。どこで感染したのか「雑賀」にはその「因子」がある。

お互いの考え、その根底から違う二人。ついにはユーフォリア同士の一騎打ちとなりました。
目を見開く「水天宮」。体にいくつもの傷痕(?)のような線が走り、銃弾の痕跡のような傷口が浮かび上がり、眼と、線、傷口からは血のような液体が染み出て全身を赤く染めます。
その液体を自在に操る「水天宮」。あるときは光線のように「雑賀」を突き抜け、あるときはナイフのように斬りつける。そして、集まって翼のように「水天宮」の背中を覆い自在に空を舞います。
槍のように液体を変え、「雑賀」の足を止める「水天宮」。カメラも壊され、いよいよ追いつめられてしまう「雑賀」。

「私は既に一度死んだ。この全身は報われぬ戦いで死んでいった仲間達の魂が眠る場所だ」
「水天宮」の言葉の後、生き物のように「雑賀」の後ろで集まる液体。そして、それは人の形となり、液体の剣を構えて「雑賀」を突き刺そうとします。
瞬間、ポケットカメラを床に向け、爆撮する「雑賀」。その衝撃で床が崩れ、なんとか階下へと脱出します。

「雑賀」を逃した悔しさに唇をかみしめる「水天宮」。その脳裏に過去の記憶がいくつかフラッシュバックします。手術台で医者を見上げ・・・血がこぼれる・・・。
「消え去れ!忌まわしき過去よ・・・」
左手に浮かんだ目のような紋章はいったい何を示しているのでしょうか。液体の攻撃を左手で受け止め、吸収したのと関係があるのでしょうか?

なんとか逃げ延びた「雑賀」ですが、地上への出口から「ひばり」の車のボンネットへ転がり落ちます。
「ひばり」は「雑賀」に「神楽」の居所を聞いた後、気絶した「雑賀」をトランクの中へ。「もう逃がさない・・・」

まあ、この段階でラスボスであろう「水天宮」と決着がつくとは思っていませんでした。
気になるのは「水天宮」のユーフォリア能力。彼の言葉、オープニングの映像や「雑賀」の職歴を考えても、戦場での出来事が大きく影響しているようですが・・・。

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スピードグラファー_TV09

第九話「湯殿にて」

「両国玄蕃」に全てを話した「雑賀辰巳」。自分の能力、そして「天王洲神楽」がそれを与えてくれたことを。
一週間後の再会を約し、「雑賀」は「両国」と別れます。

さて、珍しく刑事をやっている「銀座ひばり」
「雑賀」が巻き込まれた「秘密クラブ」を洗うために「水天宮事務所」へ赴きます。
「水天宮寵児」と対峙した「ひばり」は「雑賀」の居所を聞き出そうとしますが、さすが「水天宮」はあっさりと「ひばり」をあしらいます。

その頃、車で移動中の「雑賀」と「神楽」でしたが、突如「雑賀」は眼の異常に襲われます。
※前回、「水天宮」が襲われていたものと同じ症状のようです。
「両国」との約束まで一週間、逃げ回ることにした「雑賀」は、「神楽」の母「天王洲神泉」の写真が送られてきた「別所温泉」へ行くことにしました。
謎に満ちた「神泉」の半生。モデル業界出身の彼女は、経済界の巨人「足利」の妾となり、その死後に足利グループを地盤に天王洲グループを創り上げた。
「別所温泉」へ向かう最中、しばしのデートに興じる「雑賀」と「神楽」。これがしばしの休息なのか・・・。

そして、久しぶりに登場は「神泉」。秘書より「豪徳寺」様の容態が芳しくないとの報告
ため息をつきつつも屋敷に戻る「神泉」。座敷牢に閉じこめられた老女「豪徳寺」に会った「神泉」ですが、
いささか認知症が進んでいるのか、昔の記憶と今の記憶が混在している老女は、昔の「神泉」を見ていた医者の話を聞かせます。
※老女を社長と呼ぶ「神泉」。昔の「神泉」を知っている彼女は何者なのでしょうか。

ようやく「別所温泉」に到着した「雑賀」と「神楽」。写真を見せた女将は「神泉」のことを憶えていました。
15年以上前、写真に写った若い男とよく来ていた「神泉」。ある時、一人で来た「神泉」は男を待っていましたが、数日待っても男には会えませんでした。
「神泉」が帰った雪の晩に一人、やってきた男。彼は写真と、「神泉」の子供にいつか渡して欲しいと、「152研究所」と表に書かれた手帳を置いていきました。
そして、数日後、雪に足を滑らせたのか、男「小田原和樹」は転落死してしまったのです。

手がかりを「戸越清治郎」に依頼した「雑賀」。文句を言いながらも調査した結果を報告してくれた「戸越」。
・「152研究所」は、旧日本軍から枝分かれした生物研究所。15年前に閉鎖されている。
・「小田原」は遺伝子治療が専門の医者。
・「豪徳寺プロモーション」「神泉」のいた芸能プロダクション。15年前に社長が失踪。今は存在しない。
 ※「豪徳寺」はここの社長だったのでしょうね。

「風呂は命の洗濯よ」との言葉ではありませんが、露天風呂で体を休める「雑賀」と「神楽」。
風呂の中、昔、誰かに教わったという曲を口笛で吹く「雑賀」。そして、その曲に聞き覚えがある「神楽」。

いよいよ自らが動き出すと「神泉」に宣言する「水天宮」。
そして、「神楽」を引き連れて逃げている「雑賀」の情報を入手する「ひばり」。

「お母様が愛した男の娘であって欲しい。私って、あの写真の男の人に似ていると思いませんか」
「神楽」の言葉に、「雑賀」は複雑な心境を抱きます。
「日に日に自分を裏切った男(と神泉は思っているだけですが)に似ていく娘、それが許せないのか・・・」と。

前回の予告を聞いたときには、逃亡劇も一休み。温泉話で骨休めかと思っていましたが、それだけではなく、色々とわかってきましたね。
全ては15年前から始まった・・・ですか。あの女将が「神泉」が愛していた「小田原」が来たこと、そして亡くなったことを伝えていれば、「神楽」が憎まれることもなかったのか、それとも運命の歯車はその程度の事実では回転を止めなかったのか。
個人的には「ユーフォリアはSEXでオルガズムを感じない」という事実にショックでしたが。「水天宮」は左手だけで「神泉」を満足させているのか?(´ー`;)

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スピードグラファー_TV08

第八話「神楽のともし火」

まさに余命幾ばくもない「天王洲神楽」
このタイトルはそれを意味しているのでしょうか。

冒頭、何らかの治療を受けている「水天宮寵児」
「結合部の細胞活性率は98%まで回復しました」との言葉にほっとするとともに
自分の目の異常を意識し始めていました。

そして、何らかの船上実験場に赴いた「水天宮」。
そこにいた科学者は「神楽」にクスリを与えて「初潮」を遅らせてきたこと。
そして、それができない今、いつ「初潮」をむかえてホルモンバランスが崩れてもおかしくないことを伝えます。

場面は変わって「雑賀辰巳」と「神楽」の逃亡場所。
しかし、ついに変態的な性癖を持つ「歯医者」ユーフォリアが到着しました。

煙幕と激しい銃撃に襲われる「雑賀」と「両国玄蕃」。そして、「神楽」。
※毎度のことですが、「神楽」に銃弾があたったらどうするのでしょうか・・・。

迎撃に出る「雑賀」。そして突入してくる「歯医者」ユーフォリア。
ピントを合わせるのを邪魔する煙幕と、クモの足のように襲い来る治療機器に追いつめられますが、
体に縛り付けておいた2台目のカメラをリモートで撮影し、難を逃れます。
そして、壁や窓を写殺し、風の通り道をあける「雑賀」
「海沿いだからな・・・山から突風が吹き下ろしてくる」「両国」の言葉が「雑賀」の脳裏に浮かんでいました。
邪魔な煙幕は突風に吹き飛び、「両国」の手助けもあって、ついに「歯医者」ユーフォリアは写殺されました。

突入しようとしていた「辻堂」達も、スポットライトと望遠レンズで吹き飛ばし、
「両国」の車で何とか脱出に成功した「雑賀」と「神楽」でした。

前回の予告を見たときには、もう少し歯ごたえのあるユーフォリアかと思っていましたが、
「歯医者」先生は今ひとつでしたね。まあ、「神楽」の喘ぎ声を聞かせてくれたので良しとしましょう (最低
「水天宮」の様子を見るところ、ユーフォリアも完璧ではないようです。
そうした設定が明かされるのは今後のお楽しみということでしょうか。

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スピードグラファー_TV07

第七話「猟奇ドリル」

最近、インターネットラジオの「斉藤圭」が好きな私です。
あのキャラは味があるよなぁ・・・。(^o^)。

さて、今回登場したユーフォリアは「歯医者」
あの音、イヤですねぇ・・・。実際にかかってみると上手な歯医者も多いのですが、待合室だけは慣れません。
ましてや、こんな歯医者にかかるなんて・・・ああ、イヤだ。(T_T)。

天王洲グループが手を回したのか、せっかく「銀座ひばり」が「雑賀辰巳」の手引きで逮捕した
犯罪者達は3日で釈放。こんな下っ端にまで気を遣って(?)くれるとは、結構面倒見の良いグループです。
ムカツク「ひばり」は「雑賀」の絡む事件を調査しますが、全て、闇へと消えていました。

その頃「雑賀」と「天王洲神楽」の逃亡劇は下田へ。
天王洲グループも警察へのコネ(というより幹部が顧客)を使い、「雑賀」を追いかけます。

伊豆に着いた「雑賀」達は目的の医者「両国玄蕃(声:小山力也!ダグラス・ロス先生!大ファンです~。)」に会い、ユーフォリアとなってしまった自分と、「女神」と呼ばれる「神楽」の体の検査を依頼します。

ある意味、視聴者にとっても謎の男「雑賀辰巳」
「ひばり」と「神楽」はそれぞれ、彼の経歴を、彼の歴史を問い尋ねます。
・10年以上前、命を賭ける戦場カメラマンとしてデビュー。
・戦場から離れた者達へ歴史を、事実を伝える写真が撮れる男。戦場でしか生きられない男。
・戦場で瀕死の重傷を負い廃人のようになっていた「雑賀」はNPOだった「両国」に助けられた。

そして検査の結果、突きつけられた残酷的な現実。「神楽」の脳に腫瘍ができており、余命は半年・・・。

「余命半年」とはずいぶんと重いテーマを持ってきます。
簡単に扱うと作品の評価を下げることにも成りかねないこのテーマ。
GONZOは、杉島邦久監督は、うまく扱うことができるのでしょうか?見物です。

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スピードグラファー_TV06

第六話「さよならダイヤモンド夫人」

やっぱりシリアス系、クール系じゃないよなぁ、この作品。
ところで、素朴な疑問なのだけれど、「おかまダンスショー」を見に来ている客が、
「女性のきらびやかなヌード」を見て喜ぶのだろうか?

それとも美には男女の差なんて些細なこと・・・なのか。

体が透けているだけにピントが合わず「雑賀辰巳」の写殺能力も「ダイヤモンド夫人」には通用しない。
※これを見越して彼女を派遣したのであれば、早くも写殺能力ピンチですね。

男気あふれる (笑、店員達は怪しげな能力を持つユーフォリア相手に
「雑賀」「天王洲神楽」をかばってくれます。良い人たちだ・・・。

逃げるに当たり躊躇無く他人のバイクを持って行く。良いと思います。綺麗事だけでは生きていけません。
それにしても追っ手の方達、町中でマシンガンを振り回すとは無茶なことをします。
これも「欲望都市」だから許されるのかな。だいたい「神楽」に当たっちゃったらどうするのでしょう。

自分の欲望を女神様「神楽」に形に変えて叶えて貰ったのがユーフォリア・・・さしずめ、
「ダイヤモンド夫人」は一片の曇りもなく永久の美しさを保つ・・・永遠の美を叶えて貰ったのでしょうか。

硬度10を誇るダイヤモンドですから、車とバイクの衝突にも無傷?ダイヤモンドはトンカチで叩くと割れます。
まあ、スタッフの方もわかっていて、ここは一般的なわかりやすさで、描写したのかな。
※偉そうに書いていますが、昔、書物などで得た知識ですので。
 ちなみにもっとも割れにくい宝石は「翡翠-ひすい」だとか。

人間、欲をかきすぎるとろくなことはありません。
「神楽」を奪った「ダイヤモンド夫人」はクラブを裏切り、さらなる金を要求します。
かたや「雑賀」もユーフォリア。あれくらいのケガでは死なないようです。取引の現場である「ダイヤモンド夫人」の邸宅へ向かいます。
そして、やっぱりというか「水天宮寵児」もユーフォリアのようです。前回、相当なケガを負っていましたが、あっさりと治っていました。

自分の過去、どうして「ダイヤモンド夫人」になることを願ったのか、その理由を語る「マダム小金井」。
ちょっと泣かせる場面ですが、これで死亡フラグは確定です。(;´д⊂)

案の定、スプレーで着色された「ダイヤモンド夫人」は、「雑賀」の写殺能力で倒されてしまいました。
もっともとどめを刺したのは「水天宮」の能力。念動系か、粉砕していましたね。
タイトル通り「さよならダイヤモンド夫人」。いいキャラクターでした。

ところで「雑賀」の写殺能力。ピントがあった物体をシャッターと同時に爆発させる能力ですが、
なにかが当たって爆発するのではなく、そのもの自身が爆発するようですね。弱点はありますが、結構使える能力です。
まだ「神楽」の魅力は見えてきませんが、「ユーフォリア」は面白いキャラクターが出てきています。今度はどんな「ユーフォリア」が登場するのでしょうか。

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