かみちゅ_TV07

第7回「太陽の恋人たち」

今回の序盤はエッチでしたねぇ・・・そう「四条光恵」。最近、神様「八島様」も憑依しないし、「三枝祀」に比べて地味かも、とか思っていたのですが、あのボディラインは正直やられました。(^_^;)。
そんな眼福の第7回ですが、涙腺の方も刺激されるかも。

夏といえば海、海といえば水着。神様も休養が必要と近くの海岸へ遊びに来た「一橋ゆりえ」「光恵」「祀」の3人。
人の多さにうんざりしますが、昔は人が多かったという海岸の裏側に回るとガラガラ。そこには怪しい海の家?が1件あるだけでした。
早速、水着に着替えて水遊びを楽しむ3人。
※こ、更衣室もないということは、野外お着替えですか!(・_*)\バキッ

【今時(ではないよう)な中学生の水着事情】
 ゆりえ:ピンクのフリルつき。泳げないのか、水玉模様の浮き輪もセット。
 光恵:黄色のワンピース・・・どうしても水着よりもスタイルに目が・・・。
 祀:オレンジとホワイトの横ストライプ。

ビーチボールで遊んだり、波間に揺られたり・・・と楽しいひとときを過ごしますが、そこへ結構激しいにわか雨が。
仕方なく、海の家に避難する3人。「ゆりえ」レーダーに反応がないので、物の怪などはいないようですが、ちょっとした肝試し。

そこには、浮き輪代わりに使っていたタイヤ、古いボムボート、オート三輪、ビン専用の自動販売機、曲がったレコードと古いアンプ、ぼろぼろになったビート板、そして、何枚もの昔の写真が残っていました。

楽しかった海水浴ですが、やはり夏の日差しは強いもの。全身日焼けをしてしまった「ゆりえ」は服が触れるたびに「痛ぃ」と声を漏らします。
晩ご飯の一橋家では、夫婦なれそめの昔話が少し。なんでも「ゆりえ」のパパとママもあの海岸で出会い、つきあうようになったとか・・・。

部屋で日焼け跡を「タマ」に仰いでもらいながら、うつぶせに寝ていた「ゆりえ」。
そこへ「チームしあわせ」が「ゆりえ」の神様就任歓迎会「ゆりえ様歓迎会神様だよ全員集合!!」の連絡を持ってやって来ます。
※それにしても見事な日焼け跡。水着の跡が痛々しいですが、ちょっとエロティックでもあり。(^_^;)。

まさに八百万(やおろず)の神様が集合という感じの歓迎会。果たして何の神様なのか、姿形からは想像もできないのがゴロゴロいます。
早速始まった歓迎会、まずは神様協会会長からの認定証授与と、衣装のプレゼント。きらびやかな衣装に喜ぶ「ゆりえ」が可愛らしいですね。
続きましては、就任のご挨拶。凄く緊張している割には、なかなかの挨拶をして、神様一同にも喜ばれる「ゆりえ」。
※ポップなデザインの神様達。菅原道真がいらっしゃったらどういった格好なのでしょう「八島様」と同様に普通の人間タイプかな。

挨拶が終わりましたら、しばしご歓談を。というわけで船上の宴にて、神様方へ挨拶回りをする「ゆりえ」。そこで、いわゆる「九十九神(つくもがみ)」の集団に出会います。
タイヤの神、ビート板の神、ボートの神、焼きそばの神・・・そう、あの海の家「はまかぜ」の神様達です。
「後悔はないが、気になっていることがある」と語る神様達。
「ある男の子と女の子、男の子は写真好きではまかぜに写真を飾っていた。女の子は3つ年下でよくタイヤを浮き輪代わりにして泳ぎを憶えていた、あの二人は幸せになったのだろうか・・・」
衣装をもらった恩返しというわけではありませんが、「はまかぜ」の写真を並べ呪文を唱える「ゆりえ」
「か~み~ちゅ~(ひゃ~?)」

その言葉が力を持ち、空へ次々にうち上がる花火。それを見上げたかつての少年、少女達は、どうしてか「はまかぜ」に行きたくなりました。
「ここに来ないといけないような気がしたんだ」
「ゆりえ」のパパとママもやってきて、まずはこの二人をご案内。会長に聞いた特別な呪文「おでこにチュ」を実行し、パパとママをあの頃の姿に戻した「ゆりえ」。
「はまかぜ」もすっかり当時の姿へと生まれ変わります。

軽快なミュージックが流れる「はまかぜ」に入った二人は、昔のままの姿に、あの頃のラムネの味に、あの頃の焼きそばの味に驚きます。
「男の子と女の子って、お父さんとお母さん!?」
これぞ神が導く不思議な縁、プロのカメラマンにこそなれませんでしたが、この町と人が好きなパパは今でも趣味で写真を続けているといいます。
そして、神様の質問に二人は答えます「ええ、とっても幸せです」と。

「光恵」と「祀」、そして、町の人々もいっぱい「はまかぜ」へとやって来ました。
今日はあの頃の同窓会。「皆にも見せてあげなさい」との会長の言葉により、全員に「おでこにチュ」の呪文を実行することになった「ゆりえ」ですが・・・。
「ごめんね光恵」と、ここは親友にその権利を譲ってあげます。
(^_^;)。

そして、楽しい日は終わり、またいつもの廃墟と化してしまった「はまかぜ」。しかし、そこには新しい写真が飾られているのでした。

今回は良かったです。第1回以来・・・いや、この第7回が私にとって、「かみちゅ」のベストになりました。日にちをおいて、もう一度見たいものです。

| | コメント (0) | トラックバック (2)

かみちゅ_TV06

第6回「小さな決心」

最近「一橋ゆりえ」が「木之本さくら」に見えることがあります。「はにゃ~ん」とか言わせたいなぁ・・・。ジャンです。

女子中学生の悩みといえば「恋の悩み」。「三枝祀」が企画した、夏休み前の一大イベント「ハッピーサマー女子限定 ラブラブ 占い相談室」は大人気。
「ゆりえ」もどんどん耳年増になっていきます (笑 。※それにしても「恋愛相談」とは。本人が一番相談したいところでしょうね。

相談者の一人に「字が汚い」と言われてしまった「ゆりえ」。ちょっとへこむも、事実だから仕方がありません。
「祀」には、「ゆりえ」が恋する「二宮健児」に手ほどきを受ければと言われますが、「四条光恵」の言うとおり、余計緊張するだけでしょう。

そして、事件はある恋愛相談から始まります。
「好きな人がいるんです!」と相談してきたのは「能登きよみ (声は「広橋涼!」大、大ファンです!)」。まずは相手を聞いてみないと・・・と確認したところ、なんと片思いの相手は「二宮健児」
そう、恋のライバル出現です。

「犬から助けてもらった」から恋をしてしまった「きよみ」。「光恵」はその恋の出会いに「?」ですが、「ゆりえ」は「いいなぁ」とうらやましがります。
「神様は困った人を助けるのがお仕事だから」と、思わず恋のお手伝いを言い出してしまった「ゆりえ」。
本音は「きよみ」から「健児」を守るためかもしれませんが、二人揃って「健児」が部長を務める(そして、部員は彼一人の)書道部へ入部することになりました。

部室が貰えないため、屋上を部室代わりにしている書道部。「祀」と「光恵」もついてきて、4人で屋上へと上がります。
「部室が屋上なんて・・・ワイルドですね」と感激している「きよみ」は、おいておいて、声をかけても返事がない「健児」を探すためにはしごを登った「ゆりえ」。
その眼前に映ったモノは、・・・愛しい彼の大胆な姿でした。そう、上半身ヌード!まさにワイルド!(笑

思わずはしごから落ちてしまう「ゆりえ」。「祀」と「光恵」も巻き込んで大騒ぎ。でもそのお陰で「健児」も目を覚まし、いよいよ二人とご対面。
「俺、書道以外、注意力も記憶力もほとんどなくてさ・・・」と「きよみ」との出会いを全く憶えていない「健児」。もっとも、「ゆりえ」も未だに名前を覚えてもらっていませんが。
※「ガン×ソード」の「ヴァン」といい、「倉田英之」先生の書く男性キャラには記憶力が欠けている。(^^;)。

何事も体力が大事・・・?グラウンドで怪しいかけ声をかけあいながらランニングをする「健児」「きよみ」「ゆりえ」
夏休み前の暑いさなかではありますが、「ゆりえ」にとっては今の状況もラブラブ妄想タイム。懐かしの青春ドラマのように、海岸沿いの砂浜を駆ける男女を自分たちに当てはめています。
一方の「きよみ」も常人には理解不可能な「健児」の行動を「素敵!」と感じるところ、「ゆりえ」のライバルの素質十分です。
「健児」の良さは「電波」を感じる女子でないとわからないのでしょうか?(^_^;)。

「ゆりえ」の態度から、なんとなく「健児」のことを「ゆりえ」も好きなのではないかと思い始めた「きよみ」。
二人の仲はギクシャクしたところもありますが、それでも「健児」と過ごす部活動は楽しく、書道部中心の生活を数日間楽しみます。

そんなある日、バレー部のいない体育館を勝手に使って書道に励む3人。真摯に書道へ取り組み「健児」は、綺麗に書くことができた書を破いてしまいます。
「俺、心の中がそのまま紙に出たような、そんな字が書きたいんだ」※なるほど、書道に対してだけは本当に真剣なのですね。
そして、「健児」は、「きよみ」と「ゆりえ」に書道部へ入部した理由を聞いてみます。
 きよみ:先輩みたいな字が書けたらと思って。
 ゆりえ:もう少し字が上手になりたいと思って。

二人の言葉を聞いた「健児」は技術的なことなら教えられると、「ゆりえ」に書道の手ほどきを始めます。
緊張しまくって上手な字を書けない「ゆりえ」でしたが、その字を「健児」は、「いい字だよ」と褒めてくれました。
※書いた字が「男女交際」なのは笑えます。その字を見て「きよみ」は「ゆりえ」が「健児」を好きだと確信したのかな。

「光恵ちゃん、私、嘘ついちゃった・・・神様なのに・・・どうしたらいいのかな」
「きよみ」に「健児」のことが好きなのではと問われた「ゆりえ」は、「そんなことはない」と応えてしまいます。
そして、相談された「光恵」は「誰にもどうにもできないことだと思うから、正直にしたいことをすれば良い」とアドバイスをします。
※こればっかりは神様でも無理ですか。そうかもしれませんね~本当、化学反応みたいなものだし。

翌日、「退部届」を握りしめて部室へ向かう「ゆりえ」。そこには「先輩」「好きです」と習字を「健児」に見せる「きよみ」の姿がありました。
「いい字だね・・・でも、ごめん」
初恋は甘いものではなく、苦く切ないもの。でも、何年も経ってから思い出したとき、きっと甘く感じられる。頑張れ、「きよみ」ちゃん。(T_T)。

「今度は神様の番ですよ」と、背中を押された「ゆりえ」でしたが、自分の思いを伝えるまでは行かず、今は只「退部届」を出すだけです。
そんな「ゆりえ」の心情を察した「祀」と「光恵」は、「夏休みを楽しもう」と持ちかけるのでした。

名前が数字に関係のない「能登きよみ」は、きっと今回だけのゲストキャラでしょうね~。残念。
今回の収穫は、「二宮健二」が只の変人ではなく、「1本芯が通った男子」とわかったところでしょうか。少なくとも書道に対しては真剣なところを見せたわけですし、ね。

| | コメント (0) | トラックバック (2)

かみちゅ_TV05

第5回「ひとりぼっちは嫌い」

「かみさまだって風邪は引きます」というわけで、病気になってしまった「神様:一橋ゆりえ」。
もはや日課となり、珍しさも薄れつつあるお悩み相談室の最中に倒れてしまいます。「神は死んだわ・・・」

いつもそこにいるはずの人がいない。それはちょっと寂しいものです。たとえ、それが一時的なものだとわかっていても・・・。
「ゆりえ」の空いた席を見つめる「四条光恵」と「三枝祀」もなんだか少し寂しそう。

熱が出て一日寝込んでいた「ゆりえ」。翌日になっても熱は下がらず、その日は学校を休むことに。
「お母さん、プリン食べたい」
病人のたったひとつの利点ですね。「メロン」だったり、「バナナ」だったり。食べ物のわがままが許されるときです。

「来福神社」に「無病息災」のお守りを買いに来た弟の「一橋章吉」。「祀」の妹「三枝みこ」とはちょっと良い関係?
「普通の人にとって、神様なんてそんなものです。普段はいるかいないかなんて気にしないでしょう
※確かに、「八島様」の言うとおり。最近、神様にお願いしたばかりの私にはうなずける言葉です。

「ほとんど治っているのに・・・」。ちょっと元気になった「ゆりえ」は手持ちぶさた。
つまらないことを考えたり、空を飛んだり・・・えっ!
なんと、幽体離脱をしてしまった「ゆりえ」。身体の束縛を解いて、空のお散歩です。
いつもと同じものが違う景色に見えたり、ちょっと不思議な感触を楽しむ「ゆりえ」。そのまま、久しぶりの学校へ向かいます。
親友である「光恵」や、「祀」に話しかけても、見えるわけではなく、相手をして貰えません。
そして、それは恋する彼も同じ。ちょっとだけ大胆になった「ゆりえ」は、あこがれの「二宮健児」のほっぺにタッチ。その瞬間、幽体離脱は解けて、元の身体へ戻ってしまいます。

そして、夕方、待ちに待ったお見舞いに来てくれた「光恵」と「祀」。
特効薬といい「イモリゴールドいちご味」を持ってきます。それは遠慮したものの、もうひとつのお見舞い品は、彼女の心をジャンプアップさせます。
「なんだかわからないけれど、書いているときにゆりえの顔が浮かんだんだって」
好きな人に書いて貰った「無病息災」の言葉、それこそ風邪の特効薬。翌日、「ゆりえ」は元気に登校しました。

今日は短縮バージョンです。どうしてか、「かみちゅ」の世界に浸りながら見ていた感じ。こういうのも、たまには良いかも。

| | コメント (0) | トラックバック (6)

かみちゅ_TV04

第4回「地球の危機」

「ほのぼのできるオープニングができました」と「神様:一橋ゆりえ」から声のお手紙が届きそうな (どんなだ 、オープニングが完成。スタッフの紹介部分が小粋です。この作り込みが「かみちゅ」クオリティ。

日本人の食卓という感じの美味しそうな朝食を頂く一橋家。「貧乏神:タマ」もお行儀良く朝ご飯を頂いて、朝の話題を独占です。

そんな朝の一幕を打ち破ったのは「猪鹿蝶」で構成されたお願い事選抜部隊「チームしあわせ」。
彼らが手みやげ代わりに持ってきたお願い事は「困っています。助けてください」という「内閣総理大臣」よりのお願いでした。

政府専用機で国会議事堂前に到着した「ゆりえ」の前に展開するのは自衛隊の大部隊。
「自衛隊の存在意義は怪獣から日本を守ること」と言ったのは誰だったか、今、彼らの目の前にはゼリーのような物質でくるまれた火星よりの飛行体、円盤が着陸していました。
「とにかく言葉が通じないのでね、奴が何をしにきたのか、それを探り出して欲しいんだ」
議事堂の地下4階、核シェルターに捕獲されていた「火星人」。
※総理、異世界の住人に対して血も涙もない対応ですよ。(*'へ'*)ぷんぷん。

さすがに神様といえども火星人相手の交渉は勝手が違うのか、言葉も通じずに戸惑う「ゆりえ」。「ファーストコンタクト」は怯えっぱなしです。
それでも、触角経由でなんとか会話に成功し、「火星人」側の超科学力にて、日本語でのコミュニケーションが可能となりました。
流石、「グラハム・ベル」。こんなこともあろうかと、電話を発明していたのですね。 (嘘

女の子の火星人「火星子ちゃん」には、「チームしあわせ」を見ることができ、その優しさを信じて「ゆりえ」に解放交渉を一任します。
裏では汚い外交戦略が着々と・・・。抜け目ないと褒めるところ・・・ではありませんねぇ。

国会議事堂の外でヘリコプターに運ばれる円盤を目にした「ゆりえ」。どうやら様子がおかしいと、勇気を振り絞って現場へ急行。
なんと、そこでは騙され、捕らえられ、運ばれようとしていた「火星子ちゃん」の姿が。
ついにその正体を現した「内閣総理大臣」に対抗するために「火星子ちゃん」は「ゆりえ」に借りた無線機を「催眠波発生装置」へ改造。「ゆりえ」を連れて脱出です。
※ちなみに無線機を発明したのはイタリアの「マルコニー」。彼もまた、こんなこともあろうかと・・・。

国会議事堂内を逃げ回る「ゆりえ」と「火星子ちゃん」。日本中にニュースとして放送される中、目を覚ました「内閣総理大臣」がリーダーとなり、SP、機動隊、自衛隊による捕縛作戦が開始されます。
「誰だって家に帰りたいはずだし、待っている家族だっているのだから」
「ゆりえ」の優しい言葉に、頬を赤らめながら男の子の映像を見せた「火星子ちゃん」。
「私の好きな人、火星中学のクラスメート。・・・片思いだけれど」
「火星子ちゃん」にも片思いの男の子がいる。自分と同じ想いを持つ彼女に共感した「ゆりえ」は、「絶対に返してあげる」と、その心に火をつけます。

「チームしあわせ」が持っていた、小さな筆と紙3枚を利用して突破作戦を敢行する「ゆりえ」
まずは国会議事堂にぴったりの「牛歩戦じゅつ」で機動隊の足を遅くして窮地を脱出、続いては「類似品」にて自衛隊の目を眩まし、見事、円盤の近くまでたどり着きます。
「真っ直ぐ進むだけが脳じゃないぞ」って、猪が言うな、猪が (^_^;)。

後一歩と言うところまで来た「ゆりえ」と「火星子ちゃん」でしたが、その周りを銃器を持った自衛隊に取り囲まれてしまいます。
「両手をあげろ!」神業を起こす筆書きを封じられては「ゆりえ」も力を発揮できず、危機一髪かと思われたその時、
「専守防衛!」中学生らしく、勉強の成果を示す「ゆりえ」。言霊の力か、攻撃することができない自衛隊。

最後の壁「内閣総理大臣」も何とか排除して、ようやく円盤の元へたどり着いた「ゆりえ」と「火星子ちゃん」。ちょっと寂しい、お別れの時を迎えます。
「お互い、頑張ろうね。・・・はい、あげる」
※「火星子ちゃん」と「火星人くん」の幸せを祈る力に最後の紙を使う「ゆりえ」。火星にも神様の力が及ぶかはわかりませんが、幸せになって欲しいですね。

異星人とコミュニケーションが取れることがわかったからか、海底人、地底人と次々に登場する日本国。
親善大使として、しばらくは「ゆりえ」の忙しい日々が続きそうです。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

かみちゅ_TV03

第3回「そんなつもりじゃなかったのに」

前回の映像がふんだんのオープニングを見た後に、提供のテロップを見るとちょっと驚きます。結構一枚絵では違いますよね。

さて、初めて「神様:一橋ゆりえ」の家族構成が明らかに。お父さんは典型的なサラリーマン風で、お母さんはかなり若そう弟はちょっと生意気な盛りといったところでしょうか。お父さんが読んでいる「にちぼつ新聞」の表記がなんとなく戦前っぽかったり、こんなシーンでも情報量は満載です。

飼っている猫の「タマ」が3日も戻らないと、心配な「ゆりえ」。どうやら行方不明な原因は、猫を構い過ぎちゃったからのようです。
そんな時でも神様のお仕事はさぼれません。今日も「三枝祀」の仕切りで「ゆりえ様のお悩み相談室」を開講~。ところが相談されるのはお金のことばかり
奇妙に思った「祀」は、「四条光恵」に「八島様」を宿らせてご相談。
※もちろん、「ゆりえ」様のおチカラで。にしても「祀」は活き活きしていますね。マネージャ職が天職でしょうか。

「八島様」の持っていた「神様通信」によれば、なんと「貧乏注意報」発令中!「貧乏神」が近づいているとか。慌てて防災準備を始める「八島様」と「ゆりえ」。早速幸福を呼び込む「大吉おみくじ」作成に「四つ葉クローバー」集めを行います。
その間を縫って「神様の心得」も学習する「ゆりえ」。「どうやって叶えるお願いを選べばいいのですか」
亀の甲より年の功、先輩神様として良きアドバイスを行った「八島様」
「では、神様協会へ入りませんか。入るとお願い集配チームを派遣して貰えます。当面、彼らが選別したお願いを叶えていれば、ノウハウが身に付きますよ」
※こうしてみると才能はともかく、良い神様に見えますね「八島様」。神様が改心・・・というのはおかしいですが、心を入れ替えたのでしょうか。

「可愛くてたまんないから、タマ」の尋ね状とあわせて、幸福を呼ぶお札を町中に配布していく「ゆりえ」達。
しかしその夜、「ゆりえ」がお風呂場の窓から見ている間に、町中の明かりがひとつ、またひとつと消えてゆきました。
「嘘でしょ・・・あれだけ頑張ったのに」
そして、朝、町を貧乏が襲っていました。フェリーは欠航、お店はつぶれ、現金輸送車は車ごと海へと水没します。
このままでは町はお終いです。「貧乏神」の居場所を探すべく、「おめでたポイント」を検索する「八島様」と「ゆりえ」達。
見る見る間に「大吉」から「大凶」へと変わるおみくじが、貧乏神の強力さを示します。
恋愛運:破局、金銭運:一文無し、健康運:今夜が峠、全体運:世界の終わり・・・ヒェー( ̄□ ̄;)

町中を覆い尽くす「大凶」の嵐。そして、なんと「タマ」の肉体を乗っ取り、「来福神社」へ潜んでいた「貧乏神」
「タマを返して!そこから出て行って!あなたがいると・・・町は迷惑しているのだから」「ゆりえ」の声を聞き、出て行こうとする「貧乏神」。
しかし「貧乏神」を呼び止める声・・・それは「タマ」でした。
「貧乏神でも、私の命の恩人なんです」
自立を求めて、世界の荒波へと飛び込んだ「タマ」。当然溺れ「もうダメかも」と思った瞬間、貧乏神は「タマ」の身体に入り、助けてくれたと言います。
定住の地を求めている「貧乏神」を、「ゆりえ」の家に飼ってくれとお願いする「タマ」。貧乏を取るか、「タマ」を捕るか悩む「ゆりえ」。
そして、一人(一匹と一神?)出て行こうとする「タマ」の姿を見た「ゆりえ」は自分の本心に正直になることを選びました。
貧乏はいやだけど、タマが居ないのはもっとイヤ!・・・ちゃんと自分で面倒を見るんだよ、タマ」
「ゆりえ」が、その身で「タマ」を抱きしめたとき、またしても「ゆりえ」の髪は伸び、その身体は黄金へと輝きました。
「大凶」から「大大大吉吉」へと変わるおみくじ、自動で上がるお店のシャッター、海から飛び出る現金輸送車、地面から飛び出る当たりのアイス棒、溢れかえる賽銭箱・・・凄い!(^^)/

神のチカラで「貧乏神」のチカラを相殺してしまった「ゆりえ」。
貧乏注意報も連載終了し、しばしとはいえ安住の地を見つけた「貧乏神」、これぞめでたしめでたし、ですね。(^_^)。

| | コメント (0) | トラックバック (4)

かみちゅ_TV02

第2回「神様お願い」

神様になった「一橋ゆりえ」を紹介するためのお祭りを画策する「三枝祀」。
「ああっゆりえさまっ お披露目フェスティバル」ゆりえさまだョ!全員集合!! (笑

あまり乗り気ではない「ゆりえ」ですが、放課後、親友の「四条光恵」と「来福神社」へ訪れます。
縁側で麦茶を飲み、涼やかな風鈴の音と共に、扇風機の風で一休み。正しい夏の過ごし方をする3人

姉と違って霊感のある「祀」の妹「三枝みこ」が帰るのを待って、「祀」は「来福神社」専属の神様「八島様」に、「ゆりえ」を紹介する挨拶へと向かいます。
しかし、実は3ヶ月前から家出をしていた「八島様」。宮司であるお父さんに相談する「祀」と「みこ」でしたが、これ幸いにと宮司を引退してしまいます。
※家財道具まで差し押さえられているとは、そうとうピンチですね。血のつながりによる才能が伝わらなかったのか、お父さんはお婿さんなのか。

とりあえずは、「八島様」を見つけましょうと、「祀」は見習い神様の「ゆりえ」にありがたいお札を書いて貰います。このお札、身につければ目に見えぬ物が見え、話もできてしまうという代物。さっそくお札をつけて、手分けをして町中を捜索です。
※本当は身につけた人の姿形も変わるそうですが、「ゆりえ」の字が汚くてNG。「言葉」や「文字」には力が宿ると言いますからね。それにしても八百万(やおろず)の神が住まうという日本。色々な神様が棲んでいます。

マンボウのおじいちゃんに教えて貰った神様の休息所、関係者以外立ち入り禁止のその場所へ。そこは、異世界の温泉街といった趣の休息所で、「八島様」を探す「ゆりえ」。3ヶ月前から鳴り響く鐘の音を頼りになんとか「八島様」へと再会・・・というか、初顔合わせ?。
家出について、どんな理由かと聞いてみれば「自分の可能性を試してみたくなった」と、弁財天バンドがきっかけの逃避行。
中学生で新米の神様「ゆりえ」に、自分が抱えてきた思いを吐露した「八島様」は、少しは気持ちが晴れたのか、町へと帰ることを了承します。
※さえない神様ですが、「みこ」ちゃんに心配をかけないように、少しでも修行に励んで欲しいものです。乙女を泣かせるのは許せませんよ。(T_T)。

これで一件落着・・・ということで、本当に「ゆりえちゃん祭り」を執り行う「来福神社」
意外なほどに盛り上がったのは、「ゆりえ」の力かもしれません。「八島様」も「光恵」の身体を借りて、一曲披露できましたし、まずはめでたく。
※あとは「二宮健児」くんに名前を覚えて貰わないとね。(^_^;)。

オープニングとエンディングがつきましたね。もっとも、オープニングの映像は、前回の抜粋がほとんどだったでしょうか。毎回、前回の物語をオープニングで振り返るのか、はたまた現在制作中か。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

かみちゅ_TV01

第1回「青春のいじわる」

2005夏アニメの第1弾は「R.O.D」メンバが制作するアニメ「かみちゅ」です。
※ハッピー牛乳、ちらりと映る読子に、その要素が少し見えますね。

いきなり「神様」になってしまった女子中学生「一橋ゆりえ」が主役のようです。
※もっとも、自分が何の神様かもわからない状態ですが。

親友の「四条光恵」とのお弁当タイム、突如「ゆりえ」が、神様になったと言い始めます。相手にしない「光恵」でしたが、「ゆりえ」は本気。そこに実家が神社の「三枝祀」が絡んできます・・・というか、たきつけています。(^_^;)。

まずは何の神様かを調べないと・・・というわけで、学校の屋上で「恥ずかしい儀式」を始める「ゆりえ」。見守る「光恵」はあきれるだけです。儀式の途中、天上から一枚の紙が降ってきます「お前はもう死んでいる」。内容はともかく、その筆で書かれた書体をみた「ゆりえ」はピンと来て、屋上のさらにはしごを登った場所へ
そこには、書道部部長(といっても部員は一人)「二宮健児」の姿がありました。

危うくはしごから落ちそうになった「ゆりえ」の左手を掴んで助ける「二宮」。彼に感謝する「ゆりえ」でしたが、自分の名前・・・どころか、存在すら知られていないことにちょっと哀しくなってしまいます。
「ゆりえ」は「二宮」にラブラブですね。赤くなるほっぺが可愛いです。それから、「二宮」くんに握って貰った左手をハンカチで結んでおくのも愛らしい。(´ー`)。

「風の強い日に学校の屋上で告白すると、その恋は実る」という怪しげな「祀」の言葉を信じ、教えられた呪文「かみちゅ(=神様で中学生)」を唱える「ゆりえ」
当然のように何も起こらない・・・かと思いきや、遠く離れた海上で風が吹いた模様

放課後、「祀」の実家「来福神社」へやって来た「ゆりえ」「光恵」「祀」。巫女様の衣装を着て、太鼓を打ち鳴らし、シャクを降り、準備万端で奇跡を待ちます。
そして、びびびっと「ゆりえ」に震え(足のしびれと寒気でした)が来ます。期待する「祀」。次の瞬間、「ゆりえ」は派手なくしゃみ!そして、呼応するかのように突風が神社の境内に吹き荒れます。

思ったような奇跡は起きず、ショックのあまり寝ていた「ゆりえ」。
しかし、テレビの気象ニュースに慌てて飛び起きます「徳之島沖に発生した台風「ゆりえ」は・・・」。なんと、あの昼休みの「かみちゅ」が起こしたものでした。
台風の画像に「ゆりえ」の顔が。ニュースでも「画像に加工は一切無く」と解説していましたから、これは本物。凄い!

事態の解決を図って台風の目的地、学校へ集まる「ゆりえ」たち。その道すがら、「ゆりえ」は転がる空き缶、吹き飛ばされないように踏ん張る木の葉などに、顔や手足があるのを見ます。
まるで「千と千尋の神隠し」。あの時からこうなったのか、「ゆりえ」に見えるようになっただけで、前からこうだったのか・・・。

「来福神社」の全面協力により、しめ縄、お札による結界を作成する「ゆりえ」「光恵」「祀」。
「お願い・・・台風さん、消えて」「ゆりえ」のお願いでしたが、お昼のようにはいきません。逆に、屋上にテントで設置した書道部の部室を守るため、その場所へ来ていた「二宮」が風に飛ばされ、舞い上がっていきます。
「二宮くん・・・お願い・・・二宮くんを助けたい・・・か・み・ちゅ~」その必死な願いは、奇跡を呼び起こしました。髪の毛が伸び、風の妖怪につかまって上空へ舞う「ゆりえ」
「台風の目(=「ゆりえ」の怒った顔のアップ」の中で、対峙する二人。
「二宮くん・・・健児くん・・・」今度は「ゆりえ」が「二宮」の腕を掴みました。見つめ合う二人。その瞬間、怒っていた「台風の目」は笑い顔になります。
消えてゆく風の妖怪達、そして台風。二人はゆっくりと落ちながら、手をつなぎあっています。「風の強い日に・・・告白したら・・・」との言葉を思い出した「ゆりえ」は「好きです」と顔を真っ赤にしながらも告白するのでした。

残念ながら告白は失敗(というか、また「誰?」と言われちゃいました)したけれど、今日の出来事は夢ではなく全て真実。
世界初の女子中学生神様としてデビューし、近所のおばさんにも知られてしまった「ゆりえ」の生活はどうなっちゃうの?

初回の印象としては、30分もののOVAを見たような感じです。ここで完結したとしてもおかしくなさそうな流れ。勢いがないと見るべきか、それだけ1話ものとしての完成度が高かったのか。
答えを出すためにも「ゆりえ」の神様っぷりを見ていきたいと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (1)